U20日本代表に早大から長田と河瀬が追加招集!

ラグビー男子

 日本ラグビーフットボール協会は7日、現在「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ2018」を戦うU20日本代表の離脱選手、及び追加招集選手を発表した。古賀由教(スポ2=東福岡)、根塚洸雅(法大)が負傷によりチームから離脱。追加招集選手として、早大から河瀬諒介(スポ1=大阪・東海大仰星)、長田智希(スポ1=大阪・東海大仰星)の2名が招集された。

 早大から世界へ、また新たに2名の選手が旅立つ。まず、先日の早慶新人戦でもWTBとして出場した河瀬はトライこそ挙げられなかったものの、随所で才能の片鱗(へんりん)を見せた。持ち味である相手ディフェンスを切り裂くようなステップとストライドの大きなランで世界の強豪にも立ち向かってほしい。また、CTBとして新人早慶戦に出場した長田の強みはランとアングルチェンジ。さらに、ディフェンスでは低く鋭いタックルが魅力的だ。攻守にわたり高いレベルのプレーができる長田がU20日本代表でどれだけ活躍できるか、注目が集まる。

ライン際でオフロードパスをする河瀬

 U20日本代表はグループリーグ全3戦を終え、0勝3敗。これによりU20日本代表は9~12位決定トーナメントへと回ることとなった。古賀は無念の負傷離脱となったが、結果として早大からさらに2名の選手がU20日本代表へと派遣される。U20日本代表招集メンバーのうち、長田や河瀬と同学年の選手は28名中わずか3名。そのことから、長田や河瀬に対する評価の高さを推し量ることができるだろう。高い潜在能力を秘めた早大期待の新星がこの経験を糧にさらに大きく成長してほしい。

(記事 新開滉倫、写真 小田真史)

結果

第1戦

●U20日本代表0-67U20ニュージーランド代表

第2戦

●U20日本代表19-54U20オーストラリア代表

第3戦

●U20日本代表17-18U20ウェールズ代表