日本ラグビー協会は１７日、５月２８日から６月９日まで南米チリのテムコで開催されるＩＲＢジュニアワールドラグビートロフィー２０１３に向け、Ｕ２０日本代表２６名を発表した。早大からは、ＮＯ・８佐藤穣司（スポ２＝山梨・日川）とＷＴＢ荻野岳志（先理３＝神奈川・柏陽）の２選手が選出。両選手は、代表候補選手を集めたＴＩＤシニアキャンプ（全６回）に参加し、今大会に向けトレーニングを積んできた。佐藤穣は、強靭なフィジカルと豊富な運動量を生かした接点での働きを、一方の荻野は俊足を武器に、トライ量産を期待されている。Ｕ２０日本代表は、１９日から日本で直前合宿を行い、２１日に開催地のチリに向けて出発。過去３年連続決勝で涙をのんでいるだけに、是が非でも優勝して来季のＩＲＢジュニアワールドチャンピオンシップの出場権獲得を目指す。
荻野はトライゲッターとして日本を勝利に導く
（記事 坂田謙一、写真 戸澤美穂）
◆ＮＯ・８佐藤穣司（さとう・じょうじ）
１９９３年（平５）８月３日生まれ。１８４センチ、９７キロ。スポーツ科学部２年。山梨・日川高出身。高校、Ｕ１９、Ｕ２０日本代表。
◆ＷＴＢ荻野岳志（おぎの・たけし）
１９９３年（平５）１月５日生まれ。１７５センチ、７８キロ。先進理工学部物理学科３年。神奈川・柏陽高出身。Ｕ１９日本代表。