【連載・女子第2回】『Nonstop to the Top』名児耶優希×鳴澤眞寿美×堀切梓沙

女子ラクロス

 昨季に引き続き、関東学生リーグ戦(リーグ戦)ファイナル4進出を決めた女子ラクロス部。チームメイトから絶大な信頼の置かれているMF名児耶優希(スポ4=東京・大妻女)、チームの中心であり得点源となっているMF鳴澤眞寿美(社3=福島・富岡)、2年生にしてレギュラーとして出場を続けるDF堀切梓沙(スポ2=東京・成蹊)。各学年を代表する3人に今シーズンのチームについて、ファイナルへの意気込みをきいた

「練習通りのことが出来ている」

MFの中心的存在としてチームを引っ張る名児耶

――リーグ全体を振り返っていかがですか

鳴澤 昨シーズンは5連勝という形でリーグを終えたのですが、ことしは1番強いメイジを最後に4連勝という形で迎えて。チームとしても夏合宿から色々な苦しい時期もあった中で追い込んで4連勝までいけました。最後に負けてしまったのですが、負けたなかでも良い意味で課題が見つかりましたね。リーグ戦が始まる前よりも通用する部分があると多く感じたので、悔しい気持ちはあるのですが、ファイナルでリベンジする機会もチャンスも得られて良かったかなと思います。 

名児耶 ファイナル4が決まるかどうかの大事な試合で日体戦があったのですが、その試合がすごく印象に残っていて。いつも通りやればというか。結果としては接戦になってしまって、4年の私としてはすごく怖い試合でした。

堀切 きょねんは応援席から先輩方のプレーを見ていて、来年はあのフィールドに立ちたいと思っていました。8月の最初に一番最初にフィールドに立った時は嬉しかったのですが、最強に緊張しました。でも、自分には支えてくれる先輩がいっぱいいて、先輩に動かしてもらって支えてもらってばっかりでしたが、いままで試合やってきて少しずつ成長できたリーグ戦だったかなと思います。

――最初の明大戦が延期になりましたが、モチベーションに影響はありましたか

鳴澤 私はむしろ良かったかなと思っています。夏合宿から明大戦に向けて色々な想定した練習をしてきたのですが、正直言ってそこに向けての準備は完ぺきではなくて。最高の準備をすれば勝てる実力は今となってはついてきていますけれども、その時点では最高の準備をして臨めたかといえばそうではなかったので、明大戦まで時間が出来たのは自分の中ですごく良かったと思います。 

名児耶 特に(笑)。むしろ一番最後になったのでお互い4連勝でどちらが連勝で終われるかなという感じになっていたので全く影響はありませんでした。

堀切 延期になった日が初めてで、試合に出た時すごく緊張していたので、あとになった方がリラックスして臨めたのでそれは良かったなと思います。

――通用する部分とは

鳴澤 昨シーズンから練り上げてきた守備の部分ではすごく自信があって。ラクロスというスポーツはファウルの基準とかがよくわからないのもあります。試合によるというか。ファウルをしないような守備をすれば絶対に失点を最小限に抑えられるので私たちは背が低い中でもうまく、一人ひとりというよりか全体で守るという点ではリーグ一番かなと思います。 

――ご自身の調子はいかがですか

鳴澤 昨シーズンを打倒するという目標を掲げて今シーズン入って。実際3年生になってチームの中で果たす役割とかが変わってきた中では調子が良いとか悪いとかというよりも練習通りのことが出来ているというのはあります。なので、良い悪いというよりも練習通りのことが出来たというのがあります。それが一番ベストだなと思うのでこれからまた練習の質を上げていき本番で良いパフォーマンスが出来ればなと思っています。 

名児耶 2、3、4年と試合に出ていたのですが、自分を振り返って2年生の時よりか出来ているなと思います。調子としては、試合によっては何もしないで終わる試合もあるのですけど。

鳴澤 それはないです(笑)。

名児耶 コンスタントに練習通り出来ていると思います。

堀切 1試合1試合全力でやっているだけなので、調子とかは特にないです。

鳴澤 つまりみんな絶好調です(笑) 。

――チームの雰囲気は

鳴澤 私に限ってのことなのですが、練習中に色々と言ってしまって。言わなければいけないのですが、それがチームの雰囲気を悪くしているというのを感じています。それは本当にチームのみんなに申し訳ないなと思っているのですが、それが実際に試合の結果として表れていると思います。試合中の雰囲気もすごく良いし、意識は士気は高まっていると思います。

名児耶 私もマッスーと同じでよく怒鳴ってしまいます。きのうも同期に、「アホかー」と叫んでしまったのでそれは本当に申し訳ないなと思うのですが(笑)。練習中は厳しく言って、リーグ戦のときは盛り上げるようにしています。雰囲気は悪くはないと思うのですが、ただちょっとOGさんから試合前のピリピリ感がないよねと言われたのは4年の責任かなと思っています。

堀切 自分はミスするといちいちへこんでしまうのですが、その時に同じDFの先輩とかが励ましの声をかけてくれて、それで持ち直して頑張ろうと思うことが多くあって。チームの他の人に助けてもらっています。 

――先ほど名児耶さんが印象に残った試合について話されていましたが、お二人はありますか

鳴澤 全部印象に残っているのですが、やはり明大戦ですね。他の試合は勝ったこともあり、それもすごく良い印象だったのですが、その中にも課題は大量で。一番最後の明大戦は今までやってきたことのすべてを出し尽くす試合でした。私たちはファイナル4が決まっていた中でどれだけ通用するか試された試合でもありました。負けたのですが、守備の面で改善するところと攻撃で何が問題なのか、ラクロスは点を取るスポーツなのに何でこんなに勝てないのかを発見できたときに、はっとした試合だったので唯一負けた試合でしたが印象に残っています。

堀切 最後の明大戦が印象に残っています。クリアを運ぶことが自分のやるべきことだと思っていて。他の試合ではクリアにそこまで苦しむことがなくアタックセットまで持ち込むことが出来たのですが、明治戦はやはり気持ちの面でビビっていたところもありました。今までできたことが出来なかった試合だったので、いまはそれの何が悪かったかわかっているし、それが発見出来た試合であったのですごく得るものがありました。

――堀切さんは2年生で唯一スタメンで出続けられていますが

堀切 試合に出ないとわからない緊張感を試合に出してもらって経験できていることはすごく幸せだなと思います。至らない部分が多いのですが、先輩方に助けていただいて、そのおかげで頑張れているなと思います。

――いままでの試合で見つかった反省点はありますか

鳴澤 守備から攻撃に変わるところが大きくて。ボールを支配する時間が長ければラクロスは勝てると思うのですが、その時間帯にミスが起きてしまうのが課題です。 

名児耶 同じなのですが、クリアです。それはもう明大戦で露呈されたことですね。もう1つ言えば、守備から攻撃に変わる瞬間の切り替えの早さ。相手がライドをセットする前にこっちがボールを運んでしまえば良いのでそこも克服したいです。

堀切 明大戦の時にクリアが1番出来なかったと思うので、次からはクリアでもっとやってやろうと思います。

――それだけ皆さんにとってクリアは重要な点なのですね

鳴澤 特別このチームがファイナル4に進むチームの中で1番下手だと思います。

――お互いのプレーの印象は

鳴澤 ゆうきさんは本当にセンスフル。頭が良いというのはあるのですが、インテリジュエンスかつセンスフルです。すごく良いところに顔を出していますし、球さばきとかは暗黙の了解になっていると思っているので。

名児耶 なってるよ(笑)。

鳴澤 ありがとうございます(笑)。そういう部分では本当にセンスがすごいなという感じです。ボール感覚というかゲーム感覚のセンスがあって素晴らしい選手だなと。上から目線のように聞こえて申し訳ないのですが、本当にそう思います。きいは努力家。分からないところとかを一生懸命補おうとしていて。かつ、ずば抜けた身体能力をもっているので、そこを生かしてあげれば素晴らしいDFだなと思います。

名児耶 マッスーは確実にこのチームの中心となっている選手です。一番得点源の選手ですし、その中で私はマッスーをなるべく生かしてあげられればなと思っています。きいちゃんは、足がめちゃめちゃ速いです(笑)。なので、ボールをもって走る場面でフリーにしたら絶対に運べるなと思っていますし、ディフェンスの1on1も安心して見ていられます。

堀切 マッスーさんは気持ちのすごく出ている熱いプレーをしていて、見ていてマッスーさんならやってくれると思わせてくれるような人です。ゆうきさんは、危ないところに気づいたらちゃんと飛んできてくれていて。周りを見る力がすごくあるなと思っています。

「練習が終わるとコロッと優しくて」

副将としてもリーダーシップを発揮しているMF鳴澤

――逆にプレー以外の面での印象は

鳴澤 ゆうきさんはテキトー(笑)。それが良いなと思います。なんかもう自由人みたいな。自分が結構きちっとしていて、そういうところに憧れます。タイムスケジュール通りじゃないといや。みたいな(笑)。

名児耶 旅行行くときタイムスケジュール作っていたよね(笑)?

鳴澤 時間通りの行動をするのが好きなんですよ。何時にどこ、何時にどこみたいな感じで。だからそういうのが良いなと思います。きいはエンジョイ女子大生です。所沢キャンパスで(笑)。馬場に来れば良いのにと思っていますけど。田舎の女子大生です。

名児耶 マッスーはギャグのセンスが高いなと。チームの誰かに対するツッコミはすごく面白いです。うちの主将も負けないくらい面白いのですが(笑)。きいちゃんはかわいい後輩という感じです。あと真面目です。

堀切 マッスーさんもゆうきさんも練習中はすごく厳しいのですが、練習が終わるとコロッと優しくて。あとは…。言葉に表せないです(笑)。

鳴澤 つまり、私はバイターです。きいにとっては。そういう印象で思われています。

名児耶 あとバイト先でマッスーはすでに店長並の権限を持っているみたいです(笑)。

鳴澤 バイト先ではキャプテンと呼ばれています。困るんですけど(笑)。グラウンドと変わらないくらいガンガン言ってますからね。うざいと思われています(笑)。

――怖がれているかもしれませんね

鳴澤 みんな私に敬語です。年上の人も(笑)。

――お互いの良い面や直してほしい面はありますか

鳴澤 ゆうきさんは寝癖を直してほしい(笑)。それだけです。 良いところはもうすべてです。 やはり、オリジナリティーが素晴らしいなと思います。きいは、夏にもうちょっと日焼け止めを塗った方が良いのではないかと思います。女子力的に頑張ってほしいなというのはあるので(笑)。今もその黒さが残ってますけど。

名児耶 特にないですね(笑)。

堀切 ゆうきさんは、オンオフしっかりしているところ。練習中と練習外のオンオフしっかりしているところが好きです。

名児耶 告白(笑)?

堀切 マッスーさんは、私がへこんでたりする時にいち早く気づいて連絡してくれるところとか。そういうところが好きです(笑)。

――休日はどのように過ごされていますか

鳴澤 バイトです!休日はバイトか、普段バイトしているのでそこで溜まった課題をやる日かもしくは、友達と遊びます。

名児耶 疲れてなくて気が向いたら自主練に行き、そのあとは帰って昼寝をしてニコニコ動画を。もしくはゲームをして。

鳴澤 ニコニコ動画見てたんですか、いままで(笑)!

名児耶 一時期プレミアム会員になって(笑) 。

鳴澤 ガチじゃないですか(笑)!でも、みんな自主練はします。それ以外でです。

名児耶 いつも家でニコニコしています。

鳴澤 ちょっとそれ気持ち悪いかも(笑)。

堀切 とりあえず絶対に自主練をして。クロスを触らない日があるのが怖いので。前もってオフとわかっていれば、予定を立てて遊びに行くし。特になければ自主練に来ていた人とご飯行ったりとか。カラオケとかに行きます。

――試合前に決まってやっていることはありますか

鳴澤 エナジードリンクを飲む。チョコレートを食べる。きいからもらったブラウニーを食べる。音楽を聴く。この4つです。

名児耶 ヘアバンをきれいにセットする。自分のお気に入りのアーマーやらスパッツやらを絶対に使います。

堀切 試合前日の練習着は絶対オレンジのズボンと黄色のTシャツ。 あとは、ブラウニーを作ります。

鳴澤ありがとうございました、オッケーです(笑)。

――水谷主将はどんな方ですか

鳴澤 神です。プレーの面で引っ張ってくれるというのはもちろんなのですけど、私が荒れちゃっているときに、落ち着けてくれるのは主将のプレーだったり、精神面での支えなので色々な面で頼れる主将だと思います。

名児耶 すみろーはすごく止めてほしい時に絶対止めてくれる選手です。苦しくない場面でも止めてくれます。普通に、かなり、頼れる!

堀切 全然怖くなくて喋りやすくて。プレー中も、私が抜かれたりしても最後に余裕で止めてくれて救ってくれるし、練習外の時も、プライベートなことも話してくれてお姉ちゃんみたいです。

――各学年のカラーはありますか

鳴澤 3年生は全員の仲が良い。全員が言い合える仲にありますし、誰とどこで食事とか出かけるとかしても誰とでも過ごせる関係は築けているかなと思います。個が強い学年で、1つの目標に燃えるし。今回私たちはこれが終わったら就活ですが、就活も全員で制覇するというような目標も立てていて、情報共有とかも。就活もラクロスも全部含めてだったり、個で強いのも含め一致団結できます。

名児耶 そういうのはちょっとない(笑)。この学年は他の学年に比べると真面目ですね。私に限ったことではなく。

堀切 3年生だったらマッスーさんが学年を引っ張っているカリスマ的リーダーみたいなのがあるのですが、2年生はそういう人がいなくて誰が全員を引っ張るとかがないので、ラクロスでも派手なことが出来るタイプではなくて小粒なタイプなんですけど、みんなでお互いを支えながら頑張っています。

――昨年までのチームとことしのチームで違う点は

鳴澤 戦術的に色々頭を使っています。まだまだですけど、ことしは昨シーズンより得点を取れるようになってきたというのが強みかなと思います。

名児耶 得点力がちょっとは増えたかなと。まだまだですけど。ディフェンスについてはきょねんずっと1つのものを固めて終わったのですが、ことしは固めた土台プラス色々出来たのでそれはきょねんより良くなりました。

「歴史を塗り替えるチャンス」

自慢のスピードを生かしスタメン出場を続けるDF堀切

――ファイナル4まであと2週間ほどですが、練習の雰囲気はどうですか

鳴澤 やっていることは間違っていなくて、勝利から逆算してやっています。ただ基礎の部分でミスが多いので、そこで言い合うときもあって雰囲気的にはまずいかなと思うときもあるのですが、今はそういう時期だと思うのでそのように要求し合う良い雰囲気だと思います。

名児耶 きのうの合宿でもコーチがおっしゃっていたのですが、試合が終わった後にビデオで見て「こここうだったね」と言い合っても意味がないのでその場でみんなが言い合うのはすごくいいなと思っています。そういうことが増えてきたと思うので、そうやってみんなで意思統一していけています。

堀切 ゆうきさんも言っているように、お互いにこうした方が良いという声がよく飛んでいて。私は結構自分のやっていることに必死になりすぎて、わからなくなることが多いのですが、そういう声がいっぱいあるから、練習中にもっとこうした方が良いと教えてもらえて、それをその次の回で試せたりします。新しいことをしていけている感じがします。私はあんまり練習の雰囲気とかを作る側ではなくて、雰囲気に引っ張られている感はあるのですが、そういう雰囲気に引っ張られて1日1日成長出来ている感じはあるなと思います。

――ファイナル4の相手が立大ということで対策はいかがですか

鳴澤 まだしてないです。きのう決まったというのもあるので。経験者が多いので、基本基礎だったり、攻撃のバリエーションが多いですね。経験から知っている勝つ術を1番知っているのが慶大や立大。今まで高校生からやってきた土台の質のクオリティーが高いので正直何をしてくるかわからないので怖いというのはありますが、常にどの相手にもそうですが、油断禁物な相手ですね。これから対策はそういうのも含めてしようかなと。

名児耶 対策はまだですけど、こちらからガンガン攻めていきたいと思います。すべてに関して 。

――ファイナル4への心境は

鳴澤 昨シーズンは7年ぶりにファイナル4へいったということで、今(ワセダに)いる学生は初めてで。ことし2度目で2年生は初めてだと思うのですが、そういう意味で昨シーズンのリベンジを果たしたい。ここを超えればワセダラクロス史上最高成績となるわけだし、自分たちが目指すのはそのさらに上の上の学生選手権優勝かつ全日本優勝というところなので今からワクワクしています。

名児耶 きょねん、ことしとファイナル4に進みました。昨年は嬉しさばかりだったのですが、ことしは当たり前だと思ってほっとしています。ことしは昨年を超えてワセダ史上最高の歴史をたたき出していきたいと思います。

堀切 ファイナル4は観客もいっぱいいるし大きい舞台だと思うのですが、私はまだ2年生だし失うものもありません。がむしゃらにビビらず、自分の出来ることを全力でやろうと思います。

――ファイナル4へのキーマンをあげるとしたら

鳴澤 すみさんとゆうきさんです。というのは、すみさんはやはりゴールを守れるのは1人だけですべてを下から支えてくれています。他のチームからもキーマンとして指定されていると思うのですが。エースというとフィールド内だけをいうと思うのですが、本当にもう絶対的エースがすみさんだと思っています。ゆうきさんは全てのゲームをメイクする要という意味でキーマンだと思います。

名児耶 らいとマッスーは得点源になってくれるとういことでもちろんなんですけど、ほの(溝本ほのか、政経3=埼玉・早大本庄)ですかね。ワセダの弱点を克服するためにはほのプラス自分ということで。ほのと私で重要な存在にならなければいけないと思っています。

堀切 MFの3年の先輩たちがワセダのキーマンかなと思います。ディフェンス面でもオフェンス面でもクリアでもライドでも全部の場面ですごいので、チームの救世主だと私は思っています。

――名児耶さんにとっては最後のシーズン。残り試合数も数えるほどになってきましたが、思い入れはありますか

名児耶 正直あまり意識していないです。たぶん負けた瞬間に最後だったなと思うと思うんですが、今はとりあえず目の前の相手に勝つことしか考えていないので。最後だから頑張るとかはなくて、勝つだけです。 負けた瞬間に悲しくなると思います。

――ファイナル4への意気込みを教えてください

鳴澤 自分を超えるためにも、24年間のワセダの歴史を超えるためにも今が勝負の時だと思います。私は3年生だから来年があるという気持ちは全くないので必ず結果を出して、自分もラクロス部もすべてを変えたいと思います。

名児耶 絶対勝ちたいという気持ちはもちろんですけど、歴史を塗り替えるチャンスがまた与えられたので挑戦していきたいです。

堀切 大きい舞台で試合を出来ることはすごく幸せなことです。他のチームからは穴だと思われるかもしれないんですけど、そういう風に思われないように、2年生ですが自分がやってやるという気持ちで頑張りたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 久保田有紀、盛岡信太郎)

それぞれの個性があふれた色紙を披露してくださいました!

◆名児耶優希(なごや・ゆうき)(※写真左)

1991(平3)年12月10日生まれ。156センチ。A型。東京・大妻女子高出身。スポーツ科学部4年。MF。ラクロスではゲームメーカーとしてチームを担う名児耶選手。一方、私生活はとにかくマイペース。「小6から変わらない」という座右の銘にも表れているように、自由奔放な方のようです(笑)。

◆鳴澤眞寿美(なるさわ・ますみ)(※写真右)

1992年(平4)3月7日生まれ。157センチ。B型。福島・富岡高出身。社会科学部3年。MF。「カリスマ的リーダー」(堀切)と、みんなを引っ張る鳴澤選手。バイト先のたい焼き屋さんでもその力を存分に発揮しているそう。たい焼きを売る鳴澤選手も必見です!

◆堀切梓沙(ほりきり・あずさ)(※写真中央)

1993(平5)年8月17日生まれ。155センチ。O型。東京・成蹊高出身。スポーツ科学部2年。DF。2年生にしてこれからに大きな期待がかかる堀切選手。試合前日には、お赤飯とシューマイを欠かさずに食べるそう。「祝う」と「美味い」でシューマイ。このゲン担ぎは初めて聞きました(笑)!