接戦制し、昨年の悔しさを晴らす！

コメント

石渡祐介ヘッドコーチ（平１８商卒）

――きょうは昨年リーグ戦で敗れた明大との一戦でしたが、どのような試合にしていこうとお考えでしたか

少しスローペースになるかなとは思っていたので、ミスなくしっかり１点１点取っていこうという話はしていました。

――最後に競り勝っての勝利となりましたが、実際に試合を終えてみてどのような感想を抱かれていますか

後半の試合の組み立て方がうまくいかずに向こう（明大）に主導権を握られてしまったので、そこが課題ですね。

――オフェンス、ディフェンスどちらかの課題というよりはチーム全体の課題が見つかったということですね

そうですね、チーム全体の課題です。

――第３Ｑで追い付かれてしまった時間帯は具体的にどのあたりが良くなかったのでしょうか

ミスがあったり、グラウンドボールが取れなかったり。そういうことによりディフェンス時間が長くなると失点する確率も高くなるので、そういったところをもう少し減らす工夫ができたかなと思いました。そこで流れを取り戻せなかったのが痛かったですね。

――きょうのオフェンス陣、得点力についてはいかがですか

オフェンス時間が短かったので丁寧にやろうという話はしてしまったのでこの得点差でしたけど、普通に攻めていればもうちょっと点は取れたのかなと思います。オフェンス自体は悪くはなかったと思います。

――前節の日体大戦に引き続いて明大にも競り勝ちましたが、チームの状態はいかがですか

勝ってはいるので良いとは思います。今までは練習試合とかでも競り負けていたので、リーグ戦に入って粘り強さは出てきたかなと思います。

――日体大・明大と特に警戒していた学校との対戦は終わりましたが、リーグ戦の残りの試合はどのような戦い方をしていきたいですか

まだまだ油断はできないので。まだ３試合リーグ戦は残っているので、そこから自分たちが成長できるように、そしてファイナル４で最大能力を発揮できるように調整していきたいです。

――最後に、次戦・神奈川大戦に向けて一言いただけますか

しっかりと勝って、次につなげていきたいと思います。

ＤＦ矢野博主将（商４＝神奈川・逗子開成）

――昨年リーグ戦で敗れた明大との対戦となりましたが、きょうはどのような意気込みで試合に臨まれましたか

きょねん負けている相手ですし、ファイナル４進出が懸かった大事な試合でもあったので、とにかく結果にこだわって勝ちに行こうという話はしていました。

――最初にリードを奪いましたが途中で追い付かれるというハラハラした展開になりましたが、きょうの試合を終えての感想を聞かせてください

きょねんやられたのと同じような形で裏に２枚つくってきて、こっちとしても苦戦したというか、なかなかボールを奪えない時間が続いて。その中でもオフェンスが点を取ってくれて一時は４－１までリードを広げることができました。でもディフェンスの集中力が切れてきた第３Ｑの時間帯に一気に点を取られて危ない展開になりました。そこは今後改善していかなければいけないところかなと思います。

――相手にうまくやられたというよりかは自分たちの方に原因があったということでしょうか

そうですね、きょうは自分たちで崩してしまうシーンが多かったですね。ゾーンをうまくつくれていなかったり、スライドもなかなかつくれていなくて自分たちから崩れてしまったところが多かったです。

――きょうもフェイスオファーをやられていましたが、きょうのフェイスオフについては

結構前を取ってくる相手で、うまくやられたなというところが大きいですね。自分としてはグラボ（グラウンドボール）にして、そこで取り切るというスタイルなんですけど、相手にあそこまで取られちゃうと厳しかったかなと思うので、試合の中で今後しっかり対応できるように練習していかなきゃいけないなと思います。

――同点に追い付かれた後にＭＦ鈴木潤一選手（教３＝東京・城北）が決勝点を決められた時は後ろから見ていてどのようなお気持ちでしたか

日体大戦もそうだったんですけど、接戦の時はオフェンスを信じてしっかり守っていれば絶対に点を取ってくれると思っているので、前回は２年の後藤（ＭＦ、功輝、政経２＝東京・早実）で今回は３年の鈴木が決めてくれたということで頼もしいなと思っています。

――きょうの試合を通して感じたチームの課題は見つかりましたか

最初から最後まで自分たちのペースでやり切れないところですかね。良い形で４－１まで持って行けたんですけど、その後立て続けに３失点するということもありましたし、ゲームの中でどうやって相手に流れを渡さずに自分たちのラクロスができるかというところは今後も詰めていかなければいけない課題だと思います。今回に関して言えばゾーンが誤算だったかなという感じなので、そのあたりのゲームメイクの部分も詰めていきたいと思います。

――日体大、明大と特に警戒していたチームとは対戦し終わりましたが、リーグ戦の残りの試合はどのような戦い方をしていきたいですか

日体大と明大が強いということで、そこに合わせて練習をしてきたのでその２校に勝てたのは良かったんですけど、その他のチームも決して油断ができる相手ではないと思っています。今ＭＦはオフェンスのセットとディフェンスのセットで分けたりしているんですけど、今後のことも考えてディフェンスのセットの人にもオフェンスをさせたりといろいろ試しながらやっていきたいと思います。

――最後に次戦に向けての意気込みを聞かせてください

まだまだ油断できない試合が続きますし、リーグ戦は結果が全てなのでしっかり勝ち切りたいと思います。

ＭＦ鈴木潤一（教３＝東京・城北）

――今日の対戦相手は昨年の関東学生リーグで唯一敗れた相手である明大でしたが、試合を終えてみての感想をお願いします

１点差ですごく厳しい展開だったんですけど、１度同点に追いつかれても結局自力で勝てたのが良かったと思います。去年敗れた相手で、気合は十分入っていました。始めは大量得点取れたんですけど、そのあと追いつかれる展開でディフェンスがちょっと厳しいと思っていたのですが、すごく粘ってくれて助かりました。

――今日の試合、ご自身で３得点決められて、１得点目が先制点となりましたが、決めた時のお気持ちを教えてください

前回の試合では日体大に１点目を取られて、２点目も取られて０－２からのスタートだったので、１点目がどうしてもほしくて、流れをこっちにもってくるにも必要だったので、すごくうれしかったです。流れをもってこれたなというのは感覚としてありました。

――第３Ｑ（クオーター）で４－４に追いつかれて、なかなか流れに乗り切れない中でどのようなプレーを心がけていましたか

ミスがすごく目立っていて、第２Ｑから第３Ｑにかけてミスが起きて、結構苦しい展開でした。ディフェンス時間も長かったんですけど、「ミスなく」っていう感覚でプレーしたのがよくなかったのかなと今振り返ると思います。＜/p>

――５点目（決勝点）を決められたときのお気持ち教えてください

最高ですね（笑）。負けるわけにはいかなかったので、思いっきり振って狙ったところにいってよかったです。うれしかったです。

――今回の明大戦、前回の日体大戦でも得点を決められていますが、ご自身のコンディションはいかがですか

コンディションはどんどん上がってきていて、自分の中でもスピードが上がってきていると思うので、もっとここからリーグ戦を通して大量得点を狙っていきたいと思います。

――最後に次戦の神奈川大戦に向けての意気込みをお願いします

次戦でも３点ないし４点決めて勝利に貢献できればいいなと思っています。応援よろしくお願いします。