50年以上の長い歴史を持つ、伝統の早慶定期戦。これまで3年間慶大の前に連敗を喫してきたワセダは、並々ならぬ思いで試合に挑んだ。早慶13名ずつの団体戦で勝負を決める今大会。序盤は慶大の積極的な攻撃に対応できず、大幅なリードを許してしまう。しかし、後がなくなった状況で五将・薬師寺拓哉(商3=東福岡)が流れを断ち切る鮮やかな勝利。続く前田彩花(社4=福岡・久留米商)、平野和男(社3=東京・早実)、谷崎遼介(政経4=東福岡)も粘り強く白星をもぎ取る。同点で迎えた大将戦、丸山政宏主将(社4=東京・世田谷学園)が逆転勝利し、見事4年ぶりの優勝を決めた。
連敗が続く中、薬師寺の勝利で流れを変えた
薬師寺の気迫の戦いが、逆襲の糸口となった。先鋒戦では末廣哲彦(スポ1=東京・世田谷学園)が勝利し、幸先良いスタートを切ったように見えたワセダ。しかしその後は慶大のペースに飲み込まれてしまう。8試合を終えて2勝6敗、優勝のためには1試合も落とせない状況で迎えた五将戦。「ここでちょっと流れを変えなければいけない」(薬師寺)。試合開始直後から果敢に攻め続け、着実に点を重ねていく。鋭い中段突きで相手を圧倒し、6―1で完全勝利。付け入る隙を与えなかった。この戦いぶりに後続も奮闘。3連勝でしぶとく慶大に食らい付き、勝負を振り出しに戻した。
大将戦を制した丸山主将
4年越しの夢の結末は、主将の手に委ねられた。しかし、気合い十分で試合に臨む丸山をまさかのアクシデントが襲う。中段突きで先制するもミスから転倒。倒し技を決められ、3点を奪われてしまう。大技に観衆が沸き慶大に流れが傾く中でも、本人は至って冷静だった。「焦っても仕方ないことも知っていましたし、時間もいっぱいあったのでやるだけかなと思いました」(丸山)。その後は持ち直し、連続で突きを繰り出し猛攻を見せる。最後は上段突きを決め、6―3で白星を飾った。この瞬間、ワセダの優勝が決定。一時は絶体絶命のピンチに追い込まれたが、怒涛の巻き返しで悲願を達成した。
勝利した7試合のうち、実に4試合が逆転での勝利となったワセダ。どの試合でも、諦めずに攻め続ける姿勢が印象的だった。まさに気持ちでたぐり寄せた優勝と言えるだろう。1週間後には大阪での全日本選手権(全日本)が控えており、丸山も「一つでも上を目指せれば」と語る。4年生にとっては学生生活最後の大会となる全日本。「先輩と一緒に試合に出るのは最後になるので、ああしとけば良かったなとか後悔の残る試合は絶対にしたくない」(薬師寺)。最高のフィナーレに向けて――。それぞれの強い思いを胸に、大舞台に挑む。
(記事 芦沢仁美、写真 土屋佳織、目良夕貴)
☆全日本に向けてソーチンを披露
形の分解で、相手を倒す小林
早慶定期戦では、柴崎暢子(社4=東京・八雲学園)、上杉ユミ(スポ3=東京・八雲学園)、小林暖乃(人2=神奈川・山手学院)の三選手による形演武が行われた。来週大阪で行われる全日本の決勝の舞台で打つ予定のソーチンという形をいち早く披露。中でも「全部自分たちで作り上げた」(柴崎)という、形の分解は観客を引き付けた。指導者が居ないため選手がわざわざ柔道部へ練習に行ったという。空手の魅力がぎっしり詰まった、三人の息ぴったりの気迫の演武であった。来週の全日本で4年生の柴崎は引退となる。「最後はやっぱり後悔したくない」という柴崎の強い思いのもと、この形メンバーが打つソーチンでの優勝に期待したい。
(記事 河野美樹、写真 目良夕貴)
☆若林、前田、丸山が優秀選手賞に
優秀選手賞に選ばれた若林
接戦を制し、4年ぶりの勝利をつかんだワセダ。中でもひときわ活躍を見せた若林慶一郎(政経1=大分上野丘)、前田、丸山が優秀選手賞を受賞した。五鋒・若林は、3点の先制を許すも果敢に攻め続け5―4で逆転。チームに価値ある一勝をもたらした。四将・前田も、絶対に負けられない状況の中で0―3と苦しい展開に。しかし、そこから冷静に突き技を重ねて6―5で勝利。「最後の最後でひと花咲かせることができた」(前田)と喜びをかみしめた。
(記事 加藤万理子、写真 土屋佳織)
結果
○早大 7勝6敗 慶大
先鋒 ○末廣6−2峰岸
次鋒 ●早津2−6南光
三鋒 ●永田2−6山内
四鋒 ●大木1−5清和田
五鋒 ○若林5−4中村
六鋒 ●海津1−6池田
中堅 ●佐竹0−6田山
六将 ●松浦0−6宍戸
五将 ○薬師寺6−1見上
四将 ○前田6−5屋敷
三将 ○平野6−3羽鳥
副将 ○谷崎6−5中嶋
大将 ○丸山6−3田中
コメント
丸山政宏(社4=東京・世田谷学園)
――4年ぶりの早慶戦優勝ですが、いまのお気持ち聞かせてください
僕が入って3連敗してたんで初めてなんですよ、ことし勝ったのが。もう4年連続で負けるかなってひやひやしてたんですけど、相当嬉しいですね、3年ぶりは。やっぱり公式戦じゃないんでこう入る気持ちとかっていうのは少なかったんですけど、ケイオーもワセダに負けられないっていう戦いで向かってきてくれたのでそれに応えられたので良い試合ができて本当に良かったなと思っています。
――最初に倒しで3点奪われてしまった時はいかがでしたか
自分の技を狙って盛り上げたいみたいなのがあったんで、ちょっと恥ずかしいかなみたいな。まあ自分のミスで倒れちゃったんで、でも絶対勝てると思っていたので。(その後は)やっぱり取ったり取られたりというのをずっと経験してきているので焦っても仕方ないことも知っていましたし、時間もいっぱいあったんでやるだけかなと思いました。
――丸山選手の一勝でワセダの優勝が決まるという場面でしたが
相当緊張しましたね、やっぱり。4年ぶりっていうのもありますし、4人連続勝ってきてくれて最後キャプテンが負けるっていうは恥ずかしいですし相当緊張しました。でもまあ、自信はあるっていうか、勝てるなっていうのは思ってたので体が動いてくれたじゃないですけど、実力を出せて良かったです。
――優秀選手賞も受賞されましたね
そうですね。僕が貰っていいのかなっていう感じなんですけど素直にうれしいです、やっぱり。
――最後に来週のインカレに向けてお願いします
やっぱりインカレを目標にやってきたので、もうどこまで行けるかっていうのは正直分からないんですけど、他の強豪大学もいますし、どこまで食らいついていけるかなっていう楽しみな部分とやっぱり勝負事なので勝たなきゃいけないっていうプレッシャーとそういうものがありながら、一つでも上を目指せれば良いかなと思っています。
谷崎遼介(政経4=東福岡)
――いまのお気持ちを教えてください
まあ非常に、なんと言いますか、高揚感と言いますか。振り返れば私が入学してから早慶戦では一度も勝てていなくて、負けてばかりで。ようやく一矢報いたかなといううれしさでいっぱいです。
――最後の早慶戦となりましたが、どのような気持ちで臨みましたか
先ほども言いましたが負け越している、っていうのもありますし、4年という責任ある立場として絶対に負けられないという思いもあって。でも力が入り過ぎて負けてしまっても本末転倒なので、いつもの試合のように楽しんでやろう、リラックスしてやろうと一番に考えていましたね。
――優勝のためには一勝も落とせない状況で谷崎さんの試合となりましたが、プレッシャーは感じましたか
プレッシャーは半端じゃなかったですね(笑)。勝ちたいっていう思いももちろんそうですし、薬師寺(拓哉、商3=東福岡)、前田(彩花、社4=福岡・久留米商)、平野(和男、社3=東京・早実)がぽんぽんぽんと勝って、ギリギリな状況でバトンを渡されて。まじか!って思ったんですけど(笑)。コートに入ったらそこからはやるしかないって、僕にはどうすることもできないので、ベストを尽くしてやるのみ、と試合に集中しました。
――試合ではリードを許す展開ながら、前蹴りを決めてからの怒涛の反撃が印象的でしたが、どんなことを考えていましたか
突きを自分が考えてたよりも多くもらってたので…不思議と焦る気持ちは無くて。逆に、多分相手はこう来るかなあという、前蹴りもそうですけど、次はこうすればいいんじゃないかって分かって、不思議と冷静な気持ちで試合に取り組めました。そこがもしかしたら一番の勝因だったのかなと思います。
――来週の全日本に向けて、意気込みをお願いします
全日本というのが一番の、本当に集大成ですからね。そこでまあ一戦でも上に勝っていくというのが気持ちとしては強いんですけれども。それだけじゃなくて、やっぱり最後ですし楽しんでやっていきたいなと。そうすれば結果がついてくるんじゃないかと思うので。ちょうどもう1週間後には結果出てますので、その時に悔やんで終わるんじゃなくて、吹っ切れた…やってやったみたいな気持ちで終われるように、残りの1週間取り組んでいきたいなと思います。
前田彩花(社4=福岡・久留米商)
――4年ぶりの勝利おめでとうございます!
ありがとうございます!
――いまの心境をお聞かせください
ことしは負けられないなと思っていました。1年生の時から負けていて、自分たちの代では本当に勝ちたいなと思っていたので、勝てて良かったです。先輩方も応援してくださることは分かっていたので、ここで勝つことで恩返しがしたいなという気持ちがすごくありました。絶対に勝とうと思いました。
――薬師寺選手が良い流れで前田選手に持ってきたと思いますがいかがでしたか
思いました。その前が負け負けで来ていて、薬師寺は安心できる存在なので勝つだろうなと思っていたんですけど、案の定良い流れで持ってきてくれたのでありがたかったです。
――最初3本取られた時の心情は
全く考えていなかったです。ああ、たったの3本かと思って。自分の方が入っているなと思いました。入っていなかったんですけど(笑)。
――その後6-5で勝ちました
普段は3本取られたらすごい焦ってしまうのですが、きょうはすごい余裕だったので、点数をパッと見た時に3-0ってなっていても焦りが無かったです。冷静に、何をしたらいいかなと考えてできました。
――優秀選手賞を受賞しました
初めてもらいました。大学入ってから空手で良い成績を残せていなかったことを分かっていたし悔しかったので、最後の最後でひと花咲かせることができたなと思いました。早慶戦だったんですけど。
――きょう一番良い試合だったと思うのですが、いかがでしたか
そうなんです。すごい盛り上がっていましたし、勝たなきゃってすごい思いました。ケイオーの応援も自分の応援と勘違いしちゃってすごいなーと思って(笑)。
――最後に次戦に向けてお願いします
全日本が1週間後に控えていて、相手が地元の福岡大学なんです。そことやれるっていうのがすごい嬉しくて、あと4年間空手をやってきて自分の母親が初めて応援に来るんですよ。だから格好悪い試合はできないなと思っているので、もう勝ちに最後までこだわっていきたいと思います。
柴崎暢子(社4=八雲学園)
――きょうの演武いかがでしたか
来週全日本なのでその練習じゃないですけど、本当にみんなが見ている中で緊張感がある中で演武して、まあやっぱり練習とやっているのと全然違うんで本番さながらの気持ちでできました。出来映えはまあ微妙なんですけど…。
――ソーチンという形は全日本の決勝で打つ形と伺ったのですが、来週もう一度打ちたいという思いはありますか
そうですね、やっぱりもう最後なんで本当に。1年生の時からずっと優勝したくて、そのソーチンという形で高校の時に1回優勝してるんで。だから1人変わったんですけど同じメンバーで、もう一回同じ形で最後、決勝で優勝したいなと思っています。
――分解を柔道部へ練習に行かれたと伺いましたが
そうですね、やっぱりその指導者がいないので分解を考えて下さる方も付きっきりで形を見て下さる方もいなくて、その受け身の練習からもう全然できないので、特に形メンバーって組み手の選手と違って投げとか受け身をしたことがないから運動音痴の子が多いのでまず柔道部に行ってもう本当に基礎から習いました。柔道部の友達の助けもあり、すごい長い時間教わったんですけど、いろんな受け身を習って今度自分たちで組み立ててできるようになって。分解に関しては全部自分たちで考えたので実際本当に大変でまだまだできないものもあったんですけど、まあでもよくここまで自分たちでできたのかなっていう思いもあります。
――最後に、来週の全日本に向けてお願いします
やっぱりもう最後っていうのもあるし、あと本当にこの4年間形の据えがすごい少なくて大きい舞台で戦うこともすごく少なくて、だから一つ一つの思い入れが多分誰よりも強いので。特にその指導者も居ないから自分たちで作って練習していろんなことを乗り越えてきて。自分たちだけの力ではないんですけど強い気持ちでやっとここまでやってきてできてきたいまの形をいまの形メンバーで、最後はやっぱり後悔したくないので4年間ずっと目標にしてきた優勝に向けて思いっきり後悔しないように頑張りたいと思います。
薬師寺拓哉(商3=東福岡)
――優勝おめでとうございます。いまのお気持ちを聞かせてください
とりあえず、ことし初めてこうやってインタビューをしてもらえて安心しています(笑)。優勝した気持ち、そうですね。負けられないなとずっと思っていたので、本当に勝てて良かったなと思います。でもいまはもう全日本に頭を切り替えているので、早慶戦は早慶戦で勝って良かったなという感じですね。
――2勝6敗ともう負けられない状況で薬師寺選手に回ってきました。どのような気持ちで試合に臨みましたか
ずっと前が負けていたので、ここでちょっと流れを変えなければいけないなという気持ちでしたね。みんなが盛り上がるような元気のある試合をしなきゃいけないなと思って、そういう気持ちで臨みました。
――中段突きをよく決めている印象でしたが、戦略は
気持ちの面ではいま言ったみたいに盛り上げようと思ってやっていたんですけど、戦略的には相手の身長が少し低くて前に出てくるタイプだったので、上段ばっかり行って当て過ぎで反則になったら意味ないなと思ったので中段で主に行こうかな、と。でもあんまり頭では考えていなかったですね(笑)。
――試合中、回って避けるなどの場面もあり非常に盛り上がりました
それはもう盛り上げたいという一心でやりました。それでみんながすごいな、面白いなと思ってくれたなら僕の目的は達成されていますね。わくわくする組手がしたかったので。
――来年は主将として挑まれますが
早慶戦というのは両校にとって本当に特別なものであるというのは重々分かっているんですけど、私事なんですけど、相手の慶大の主将も小学生の頃からずっと全国大会で戦ってきた相手なので、そういう意味でただでさえ特別な早慶戦でそういう個人戦な旧友と戦えるというのはすごく楽しみではありますね。
――来週の全日本に向けて意気込みをお願いします
本当にもう丸山先輩や谷崎先輩、前田先輩、柴崎先輩と一緒に試合に出るのは最後になるので、ああしとけば良かったなとか後悔の残る試合は絶対にしたくないですね。結果は良くも悪くもついてくると思うんですけど、気持ちの面ですっきりと終われるように、あと1週間しかないですけどしっかりと調整していきます。
平野和男(社3=東京・早実)
――優勝おめでとうございます。いまのお気持ちを聞かせてください
4年ぶりなのでうれしいですね。勝ったのでうれしいです。
――1戦も負けられない状況で回ってきました
自分結構緊張しいなので、なるべく意識しないようにっていう風には先輩に言われたんですけど、前の奴らがやってくれたなという感じでした(笑)。まあ結局勝てたので、そういうのはもう気にしないですけど。
――最近のご自身の調子の良さは感じますか
特に無いですね。関東の時も選考会で負けてしまったりしたので。体重別は普通より少しいいぐらいでしたね。
――きょうはいかがでしたか
きょうは緊張していたので若干浮いていたんですけど、意外と突きが見えたので良かったです。
――上段突きを多く決めていました
いま自分足を怪我していて中段が打てなかったので、とりあえず刻みで取らなきゃなというので相手が来るところに合わせて取ったと言う感じです。それしかできなかったです。
――来年は最上級生となりますが
来年もスポーツ推薦が入って、下からの突き上げがあるのでそこに負けずにみんなで高め合って、早慶戦はもちろんなんですけど、全日本でも高いところに食い込めるようないいチーム作りをしたいです。
――最後に来週の全日本に向けて
とりあえず1回戦が愛知学院大で2回戦が東海大なので、なかなか動ける相手なので1戦1戦集中してやるだけですね。
末廣哲彦(スポ1=東京・世田谷学園)
――勝利した今のお気持ちは
独特な雰囲気だったので楽しかったなというのが一番です。あとは4年生に恩返しができて良かった、そういう気持ちですね。
――初めての早慶戦はいかがでしたか
最初は雰囲気に飲まれそうになって、すごくやりづらいなと思ったんですけど、やっぱ負けてらんないなあと。慶大が結構ガツガツ来たんで、それに負けじと、という気持ちでやりました。
――部としては4年ぶりの勝利でした
ずっと僅差(きんさ)で負けてるって聞いてたんで、自分は先鋒を任されたので、絶対に勝って流れ持ってこようって。それで結果、後半に先輩方が勝ってくれて、すごく楽しかったです。勝てて良かったです。
――先鋒としてどういう気持ちで組手に臨まれましたか
1点目は確実に取ろうっていうのは決めてました。その後は自分でしっかり流れを作って、って考えたんですけど、結構相手のペースになっちゃったところもあったので、そこはまだまだ甘いかなあと。反省点ですね。
――6ー2というスコアについてはどのようにお考えですか
6-0で勝ちたかったっていうのが正直な気持ちですね。2点の取られ方が駄目だったんで、そこは余計だったなって。
――1勝差という接戦で、大事な1勝を挙げました
自分は最初なので勝っても負けても、って自分の中でとりあえず楽しむことを第一にやってたので。でも最後に5連勝したのは先輩方の気持ちが強かったなって思います。
――不調が続いていた中で今回勝利を収めました
秋が始まって自分自身すごく調子悪くて、怪我とかもあって悩まされたんですけど、怪我したことで逆に気持ちで吹っ切れた部分があって。全日本前最後の試合なので、勢いつけられてよかったなって。
――怪我の具合はいかがですか
最近はだいぶ動けるようになりましたね。でもまだまだ怖いなって。怪我してから躊躇(ちゅうちょ)しちゃう部分が増えちゃったんで、そこでどれだけ試合中に無意識に足を気にせずにできるか。怪我してるからってそれを言い訳にしたくないんで、そこは自分でしっかりと調整してやっていきたいと思います。
――全日本大学選手権に向けて意気込みをお願いします
4年生と出られる最後の大会なので、確実に1つ1つ勝って、ベスト8、ベスト4ってどんどん上を狙っていけたらいいなって思います。