「本当に最高のチーム」(鳥越副将)/4年生優勝コメント集

準硬式野球

新井健太主将(商4=東京・早大学院)

――優勝した瞬間を振り返って、率直な気持ちを教えてください

 すごくうれしかったです。この大会に出ると決まってからずっと目指してきたところだったので、本当にうれしかったです。

――今大会を振り返っていかがですか

 これまで出てこなかった選手が緊急出場みたいな感じで出ることが多かったのですが、そういった選手が本当によく結果を出してくれて。自分自身も特別活躍できたわけではないですが、みんな助け合って戦えたかなと思います。

――今大会ではビハインドから逆転勝ちした試合が多かったですが、チームとしての意識付けはされていましたか

 ビハインドの展開もあったのですが、しっかり粘って粘って、最後に逆転していればいいんだというので、最後まで諦めずに戦おうという意識付けはしていました。

――最後にリーグ戦への意気込みをお願いします

 今回清瀬杯をこういうかたちで優勝できたので、またこの粘り強さを発揮して、リーグ戦も必ず優勝したいと思います。

鷲田拓未副将(スポ4=神奈川・日大高)

――優勝した瞬間を振り返って、率直な気持ちを教えてください

 ホッとしたのが一番でしたかね。これまでやってきて、清瀬杯に来ても戦い自体は非常に厳しかったですが、初戦の東北学院大、京都先端科学大、名城大と、試合をやるごとに雰囲気と、実際にチームとしても力が上がってきている感じはあったので、僕らもしっかりやるべきことをやれれば優勝できるとは思っていましたが、いざ優勝すると…(笑)。ホッとしたのが一番かなと思っています。

――自身の活躍を振り返っていかがですか

 バントを決められなかったりというところがあって、個人的にはチームの足を引っ張ってしまったところがあると思うのですが、うまくチームにカバーしてもらって。そういうところが早稲田の強みだと思います。本当に今日はチームメートに助けられたなという気持ちです。

――副将という立場から見て、優勝の要因は何だと感じていますか

 個々人が、非常にモチベーション高く野球の技術向上に取り組んでくれたということもあるのですが、秋(リーグ)から入っている25人やチームの30人ほどだけではなく、やはり83名で動いていくというところです。僕の中ではそうでないとベンチ外の人も応援はしてくれないし、一体感も生まれなかったと思います。チームの一体感は意識してやってきたところではあるので、リーグ戦から、清瀬杯も一回戦からずっと応援してくれて、制限のある中ではありましたがああやって拍手なり応援を送っていただいて。そういうBチームの人にも応援したいと思われる僕らであったということ、応援したいと思ってもらえるような雰囲気をつくることができたのが大きかったと思います。

――東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)への意気込みと目標をお願いします

 春もあと一歩でやられて、またですし、逆に僕らは慶応や立教を倒してきて、彼らは僕らがこうやって試合をしている時にも早稲田を倒そうと練習してきていると思うので、清瀬杯の勢いそのままに、あと丸2カ月くらい、4年生中心に突っ走っていけたらなと思います。

鳥越康介副将(文構4=東京・早実)

――優勝して率直な気持ちをお願いします

 今までやってきたことが報われた気分で本当に嬉しいです。

――今日の試合も前半は特に厳しい展開でしたが、全体を振り返っていかがですか

 今回の清瀬杯では2回戦以外が全部逆転勝ちで、先制されてもそんなにチームがバタつくことがなかったので自分たちのペースで試合が進められたかなと思います。

――反撃は鳥越選手の四球から始まりましたが、2死の時点でどういった気持ちで打席に臨みましたか

 この大会はずっと3番を打たせてもらっていて、4番の川原にどうやってランナーを溜めて回すというのがこのチームで大切になってくると思っていたので、どういう形でもいいので塁に出ようということを心掛けて打席に立っていました。

――今大会全体を振り返っていかがですか

 逆転勝ちがさっきも多かったと言いましたが、今までワンサイドゲームで負けるというような試合があった中で、ビハインドの展開でも粘り強くやれたというのが何よりも収穫で、来週から始まるリーグ戦でもその力を見せれれば優勝できるんじゃないかなと思っています。

――今大会を終えて早大はどういったチームだと感じましたか

 粘り強くチーム一丸となっている本当に最高のチームだなと思います。

安在悠真副将(人4=早稲田佐賀)

――優勝した際の率直な気持ちをお願いします

 うれしかった、というのが率直な気持ちでした。大沢(龍登、文構2=埼玉・星野)がよく投げてくれました。

――今大会での自身の活躍は

 自分自身はビハインドの展開での登板だったので、後悔がないように、自分の仕事は果たせた大会だったかな、と思います。

――大沢選手の投球についてはどのように見ていましたか

 まだ完璧ではありませんが、少しずつレベルアップしていて、自分とのレベルの差がどんどん開いているな、と感じていました。

――最終回の前に大沢選手に声を掛けていましたが、どういった声を掛けましたか

 いつも通り投げなさい、ということだけを言いました。深呼吸させて、特に目立った声掛けはしていません。

――投手陣の良かった点、課題だと感じた点はありましたか

 良かったところとしては、多くのピッチャーがこの4試合を通じて投げてくれたことかな、と思います。準決勝のしびれる場面での空閑悠馬(社2=東京・早実)の登板であったり、今日の大沢の完投だったり、下級生の子たちがピッチャーの中心となって頑張ってくれた結果が今日の優勝に結びついたかな、と思うので、感謝の気持ちでいっぱいです。

――来週からは東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)が始まります。秋季リーグ戦への意気込みと目標をお願いします

 最後になるので、後悔のないようにする、ということと、清瀬杯(全日本大学選抜大会)は優勝しましたが(東京六大学春季リーグ戦は)2位だったので、1位しか意味はないとおもっているので、初戦をしっかりと、(初戦で対戦する)立大には連勝しないといけないと思うので、清瀬杯で優勝した勢いに乗って向こうの地(東京)で優勝できるように頑張っていきたいです。

川原崚(商4=東京・早実)

――優勝して率直な気持ちを教えてください

 こうやって日本一になるのは本当に初めてなので、素直にうれしいです。

――勝ち越し打を打たれましたが、どのような気持ちで臨まれましたか

 今までの試合で活躍できなかったので、この試合で活躍できればなと思っていました。あそこの場面は2死一塁だったので、長打で一本返せればなと思って(打席に)入って、その通りになって良かったです。

――どのようなボールでしたか

 高めの真っ直ぐだったかなという風に思うのですが、うまく逆方向に打てたかなと思います。

――優勝した4年生はどのような学年だと感じていますか

 4年生は本当にみんな仲良くて、野球でも野球外でもずっと一緒にいるので、そういう結果が出たのかなと思います。

――選手の力はもちろんですが、今大会で優勝できた要因は何かありますか

 今回はいままでと違って、ビハインドから逆転できたというのが一番大きいかなと思っていて、そこでベンチからの声もそうですし、選手一人一人が諦めない気持ちがあったのが一番大きかったかなと感じます。

――最後に、秋季リーグ戦への意気込みを教えてください

 本当にリーグ戦が最後なので、勢いを生かしてリーグ戦も優勝できればなと思います。

服部峻也(社4=東京・早実)

――優勝して率直な気持ちをお願いします

 実感が湧かない感じです。前々日から甲南大はすごく強いチームということで、接戦を覚悟していたら点差をつけて勝てましたが、それでも信じられないです。いい意味で想定外という感じでした。

――先制された時は大澤選手にどういった声掛けをしましたか

 打たれた球はアウトコースのツーシームですごくいい球で、(相手が)もともといいバッターなのは知っていたので、「いい球来てるしあれはバッターが上だったからここから切り替えていこう」という声掛けをしました。

――ご自身の大会を通しての活躍はどのように感じていますか

 1戦目と3戦目がひどくて、3戦目に関してはチームが負けかけるようなミスをしてしまったので、そういうのを全部最後の試合で取り返せたのかなと思います。

――投手陣についてはどのように感じましたか

 受けた人はやっぱり気持ちが入っていて、練習試合とは全然違う球を投げていて絶対に抑えられるなと思って受けていました。

――最後にリーグ戦に向けての目標と意気込みをお願いします

 目標はもちろん優勝で、残り野球をするのも2カ月ないので、最後まで仲間と全力で野球を楽しみたいと思います。

山浦秀斗(スポ4=埼玉・早大本庄)

――優勝が決まった直後の率直な気持ちを教えてください

 いつもの試合とあまり変わらないですが、優勝したんだなという感じです。うれしいですね。

――この試合は出場されていませんでしたが、今大会は代打の切り札としての出場でした。自身のご活躍を振り返っていかがですか

 本来の力を出せれば最初から出られたと思うのですが、なかなか調子を上げられなかったのはひとつ反省です。ですが、とりあえず、自分の活躍よりもチームの勝利の方がうれしいので、チームが優勝できたことが何よりです。

――ベンチから見ていて、今大会を振り返ってどのような大会でしたか

 いままで逆転勝ちはなかったと思うのですが、京都先端科学大の試合以外全部逆転で勝てて、そういう粘り強さや、勝負かけるところはしっかり勝負かけられるようになってきてはいるな、一試合一試合成長してきているな、と感じました。

――来週から秋季リーグ戦が始まりますが、今年の早大はどのようなチームだとご自身では感じていますか

 ヒーローインタビューで健太(新井主将)も言っていましたが、間違いなくまとまりのある、一体感のあるチームだなと思います。組織力というか、そういうところを生かして、春のリーグ戦は2位だったので、次こそ優勝できるようにしたいです。

吉田昂平(法4=埼玉・早大本庄)

――優勝した率直な気持ちをお願いします

 率直な気持ちとしては「優勝できて本当にうれしかったな」という一言に尽きると思います。

――今大会では1番打者として活躍されましたが、今大会を振り返っていかがですか

 チームには1番打者としてはあまり貢献できなかったのかな、と思います。1番打者としては塁に出ることが役割として任されていたのですが、それがあまりできなかったのが心残りです。

――個人としては反省点が多いのですね

 そうですね。もっと塁に出たかったな、と思います。

――今日の試合を振り返って、勝因はどこにあったと考えていますか

 一昨日の試合(名城大戦)もそうですが、チームが一体感を持って最後まで臨めていたことが勝利につながったかな、と思います。

――4年生はどういった学年ですか

 4年生は他の学年と比べても非常に仲が良い、チーム力の高い学年だと思っています。

――東京六大学秋季リーグ戦に向けて意気込みをお願いします

 自分は春(東京六大学春季リーグ戦)は結果が出ていないので、その分、秋では悔いが晴らせるように頑張ります。

諏訪優佳マネジャー(政経4=東京・早実)・高田樹里マネジャー(文構4=東京・早実)

――優勝した率直な気持ちをお願いします

高田 本当に、1年生の時に全日(全日本大学選手権)優勝の景色を見ていて、「自分たちの代で絶対に優勝したい」と思っていたので本当にうれしいですし、4年生が1年生のころから朝から晩まで練習していた成果が出て本当にうれしいです。

諏訪 チームが発足して、去年は(東京六大学)リーグ戦でも下位に沈んでいたところからのスタートで、みんなで『昇覇』っていうスローガンを掲げて、この1年長かったな、と思いながらもその苦労を見ていたからこそ、この景色は本当にうれしかったし、みんなの頑張りのおかげだな、と思いました。

――4年生はどのような学年ですか

高田 本当に仲が良くて、野球好きで、「野球バカ」みたいな。朝から晩まで野球の話。この清瀬杯でも、4年生は夕食を食べた後にもバットを振ってみんなで気合いを入れていたので、非常に大好きな学年です。

諏訪 私も同じくで、4年生が頑張っているからこそ、その頑張りが伝染して下級生も頑張ってくれているのかなと思って、野球が大好きな学年です。

高田 それに尽きます。みんな真面目で、厳しく。

諏訪 ポジティブだなと思います。

――来週から東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)が始まりますが、意気込みをお願いします

高田 この勢いのまま、絶対に優勝します。

諏訪 秋季リーグ戦で優勝して、関東王座(関東王座決定戦)も優勝して、笑って、みんなで最後は終えたいと思います。

(編集、写真 小山亜美)

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