【連載】準硬式野球部新歓企画2022 第2回 市川諒汰郎×笠井駿汰

準硬式野球

  第2回は市川諒汰郎選手(社2=早稲田佐賀)、笠井駿汰(政経2=埼玉・早大本庄)にお話を伺いました! 準硬式野球では、甲子園出場経験のある早実高や早稲田佐賀高をはじめとする系属校、付属校出身の選手が多く活躍しています。系属校、付属校出身のお二人だからこそ分かる準硬の魅力とは――。

――準硬式野球部に入部したきっかけを教えてください

市川 ケガが原因で野球を続けるのは厳しいと感じたこともありましたが、やはり野球をやりたいと思い、準硬式野球部に入部しました。

笠井 もともと付属だったので、(入学が決定した)学部によって硬式でするか準硬式でするか迷っていました。政治経済学部への入学が決まったので、準硬式野球部への入部を決めました。(勉強との)両立も考え、(野球も勉強も)一生懸命やりたい、両方中途半端にしたくないという思いがあったので、準硬式野球部を選びました。

――準硬式野球部をどのように知ったのですか

市川 渡邉さん(真之介、社3=早稲田佐賀)と吉松さん(武竜、スポ4=早稲田佐賀)と安在さん(悠真副将、人4=早稲田佐賀)という先輩方が準硬式野球部に入っていたので、もともと知っていました。

笠井 (早大)本庄の先輩が結構誘ってくれていたことです。特に山浦さん(秀斗、スポ4=埼玉・早大本庄)が高校時代から良くしてくださっていて、ずっと準硬式の話を教えてくださっていたので、体験に行ってみて、良い環境だったので入部を決めました。

――準硬式野球部に入って一番成長できたと感じる点を教えてください

市川 「練習時間が短い中でどうやってレベルアップを図るか」という、自立の面では成長したかなと思います。

笠井 制限がないといいますか、自分で考えてやらなくてはいけないので、自分で(練習に)早く来て、チームのために何ができるか、ということを考えるようになりました。

――逆に入部して大変だったことはありますか

市川 先輩からも良くしていただいているので、大変だったことは特にないですね(笑)。

笠井 しごきとかはないですね(笑)。野球特有のことは全然感じないですね。強いて言うならば「やれ」と言われることがなく、自分たちで周りの空気を読んでやらないといけないので、そこに若干の集中力が必要でした。

――勉強との両立という点ではどうでしたか

市川 系属校出身なので、同じ学部に一般で入ってきた人たちとの差は感じましたが、ちょっと時間をかけてでも、やればあまり変わらないレベルまでいけるかなと思います。

笠井 勉強が好きで、全然苦ではないので、両立は大変だとは思わなかったです。

――他の部活と比べて、準硬式野球部の魅力はどこにあると思いますか

市川 部活と勉強の両立がしっかりできることですかね。勉強優先の部活なので、そこが良いところなのかなと思います。

笠井 監督さん(池田訓久監督、昭60年教卒=静岡・浜松商)が、「自主性や社会に出たときに通用する人材」ということをよく言われるので、それらを事細かに言ってくれることが、人間としての成長につながると思います。

――今後の目標を教えてください

市川 ケガが多いので、今年1年ケガなく野球ができるように頑張りたいと思います。

笠井 (試合に)出させていただけることに感謝して、その中で自分の全力のプレーを出せればいいなと思います。

――最後に新入生にメッセージをお願いします

市川 準硬式野球部は文武両道がしっかりできる部活だと思うので、文武両道で野球がしたいという人は入ってもらえるといいと思います。

笠井 レベルの高いところで志高くできる新入生、歓迎します。

(取材・編集 齋藤汰朗、写真 小山亜美氏)