第4回はトレーナーとして活動をする山地広大(スポ2=神奈川・大和)にお話を伺いました!準硬式野球部員の中には選手のサポートをするトレーナーも在籍しています。トレーナーとして活動する場としてなぜ準硬を選んだのか。そして今感じる準硬への思いとは――。
――まず初めに、準硬式野球部に入部した理由やきっかけを教えてください
ぼくはプロ野球のトレーナーになることを目標にしていて、硬式野球部に入部するか準硬式野球部に入部するかで迷っていました。ですが、硬式野球部は選手としての募集しかないということと、準硬式野球部は学生の自主性があって大学の勉強やバイトなどとも両立しやすいということで、自分が学んでいるスポーツ科学の勉強とも両立しやすいと思い準硬式野球部を選びました
――トレーナーとして活動しようと思ったきっかけを教えてください
中学生の時に半年かかるけがを2回して、1年間何もできなかったことがすごく悔しくて。そして高校に入ってからトレーニングに力を入れたらケガを一度もしなかったのでトレーニングはすごいなと思ったことですね。また、高校時代のチームの同級生で今もプロを目指している選手がいるのですが、そういったトッププレーヤーになりうる選手のサポートを間近でしたいと思い、トレーナーになろうと思いました
――トレーナーとしての普段の活動内容を教えてください
練習中はウォーミングアップ、トレーニング、クールダウンのコーチングをしています。グランドの外ではぼくがトレーニングの計画を立てています
――勉強との両立はどのように工夫していますか
朝は6時30分くらいに起きて、30分から1時間くらいは市販の本や教科書などを読んで、わからないところがあればノートに書くなどしています
――早稲田大学準硬式野球部の魅力を挙げるとしたらどのような点を挙げたいですか
とにかく野球が大好きな人が集まっていて、なおかつ学生の自主性や主体性が高いので、縛られるものがなく心から野球を楽しめるところかなと思います
――トレーナーとしての仕事のやりがいを感じた瞬間を教えてください
ぼくのお陰ではないのですが、サポートしていた選手が試合で活躍したときに少しでも貢献できたなと思う時にはやりがいを感じます
――トレーナーとして活動していく上で大変だと感じることはありますか
トレーニングを厳しめにやっているので、嫌われるとかそういったチームではないのですが、トレーニングに対して文句のような雰囲気が出る時にはぼく自身妥協ができないので、頑張らないといけないなと感じますね
――準硬式野球にしかない魅力があれば教えてください
先ほど言った自主性なども魅力ですが、本気で日本一を目指せるというか、準硬式野球といえどもレベルの高い選手が多いなという印象なので、すごく楽しめるという点もさることながら試合に勝つ喜びを得られることも準硬式の魅力ですね
――早稲田大学準硬式野球部の「ここは負けない」という点を教えてください
みんな野球が大好きというところです
――ここまでトレーナーとして活動してきて成長した点はありますか
先ほどトレーニングの計画をぼくが立てているという話をしたのですが、トレーニングの計画を立てる際に科学の知識ですとか天気ですとか選手のコンディションですとかいろいろなことを考えながら、1か月2か月先のことを計画するという意味で、計画性が身についたかなと思います
――今頑張っていることは何かありますか
スポーツ科学の知識もそうなのですが、テーピングですとかマッサージですとか、技術的なことをまだ学びきれていないので、他人に聞きながら技術的なところを学んでいますね
――今の目標を教えてください
組織の一員としては日本一を目指すことが目標です。ぼく個人としては日本一のチームのトレーナーになることが直近の目標です
――最後に新入生に向けて一言お願いします
この準硬式野球部に入って間違いはないですし、とても明るい雰囲気で野球を楽しめる上に本気で日本一を目指せるので、絶対に入ってもらいたいと思います
(取材・編集 渡邊悠太、写真 小山亜美)