早慶戦直前特集【第3回】園田陸斗副将×中島瑞貴×長澤篤希×板東新

柔道

 早慶戦直前対談第3回は、男子部から副将・園田陸斗(スポ4=熊本・九州学院)、中島瑞貴(スポ3=福岡・西日本短大附)、長澤篤希(スポ2=静岡学園)、板東新(スポ1=静岡・加藤学園)が登場。これまでチームを支え続けてきた副将を始め、次代の早大柔道部を担う各学年のエース合わせて4選手に柔道のことから普段の話まで幅広く語っていただきました!

※この取材は11月7日に行われたものです。

他己紹介をしてください!

――まずは上級生、下級生同士で他己紹介をお願いします

園田 中島瑞貴っていう後輩です。この間の全国大会で優勝して、影でずっと努力してるのを見たりしてるので、その成果が出たのかなって見てて、頼りになる後輩だなっていう風に思います。尼崎の時も軽量級ですけど、ポイントゲッターでちゃんと仕事をしてくれたので、安心してこっちも試合ができたりっていうのがあって。頼れる後輩だなと思いました。

中島 うれしい限りです。

一同 (笑)。

中島 園田陸斗さんです。熊本の九州学院出身で、僕と一緒の九州出身なんですけど、高校の時からやっぱ一目置かれる存在で、早稲田で1個上の強い代の我らの大将って感じですね、重量級で引っ張ってくれた存在です。後輩の面倒見がとりあえずよくて、僕たちすごいお世話になりました。旅行によく行ったりとか、プライベートも充実してる方でもあり、人としていい人です。

長澤 1年の坂東です。元々中学は埼玉だったんですけど、静岡の加藤学園高校出身で、自分も静岡なんで高校時代は試合とかでもほんとによく見ましたね。コロナで2年生の1年間しか被ってなかったんですけど、もう試合も何回かやりました。意外と高校の時とかは県の中でライバル的な存在だったんですけど、大学ですごく関わることが増えて、努力を惜しまない真面目な後輩です。あと、先輩を立てるのがうまい(笑)。

――とてもうれしそうですね

板東 やっぱうれしいです。ずっと憧れの先輩だったので(笑)。

板東 長澤先輩はもちろん柔道は強いんですけど、勉強もできて、特に後輩の面倒をすごい見てくれる先輩で、私生活でもすごいお世話になっていて。高校時代は何回もずっと対戦したんですけど、ずっと加藤学園では、静岡のラスボスみたいな感じがすごかったです。

一同 (笑)。

板東 すごかったんですけど、意外と大学に入って、近くにいたら結構優しい人なんだなって。悪い人だと思ってました。

一同 (笑)。

――高校の時はどんな雰囲気だったのでしょうか

長澤 1年しか関わる機会がなかったんで、あんまり関わったこと、喋ったこともないよね。1回ちょっと喋るぐらいで、ほとんど交流はなかったです。

板東 3回当たって全敗してるんで、僕は何も言えないです・・(笑)。入学する時に大学の話をしたりとかで、それでもお世話になりました。

――園田選手はこの4年間を振り返ってみていかがでしたか

園田 コロナがあった時に入学した学年なので、実質3年ぐらいだと思ってます。1年生の時は何もなく、2年生の時から試合に出させてもらってて最初は団体戦もあんまり勝てずに、ちょっと足引っ張っちゃったりとかしたりする部分もあったんですけど。3、4年となるにつれて、チームで団体戦でポイントゲッターっていう風に言われたことなんかもあったので、この4年間は自分の柔道も成長できたし、心の部分も高校に比べて成長できたかなと思います。

――園田選手はどんな先輩、副将でしたか

長澤 練習中とかどちらかといえば、キャプテンって感じで声かけるっていうよりは、もう自分で黙々とやって、背中で引っ張る人でした。

和やかな雰囲気で対談に臨んだ板東(左)と園田(右)

「自信がついた一年だった(中島)」

――今年1年間を振り返ってみていかがでしょうか

中島 3年になって、1、2年が全く結果が出でなかったんですけど、スポ推(スポーツ推薦)じゃない飯田健介(社3=福岡・南筑)とかが成績を出してるじゃないですか。ちょっと劣等感じゃないけど、置いてかれてるなっていうのはありました。どこかひとつ、覚悟決めてやんないとなって思った年だったんですよね。今年は勝負だっていう。3年になっそれなりに練習も詰めていって、韓国遠征とかで出稽古とか行けるようになってきて、やっと自信がついてきたというか、そこで一つ柔道人生の目標が達成できたのは大きかったですね。あと、都学の団体で勝ったのは転換期でしたね。

――ターニングポイントだったわけですね

中島 そこで本当に自信がついたっていうのもあるし、団体、個人ともに充実した年だったなと思います。

――11日には全日本学生体重別選手権優勝の祝賀会が控えていますね

中島 いやー、緊張しますし、望まれない祝賀会です(笑)。でも、楽しみにしてます!!

一同 (笑)。

板東 僕は高校から今年入学したので、結構あります、大学への不満とか・・

一同 (笑)。

園田 大学に不満とかあるん(笑)?

板東 不安や期待があった中で柔道をやって、挫折まではいかなくても、やっぱりレベルの差をすごく感じました。思った以上に、高校の後半、練習で気持ち的に緩んじゃって詰めてないっていうのはすごいあったので。結構自信がなくなったっていうのが正直なところです。でも1個、目標にしていた全日本ジュニアに出場できたので、それに出られたのは良かったなと思います。自分もスポーツ推薦なんですけど、他の先輩方がどんどん活躍してるので、それを超えるようにしていきたいなって思いました。

長澤 自分は去年の冬場に怪我で休場しちゃって、最初の東京都学生の団体戦も出れずに見てる側で、すごくもどかしい気持ちだったんです。だけど、団体戦は不安もありつつ全国大会から出させてもらって、自分が思う柔道はできなかったんですけど、最低ラインはできたと思います。個人戦で1年生の板東が勝った試合に自分は勝てなかったんですけど、けがの不安もありつつ東京都学生で3位になれたというのは、及第点かなと。でも、やっぱり同期の笠井(笠井雄太、スポ2=愛知・桜丘)が優勝して、次の全国大会も瑞貴さんが優勝して、同じ階級の飯田健介さんも3位とかベスト4に入って、雄太も講道館杯のラインのベスト8まで入って…っていう中で、自分だけ置いてかれてる感じがあったので、そこは悔しいです。今年はその団体、個人戦、全国大会が一番悔しかったというか、自分の思うような結果が出なかった年かなっていうのがあります。

――園田選手は4年生ですが、卒業後の進路を教えてください

園田 一応今、大学院を考えてて。大学院に行きながら、柔道を続けたいと思っています。自分の所属しているゼミがコーチングで、そっちの方面に。ちょっと来年はゼミの先生いないんですけど、ちょっと違うコーチングの方の所で、研究室に入って勉強しようかなと思っています。

「早稲田は良い意味で・・・(長澤)」

――皆さん他の大学からの誘いもあったりと大学の選択肢は様々だったと思うのですが、その中で早大を選んだ理由は何だったのでしょうか

中島 元々は東海大学一択だったんですよ。東海大学が今一番強いところですね。でも、東海大学ってやっぱり層も厚いし人数も多くて、東海の構内争いを抜けるっていうのすら、もうキツいわけで。それでも挑戦しようって思ってたんですけど、そこでいろんな縁があって、早稲田から声がかかって。考えていくうちに中学も高校も選ぶ時って、自分の中で強豪に対抗するみたいな進学の仕方をしてたんですよね。中学も私立に行かずに地元の中学に行ったりとかで、今までそれでやって来れてたしっていう考えて、自分次第なところに行って、自分で頑張るっていう選択肢を大学でも取りました。あとはもう早稲田の名前欲しさですかね笑。

一同 (笑)。

中島  うちの高校はちょっとポンコツすぎたんで(笑)、ここから早稲田行ったぞってのもありましたね。東海大を考えてはいたんですけど、やっぱ卒業した後どうしてるよっていう早稲田の人たちの声と、他はすごい人もいるけど結構大変そうだったのと、やっぱりその点、早稲田はちょっとさすがに強いじゃないですか。あとは校風もありましたね。

――最初は早大ではなかったんですね

中島 高校の監督が東海大で、そこから流れで大体東海大に行くんですけど、先生に「早稲田行きたいです」って言ったら、じゃあ思い切り頑張れっていうことで行かせてもらいました。

長澤 自分は元々、早稲田に行きたいって言っていました。なんで行きたかったかというと、中高は私立だったんですけど、少数精鋭っていう形だったんですよね。やっぱり東海大とか国士舘大だと、大人数の中で勝ち上がっていかないといけないとかがあって、自分はあんまり大人数の中でやり合う環境に慣れていなかったので。そして、早稲田は今いろんな強さも実力も上から下までいるんで、中高と同じ環境でやる方が自分はやりやすいのかなとここを選びましたね。あとは他にも、ここで一回練習をさせてもらった時に、ギスギスしてないっていうか(笑)、重くないっていうか、雰囲気がすごい良かったんですよ。

あと、自分が1年生で入るタイミングで、園田さんとか道下さん(道下新大主将、スポ4=東京・国士舘)、健介さん、瑞貴さんがいたりとか、先輩が強いっていうのもあって。それで自分はここでやりたいっていうので、早稲田を志望した感じです。本当に他は誘われた大学が全くなかったので(笑)。自分が選手権優勝する前から早稲田に行きたいと言ってて、公言したことで「ああもう長澤は早稲田だ」みたいな感じで本当にどこからも声は掛かってないです。勉強面はもう全く瑞貴さんと一緒です。今後柔道やるのも大事だと思うんですけど、今後のことも考えてっていうので。

笑顔で語り合う中島(左)・長澤(右)両選手

――早大柔道部は雰囲気が自由と伺いましたが、実際はいかがですか

園田 やっぱり他の大学に比べるとそうですね。

長澤 めちゃくちゃ自由(笑)。

中島 縦社会がないかな。

長澤 わかります、そうそう。

中島 なんかやっている奴にも横から抑圧する人がいないです。「そんなことすんなよ!」みたいなのがない。やりたいことやれば?みたいな風潮がいい意味で行き届いてる。

板東 先輩が優しい。

一同 (笑)。

板東 進路に関しては、僕も全然声掛からなくて。ちょっとした反骨精神だったと思います。早稲田の名前って部分もあるんですけど、1つ目としてはやっぱり雰囲気でした。2つ目は試合に出ることが大事だと思うので、早稲田は少数精鋭だということで。今年はまだ団体戦もあまり出てないですけど、補欠とかに入れてもらって、経験とを積ませてもらえました。1年から試合とかも結構出させてもらったんで、そういう面は良かったですね。実際に試合に出させてもらえるっていう、経験を積ませてもらえるっていうのが決め手になりました。

「今年のチームは・・・ (中島)」

――今年の柔道部はどんなチームだったと思いますか

園田 去年は意外とキャプテンがしっかり練習中に言ったり、私生活の面でも寮のことだったり、いい意味で面倒見のいい先輩のキャプテンでした。今年は同期の道下がキャプテンをやって、あいつの性格上特にやれよって強制することは言わないので、自由にやるならやればいいんじゃないっていうスタンスで。ある意味今のチームのメンバーとしては、自分で考えてやったりする選手が多いので、強制させるよりは個人で自由にやらせた方がいいってことで雰囲気としてはすごく合ってましたね。自分としては、自由にやらせるのが目標までではないですけど、そういうスタンスにしようかなと思ったんで。強制させて練習の雰囲気悪くなるのも嫌なんで、自分たちでやる奴はやるし、やらない奴はやらないしみたいな。大学生なんでそういうのがいいのかなと。(笑)

長澤 他の大学って団体メンバーが4年生とかが多いんですけど、早稲田はいろんな学年がいるんで、上級生の権力が強いって感じはないですね。もう各学年で意見を言って、それを先輩が聞いてくれて、みたいなかたちです。

――先輩後輩の距離が近いんですね

中島 でも、これは一歩間違ったら甘えが出るじゃないですか。そんな厳しくやんなくて、だれたところで言う人がいなかったら、チームとしてもう終わりの方向に向かうと思うんですよ。だけど今年のチームは、ちゃんとやる人が大事な時にいるんですよね。多分みんながそういうタイプなんですよ。こういう人たちがバランスを取ってて、うまく成り立ったんだなって思いますね。

園田 周りから見たらそう見えるかもしれないけど、自分たちからしたら別に(笑)。ただ、自分が柔道を強くなるために追い込んでやってるっていうスタンスですね。

中島 面白いチームだと思う。

園田 周りから見たら自由すぎるけど(笑)。

中島 ここが早稲田なんだろうな。僕はやっぱここに早稲田らしさをすごく感じますね。他と早稲田を比較して何が違うのかって言われたら、やってることはあんま変わんないんですけど、イメージがふんわりしてるんですよね。めちゃくちゃ強い圧力がなくて、「ま、勝とうぜ。」みたいな。それがやっぱりいい雰囲気になってると思います。ちょうどよくメリハリついてって感じで。

――ここからは再びお一人ずつお聞きしたいと思います。ご自身の趣味や、オフの日の過ごし方を教えてください

中島・長澤 はい、プライベート来たよ来たよ(笑)。

中島 そこはやっぱプライベートが充実している長澤くんから(笑)。

一同 (笑)。

中島 俺は、ほんとに夏の終わりぐらいから減量続きだったんで。意外と減量好きです。自分で食べるもん作ってるんで、キッチン立つのが楽しいんですよ。だから、何作ろっかなっていうのが食べれるものも量も決まってるから、その中で何を食べようかみたいなとこが減量中って考えることが多くて。だから俺の試合期間のマイブームだったら料理。

園田 めっちゃいいなそれ。

中島 料理男子的な(笑)。まあ減量中だけなんだけど・・ 寮をやめて、一人暮らしにしたんで。

園田 寮もある意味自由だよな、自立せないかんし自己責任というか(笑)。

中島 おい、マイブームないのかよみんな(笑)。

板東 僕小3の弟がいるので、最近だったら弟の運動会に行ったりしましたね。

長澤 うわ、いいな~それ・・えぐい。

園田 めちゃめちゃ好感度あがるやんそれ。

板東 10個下で割と年離れてるんですよね。最近弟は柔道を頑張ってるんで、応援しに行ったりしてます。

中島 「いいお兄ちゃん」って色紙に書こうぜ(笑)。

園田 自分はあんまり続かないんで、ブームとか波ばっかりって感じですね。ただ最近よくやってるのは同期とサウナに行ったりとか。サウナ行った後、飲みとかは良いコースですね。 サウナ目的で行って、その周りで探すみたいな、この間は巣鴨とか大塚行きました。

板東 僕まだ水風呂入れないですよ、冷たすぎて。

長澤 かわいい(笑)。

中島 まだまだだな(笑)。

長澤 甘いもの好きです。尼崎までは減量あったんですけど今はしなくなったんで、休みの日とかにクレープとかパンケーキ食べたりとかいってます(笑)。

中島 女子力だ(笑)。誰と行ったりしてんの。

長澤 健槙(南出健槙 スポ1=石川・鶴来)とか、後輩を連れて行ったり。休みの日とかは寮で後輩にあそこ行こうぜみたいなとかはあります。

――8月には海外遠征で韓国に行かれましたが、振り返ってみていかがでしたか

中島 収穫が色々ありました。まずは、海外で柔道するっていうのが面白かったです。スタイルもやり方もちょっと違ってて、それを見るのもやるのも面白かったし、その人たちがどんな感じで柔道やってんのかっていうのが、肌感覚で感じとれたのが一番俺は面白かったです。柔道でコミュニケーション取って、技のこと聞いたりとかもよかったですし、韓国の選手と交流できたのも良かったですね。今まで動画とかで見たけど、実際にやられることってなかったんで、ほんとにこんな技のかけ方で入ってくるんだみたいな、自分たちにない動きがあったんで良かったですね。めちゃくちゃ勉強になりました。

園田 実業団や韓国のナショナルチームの人たちもいたんで、そこで実際柔道をやったりしてみたら、フィジカルが日本の選手より強いっていうのもそうですけど、気持ちの面も強いなと感じましたね。やっぱり、ハングリー精神というか、例えば日本だと実業団みたいな感じで働きながらやってる人が多いんですけど、 向こうの人たちってやっぱり柔道で生活してるんで、そこにかけてる思いっていうのは、練習中もやっぱり本当に自分で追い込んでも死ぬ気でやってるし、そういう部分は、日本にはない練習の仕方っていうか、見てて尊敬するなっていうのはすごく思いました。

板東 海外って、日本語通じないじゃないですか。それがもう初めての経験でしたね。ご飯食べに外行って、おばちゃんがいたんですよ。その人がもうずっと何言ってるかわからなくて。だから、こっちも英語で話してるのに、あっちって絶対韓国語しか喋んない。妥協してこないんです、ほんとに。

一同 (笑)。

板東 それがちょっと文化の違いだなって、めっちゃ勉強になりました。

――早慶戦に向けて、注目ポイントなどがあれば教えてください

中島 今年は、誰が何人抜くかっていうのに注目してほしいです!

長澤 足持ちとか規則が講道館ルールになるので、そこのダイナミックさが多分、いつもの柔道より感じられると思います。いつもは見れない技が見れるってところもかなり見所ですね。

中島 トリッキーな技ね(笑)。

「慶應には借りを返す(園田)」

――それでは最後に、早慶戦への意気込みをお願いします!

中島 俺の意気込みは『完膚(かんぷ)なきまでに勝つ』です!

園田 この間の野球は早慶戦負けてしまったので、柔道部はしっかりと勝ってその分の借りを返してやろうかな、と思います。

長澤 今回は足持ちっていうルールを活かしつつ、この方が自分の柔道スタイルと合致しているので会場を1回でも沸かせられたらいいな、と思います。

板東 僕は抜き戦が高校の時も1回とか2回ぐらいしかなくて、大学で多分抜き戦って早慶戦だけだと思うので、いっぱい抜きたいと思います!

――ありがとうございました!

思い思いの言葉を手にする4選手

(取材・編集 今村奎太、丸山勝央)

◆園田陸斗(そのだ・りくと)(※写真左)

2001(平13)年4月25日生まれ。183センチ。熊本・九州学院高出身。スポーツ科学部4年。副将としてチームを支え続けた園田選手は、大学院に進学後も柔道を続けるそう。背中で語る我らの大将と評され、後輩からの羨望の眼差しが熱いです。早慶戦で出番が来れば、慶大をなぎ倒していくこと間違いなしです!

◆中島瑞貴(なかしま・みずき)(※写真中央右)

2002(平14)年8月25日生まれ。172センチ。福岡・西日本短大附属高出身。スポーツ科学部3年。今年秋に開催された全日本学生体重別選手権では、早大男子部初の優勝を掴み取ったエース。そんな中島選手はハリーポッターに再びハマり、一気見したそうです。「完膚なきまでに」の言葉通り、慶大を圧倒するプレーを見せてくれるでしょう!

◆長澤篤希(ながさわ・あつき)(※写真右)

2004(平16)年1月16日生まれ。173センチ。静岡学園高出身。スポーツ科学部2年。昨年の怪我から復帰し、今年は思うように柔道が出来なかったと語る長澤選手。対談では誰からも愛される明るい人柄とトーク回しで場を盛り上げてくれました。早慶戦では、長澤選手の足持ちに注目です!

◆板東新(ばんどう・あらた)(※写真中央左)

2004(平16)年8月4日生まれ。172センチ。静岡・加藤学園高出身。スポーツ科学部2年。7月の東京都ジュニアでは3位入賞した早大柔道部のホープ。先輩からは真面目で実直な人柄が買われる一方で、素直かつ天然な言動で対談を笑いに包んでくれました。慶大の選手を一体何人を抜くのか、目が離せません!