いよいよ21日に迫った早慶戦。今回は4年生として最後の早慶戦を迎えるFW村上和亮主将(政経4=東京・早大学院)、MF大森悠人(政経4=東京・早大学院)FW和田翔太(教育4=東京・早大学院)の3人にお話を伺った。今季慶応には秋季リーグで0ー1で敗れている。ホッケー生活の集大成となる一戦を前に、4年生は何を語るのか。
※この取材は11月13日に行われたものです。
高校・大学でホッケーをしてきた仲間の印象を語る村上主将(中央)大森選手(左)和田選手(右)
――まず、お互いの初めて会った時の印象と現在持っている印象をお願いします
大森 正直村上に関しては第一印象が全くなくて、なんか気づいたらいる人みたいな(笑) 村上とは高校の時にホッケー部で知り合って、1年生の時からメンバーに入っていて、俺らの同期に上手い奴がいるんだなと思っていました。和田に関しては、中学1年生の時からの仲で、中学の時はバスケ部で同じだったんですけど、自分はバスケ部途中入部で、彼(和田)最初から入っていたので、凄い、スーっと入るのに役立ってくれたというか(笑)手助けしてくれたというか。まあ結構馴染みやすくしてくれた良い奴だなって感じですね。今持っている印象は、和田のほうは振り回される男なんだなっていう(笑) 村上に関しては、主将をやってもらっていて、凄いチームのことを考えてくれていて、まあ頼もしいなっていうのはありますね。
和田 僕から大森への第一印象は、中学の頃バスケ部で一緒だったんですが、最初は別に特に無言な奴で印象とかなかったんですが、急に仲良くなって、席が隣だったんですけど、しゃべってみたら、こいつめっちゃしゃべるやん!そういう第一印象でした。
大森 それおかしくね?お前としゃべってなかっただけやろ。陰キャにみえるやん(笑)
村上 いや間違ってはない!
和田 でも今の印象としては、うるさいだけじゃなくて、気が回るタイプなので、結構いろいろな所で根回しとかできて、そういう所はチーム的にも個人的にも助かったことは多々ありますね。俺から村上に対する印象としては、最初は、ホッケー部に誘ってくれた中学の友達と同じクラスだったんですけど、めっちゃ運動できそうな奴が3人ぐらい入ってきたなみたいな、運動神経よさそうだなと思ってたんで、時を追うにつれて運動神経は活かされているな思うし(笑)、サッカー的なプレイが多いので、そういう所は見習っていきたいなというプレーが多いですね。今の印象としては、最初思っていたよりはパッション(情熱)的な(笑)結構、熱を持ってみんなを引っ張てくれているので、圧倒される部分はあるんですけど僕もついていかなきゃなと思わされるのでいい刺激になっています。
村上 僕は高校でホッケーを初めて、比較してこの二人は中学校からの仲というのもあったので、高校でホッケー部入った時には、やっぱ中学部上がりが集団となって仲良さそうな印象は持っていたんですけど、さっきも和田が言っていたように、振り返ってみれば大森はおとなしいタイプだったかなと、個人的にもはっきりした第一印象はないんですけど、意外とうるさい奴だなと(笑)。笑い声もでかいしおもろい奴いるなと思っていますね。さっき少し話があった当時同じクラスでホッケー部入った4人と仲良かったので、そこつながりで、高校時代から、中学部上がりと、自分は高校入学とちょっと違ったんですけど話す機会は割とあったかなと思います。当時B組というクラスだったのですが、その4人と話している割合は多分大森の方が多かったかな?。そうやって考えると、そこまで高校時代話していたかっていうと、そうでもないなと今は思ってます。印象としては、大森と似ているようなタイプかなとは思っています。結構おとなしめ。ただ結構粘り強さというかガッツとかあるのかなと当時は思っていました。今の印象というか、大学入学してから接点が増えたんですけど、印象としては、ホッケーに限らず、恋愛とかでも粘り強いな!と感心する部分はあります。
和田 うるさいな~
村上 女子部の対談とか僕も楽しみに待っているんですけど、まあ本当に一生懸命頑張るタイプかなと思います。昨日もたまたま話していたんですけど、1年生、2年生の時は、特にあんまり試合に出れていないという状況の中で、早く来たりとか、遅くまで電気消えるまで残って自主練したりする姿は自分の中でも印象的で、いまだに残っていますし、そういったところは逆に自分が刺激を受けていた部分かなと思います。
――ホッケーを始めたきっかけを教えてください
村上 僕は中学校までは、サッカー一筋だったんですね。これは就活のときもずっと言っていた部分なんですけど、部活動選びの軸として文武両道を追求したいなと考えていて、サッカー部という選択肢も勿論あったのですが、やっぱりAからCチームまであって、当時伺った話だと各チーム1時間くらいしか練習できないという話があったので、それだと、自分も元々サッカーがすごい上手い選手ではなかったので、それだとちょっと文武両道の追求とは外れてしまうかなと思って、リバプールというサッカーチームが好きなのですが、たまたまそこを応援している先輩がホッケー部にいらっしゃって、Twitter経由で(ホッケー部勧誘の)お誘いを受けて、始めてホッケーのコートを見て、プレーを見て、本当に全く知らなかったんですけど、サッカーと戦術的な部分を含めて似ている部分も多いなと思いましたし、実際スピード感とか、昔趣味ではないのですが、ゴルフをやっていて、そういった所も活かせそうだなと思ったので、文武両道の追求の所がホッケー部を選ぶ決め手にはなったかなと思いました。後は、初心者ながらでも全国大会を目指せる部分も魅力的でした。
大森 正直薄っぺらい話にはなるんですけど(笑)。元々運動神経が高くない方だと思っていて、小学校の時は、空手とか水泳とかやっていて、中学でもバスケをやっていたのですが、全部中途半端で、どれを続けようという感じでもなかったので。でも最初同じスタートラインに立っていないと追いつけないので、真新しいスポーツをやりたいなと。そこでいいタイミングで友達からホッケー部に誘ってもらったので、いいじゃんと思って体験に来たら、すごい楽しかったし、雰囲気というか、先輩たちも優しかったので…すごい何も考えずにホッケー部に入っちゃったのかな?(笑)
和田 僕も大森と理由が被ってしまう所があるんですけど、僕も体操8年間やったり、水泳6年やったりとか、一つのことを長くやってきたんですが、あんまりセンスを感じなくて全部やめてきたので(笑)。バスケもなんとなく友達と入ったのですが、お遊び的な部活だったので、バスケあんまり面白くないなと思ってしました。まあ新しいことを始めるという前提で高校に進学したので、友達にホッケー部に誘ってもらって、実際やってみて、野球好きなんですけど、野球と似ている所もあって、やってみて面白いかなと思ったんで。さっき話にもありましたけど、全員初心者スタートでも、全国大会を目指せるという点に夢を感じて入りました。
――ホッケー部の練習、勉強以外のオフの時間は何をしているのですか
大森 僕は真面目な所があるのでバイトを頑張ってます。(バイトは)会計事務所です。ホッケー部の先輩がやっていたのを紹介してもらってですかね。
村上 オフは一人で過ごす時間特に最近は多いかなと思います。家でゴロゴロしたりとか多いですし、外出かけるとなると、カフェ行ったりとか温泉行ったりとかですかね。後はいろいろ作業するのが多い気がします。他は携帯いじっていたりとかですね…なんかこれといった過ごし方はあんまないですね。午前は11時くらいまでだらだら寝ているのですが、一人で過ごすのが多いのが僕のオフですね。
今年で10年目の付き合いとなる和田(左)と大森(右)
和田 オフで一人で家にいるときは—
大森 僕から説明したほうがいいですね。
和田 俺一言もしゃべってないけど(笑)。
大森 嘘はついちゃいけないよっていう(笑)
和田 家に一人でいるときは、ゲームとかしちゃって、特になんかすることはないですけど、外に行くってなったら、一人で温泉に行くとか…
大森・村上 ん?おかしいな
和田 まあ一番多いのは、誰とは言わないですけど、誰かと一緒に歩いていることが多いです。
村上 それは男子ですか?女子ですか?
和田 ご想像にお任せします(笑)。そうですね。街歩き、どっか行くってなっても、そこから移動することになっても歩きますね。5期ロくらい。歩きながらしゃべってますね。あんま面白くないですよね(笑)
――大森さん補足があれば…
大森 大森 詳しくしっているわけじゃないんですけど(笑)。まあいつも尻に敷かれて、知らないですけどね。
一同 (笑)
村上 最近は結構いい感じだなって僕も思っていましたし、知り合いに聞いても、結構いい感じらしいよって言われたので(笑)。安定期入ったかもしれないですね(笑)
――これ以上は不問ということで(笑)
一同 (笑)
――気を取り直して、今年の四年生の特徴・学年のカラーを教えてください
村上 なんかこう尖ってないことが良さなのかなと思います。学年6人全員が、どこかしらの方向に尖っているということはなくて、それぞれの個性・特徴があるのかなと思います。結構アベレージ的な(笑)、五角形を作るとするなら、個性とかも、自分は熱いタイプだとは思いますけど、学年のカラーもあんまり自分は感じではないですね。
和田 他の学年と比べたら、オフでも仲良くしている印象ではありますね。他の学年は人数多いことがあって、全員で一緒にいるとかはないですけど、僕らはたまに全員でどこかに一緒に言ったりするので、そこはカラーの一つかなと思うんですけど、性格的なカラーとかは村上も言っていたんですけど、個性とかはそんなにないですね。
大森 4年生になってみて、いい意味で先輩感はない学年かなと思います。舐められてるっちゃ舐められているけど、それもいい意味で舐められているってことにしとこうかなと(笑)
村上 あんまり4年生と絡むことが、これまでなかったといえばなかったかなと。自分も自分に対する上下関係は全く気にしないタイプなので、タメ口でも、呼び捨てでも僕はいいと思っているので、4年生との距離感が近いというのがカラーといえばカラーですね。
――これまで取材をさせていただいた中で、原監督や村上主将は上位(4位以上)進出を掲げていましたが、結果は春・秋どちらのリーグでも下位になってしまいました。この結果についてどう考えているのか、また下位に甘んじてしまった理由はどのように考えているでしょうか。
大森 成績という意味では、自分が入部してからはずっと上位をキープしていたはずで、1年生の時は上位に入るのが久々で、“よっしゃ”だったのが、去年になると、3年間先輩が頑張ってくれたので、ある種入らないといけないというか、ハードルがすごい上がってたのかなという所で、自分らの代でこういう成績になってしまったのは、個人的にもプレーで貢献があまりできなかった中で、先輩にも後輩にも申し訳なさや不甲斐なさを感じる成績なのかなと思います。原因としては、嚙み合わなかったというか、全部がうまくいくという試合が少なかったのかなと思っていて、フルパフォーマンスで、全員が100点だったら、もっと上に行けたと思うんですけど、今日は攻撃に精細をかいたなとか、守備に精細を欠いたなかとか、嚙み合わなかったというか… 早慶戦では、しっかりみんなが公開なく100%を出し切りたいなと思います。先輩たちも勝てていないので、いい所を見せたいなと思います
和田 僕はこのチームが実力不足で下位に言ったわけではないと思います。僕らは十分上位に行ける力はあったし、嚙み合わなかったということもあると思うのですが、試合運びを上手にもうちょっと進められていればなと思います。点を取った後勢いに乗れないという試合が多くて、メンバー自体が不十分とは思わないので、連携、試合運びをしっかりできたらなと思うので、悔しさはありますね。
村上 自分たちは下位に値するチームではないですし、自分が1-3年生のときは対戦校対策にほとんど時間をかけていなくても「個」で勝てている部分があって、ただ環境や状況が全く異なった今年は、自分が主将になった7月以降は個人的に資料を作ったり、対戦校対策にかなりの時間をかけていただけあって、結果が伴わず悔しいです。ただ守り方に重点を置いていたこともあり、秋通してよく守れていたという点では成果はあったので、攻撃面の対策もより焦点を当てていれば良かったなと今は感じていますね。 インカレは今の自分たちを見つめ直す良いキッカケを与えてくれたと思います。これまでのホッケー部は体育会感のない雰囲気が良いという意見もある中で、自分はどこかフワっとしていて、少し物足りなさや大学日本一になるチームの空気ではないと感じていて、偉大なタレントが揃っていた数年前に優勝できなかったのは残念だったです。だからこそ自分は主将として、将来的に早稲田が優勝するまでの長期的な計画の一端を担いたいという想いのもと、ホッケー以前の規律含めて「当たり前のことを当たり前にやる」こと、例えば挨拶や声出し、練習中の私語、どんな強豪相手でも勝てるという自信や勝ちたいという気持ちを持つなどが一部ですが、そうしたことを徹底的に口酸っぱく言ってきましたが、どうしても3、4か月という期間且つ途中から主将になったこともあり、自分が目指したい頭の中に思い描いている勝てるチームの理想系とかなりかけ離れていました。推薦がほぼなくなり、昔と状況が異なる中で、ホッケー面では一人一人がもっと意識高く、高い集中力で練習に対して常に100%で向き合う必要があって、早慶戦で勝つための良いメッセージだったと思います。実際インカレ前後でチームの雰囲気や練習の向き合い方は驚くほど変わったし成長したと日々実感している。個人的な技術やスキル、戦術も勝つために勿論重要ではありますが、それ以前にこうした「当たり前のことをきちんとやる」ことは強いチームになるための不可欠な要素、逆に言うと当たり前のことができないチームはどんなスポーツでも大学日本一を取ることはできないと確信しているので、これを残り2週間のみならず、将来的に「強い早稲田」を築いていく上で、全員がリーダーシップを発揮して継続していく必要があると思います。
今年度のリーグ戦で振るわなかった理由を分析する村上主将
――過去の早慶戦の思い出を教えて下さい
大森 自分は高校最後の時に見た大学生の試合が印象に残っていて、一個上の先輩で、今女子部のコーチをやっている山下翼さんが一年生だったんですけど、すごい上手くて、カッコイイなと思っていましたね。入ったきっかけの一つというのも、早大学院上がりの先輩や、新しく大学から入ってきた先輩もみんなカッコイイと思っていて、これが大学でもホッケーを続けるという決断をした理由の一つですね。
和田 印象に残っている試合は同じなんですけど、高校3年生で試合を見る前は、大学でも続けようとはそんなに思っていなかったんですが、実際に見てカッコイイなということと、印象に残った選手がいて、二つ上の齋藤湧大さんというDFの選手で、高校の時に僕がやっていたポジションの選手だったんです。その人が持ち上がってシュートを決めていて、僕はこのゴールが印象に残っていて、僕もこういう大きい舞台でこんなシュートを決めたいなっていうのが今でも記憶に残っています。今はFWですけどそういうゴールを決められたなと思っています。
村上 正直優劣はつけ難く、どれも印象的だなと思っています。今二人が話してくれた、自分が高校3年生の試合に関しては、初めて満員の観客、声援や盛り上がり、勝った時の“紺碧の空”を歌う姿を見て鳥肌がたって、自分はそこでホッケーを続けようと確信しましたね。 大学1年生の時の早慶戦2-2に関しては、自分は1年生の時に手術して半年間も棒に振っていたのですが、無理言って出場させていただいたのを覚えています。2年生の時も2-2の引き分けで、正直慶大との戦力差では早大がかなり上回っていたのですが、勝てるだろうなと思う中での、まさかの2点先制される展開になってしましました。ただ第4Qに先輩方の意地で追いついて、勝てはしませでしたけど熱い試合だなと思いましたね。去年に関しては4-4で、当時は得点力不足が課題だったのですが、まさか4点入るとは思わなかったですし、逆に追いつかれてしまった部分は、3年生として主力で出させてもらったシーズンではあったので、申し訳なさとか悔しさがありましたけど、早慶戦で初めて得点できたのは個人的には印象的で、あの瞬間は言葉に表せない感情だったなと今でも覚えています。
――最後の早慶戦への意気込みをお願いします
――和田 個人としての目標は、僕は早慶戦で得点を決めたことがないので、公式戦もないので、点を取ることを目標にしています。皆にどう影響を与えるかという所では、うちのチームは雰囲気が悪くなる時があるので、そういった所で、言い方がよく分からないのですが、(雰囲気を)プラスに持っていけるような声かけをしていきたいと思います。
大森 個人的な目標としては、自分は三年間早慶戦に出場できていないので、試合に出て将来的に子供に「早慶戦で○○したんだ!」言える、何かした胸に刻めるプレーをしたいなと思います。また仮に自分がいいプレーをできてもチームが勝てなければ意味がないというか、チームが勝つことが一番なので、最後後輩と一緒に笑って追われるように頑張ります!
村上 チームの目標も。個人的な目標も、二人と似ているのかな。本当に勝つ。それだけかなと思います。僕が主役になるとか、四年生が主役になるとかというのは全くなくて、勿論、主将として、得点やアシスト等でチームを引っ張っていくのも大事ではあるのですが、本当に勝つ。それだけが全てだと思っていて、そのために60分間声を出し続けて、チームを鼓舞し続けるというのが僕の役割だと思うので、しっかりと最後早慶戦、4年間を通して一番大事な試合だと、一年生の時から僕はそう考えていたので、自分の役割を果たすのが目標かなと思います。また本当に、大森も将来子供にみたなはなしありましたけど(笑)正直これまでのリーグ戦で上位いけなかったとか下位になってしまったとかは、多分10年後忘れてるんだろうなというか、あんまり重要視されていないと思うんですよね。どこに勝ってどこに負けたかとかは、余程印象的なものがない限り覚えていないというか、ただ早慶戦に関しては、死ぬまで覚えているんだろうなと思いますし、負けたら一生言われ続ける、まあ恥のようなものだと思いますし、逆に勝てば、下位に言ったことは他の人には何も言われないような、本当に早慶戦の位置づけは、自分的にも重要だと考えているので、勝つために、プレーでも声でも勝つために貢献したいと思います。
――大学ホッケーも来週の早慶戦とリーグ戦1試合を残すのみとなりましたが、卒業後もホッケーは続けていくのでしょうか
大森 多分僕は続けるのなら、OBの方のご尽力でできた東伏見ホッケークラブで、就職先の転勤とか次第ですけど、楽しくつづける可能性はあります(笑)
和田 僕も東伏見ホッケーで続けるつもりですけど、就職先の研修が九州なので、配属が東京であれば続けたいですけど、今の所はやらないかな。
村上 僕はオリンピック選手を目指します。
一同 (笑)
村上 冗談です(笑)。ただ結構それはたまにふと考えることがあって。たまたま就職先にホッケークラブがあるので、そこに所属する形になるのかなと。試合の時に久しぶりに集まってと言う感じなので、あんまりしっかりとはやっていない感じなので…。ただホッケーは何らかの形で続けたいなとは思っているので東伏見ホッケークラブも選択肢の一つですし、自分は性格的に厳しい環境でスポーツをやりたい人間なので、厳しい環境の中でホッケーに携わるのも一つの選択肢かもしれないなと。また原監督と藤本一平コーチから指導者の話もあったので、何らの形でホッケーには関わりたいと思っていますけど、とりあえず会社のホッケーチームに所属すること以外は決まってないですね。また海外の熱狂的な雰囲気でまたスポーツをやりたいので、海外駐在した暁には海外でもホッケーしてみたいという気持ちもあります。
――最後に皆さんにとってホッケーとは
――ありがとうございました!
◆村上和亮(むらかみ・かずあき)(※写真中央)
2000(平12)年3月31日生まれ。168センチ。東京・早大学院出身。政治経済学部4年。インタビューでも、プレースタイルでも、闘志が伝わってくる早大ホッケー部の頼れる主将。早慶戦ではFWとして慶大ゴールを脅かします。
◆大森悠人(おおもり・ゆうと)(※写真左)
2000(平12)年3月21日生まれ。177センチ。東京・早大学院出身。政治経済学部4年。陰からチームを支える縁の下の力持ち的な存在。他の部員曰く笑い声がとても大きいらしい。早慶戦でもMFとして、黒子に徹して、チームを勝利に導いてくれるでしょう
◆和田翔太(わだ・しょうた)(※写真右)
1999(平11)年生まれ。181センチ。東京・早大学院出身。教育学部4年。早大が誇る“粘り強さ”が売りの大型FW。本番ではFWとして公式戦初ゴールを目指します。
(記事・編集 伊勢崎晃、七澤拓海)