【ハンドボール】関東学生秋季リーグ展望

男子ハンドボール/女子ハンドボール

8月22日 東京・東伏見体育館

 関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)が8月30日に開幕する。女子部は桐蔭大、男子部は明大との初戦を迎える。夏の鍛錬期を経た早大ハンド部が、秋季リーグを通してどのような活躍を見せてくれるのか期待が高まる。

 女子部の秋季リーグの目標は3位以上だ。1年生が新たに加わりフレッシュな顔ぶれで臨んだ春季リーグ。4位という成績で幕を閉じ、目標達成を遂げた。学年の垣根を越えチーム全体で戦い抜く姿が印象的だった春季リーグでは、今年からチームに加わった倉持愛泉(スポ1=千葉・昭和学院)の力強いシュートや作本夕莉(スポ3=福岡・明光学園)の安定したキーピングで着実に勝利をあげた。しかし強豪・筑波大、東女体大、東海大にあと一歩及ばず、選手らは悔しさをにじませた。春よりも成長した姿を見せるべく、この夏はOFでの動きや速攻を練習し、攻撃面を特に強化してきた。春季リーグや6月の早関定期戦での改善点を修正し、鍛錬を重ねた女子部に期待が高まる。春からチームを鼓舞してきた杉浦亜優主将(スポ4=愛知・名経大市邨)はインタビューで秋季リーグでのキーパーソンとして山野紗由(スポ4=北海道・釧路江南) を挙げた。春季リーグではマークが集中するも高いジャンプと力強さを活かし多くのシュートを決めチームに貢献してきた。杉浦は山野について、「強気なシュートとプレーでチームを勢いづけてくれる」と語った。チームを活気づける活躍から目が離せない。まずは初戦の桐蔭大で勝ち切り、続く試合に勢いをもたらしたい。

春季リーグ国士館大戦でパスを出そうとする倉持

 男子部が掲げる秋季リーグ目標は、優勝だ。春季リーグは開幕戦勝利を飾り、好スタートを切ったが、最終順位は7位。春季リーグ後に行われた、早関定期戦や早慶明定期戦では見事優勝し、夏の鍛練期を迎えていた。攻守すべてを強化したという早大。さらに春から行っている週1回のミーティングを通した戦術理解で、連携を強化している。まもなく開幕する初戦の相手は、明大。今年の春季リーグで、明大は早大の強みである堅守速攻を封じ、7勝2敗の3位という結果だった。強い相手だが、まずは初戦で練習の成果を発揮し、その後も一戦一戦を勝ち切ってほしい。

談笑する外種子田と坂下

 4年生最後の公式戦となるインカレへ弾みをつけるため、秋季リーグは重要なリーグ戦となる。春季リーグ、夏の鍛練期を経て成長した姿を見せることができるか。最後まで勝利にこだわり、戦い抜く選手たちに声援を送りたい。

(記事・写真 林朋亜 佐野真悠子、大村谷芳)

コメント

杉浦亜優主将(スポ4=愛知・名経大市邨)

ーー春季リーグをチーム全体として振り返っていかがでした

 チームで掲げた「4位以上」という目標を達成できたことは良かったと思います。ただ、上位のチームには力を出し切れずに負けてしまった感覚があるので、そうした相手とも戦える力をつけていきたいと感じました。

一一個人として、主将として春季リーグを振り返っていかがでしたか

 個人としては波のない選手を目標にしていましたが、試合によってプレーに差が出てしまったのが反省点です。また、チームの流れが良くない時に、良い方向へ持っていく力が自分にはまだ足りないと感じました。

――秋季リーグのチームの目標を教えてください

 上位チームを倒して3位以上に入ることです。

――秋季リーグに向けて強化してきたことはなんですか

 OFでは2対2の動きを強化し、攻めのバリエーションが増えてきました。また、速攻練習を中心に取り組んできたので、攻守の切り替えをより速くして、速攻で得点できるようにしていきたいです。

ーーこの夏練習をしてきて課題を感じる部分はありますか

 せっかくシュートまでいっても決めきれず、得点できないことで流れを掴めないことが課題だと感じました。数少ないシュートチャンスを確実に得点につなげられるように、一人一人が意識して取り組んでいきたいです。

ーー秋季リーグの注目選手を教えてください

 みんなに注目して欲しいですが、4年の山野紗由に注目してほしいです。強気なシュートとプレーでチームを勢いづけてくれる選手です。苦しい夏期間を乗り越えて、秋季リーグでは思い切り力を発揮してくれると思います。

ーー最後に秋季リーグの意気込みをお願いします

このチームで戦える試合も残り少ないので、インカレを見据えつつ、1試合1試合を大切に戦い抜いていきたいです。春よりもパワーアップした早稲田をお見せできるよう頑張ります。

 

守屋雄司主将スポ4=神奈川・法政二

――秋季リーグのチーム目標を教えてください

 優勝です。

――開幕を控えて、現時点のチームの状態や雰囲気はいかがですか

 国体で抜けてたメンバーもいますが、コーチング研修などを通して雰囲気は高まっています。

――春リーグに引き続き、変わらず続けていることはありますか

 週1回のミーティングを通した戦術理解を続けています。

――この夏強化したポイントがあれば教えてください

 全てです。

――春季リーグや定期戦を通じて、特に成長を感じられる選手はいますか

 1年生が伸びてきているなと感じます。

――キープレーヤーを教えてください

 春前にも言いましたが、外種子田(崚汰副将、スポ4=鹿児島・国分)と大武(蓮、社4=神奈川・川和)です。

外種子田崚汰副将(スポ4=鹿児島・国分)

――4年生にとっては最後のリーグ戦になりますが、副将として個人的な目標を教えてください

 副将としての個人的な目標は、最後のリーグなのでとにかく悔いが残らないよう身を削る思いでプレーしたいです。

西村悠吾副将(人4=千葉・市川)

――4年生にとっては最後のリーグ戦になりますが、副将として個人的な目標を教えてください

 得点に絡むこととけがをしないことです。個人の目標も大事ですが、1番はチームが勝つことを意識したいです。目の前の1試合1試合を勝てるように準備していきたいです。