アジアの舞台へ

馬術

 19日から韓国の仁川で開催される第17回アジア競技大会に選手として佐藤泰(平22スポ卒=明松寺馬事公苑)が選出され、日本選手団の総監督に米山順(昭43理工卒)が就任した。それに先立ち馬術部では壮行会が行なわれ、現役部員も含め多くの人が4年に1度という大舞台に挑む2人にエールを送った。

現役生と記念撮影する佐藤(前列左から3番目)と米山(中列左から4番目)

 総合馬術競技へ出場が決まった佐藤は壮行会に集った人々に向け感謝の辞を述べた後、「今回はアジア大会という日本代表として挑む初の大きな大会なのでややプレッシャーを感じてはおりますが、仁川で精一杯頑張って参ります」と語った。馬術部に在籍していた当時は全日本学生女子選手権で優勝を果たし、早大史上初の偉業を成し遂げている。卒業後も輝かしい成績を残してきており、実力、気合共に十分である。世界のステージでも新たな歴史を刻むその姿に注目だ。

(記事 藤巻晴帆、写真 馬術部提供)