遂に始動した令和7年度応援部 箱根駅伝直前の合同練習が行われた!

応援

 12月19日に部員昇格・代交代を行った応援部。1月2日、3日に行われる箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)に向けて3パート合同練習を行った。新体制初の応援活動となる箱根駅伝。総合3位を目標とする早大競走部を後押しするために、早大応援部は集中力の高い練習を行い、本番を迎える。

『コンバットマーチ』では突きの動きを揃えることを意識した

 代交代から中3日で行われた合同練習。練習に参加したのは40人程度で、狭い場所で応援する当日のメンバーのみでの練習になった。19時頃に始まった練習はチアリーダーズ演技『SHAKE』から進行された。吹奏楽団とチアリーダーズが揃ってこの曲を練習するのは初めてであったが、完成度の高さがうかがえた。続いて行われたのは選手通過時の『紺碧の空』。3年生補佐により、注意事項の確認を挟みつつスムーズに進行される。選手が通った際に向きをかえる動きや、当日の応援場所近くにある柱などの障害物の想定を加えた練習になった。

選手通過時の『紺碧の空』は繰り返し練習された

 その後、大手町復路、大手町往路、芦ノ湖復路、芦ノ湖往路の順に練習を行う。本年度リーダー執行委員は豊島悠代表委員主将兼連盟常任委員(教3=神奈川・桐蔭学園)ただ一人。そのため、大半の応援歌、応援曲を豊島が担当する。箱根駅伝当日は秋からさらに成長した豊島の姿を見ることができるだろう。

テクを振る豊島

 大手町、芦ノ湖での応援歌、応援曲は意味をこめて選ばれている。さらに文字切りのコールもそれぞれの場面に応じた言葉になっており、是非注目である。

 遂に始動した令和7年度応援部。立場が変わった各学年がそれぞれの役割を果たし、練習でのミスや課題を当日までに修正し、他大学を圧倒するような応援を見せてくれるだろう。競走部の目標達成を後押しし、新年から活動の良いスタートを切りたい。

(記事・写真 土橋俊介)

コメント

豊島悠代表委員主将兼連盟常任委員(教3=神奈川・桐蔭学園)

ーー代表委員主将になった実感や代交代した実感はありましたか

私が見てきた上級生はどの代も人数が多かったのですが、8名いた(豊島にとって)最後の上級生もいなくなってその実感がだんだん湧いてきています。

ーー今日の練習で特に注意していた点は何ですか

『コンバットマーチ』の突きの動きをみんなで揃えるということと、新体制1発目なので、練習をスムーズに進めることが出来るようにすること、また、自信を持って行動するということを意識しておりました。

ーー最後に箱根駅伝の意気込みを教えてください

箱根駅伝は101年目ということで、新たな100年がここから始まると思います。新年1発目からみなさまの期待に応え、また選手の方の期待に応えることができるような応援をしたいと思っております。

小﨑塁副将兼応援企画責任者(社3=埼玉・県立浦和)、朝日里咲応援企画責任者(教3=東京・吉祥女子)

ーー今日の練習の感想を教えてください

小﨑 今日は新体制初の練習だったのですが、時間がない中で補佐が色々準備してきてくれて、なんとか形になったので、本番に向けて各パートで仕上げていければなと思います。

ーーその補佐の連携はどうでしたか

小﨑 時間が1日、2日しかなかったので、会議を2回ほどZoomでしました。それでもまだ足りなかったなっていうところはあったので、もっと前々から動いたり、こちらから出せる情報は全部出していけばよかったなっていうところが反省点です。

朝日 今回は補佐が各メドレーに具体的にこういう意味を持ってやってほしいという風に言ってくれてたので、そのような思いをみんなが汲み取って、応援ができるように上級生もやりたいなっていう風に思います。

ーー最後に箱根駅伝の意気込みを教えてください

小﨑 最後まで選手が全力を出して、昨年以上の順位をとって来年も走れるように。もっと高い順位を目指していけるように応援します。