創立131周年を迎えた10月21日、応援部によるアニバーサリーステージが早稲田キャンパスにて行われた。体育各部の部員も集まり、一体となってイベントを盛り上げ、創立131周年を祝った。
始めは吹奏楽団の演奏と共に、観客も含め『紺碧の空』を熱唱。会場がひと盛り上がりしたところで、続いて創立者・大隈重信の銅像、その奥にそびえ立つ大隈講堂を背後に、校旗の入場が行われた。旗手を務めるは、野村隆文(教4=兵庫・六甲)。エンジ色の校旗が紺碧の空へと舞い上がり、アニバーサリーイベントが盛大に幕を開けた。
創立131周年を祝う演技を披露したチアリーダーズ
まずは、応援部チアリーダーズのステージ。吹奏楽団によるFUNKYMONKEYBABYS『走り出そう』の演奏をバックに、アニバーサリー演技が披露された。この曲は学生スポーツを取り上げている番組、フジテレビ『COLLEGE×SPORTS』のテーマ曲でもあり、ご存知の方は学生スポーツを彷彿(ほうふつ)とさせる曲だろう。チアリーダーズの元気溢れる演技が、観客を笑顔にし、会場を大いに盛り上げた。
そしてこのイベントには全44の体育各部の代表1人がそれぞれのユニホームを身にまとい集結。各部を代表してラグビー蹴球部、スキー部代表者による挨拶が行われた。ラグビー部は12月1日に、伝統の一戦・早明戦を控えている。改修前の最後の国立競技場での早明戦。見逃してはならない熱い戦いが繰り広げられることだろう。一方、スキー部には、2014年ソチで開かれる冬季五輪の代表候補もいる。世界を股に掛け戦う選手が数多くいるワセダ。今後の早大体育各部の活躍からますます目が離せない。
さらに、一般学生を代表して早稲田祭運営スタッフ代表者の挨拶も行われた。早稲田祭運営スタッフは、来る11月の早稲田祭において、「部活生と一般学生との架け橋になりたい」というコンセプトのもと体育各部とのトークショーなどの企画も用意しているそうだ。早大生自身がワセダのスポーツをさらに盛り上げようと多彩な方面で活動されていることが伺えた。イベントの終盤には、学生歌『早稲田の栄光』、校歌の斉唱が行われた。一般学生も肩を組んで歌う姿はまさにワセダの象徴。気付けば、会場の10号館前には多くの早大生が集まっていた。
気合いの入った指揮で会場を盛り上げた野村
最後に、応援部によるワセダへのエール、さらには日本へのエールを送り、131周年記念イベントは無事、幕を閉じた。長い伝統を誇るワセダ。今後もさらなる歴史が築かれていくことだろう。
(記事 松田萌花、写真 栗田麻里奈、松田萌花)
創立記念日イベントを盛り上げた体育各部一同