【女子バスケ】序盤は互角も後半に失速 主導権を奪われると、100点ゲームを展開され敗戦した

女子バスケットボール

10月3日 関東大学女子リーグ戦 東京・拓殖大学八王子国際キャンパス

 対戦相手は東京医保大。関東大学女子選手権と関東大学女子リーグ戦1巡目でも対戦し、敗れている相手であり、リベンジを懸けた戦いとなった。前半はリバウンドや球際で粘りを見せ、東京医保大を相手に互角の展開を繰り広げた早大。しかし、第2Q後半から相手の守備に苦しみ、後半は3ポイントやインサイドから得点を重ねられ、点差を広げられた。終盤まで食らいつくも、流れを引き戻すことはできず、75-104で敗戦した。

 第1Qは、両者が譲らないシーソーゲームとなった。過去の対戦では、東京医保大が立ち上がりから得点を重ねる展開となったが、この日は早大が先手を取る。高さのある留学生を擁する相手に対しても、F清水瑠莉(人3=茨城・下妻第一)やC福王伶奈(スポ3=愛知・桜花学園)が積極的にリバウンドへ絡み、ゴール下で大きく後れを取らない。相手に内側への侵入を許す場面でも、カットやパスコースへの対応で粘りを見せた。早大らしいバスケットを展開し、24ー18とリードを奪って第1Qを終えた。

ドライブで切り込む山宮

 第2Qでは、F衣川璃来(スポ4=埼玉栄)がルーズボールに飛び込み、PG岸希(スポ1=熊本・慶誠)の得点につなげるなど、球際での粘り強さを見せる。F菊地実蘭(スポ4=愛知・桜花学園)は走りながらパスを受けてシュートまで持ち込み、さらにディフェンスをかわして後ろへ下がりながら放ったシュートを沈めるなど、随所で持ち味を発揮した。しかし終盤、菊地が激しく転倒すると、その間隙を突かれて一気に流れを渡す。12点のランを許して逆転され、タイムアウトを取るも、相手のプレッシャーを前にシュートまで持ち込めない時間が続いた。このQは13ー25と得点を離され、前半を37-43で折り返した。

ディフェンスをかわす岸

 後半の立ち上がりには、東京医保大に3本連続で3ポイントシュートを決められ、さらに点差を広げられる。ノーマークでシュートを打たせてしまう場面も見られ、ディフェンス面で課題を残した。F清水は、「」と振り返った。第3Q終了間際にはアクシデントが発生。東京医保大の選手が負傷し、試合は30分以上にわたって中断された。両チームが再びアップを行った後、試合は再開。再開後、PG山宮好葉(スポ4=東京成徳大)が時間を使いながら落ち着いてシュートを沈めたものの、58-73と点差を縮めるには至らなかった。

リバウンドからゴールに向かう菊地

 最終Qは、東京医保大の#7後藤(2年)が存在感を放った。内側への侵入から高確率でシュートを決め、早大の守備を翻弄する。早大が一人を止めても、素早く次の選手へボールを展開され、守備が追いつかない場面も見られた。さらにオフェンスリバウンドを許し、早大が攻撃へ転じる機会をなかなか作れない。終盤にも東京医保大の攻勢を受け、ついには100点の大台に到達。早大もPG山宮が相手ディフェンスに体を寄せられながらシュートを決めるなど、最後まで食らいつく姿勢を見せたが、流れを引き戻すことはできず。75-104で敗戦を喫した。

序盤こそ、早大の力をうまく発揮した試合を展開したが、中盤に訪れた悪い流れから脱却することができず、最終的には大差をつけられての敗戦となった。翌日の4日に行われた拓大戦に、79ー87で敗れたため、順位を一つ落として4位タイとなった。次戦は同じく4位につける筑波大との一戦。上位進出に向け、一戦も落とすことができない。

(記事、写真 齋藤汐李)


1Q 2Q 3Q 4Q 合計
早大 24 13 21 17 75
東京医保大 18 25 30 31 104

早大 スターティングメンバー

Pos. # 選手名
F 1 F菊地実蘭(スポ4=愛知・桜花学園)
F 6 清水瑠莉(人3=茨城・下妻第一)
PG 10 岸希(スポ1=熊本・慶誠)
PG 13 山宮好葉(スポ4=東京成徳大)
F 35 衣川璃来(スポ4=埼玉栄)

F清水瑠莉(人3=茨城・下妻第一)

――今日の試合を振り返って

誰かのドライブに対して合わせることやリバウンドとかはすごく良かったのですが、相手のやりたいことをやらせてしまった時間帯が結構長かったので、そこは明日の試合もそうですし、まだ続いていくリーグ戦の中で修正が必要かなと思いました。

―― 今期東京医保大と対戦したした試合とは異なり、リードを奪う立ち上がりとなりましたが

入りはみんなで集中して入ろうって言っていて、リバウンドのところや、センターのところで留学生とミスマッチになりやすいんですけど、そこもみんなで協力して守ったり、かつオフェスもいいリズムでシュートやったり、それに対してリバウンドもみんなで行けていたので、すごい良かったかなって思います。

――2Q終盤から3Qにかけて、連続得点を許す場面が見られましたが、この要因はどのように考えていますか

ディフェンスの部分で、東京医保大に1人キーマンの子がいるのですが、その子にやりたいことやらせてしまいました。ディフェンスのローテーションがあまりうまくいかなくて、スリーで何本か打たれてしまったところに対しては、修正できる部分や課題がたくさん見つかったんじゃないかなと思います。

――秋リーグ入ってスタメン出場も増えていますが、何か収穫はありますか

去年1年間怪我で出れていなくて、今年もリーグ戦から復帰という形でやらせてもらっているのですが、スタートから出る自覚とか気持ちの部分で、最初の方は緊張してしまったり、気持ちが弱くなってしまったりで、消極的なプレーをすることが多かったのですが、徐々に自分の役割も分かってきたし、逆に4年生が引っ張っていってくれる分、自分もついていかなければいけないし、自分が引っ張るんだとか、そういう気持ちの部分で成長できています。あとはシュートの部分がまだ迷いながら打っている部分もあって、そこは課題なので直していきたいなと思います。

――明日の試合に向けて意気込みをお願いします。

明日もリバウンドが鍵になってくるので、全員でしっかりボックスアウトからリバウンド取り切るというところまでやるっていうのと、オフェンスはどんどん積極的にスリーを打っていって、ダメだったらリバウンドっていう形で、自分でできることを積極的にやっていきたいと思います。