第77回全日本大学選手権(インカレ) 12月13日 東京・大田区総合体育館
前日の試合、拓大との試合を一点差で競り勝った早大。今日は全日本大学女子選手権(インカレ)決勝進出を懸け、関東1位の東京医保大と対戦した。前日の試合で負傷した西ファトゥマ七南副将を欠く早大だったが、前半の立ち上がりから早大の流れでプレーを展開。拮抗した試合が続き44-43と1点リードで折り返した。しかし、後半は東京医保大の強みが強調され、攻守が噛み合わない時間帯に失点が重なり、一気に点差が開いてしまい、65-98で敗戦。早大は明日、筑波大との3位決定戦に臨むこととなった。

強力なインサイドを擁する東京医保大に対し、第1Qから果敢なオフェンスを見せた。#35衣川璃来(スポ3=埼玉栄)が相手のパスをカットすると鋭いドライブで自ら切り込みそのままゴール。ここから8ー0のランで早大は流れを引き寄せる。一方の東京医保大は、ロー・ジョバ(1年)と大脇晴(4年)を中心に着実に得点を重ね、両選手が8得点を記録し簡単には流れを引き渡さない。ラスト1分、ここまで苦戦していた3Pを#1菊池実蘭(スポ3=愛知・桜花学園)が沈め再び同点とすると、そのまま3点リードで第1Qを終えた。衣川が「良いリズムのバスケができ、伸び伸びとしたプレーが良い雰囲気、得点に繋がった。」と振り返ったように、第2Qは各選手の生き生きとしたプレーが多く見られた。#13山宮好葉(スポ3=東京盛徳大)のパスカットから速攻を展開し、菊池が3Pを決めチームに勢いをもたらすと、すかさず東京医保大はタイムアウトを要求。しかしタイムアウト後も早大の勢いは止まらず、#12阿部心愛(スポ1=愛知・桜花学園)が東京医保大のジェフ・ハディ・ジャトゥ(2年)の高いディフェンスをかわしゴール下で得点を奪うなど第2Qで9得点を挙げ、最大13点にリードを広げた。しかし、ラスト3分、相手の猛攻に遭い、0-14のランを許してしまう。早大はタイムアウトを使い切り、相手の流れを断ち切ろうとするも、1点差まで詰め寄られ前半を終えた。

レイアップシュートを決める衣川
後半の立ち上がり、衣川が2本連続3Pを決め順調に思えたが、東京医保大が流石の修正力を見せた。オフェンスリバウンドを立て続けに許し、11点連続で失点。今試合チームハイの34得点を挙げたロー・ジョバがゴール下を支配した。第3Qは主導権を握られ、終盤に逆転を許し57-66と9点ビハインドで最終Qへ。第4Q、東京医保大の素早いトランジションと堅いディフェンスの前に攻め手を欠き、体力が削られていった。早大はシュートタッチが乱れ、開始9分間無得点が続く厳しい展開となり、衣川は「5人でうまくコミュニケーションが取れず、監督の指示をコートで表現できなかった。」と試合を振り返った。その間に怒涛の31連続得点を献上し、反撃の糸口を見出すことができなかった。ラスト1分、ようやく菊池がシュートを沈め一矢報いるも、65-98で敗戦した。

ゴール下で粘る菊地
最後まで諦めない姿勢を見せてくれた早大。明日は関東3位の筑波大と対戦する。リーグ戦では勝ちがない相手だが、衣川は「勝っても負けてもラストの試合。全力で思い切ってやり切りたい。」と表情を引き締めた。
(記事 齋藤汐李、写真 石澤直幸)
第77回全日本大学選手権(インカレ) 12月13日(vs東京医保大)
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
| 早大 | 22 | 22 | 15 | 6 | 65 |
| 東京医保大 | 19 | 24 | 25 | 30 | 98 |
♦早大スターティングメンバー♦
F#1菊地実蘭(スポ3=愛知・桜花学園)
C#8福王伶奈(スポ2=愛知・桜花学園)
F#12阿部心愛(スポ1=愛知・桜花学園)
P#13山宮好葉(スポ3=東京成徳大)
F#35衣川璃来(スポ3=埼玉栄)