後半修正し桐蔭横浜大に勝利。リーグ戦3連勝!

女子バスケットボール

 関東大学女子リーグ戦(リーグ戦)第3節、早大は昨年1部に昇格した桐蔭横浜大と対戦した。前半は相手のプレスディフェンスに苦しめられ、点差をつけることができない。しかし、後半修正しミスを減らして自分たちのディフェンスから流れを作る。92―72でリーグ戦3連勝を飾った。

 

シュートを打つ中山

 第1クオーター(Q)、相手のディフェンスのプレッシャーが強く、ペースが早まりアウトサイドからのクイックシュートが多くなる。また、ゾーンプレスにミスを誘発される。シュートを決めきることができず、点差がつかない。しかし、終了間際にG中山桂(スポ3=愛知・桜花学園)のスリーポイントが決まり5点差で第1Q終了。第2Qも一進一退の攻防が続く。オフェンスリバウンドから流れをつかみかける場面はあったものの、なかなかリズムを作ることができず点差を作れないまま37―31で試合を折り返した。

 後半開始早々、Gフェスターガードヤヤ(スポ3=宮崎・小林)のドライブや中山のタップシュートなどペイントエリア内でのシュートで得点を積み上げる。 ゾーンプレスに対しても「最初はミスが多かったですが、ハーフタイムにギャップにフラッシュしたり、縦につなぐことなどを話し」(G江村優有、スポ2=愛知・桜花学園)、自分たちのペースを作ることができるようになる。流れをつかみ第3Q残り3分、江村のスリーポイントで20点差に。最終Qもディフェンスとリバウンドから得点を重ね、92-72で勝利した。

 

レイアップシュートを狙う江村

 「試合を通して、ディフェンスで甘さがあったり、オフェンスでもミスがあり、改善点が多い試合だった」と江村が振り返るように、良くないところを試合中に修正して点差をつけたゲームだった。次戦は今日の相手同様今年1部に昇格した松蔭大と対戦する。次こそ出だしから早大のペースを作り、リーグ戦4連勝することができるか。

(記事 冷水睦実、写真 宮島真白)

関東大学女子リーグ戦 9月4日(vs専修大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

18 19 26 29 92
桐蔭横浜大 13 18 11 30 72

◇早大スターティングメンバー◇
G#3 フェスターガードヤヤ(スポ3=宮崎・小林)

F#11 佐藤実花(人1=岩手・盛岡白百合学園) 

G#21 中山桂(スポ3=愛知・桜花学園)

G#23 江村優有(スポ2=愛知・桜花学園)
F#32 江頭璃梨(スポ2=宮崎・小林)

コメント

G江村優有(スポ2=愛知・桜花学園)

――試合を振り返って

試合を通して、ディフェンスで甘さがあったり、オフェンスでもミスがあり、改善点が多い試合でした。 その中でも勝ちきれたことは良かったと思います。

――課題としていた出だしの悪さについて

今日の試合も出だしは良くなかったと思います。ディフェンスから流れを作っていけるようにチーム全体でしっかりと修整していきたいと思います。

――相手のゾーンプレスに対してボールの運び方で工夫した点は

最初はミスが多かったですが、ハーフタイムにギャップにフラッシュしたり、縦につなぐことなどを話しました。

――リバウンドで意識していたこと

ボックスアウトを徹底することと、相手はスリーポイントが多いチームなので中間のリバウンドをガード陣が取りきることを意識していました。

――明日への意気込みをお願いします

明日の試合ではディフェンスから流れをつかみオフェンスに繋げられるように、ディフェンスから頑張りたいと思います。