【男子バスケ】法大に勝利し無傷の3連勝 大会3連覇に王手

男子バスケットボール

3月20日 第20回東京六大学リーグ戦 東京・明治大学和泉キャンパス

 東京六大学リーグ戦(六大学リーグ戦)は大会2日目。初日に2連勝を果たした早大は21日、前年関東2部4位の法大と対戦した。試合は早大が第1Qにリードを奪う。後半もそのまま逃げ切り、92-70で勝利を収めた。これで早大は3連勝。明日は優勝を争う、慶大、明大との対戦を迎える。

 試合の流れをつくったのはG城戸賢心主将(スポ4=福岡第一)だった。試合開始早々に3Pシュートを沈めると、ディフェンスでもスティールから相手のアンスポーツマンライクファウルを誘発。城戸主将の活躍を機に立ち上がりから主導権を握った早大は31-13で第1Qを終えた。

 しかし第2Q、攻撃の起点であったG下山瑛司(スポ4=愛知・中部第一)がベンチに下がると、スコアが停滞した。F三浦健一(スポ4=京都・洛南)が持ち前の打開力で得点を続けたが、この10分間は14-15のロースコア。点差を広げられずに第2Qを終えた。

ルーズボールに飛び込む城戸

 第3QはF松本秦(スポ2=京都・洛南)がオフェンスをけん引。3Pシュートだけでなく、ペイントタッチから味方の得点をアシストする場面も見られた。さらに特筆すべきは下山。スピードの乗ったエントリーからそのまま敵陣に切り込み、自身と味方の得点チャンスを幾度となくつくりあげた。しかし、チーム全体でパスミスでのターンオーバーが響き、67-49の18点差で第3Qを終えた。

 第4Qも下山は止まらず、連続3Pシュートで自身の得点を20点台に乗せる。一方のハーフコートオフェンスでは苦戦が続き、ウイング陣の単発的なアタックが目立った。試合は早大がそのまま逃げ切り、92-70で勝利。3連勝を飾ったものの、少々煮え切らないかたちの試合となった。

ボールを保持する下山

 チーム全体のオフェンスに対し「躊躇してしまった」と振り返る城戸主将。昨年は積極的かつ高精度の3Pシュートでリーグを席巻した早大であったが、本日の得点は2Pが中心だった。下山、三浦、松本といった強烈な個の力をどのようにチームに落とし込むのか。現在は発展途上の中、模索を続けている。

 明日の対戦相手は慶大と明大。関東1部の明大はもちろんのこと、先日の試合で法大を下した慶大も油断ならない相手だ。現在、六大学リーグ戦は早大と明大の2校が3勝無敗。優勝を決める勝負のダブルヘッダーを制し、新体制初タイトル、そして六大学3連覇といきたいところだ。

(記事 石澤直幸、写真 北郷美結)

六大学リーグ戦 3月21日 法大戦

早大 スターティングメンバー

Pos. # 選手名
下山瑛司(スポ4=愛知・中部第一)
G 城戸賢心(スポ4=福岡第一)
三浦健一(スポ4=京都・洛南)
藤山拓翔(スポ3=新潟・開志国際)
12 松本秦(スポ2=京都・洛南)

  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
早大 31 14 22 25 92
法大 13 15 21 21 70

コメント

G城戸賢心主将(スポ4=福岡第一)

--本日の試合を振り返って
 チームルールが全然できていない中で、試合前のミーティングでもしっかり確認をして試合に臨みました。チームとして成長できるようしようと思って大事にしていた試合でした。

--パスミスでのターンオーバーが多かったことは
 去年はあまり試合に絡んでいない選手入った時にコミュニケーションの部分でミスが起きたと思います。それは自分たち4年生が声をかけてリードすべきだったと思います。

--速攻の場面が多く見られました
 速い展開を意識することはできていました。ただノーマークをつくる部分など、去年の強みであったトランジションはまだ出ていないと思います。

--ハーフコートオフェンスの方は
 まだ停滞したり、躊躇してしまう部分があります。自分たちの強みはスリーポイントなので、思い切りできるように合わせていきたいです。

--3Pシュートのアテンプトが低迷しました
 去年に比べたら全然少ないですね。体力面的にトランジションの攻防から疲れを感じました。去年は夏を経てレベルアップできたと思うので、それをスプリングトーナメント(関東大学選手権)に向けてできたらなと思います。

--昨年に比べるとシューターが手薄になった分、城戸選手にもシューターの役割が回ってくるのでは
 そうですね。やることが多いなと思います。自分はスリーポイントを狙いつつ、ペイントアタックをできれば去年のシューター2人に比べて幅が広がるのかなと思っています。

--大会最終日となる明日の意気込み
 勝つことも大事なんですけど、内容にもっとこだわりたいです。充実した試合にできるように頑張ります。