拓大に敗戦し６位で今大会を終える

　最終日を迎えた京王電鉄杯。グループリーグを３位で通過した早大は、この日拓大との５位決定戦に臨んだ。前半はハイペースな試合展開の中で得点を積み重ね、１２点のリードを得る。しかし後半になり流れを相手に奪われると一気に逆転され、敗戦してしまった。早大は６位という結果で今大会を終えた。

　前半、序盤からシュートが決まり早大のペースで試合を運ぶ。Ｃ富田頼（スポ２＝京都・洛南）のシュートやＧ石原卓（社３＝東京・京北）の３Ｐシュートなどで得点を積み重ねた。ディフェンスも安定し、身長の高い相手に対してプレッシャーをかけ、リードを保った。５３－４１で前半を折り返し、試合は後半へと入る。

自らも積極的にシュートを狙う石原

　後半に入ると徐々に流れが変わり始める。１２点あった差をじりじりと詰められ、８分には相手の３Ｐシュートでついに逆転を許してしまう。それでも第４Ｑに入ると、５分にＦ北代智樹（社３＝東京・早実）の３Ｐシュートで早大が逆転。ここからリードを離したい早大であったが、２分後には相手の３Ｐシュートで再び逆転されてしまう。最後はリードを詰めることができずに９１－１０３で敗戦を喫した。この結果により早大は６位で今大会の幕を閉じた。

冷静にチームを引っ張るＧ河合祥樹主将（スポ４＝京都・洛南）

　今大会を通して１部のチームを含む強豪校と対戦したということは、この先とても大きな意味を持ってくるであろう。関東大学選手権（トーナメント）まで残りわずかとなり、チームの課題や収穫が見つかった。この結果を次につなげ、目標であるトーナメントでのベスト４入りを目指す。

（記事、写真　橘高安津子）