第112代主将の中川卓也がプロ志望届を提出!

野球

 全日本大学野球連盟は2日、2022年度の「プロ野球志望届」提出者一覧を更新。早大からは中川卓也主将(スポ4=大阪桐蔭)がプロ志望届を提出した。

 大阪桐蔭3年時には主将として個性派集団をまとめ上げ、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した中川卓。早大進学時には大きな話題を呼んだ。小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)から期待され、1年時からレギュラーとして出場するも、大学野球の壁にぶつかった。

 プロ志望届を提出した中川卓

 オープン戦では打てるのに、神宮ではなかなか結果が出ない。それでもシーズンを重ねるごとに打率を上げ、3年秋には打率.333で念願のベストナインを獲得。最高学年になった今年は抜群のキャプテンシーを発揮。グラウンドでも一番声を出し、ナインを鼓舞している。

 4歳から野球を始め、目指し続けてきたプロの世界。中学時代のチームメイトである増田陸(読売ジャイアンツ)や、高校・大学と同じ道を歩んできた徳山壮磨(令4スポ卒=現横浜DeNAベイスターズ)がいる。ドラフト会議まで約1か月半、リーグ戦での活躍が鍵になる。安定した守備と広角に打ち分ける打撃を武器に、まずはチームをリーグ優勝、そして日本一へ導く。

 (記事 臼井恭香)