最終回には、早川隆久主将(スポ4=千葉・木更津総合)と森田直哉(スポ3=早稲田佐賀)の左腕コンビが登場する。早川は東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)では2試合に先発。自身初の完投勝利を記録するなど、チームの柱として申し分ない働きを見せた。一方、森田直は東大戦のみの登板に終わったものの、1回を3者凡退に切って取り、チームの勝利に貢献した。立場こそ違うものの、両左腕の活躍が秋季リーグ戦の優勝の鍵を握るのは確かだ。今回はそんな2人に様々なお話を伺った。
※この取材は9月12日に行われたものです。
「信頼されるピッチャーになるというのが一番の目標」(森田直)
昨季の東大戦で力投する森田直
――春季リーグ戦をざっくりと振り返ってみていかがですか
早川 チームとして優勝する手ごたえを感じたので、そういう面では秋(秋季リーグ戦)につながる春季リーグ戦ではありました。ただ、優勝できる手ごたえを感じていた分、悔しさも残りました。
――具体的に「手ごたえを感じた」部分はどのようなところでしょうか
早川 投手陣が最少失点というか、四死球も少なく無駄な点を与えずにできましたし、チーム打率としても六大学の中でトップ(.278)だったので。数字を残せている分、勝ち切れないというところに悔しさを感じましたし、一球に対する気持ちが足りなかったからこそ負けたのかなと思います。
――森田直選手はいかがでしたか
森田直 1試合(東大戦)しか投げずに終わってしまって。優勝争いをしているチームの中で「ベンチに入っていてもチームに貢献できていない」という思いは強かったので、悔しいシーズンだったなと思います。
――早川選手にお伺いします。早慶戦を振り返ってみていかがですか
早川 早慶戦も勝てるゲームではありました。自分も本塁打も2本打たれて。そのホームラン2本とも様子をうかがったようなボールを打たれてしまったので、その2球に悔しさが残ってしまいました。中途半端な気持ちで投げてしまうと無駄な失点を与えてしまうなと感じましたし、そこを秋に向けて突き詰めていければなと思います。
――本塁打を打たれた球種はそれぞれ何でしたか
早川 新美選手(寛太)に打たれたのは外のまっすぐで、(捕手の)岩本(久重、スポ3=大阪桐蔭)のサインは「外に外して様子見」という感じだったのですが、自分の気持ち的にはあわよくばアウトローで三振を取れればいいかな、という中途半端な気持ちで投げてしまったボールでした。 バッテリーの意思疎通という面でもあいまいだったかなと思います。(藤元雄太選手に投げた)カットボールは、真っすぐを張っているのかなと(思って投げた球です)。その中で半速球を投げてしまったらドンピシャでタイミングがあってしまったという。あそこは真っすぐでもうちょっと押せたのかなと思います。
――新美選手もストレートに対してドンピシャのタイミングで振っていましたが
早川 ギリ(スタンドに)入るか入らないかというところだったのですが、ボールが高めに浮いた分、力がなくても飛んで行った感じですね。あそこはチェンジアップでも良かったかなと思うのですが、そこに投げてしまった自分が悪いです。
――明大戦、慶大戦共に120球を超える球数となりましたが、スタミナ面を振り返ってみていかがですか
早川 夏の炎天下の中でロングイニングを投げられたことは、3年生の自分と比べたら成長していると思うのですが、まだまだ甘いボールというのはたくさんありましたし、甘いボールをなくしながらの120球というのは内容的に変わってくると思うので、そこを突き詰めていこうと思います。
――慶大戦では球数を要する場面も見受けられました
早川 甘いボールがいっているからこそ粘られるというのもあるのですが、(カウントが)3-2とかの場面で四球を出すよりかは打たれたほうが野手的にもメンタルが違うと思いますし、四球だとリズムもバタバタ崩れていってしまうと思うので、粘りながらも、四球を出さずに投げることができたのは自分の中では評価したいなと思います。
――春季リーグ戦の登板を通じて、他に収獲はありましたか
早川 打者を観察しながら投球できた、観察しながら打ち取ることができた、というのは収穫になったなと思います。
――具体的に「観察しながらの投球」とは
早川 慶応の6番打者だった宮尾選手(将、慶大)とかを見て、スライダーに全然(タイミングが)合っていない中で、スライダーを投げ切ることができて三振を取れましたし、その後(の打席は)真っすぐで差し込みながらもスライダーで三振取ったりもできました。明大戦でカットボールで三振が取れたのも、岩本と話しながらアウトコースに投げられたからこそ取れたのかなと。
――相手の狙い球ではない球種を有効的に使えたと
早川 そうですね。相手が真っすぐを張っている中で、カットボールなどを投げてタイミングをずらしながら三振を取ることができましたし、それは観察しながら投球できたからこそだと思います。
――春季リーグ戦のチーム防御率は0.77という成績でしたが、投手陣をどのように評価していますか
早川 先発の自分と徳山(壮磨、スポ3=大阪桐蔭)がゲームメイクをして、後半は中継ぎ陣に頼める状況ではあったので、自分も後半に思い切って投げることができたというのはありますね。
――救援陣がしっかりしているからこそ、先発が飛ばして投げられるということでしょうか
早川 そうですね。リリーフ陣、特に山下(拓馬、法3=埼玉・早大本庄)、柴田(迅、社4=東京・早大学院)、森田がしっかり投げられるからこそ、自分も安心して飛ばしていけますし、そこ(救援陣)が安定していなかったら自分も(ペースを)調整しながら投げなければならないと思っていたので。そういう面では投手陣の良さが出たからこその防御率かなと思います。
――主将として自らに点数をつけるなら
早川 正直30点くらいですね。自分が動くというよりかは、野手は瀧澤(虎太朗副将、スポ4=山梨学院)、吉澤(一翔副将、スポ4=大阪桐蔭)、金子(銀佑、教4=東京・早実)の主力のメンバーが動いてくれたからこそチームがまとまってきましたし、彼らと自分で連携が取れたからこそチームがうまく仕上がったのではないかなと思います。
――では、マイナス70点はどこからきているのでしょうか
早川 優勝に導くのがキャプテンの仕事だと思いますし、チーム全体のモチベーションを保つのも主将の行動力だと思うので。『優勝したい』という気持ちにさせることができたのかと言われたら、そのような雰囲気は流れていなかったので、そういう意味で70点足りないかなと思います。
――以前の対談で「自分の与えられた仕事は、全体で気づいたことを嫌われてもいいから話していくこと」だとおっしゃっていましたが
早川 自分がチーム全体の前で話すのは練習終わりのミーティングだけなのですが、そこで自分は気づいた点を話しながらやっていますし、学生コーチの杉浦(啓斗、文構4=東京・早実)、結城(壮一朗、教4=大阪・早稲田摂陵)、(主力のメンバーである)吉澤、瀧澤、金子にしっかり伝達する、というのはチームの流れでもあるので、そういう面ではできているのかなと思います。
――よく『立場が人を変える』と言いますが、主将を経験してみて変わった部分などはありますか
早川 明大戦や慶大戦でも『主将がやらないといけない』という気持ちがなければ、ロングイニング投げずに7回くらいで降板していると思うので、そういう面では立場が人を変えるなと思いますね。
――森田直選手から見て、主将としての早川選手はどのように映っていますか
森田直 主将として、チームを引っ張る姿勢を常に練習中も見せてくれているので、そこについていかないといけないという思いもありますし、その中でも自分たちにどんどん教えてくれたりするので、そこも自分たちも気軽に質問だったり、話しかけに行けるので、そこは本当に楽に過ごさせてもらっています。
早川 質問全然してこないですけどね(笑) 。
――「チームを引っ張る姿勢」とは
森田直 1本1本のランとかでも、最後まで全力で走ったり、ただ自分が練習をするだけではなくて後輩が走っている姿を見て声を掛けたりとかしていますし、他の人にも気を配って練習する姿を見て「さすがなんだな」と思いました。
――春季リーグ戦では自己最速を更新する155キロも計測しましたが、このスピードが出たメカニズムはどこにあるのでしょうか
早川 フォームを自粛期間に変えて。春までは軸足が沈み込みすぎてしまって、地面の反発をあまりうまく使えていなかったというのがあって。そこを自粛期間に見直したからこそ、4キロ一気に上がったということかなと思います。
――そのようなフォームの変更を行う際は、感覚的に「これだ!」「つかんだ!」となるのですか
早川 「つかんだ!」というよりかは、どちらかというと強制的に直そうというような気持ちでしたね。悪い癖を直すために強制的に行ったという感じです。
――以前から課題として存在していたと
早川 うーん。そこまで球速が出ていなかったというのもありますし、ボールの質が少しづつ変わってきたので。もう一回見直したいと思って、4月の頭の方にフォームを見直したときに気づいたという感じです。
――それは自ら気づいたのでしょうか
早川 自分でも気づきましたし、自分が通っている理学療法士の先生といろいろ話している時に「ここちょっとこうだよね」という話をしたときに、気づけたという感じですね。
――大学に入ってからフォームを変えることは良くありましたか
早川 フォームというよりかは、ちょっとしたところなので。極端には変えていないんですけど。徐々に体のつくりというか、大人の身体になってきているので、そういう面では筋肉の強度や柔軟性が変わってきているので、1年生に比べたらだいぶ変わったのかなと思います。
――そのようなフォームの変更は端から見ていてわかるものですか
早川 (森田直に)変わってる?
森田直 ちょっとは変わっているんじゃないですか?
早川 (一緒に)野球をしていてもこれくらいの差しか気づかないので、多分そんなに変わっていないということです(笑)。
――次に森田直選手にお聞きします。先ほど春季リーグの振り返りをしていただきましたが、その中でも東大戦の投球を振り返って、ご自身で点数をつけるなら何点ですか
森田直 50点くらいです。東大戦でしか自分は投げる機会がなくて、そこで3人で抑えられたというのはよかったのですが、やっぱりコースが甘かったり、もっといいバッターだと確実に捉えられているようなボールが何球かあったりしたので見直していかないといけないと感じました。
――具体的な反省点があれば教えてください
森田直 決めにいった真っすぐが甘めに入ったり、逆に高めに浮いたりしたのが反省点だと思っています。
――昨年12月の『新体制始動特集』でお話を伺った後、どのようなトレーニングをされていたか教えてください
森田直 去年も2試合しか投げられず、悔しい思いをしたのでもう一回自分の投球スタイルを見直しました。やっぱり自分は真っすぐが動くのが持ち味なので真っすぐの球速や質をあげることをテーマにトレーニングしていました。
――春季リーグ戦まで、自粛期間も含めてモチベーションのコントロールをどのようにされていたかお願いします
森田直 自分はけがをしていて投げられない期間が多かったのですが、その中で投げられるようになった時、自分が前投げていたボールよりいいボールを投げるということを目標に練習しました。
――けがをされていたのはいつぐらいで、本格的に投げられ始めたのはいつぐらいですか
森田直 けがをしたのが3月の頭くらいで、投げられるようになったのが、6月から7月にかけてだったので、結構投げられない期間が多かったです。
早川 (突然笑い出す)待って(笑)。お前の話し方がツボる(笑)。
森田直 すみませーん……。
一同 (笑)
――次いきますね(笑)。続いて同学年の投手陣についてお伺いします
森田直 徳山(壮磨、スポ3=大阪・大阪桐蔭)、西垣(雅矢、スポ3=兵庫・報徳学園)はずっと1年生の時から投げているので、そこに追いつかないといけないというのは分かっていて、そこに今、山下(拓馬、法3=埼玉・早大本庄)もどんどん投げています。現状、山下の方が信頼されていると思うので、まずはその3人と自分が同じくらい信頼されるようなピッチャーにならないといけないと思います。自分の学年はお互い切磋琢磨して、いい雰囲気で練習ができているのでそこはいいことだなと思います。
――ご自身の強みを教えてください
森田直 自分の1番の持ち味は、真っすぐが動くことだと思っています。その真っすぐを生かしたピッチングができるようにと思っています。精神面に関しては、自分は周りから弱いと言われることが多いので、マウンドに立ったら常に強気で投げられるように最近意識しています。
――精神面が弱いと言われるんですか
早川 (頷く)見ての通り、しゃべっている時もめちゃくちゃおどおどしているじゃないですか。それがまんまマウンドで出るので。ランニングしていても弱音しか吐かないし。うっとうしいんですよ!(笑)もうちょっとメンタル強くなってほしいです。
――話は戻りますが、チェンジアップにも自信があると伺いました。その点いかがですか
森田直 自分は左ピッチャーなのでチェンジアップというのは非常に有効なボールだと思います。もっと自信を持って投げられるようにしていかないといけない球だと思っています。
――上級生になって後輩も増えましたが、気持ちの変化はありましたか
森田直 特に大きな変化はありませんが、やっぱり3年生になったのでもっと自分の行動に責任を持って、後輩が見ているという意識で練習に取り組むようにしています。
――今後の個人的な目標をお願いします
森田直 まずは自分が信頼されるピッチャーになるというのが一番の目標です。リーグ戦に入っても投げられない試合が多いので自分がもっと投げて、「森田だったら安心して任せられる」というピッチャーになれるように頑張りたいです。
森田直選手から見た、早川選手の尊敬する部分は・・・
取材に答える早川(右)と森田直
――続いてお二人にお互いの印象について教えてください。まずは、早川選手に森田選手の印象を伺います
早川 初対面の時は、早稲田佐賀で甲子園に出ていたというのを聞いていたので、そこそこのボールを投げるんだろうなというのは思っていましたし、強気でくるんだろうなと思っていました。今こうして一緒にいると、なんかヘニョヘニョしているんですよ。なんというかシャキッとしないというか。そういう立ち振る舞いを直していかないといけないと思います。だから後輩にもすごいナメられるんですよ。立ち振る舞いというか、話し方というかそういうところも直さないと野球にも私生活にもつながってこないかなと思います。
――ちなみにいいところを挙げるとしたら
早川 顔がちょっといいくらいですかね(笑)。
一同 (笑)
――森田選手はいかがですか
森田直 (早川は)とても有名な方なので、同じ左ピッチャーとしてこういう人を見て育たないといけないと思っています。最初そういう意味では話しかけづらいところがありました。今は本当に後輩に対して誰にでも優しく接していただいていますし、ご飯に誘っていただくこともあるので、今は優しい先輩だなと思います。
早川 待って、今“は”ってなんや!(笑)
森田直 今“も”優しい先輩だと思います(笑)。
――早川選手の尊敬するところはありますか
森田直 野球の練習とかはもちろんそうなんですけれど、普段の勉強も手を抜かずにやるので、野球も勉強もどちらも全力で取り組む姿は本当にすごいなと思います。
――早川選手が森田選手に期待するところはありますか
早川 自分も同じ18番を背負っていましたけど、自分みたくなれというのは難しいと思うので、また『新しい18番』を確立してもらいたいという期待はしています。
――同じ左ピッチャーとして早川選手から森田選手に指導することはありますか
早川 森田は真っすぐが動きますし、チェンジアップやスライダーでカウントとってと打ち取るという、自分のような多くの球種を使ってゲームメイクをするタイプではないので、1つの球種をいかに精度高くして、今後もコントロールよく投げていけるかというのが森田の鍵になってくると思います。そこを極めて、技術を向上していってくれればなと思います。
――それを聞いて森田選手はいかがですか
森田直 自分は早川さんみたいに多くの変化球は投げられないので、自分のスタイルというのはしっかり持って、そのピッチングをマウンドでできるようにやっていきたいと思います。
「優勝に導けるかどうかが、主将であり、エースである自分のテーマ」
昨季の明大戦で力投する早川
――ここからは秋季リーグ戦に向けてのお話も伺っていきます。これまでの夏季オープン戦を振り返ってみていかがですか
早川 チームの状態は悪くないと思います。自分が投げている試合も、2試合負けてはいるのですが、そこまで悪い印象の負け方ではないので。何が悪かったのかを突き詰めながら、この1週間で調整しながらという感じです。
森田直 自分も、チームの状態は…。
早川 なんでお前がチームの状態を話すんだよ(笑)。個人的(な振り返り)でいいよ。
森田直 あ、個人的な、はい(笑)。個人的な状態に関しても、今は良い感じに抑えられているので、もう1試合投げる試合があるのですが、そこでしっかりと自分のボールを投げて、リーグ戦に臨めるようにしたいなという感じです。
――秋季リーグ戦に向けて重点的に行っている練習はありますか
早川 春のリーグ戦で課題として出たバントもそうですし、得点圏打率の低さも(課題として)あるので、どうやったら点が取れるかを考えながらやっています。例えば走塁でも点は取れますし、スクイズなどの小技でも点を取れるようにするということで見直しています。
――秋季リーグ戦の目標は
早川 優勝です。優勝に導けるかどうかが、主将であり、エースである自分のテーマなので。常に自分の中で念頭に置きながらリーグ戦を戦っていこうと思います。
――個人的な目標はありますか
早川 ないです。優勝だけしか自分は見ていないので。
――森田選手はいかがですか
森田直 自分は投げられる試合が限られているので、その中で無失点というのを達成して、少しでもチームの優勝に貢献できる投球ができたらいいかなと思います。
――気をつけたいカードや相手選手などはいらっしゃいますか
早川 カードとしてはやはり初戦の明大戦、次の法大戦が勝負の鍵を握っているカードだと思うので、その2戦に関しては特に集中してやっていければいいなと思います。個人で警戒している選手はあまりいませんが、(春季リーグ戦で負けた)法大、慶大に関しては、悔しさをぶつける意味も込めて、全力で立ち向かっていこうと思います。もちろんどのチームもそう(全力)ですけど、より一層ということで。
森田直 初戦(明大戦)というのが一番大事になってくると思うので、チームとして2連勝するのが大事かなと思います。
――最後に、もし写真撮影用の色紙があったらどのような言葉を書くか教えて下さい
早川 自分はシンプルに勝つということしか考えていないので、『勝』という1文字だけかなと。
森田直 なんて書こう…。(早川に向かって)自分なんすか?
早川 「自分なんすか?」じゃないよ(笑)。自分のことだろ(笑)。
森田直 色紙に書くかは分からないのですが、自分が無失点に抑えられれば、チームに迷惑をかけることなく優勝に貢献することができると思うので、『無失点』というのを頭に置いて頑張りたいなと思います。
――ありがとうございました!
(取材・編集 山田流之介、後藤泉稀)
◆早川隆久(はやかわ・たかひさ)
1998(平10)年7月6日生まれ。180センチ、80キロ。千葉・木更津総合高出身。スポーツ科学部4年。投手。左投左打。大学に入ってからの思い出は?という質問に対して、悩みながらも「大学1年時のサマーリーグ」と答えた早川選手。1、2年生が主体のチームで戦っていくうちに『この同期と優勝したい』という思いが芽生えたのだそうです。泣いても笑ってもこの秋がラストシーズン。最後に最高の思い出を残します!
◆森田直哉(もりた・なおや)
2000(平12)年3月4日生まれ。180センチ、82キロ。早稲田佐賀高出身。スポーツ科学部3年。投手。左投左打。練習後の昼寝が大好きだという森田選手。今対談では、早川選手にたじたじのシーンがいくつかありましたが、マウンドでは力強いピッチングを見せてくれるでしょう!