中盤の失点を逆転できず敗戦／愛工大戦

　約２週間に及ぶ南魚沼キャンプを終えた早大。この日は東伏見に愛工大を迎え、オープン戦に臨んだ。

　打線は初回、熊田任洋副将（スポ４＝愛知・東邦）の適時二塁打で１点を先制するも、その後は無得点が続く。１ー０で迎えた５回、先発・加藤孝太郎（人４＝茨城・下妻一）が相手打線につかまり、５連打を浴びて４失点。加藤の後を受けた伊藤樹（スポ２＝宮城・仙台育英）は３回を１失点にまとめる投球を見せた。反撃したい打線は６回に吉納翼（スポ３＝愛知・東邦）の適時打で１点を返す。しかし、９回に登板した越井颯一郎（スポ１＝千葉・木更津総合）が適時打を浴びて点差は４点に。最終回には熊田の投ゴロを相手が暴投する間に二者が生還するも、反撃はここまで。投打で反省が残る試合となった。

先制打を放つ熊田

先発の加藤

粘投した伊藤樹

好調を維持する中村将

（記事　矢彦沢壮真、写真　星野有哉）

コメント

熊田任洋副将（スポ４＝愛知・東邦）

――今日の試合を振り返って

　相手先発がいい投手だったのですが、その投手に対してちょっと工夫が見られなかったのでこういう結果になったと思います。

――初回の先制打の場面を振り返って

　１発で仕留めることができてそこは良かったなと思います。

――最終回には２点を返し、粘りが見られたと思いますが

　粘りというよりかは、最終回も変わらず入っていたのではないかなという気持ちがあります。先制点を取った後に気を緩めずに点を取りに行かなくてはいけなかったのですが、（最終回の攻撃は）たまたまだったと思います。

――チームとしては次戦へ向けて課題は見つかりましたか

　さっき反省でもあったのですが、先頭はヒット以外でも出塁する手段があると思います。何が何でも（塁に）出るということと、１発で仕留めるということを課題としてやってきたので、そこを意識してやっていきたいです。

――残りのオープン戦へ向けて

　もう残り試合も少ないですし、開幕も３週間を切って全然時間がないので、一試合一試合無駄にしないでやっていきたいです。