蛭間拓哉副将がプロ志望届を提出! 

野球

 全日本大学野球連盟は21日、「プロ野球志望届」提出者一覧を更新。早大からは蛭間拓哉副将(スポ4=埼玉・浦和学院)がプロ志望届を提出した。

リーグ戦での復調が待れている

 早大の4番を担う世代ナンバーワンの呼び声高いスラッガー。1年時から東京六大学リーグ戦に出場を重ね、早くから将来を嘱望されていた。2年時の早慶戦での2戦連発など、勝負所での一発が光る。リーグ戦での通算12本塁打は現役最多。

 しかし、昨春は微妙な感覚のずれが原因となり、結果の出ない日々がシーズン終盤まで続いた。それでもこの夏を越えてついに感覚を取り戻したという。「今はだんだん良くなってきている」。今季の自身の打撃について、これまでにないほど自信をのぞかせる。さらに今夏は大学日本代表として世界を相手に戦った。高いレベルでの経験を通して「自分も変化していかないという考えに至った」と、精神面にも手応えを感じている。

優勝にむけても、ドラフトにむけても注目されるラストシーズンだ

 今月6日の取材ではドラフト会議を前に「不安しかない」と話した蛭間だが、大学トップの強打者とあって、上位での指名が予想される。秋季リーグ戦では存分に本領を発揮し、納得のいく結果でアピールしたい。

(記事 是津直子)