初回に４得点の猛攻　リリーフ陣は無失点リレーで勝利／ソフトバンク戦

　連勝中の早大はソフトバンクホークスと対戦した。

　早大は初回、先頭の梅村大和（教２＝東京・早実）が四球で出塁し、続く中村将希（教３＝佐賀・鳥栖）の左前安打で無死一、二塁のチャンスを作る。その後、生沼弥真人（教３＝東京・早実）の死球で二死満塁とすると、吉納翼（スポ２＝愛知・東邦）の右翼線二塁打で梅村と中村将が生還し、２点を先制した。続く栗田勇雅（スポ２＝山梨学院）も左中間安打で続き、２点を追加。いきなり４点の援護をもらった先発の鹿田泰生（商２＝東京・早実）は毎回ヒットを許す苦しいピッチングに。しかし、二つのダブルプレーを奪うなど、５回を３失点にまとめ、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。６回裏には２死から吉納の四球、栗田の左中間安打で一、三塁とすると中村敢晴（スポ２＝福岡・筑陽学園）の打席で暴投の間に１点を追加した。リリーフ陣は原功征（スポ４＝滋賀・彦根東）、伊藤大征（社３＝東京・早実）、齋藤正貴（商３＝千葉・佐倉）、中森光希（文構２＝大阪・明星）がそれぞれ１回に登板し無失点リレー。リードを守りきり、５対３で勝利した。東京六大学野球オールスターゲーム2022in愛媛を挟み、30日の次戦は東海大学と対戦する。

５回３失点で勝利投手の鹿田

先制点となる二塁打を放った吉納

好救援を見せた原

マルチ安打と奮闘した栗田

（記事、写真　臼井恭香）