大量10得点&完封リレー! 投打で相手を寄せ付けない完勝/玉川大戦

野球
TEAM
早 大 10
玉川大

 東京六大学秋季リーグ戦に向けて、いよいよオープン戦も残り2試合となった。この日は、首都大学野球連盟に所属する玉川大と対戦した。

 先発のマウンドに上がった徳山壮磨(スポ4=大阪桐蔭)は、力強いストレートを軸に危なげない立ち上がりを見せる。得点圏に走者を背負う場面もあったが、きっちりと後続を打ち取り、無失点に抑えた。その後は、ユエン賢(国教2=セントジョセフ)、加藤孝太郎(人2=茨城・下妻一)が三者凡退に抑える好救援を見せた。一方の打線は、初回に敵失、岩本久重(スポ4=大阪桐蔭)の犠飛などで3点を先制すると、2回には鈴木萌斗(スポ4=栃木・作新学院)が適時三塁打を放ち追加点を奪う。3回以外は得点圏に走者を進め、小刻みに得点を重ねた。終始早大のペースで試合を進め、来週に迫ったリーグ戦に向けて弾みをつけた。

 


先発し無失点の徳山

 


この日2安打2四球の鈴木萌

 


4回、追加点となる右前適時打を放つ中川卓也(スポ3=大阪桐蔭)

 


1回を無失点に封じた山下拓馬(法4=埼玉・早大本庄)

(記事 高橋優輔、写真 荻原亮)

コメント

中岡凛太郎(スポ4=東京・早実)

――点差が開いた場面での出場となりましたが、どのようなことを意識してプレーしましたか

 自分が出る場面はアクシデントがあった場面なので、そういったところでいつでもいける準備はこの4年間ずっと続けてきました。いつでもいける準備ができた中での、今日いってくれとのことだったので、やることはいつもと変わらず自分のやるべきことを全うしようと思っていました。

――リーグ戦(東京六大学秋季リーグ戦)ではどう役割を果たしたいと考えていますか

 自分の役割が選手一人一人にあると思うので、それに対してしっかり仕事をしていきたいと思います。

――チームの雰囲気はどのように感じていますか

 明日のオープン戦がリーグ戦前最後ですが、これまで勝って勝ち続けたり、負けて沈んでしまったりと波はありました。リーグ戦に向けて、優勝するに向けて、チーム一丸となっている、勝ちに向かっているところですね。

――チームとして課題だと感じている部分はありますか

 スタメンで出る選手はスタメンで出る選手の仕事、控えの選手は控えの仕事、ベンチに入っていない選手はベンチに入っていない中での仕事をもっとおのおのが全うしなければ、昨年の秋のようなリーグ優勝はまだまだ遠いものかなと感じています。そういったところに対して個人個人がもっとやることをしっかりやっていく、やりきるということを目標にやっていきたいと思います。

――ラストシーズンへの意気込みをお聞かせください

 与えられたところで輝くじゃないですけど、出番があれば輝けるようにしつつ、またベンチワークも自分の一つの仕事であると思います。そういったところもしっかりやりきって、チームの勝利に貢献できたらと思っています。

加藤孝太郎(人2=茨城・下妻一)

――今日の登板は何を意識して臨みましたか

 最近のオープン戦では3人で抑えられないことが続いているので、とにかく今日はどんなかたちでも3人で抑えるということを意識して臨みました。

――登板内容は三振一つを含む三者凡退でした

 最近三振を取れることが多いですが、自分の中で納得したかたちで三振を取ることができていませんでした。今日の内容も自分の中ではまだ納得できていません。

――最近のコンディションはあまり良くないと

 そうですね。自分の理想とするような球が投げられていないので、オープン戦は残り明日しかないですけど、開幕までに間に合わせたいと思います。

――リーグ戦での自分の役割はどのようなものだと思いますか

 どんな場面に出ても無失点に抑えるというのが自分の役割だと思います。

――リーグ戦への意気込みをお願いします

 (昨季は)悔しい結果に終わったので、4年生たちの優勝に貢献できるようにしっかり与えられたイニングを抑えられるように頑張りたいです。