小島初先発で好投、悲願の完全優勝!/慶大2回戦

野球
慶大2回戦
早大
慶大
(早)○小島、吉野-道端
◇(三塁打)茂木(二塁打)石井、茂木

 前日の試合で6季ぶりの春季リーグ戦(リーグ戦)制覇を決めた早大野球部。残す今季の目標はあとひとつ、全校から勝ち点を挙げての完全優勝だ。さらなる快挙に向けた重要な試合、小島和哉(スポ1=埼玉・浦和学院)がリーグ戦初先発を任せられる。7回2失点11奪三振の上々の出来で、今季3勝目を挙げた。打っては小島自ら先制の適時打を放つと、同点とされた3回には丸子達也(スポ4=広島・広陵)の勝ち越し打。中盤以降も加点を重ね、7−2の快勝で15季ぶりの偉業を成し遂げた。

 「9番・ピッチャー、小島君」。スタメンを発表するアナウンスが響き渡ると、球場中が歓声につつまれた。ここまで何度もチームの窮地を救ってきたスーパールーキーが、ついに迎えた大学初先発。うら若き背番号『19』の強心臓ぶりは、この日も健在だった。初回、相手の3番・谷田成吾を臆せず攻め、3球三振を奪う。その後も威力のある直球と緩い変化球を取り混ぜ、相手に的を絞らせない投球で次々と三振の山を築いた。2回と7回には安打を集められ失点を許したものの、7回を投げて6安打11奪三振の好投。最後は、今季リリーバーとしての地位を確立したサブマリン吉野和也(社3=新潟・日本文理)がしっかりと抑え、リーグ戦最後の試合を締めくくった。

初先発を任せられ、好投を見せた小島

 小島は自らのバットでも観客を沸かせる。2回に2死二、三塁で打席を迎えると、二塁手への深い当たりが適時内野安打となり先制に大きく貢献した。直後に同点に追いつかれるも、3回に不動の4番・丸子の一打で勝ち越し。さらに5回には茂木栄五郎(文構4=神奈川・桐蔭学園)中澤彰太(スポ3=静岡)の適時打でさらに3点を追加。最終回にもさらに加点し、慶大を突き放した。前カードまで不振に苦しんでいたリードオフマン重信慎之介副将(教4=東京・早実)も3安打2盗塁と大暴れ。大舞台に強い新『早慶戦男』としてダイヤモンドを駆け回った。

試合後には胴上げが行われ、髙橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)らが宙を舞った

 2008年秋以来、15季ぶりとなる完全優勝。「『ことしのワセダは弱い』と言われてきました」(岡田稔基新人監督、スポ4=埼玉・川越東)。その悔しさをぶつけ、選手一人一人が大きな成長を遂げた今季。ベストナインはバッテリーと内野の6人を早大が独占、首位打者賞を丸子、最優秀防御率賞を大竹耕太郎(スポ2=熊本・済々黌)が受賞するなど、タイトルを総なめにした。しかし、選手たちは歩みを止めない。6月10日には、東京六大学リーグの覇者として全日本大学選手権の初戦を迎える。目指すさらなる頂にも、やることは変わらない。これからも目の前の試合だけに集中し、一つ一つしっかりと、勝利を積み重ねていってみせる。

(記事 芦沢仁美、写真 田島光一郎、杉田陵也)

★3年ぶりのちょうちん行列!

祝賀会でファンにメッセージを送る河原右京主将(スポ4=大阪桐蔭)

 リーグ戦終了後には、神宮球場から早稲田キャンパスを練り歩く『ちょうちん行列』が応援部の主催で行われた。ゴールとなる早稲田キャンパス10号館の前にはステージが組まれ、そこに応援部、野球部が登場すると会場は大きな盛り上がりを見せる。鎌田薫総長(昭45法卒=東京教育大付駒場)や選手たちからのメッセージのあと、全員で肩を組んで『紺碧の空』『早稲田の栄光』の斉唱が行われた。最後は早稲田大学校歌で締め、3年ぶりのちょうちん行列、そして祝賀会は大盛況のうちに幕を閉じた。

黄字は打点付き

早大打者成績
打順 守備 名前
(右) 重信慎之介 .313 四球    中安    中安 空振       左安
(二) 河原右京 .333 三ギ    三ギ    三飛 左安       中飛
(三) 茂木栄五郎 .390 二ゴ    二ゴ    中3 中飛       左2
(一) 丸子達也 .438 二ゴ    左安    四球    二ゴ    二ゴ
(遊) 石井一成 .333    左2 二ゴ    四球    空振    空振
(捕) 道端俊輔 .372    一ゴ    三ゴ 見振    見振      
(中) 中澤彰太 .295    中安    一失 右安       二ゴ   
(左) 川原孝太 .205    投ギ    遊ゴ 一邪       右邪   
(投) 小島和哉 .333    二安    右飛    空振         
  藤田恭輔 .000                      三失   
  武居直宏 .—                           
  吉野和也 .000                           
早大投手成績
名前
小島和哉 11 1.25
吉野和也 0.69
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コメント

髙橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

肩の荷が降り、ホッとしています。

――第2戦での小島和哉選手(スポ1=埼玉・浦和学院)の起用について

小島選手の調子が良かったから。

――内野手全員がベストナインに選ばれたことをどう感じますか

素晴らしいことだと思います。

――全日本大学選手権への現状のチームに期待できること、また不安点はどこでしょうか

優勝を期待します。不安点は東京ドームでの試合。

岩間貴弘主務(法4=東京都市大付)

――優勝なさったご感想はいかがでしょうか

本当に感無量です。自分は普段野球には全く関わっておらず、またリーグ戦中も選手がプレーする姿を見ていただけで本当にあっという間に終わったなという感じです。自分が優勝するために何かをしたというのはあまりなくて、やはり優勝を最後につかみとるのはグランドでプレーする選手なので優勝させてもらったなという気持ちが強いです。

――胴上げされた際のお気持ちは

決まった日はまだ優勝したという実感がありませんでした。閉会式の後で、パレードや祝勝会をして頂いたりしてやっと実感が湧いてきました。胴上げしてもらった方々には本当に感謝しています。貴重な体験ができました。

――チームを支える際に気をつけていたことはなんでしょうか

とにかく部を円滑に回すために仕事を淡々とやるべきことをやるということです。後は、選手あっての勝ちだと思うのと同時に自分の仕事も部の勝ちには不可欠だと思うのでそこは自分自身誇りを持って、お互いにお互いを尊重し合えるような姿を自分が出すこと。アピールするわけではないですが、とにかく自分の役割を頑張って後は選手に任せてという、お互いに信頼し合える関係でいたいと思っています。

岡田稔基新人監督(スポ4=埼玉・川越東)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

優勝は素直にうれしいですが、六大学の代表として、日本一を獲りたいという気持ちです。

――優勝まであと1勝と迫る中で試合前には選手にどのような話をされましたか

普段通り、『一戦必勝』の気持ちで、我々はチャレンジャーだという話をしました。

――早慶戦でのチームの雰囲気はいかがでしたか

1回戦は春季リーグ1番のベストゲームだったと思います。2回戦はバントミスなども多く、あまり雰囲気は良くなかった

――全日本大学選手権に向けて今後改善していくべきところはどこでしょうか

一つ一つのプレーの『精度』を高めることです。

大谷伸ノ輔投手コーチ(商4=福岡大大濠)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

安堵の気持ちでいっぱいです。

――投手陣、捕手陣の雰囲気はいかがでしたか

意思疎通の取れた、頼りがいのあるバッテリー陣でした。

――さまざまな投手の持ち味を引き出すために、選手によって意識したことはありますか

各々のやるべきこと、役目を明確にしたこと。

押川智貴トレーナー(スポ4=長野・諏訪清陵)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

とにかくホッとしました。

――試合後の選手へのケアで意識していたことは

翌日に違和感を生じさせないようにしました。

――特に連投、中一日で登板が想定されうる投手陣のコンディション維持はどのようにしているのでしょうか

基本的には本人たちに任せていますが、体の状態や栄養摂取などはいつも以上に気にかけていました。

河原右京主将(スポ4=大阪桐蔭)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

目標にしていたことなので、すごくうれしいです。

――優勝の瞬間には涙も見えましたが

ホッとした瞬間、涙が出てきた。

――キャプテンとしてここまでチームを率いてきた感想は

一人一人が高い意識でやってくれているので、非常にやりやすい。

――全日本に向けて、そして秋に向けての意気込みを教えてください

日本一、そして秋も完全優勝して日本一になる。

重信慎之介副将(教4=東京・早実)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

これでスタートライン。目標は日本一です。

――目標とされていた盗塁王を獲得したお気持ちと、走塁面の自己評価はいかがですか

当たり前のことと考えています。もっと数を増やさないとならない。

――早慶戦では7打数4安打3盗塁と大暴れでしたが、早慶戦に強い要因はなんだと考えますか

しびれる局面が楽しく思えるからでは?

――ちょうちん行列、優勝祝賀会の感想は

多くの方に支えられていると改めて感じました。本当にありがとうございました。

金田大志(教4=兵庫・明石)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

とてもうれしいです。

――チームにおけるご自身の役割は何だと考えていましたか

声を出すことだと思います。

――雰囲気作りで心がけた点は

状況に応じた声を出すことです。

川原孝太(文構4=静岡・掛川西)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

素直にうれしいですが、それと同時に、これからだという気持ちです。

――自身の犠飛が決勝点となって優勝を決めました。早慶戦を振り返っていかがですか

『一戦必勝』でいままで自分たちがしてきた野球ができたと思います。

――故郷の静岡からも応援が駆けつけていたと思いますが、力になりましたか

非常に大きな力をもらえました。

――リーグ戦を通しての収穫、全日本大学選手権に向けて改善したい部分は

収穫としては、自分の欠点、改善点が見つかったことです。選手権に向けては、あくまでいままで通り、自分のできることに最善の努力を尽くしたいと思います。

武居直宏(法4=東京・早大学院)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

4年生が中心となって戦い、結果として優勝できて素直にうれしい。全日本でも『一戦必勝』の気持ちで臨みたい。

――シーズンを通して常に声を出してチームを鼓舞されていましたが、プレー以外の場面ではどのようなことを気を付けていましたか

攻守交代時のお茶やグラブの準備などのベンチワーク、そして対戦選手のクセを見抜くことを意識していました。

――今後ご自身の中で強化したいことは何ですか

間一髪ではなく、完全にセーフのタイミングでの盗塁の精度の向上。走塁だけでなく、打撃・守備力の向上。

寺本雅弘(スポ4=東京・早稲田)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

とてもうれしく、貴重な経験ができて幸せです。

――開幕スタメンと言われたときの心境はいかがでしたか

自分の夢が叶った瞬間だったので、涙が出るほどうれしかったです。

――その後は悔しいシーズンとなりましたが、夏・秋に向けての意気込みは

残り限られた野球生活に悔いがないよう、精一杯やります。

藤田恭輔(商4=埼玉・早大本庄)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

最上級生のときに優勝できて、本当にうれしいです。

――代打での出場となりましたがどのような気持ちで臨まれましたか

他にも良い選手がいる中で使ってもらうので、期待に応えられるようにと思っていました。

――ご自身の打席を振り返って

自分の中での課題も見つかったので、それを次につなげたいです。

丸子達也(スポ4=広島・広陵)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

最後の年に優勝できたことはうれしかったです。

――早慶戦では得点に絡む活躍でした。ご自身の打撃を振り返って

大事な場面でまだ打てていないので、改善していきたいと思います。

――ベストナイン、首位打者を獲得されたお気持ちは

タイトルが獲得できたことはうれしかったです。

――全日本大学選手権に向けての意気込みをお願いします

『一戦必勝』で日本一になります!

道端俊輔(スポ4=智弁和歌山)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

5シーズン優勝できていなかったので、うれしいです。

――正捕手として戦い抜いた春季シーズンを振り返っていかがですか

シーズン前は不安ばかりでしたが、試合をしていく中で結果もついてきて、自信になりました。

――早慶戦独特の雰囲気でプレーをした感想をお願いします

大舞台は大好きなので、楽しかったです。

――リーグ戦を通して得た収穫と、全日本大学選手権に向けた意気込みをお願いします

配球の面でゲームを作れるようになったと思います。六大学の代表として、端にならないように全力で頑張ります。

茂木栄五郎(文構4=神奈川・桐蔭学園)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

もう一度気を引き締め直さなければいけないと思っています。

――早慶戦でのご自身のプレーを振り返られていかがでしたか

とても不甲斐ない結果に終わり悔しいです。

――早慶戦前の時点では、それまでのご自身の活躍を50点とされていましたが、シーズンを終えられ今季の自己採点は何点でしょうか。その理由と合わせて教えてください

30点。5カードを通じて早慶戦が一番悪く、思うような結果が残せなかったから。

――今季のリーグ戦で得た手応えと反省点、全日本大学選手権に向けての意気込みをお願いします

大事な場面で結果が出ないことが数多くあったので、全日本ではチームの勝利に貢献できるように頑張ります。

渡辺琢也(教4=東京・早実)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

リーグ戦優勝は目標の一つですが、全国制覇することが最終目標なので、気を引き締めたいです。

――代打として心がけていたことは

どんなかたちであれ、次の打者につなぐこと。

石井一成(スポ3=栃木・作新学院)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

とてもうれしいです。

――得点圏で打席に立つ場面が多くありましたが、早慶戦での打撃面の自身の評価は

大事なところで打てなかった。

――早慶戦は昨年度悔しい思いもされ、より思いも強かったと思います。今回の早慶戦を振り返ってみていかがでしたか

言葉に表せないくらいの悔しさがあったので、勝ててよかったです。

――リーグ戦で一番成長できた点、そして全日本大学選手権に向けて取り組みたい点は

少しはチームのためになれました。いつも通りの練習をして臨みます。

木田大貴(商3=愛知・成章)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

とてもうれしいです。

――シーズンを通してベンチ入りしたご感想は

試合に出場できない悔しさと、優勝できた喜びの両方です。

――共に戦っていた先輩から学んだことは

あきらめない姿勢。

黄本創星(スポ3=千葉・木更津総合)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

うれしいです。

――今シーズンを終えての感想は

チームが勝てたので良かったです。

――全日本、秋シーズンに向けての意気込みをお願いします

また優勝したいです!

竹内諒(スポ3=三重・松阪)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

とてもうれしい気持ちです。

――優勝が決まった瞬間はどのような心境でしたか

チームが優勝して、とても良かったと思いました。

――早慶戦でマウンドに上がりたかったという思いは強いですか

とても強いです。

――リーグ戦を終えて、今後特に強化したい部分は何ですか

すべての球の制球力です。

中澤彰太(スポ3=静岡)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

ホッとしました。

――春リーグを通して、自分がチームに貢献できたと思う部分はなんでしょうか

守備。

――1勝すれば優勝という状況の中、個人として、チームとしてどのように早慶戦に臨みましたか

目の前の一戦に勝つことだけに集中しました。

――1回戦の9回表の守備をしている際の心境は。最後のウイニングボールもつかみましたが

点を取らせないことだけを考えていました。

――大観衆の早慶戦でも大竹投手はいつも通りの投球でしたが、ベンチなどで中澤選手の目から映る大竹投手はいかがでしたか

良い投球でした。

真鍋健太(スポ3=東京・早実)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

初めての優勝だったのでうれしかったです。

――シーズンを通してベンチ入りした感想は

開幕カードしか出場できなかったので、悔しい気持ちだけです。

――共に戦っていた先輩から学んだことは

『つなぐ野球』です。

吉野和也(社3=新潟・日本文理)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

うれしいの一言です。

――2回戦では8回から登板し、最後は併殺打に打ち取りました。ご自身の投球を振り返っていかがですか

いままで4カードと同様、落ち着いて投げられました。

――観客も多かったですが、早慶戦の雰囲気は楽しめましたか

はい。まさに早慶戦といった感じでした。

――春季リーグを経て得られた課題や収穫があれば教えてください

7試合で投げさせてもらい、その中で他大学の主力打者と対峙(たいじ)できたことが収穫です。

大竹耕太郎(スポ2=熊本・済々黌)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

純粋に、うれしく思います。

――初完封を達成した慶大1回戦でのご自身の投球を振り返っていかがですか。9回にはピンチもありましたが見事無失点に抑えました

明大戦で完投できずに悔しい思いをしたので、絶対に投げ切るという強い気持ちで臨んだ結果だと思います。

――ベストナイン、最優秀防御率のタイトルを獲得された感想を教えてください

一人一人、一球一球丁寧に投げた結果だと思います。このまま順風満帆に行くとは思わないので、苦しいときに踏ん張れる投手になりたいです。

――全日本大学選手権に向けての意気込みをお願いします

日本一獲ります!

宇都口滉(人2=兵庫・滝川)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

率直にうれしいです。しかし、自分が試合に出ていないので、悔しい気持ちもあります。

――シーズンを通してベンチ入りしたご感想は

非常に良い経験をさせていただきました。試合に出たいという気持ちが強くなりました。

――3、4年生が中心のチームでしたが、ベンチで見ていて先輩たちのどんな姿が勉強になりましたか

後ろの打者になんとかつなごうと、チームのための打撃が素晴らしかった点です。

 

北濱竣介選手(人2=石川・金沢泉丘)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

うれしい反面、試合には出ていないので悔しい気持ちもあります。

――同期の大竹選手の活躍から何か刺激は受けましたか

自分もホームランを打ちたいです。

――今後に向けて改善点は

連投でも結果を残せるように投げる体力をつける。

佐藤晋甫(教2=広島・瀬戸内)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

感無量。良い経験をさせていただきました。

――シーズンを通してベンチ入りしたご感想は

出場機会が無かったので悔しいです。

――共に戦っていた先輩から学んだことは

粘り強さ、最後まで諦めない心。

八木健太郎(スポ2=東京・早実)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

早大に入ってから初めて優勝して、また、早慶戦で優勝できたので気持ち良かった。

――プレー、ベンチ内での働きを自己評価してみて

積極的にベンチワークをすることができたと思います。

――個人面での見えた課題は

まだ一球でボールを仕留められていないところです。

吉見健太郎(教2=東京・早実)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

素直にうれしいです。

――シーズンを通してベンチ入りしたご感想は

優勝するチームの雰囲気を味わえて良かった。

――共に戦っていた先輩から学んだことは

最後まで諦めない気持ちです。

小島和哉(スポ1=埼玉・浦和学院)

――優勝なさって、いまのお気持ちは

嬉しいですが、ここから日本一になるまで、嬉しさはとっておきます。

――完全優勝が懸かった重要な慶大2回戦で、大学初先発でした。プレッシャーは感じていましたか

守備に先輩方もいて、投手陣の先輩方も控えていて下さっていたので、思い切り投げる事ができました。

――目指す「攻めの投球」はできましたか

タイムリーを打たれてしまった球は真ん中よりに入ってしまって、勝負所で抑えられていないので、まだまだです。

――憧れの大舞台でマウンドに立った感想は

両チームの観客の数や雰囲気が他の試合とは違い、ここで投げられる事ができて、よかったです。