投打共に相手を圧倒

野球
TEAM
早大 11
学習院大

秋季リーグ戦(リーグ戦)を見据え、夏季オープン戦で調整を進めるワセダ。この日は学習院大と対戦した。初回に7得点を挙げて試合の流れを一気に引き寄せると、その後も効果的に点を重ねる。投手陣は、3投手の継投で相手打線を完全に封じた。投打がかみ合い、収穫の多い試合になった。

夏の終わりのどんよりとした曇り空。その中で、ワセダの投手陣が放った輝きはより一層鮮明になった。先発のマウンドには上野雄平(教3=東京・早実)。この日は直球の球威、制球共に申し分なかった。気迫溢れる投球で相手打線を6回無失点に抑える。上野の後を継いだ救援陣もそれぞれの持ち味を発揮し、完封リレーで試合を締めた。

好投を見せた先発の上野

 相手の隙は逃さない。抜け目のないワセダ打線は着実に好機を物にした。初回に佐藤晋甫(教1=広島・瀬戸内)の満塁本塁打を含む一挙7得点。打線全体がボール球をしっかりと見極め、相手バッテリーにプレッシャーをかける。そつのない攻撃で大量11点を奪い、投手陣を援護した。

 序盤から主導権を握っても、気を緩めることなく各選手が自分の役割を果たした。投手陣が無失点に抑えたこと、また、打線が効果的に加点できたことはこの試合の大きな収穫だろう。次戦以降も今回のような結果を残したい。リーグ戦を制するためにも、彼らのさらなる成長は不可欠だ

(記事 渡辺新平、写真 笹澤桜)

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