打線が爆発！明大相手に完勝／明大１回戦

コメント

岡村猛監督（昭５３二文卒＝佐賀西）

――試合を終えて一言お願いします

やっと１つ勝てたということで、まだ勝ち点をとったわけではないのでね。明日また必死になって頑張りたいと思います。

――１０点という大量得点の試合でした

そうですね。初回に向こうの立ち上がり、コントロールが思うようにいかない間にラッキーなヒットや相手のミスで得点できたので。先取点が大きかったですね。

――吉永選手（健太朗、スポ２＝東京・日大三）が初登板でした

ちょっと力んで投げてましたけどね。これから調子を上げて投げてくれると思います。

――有原選手（航平、スポ３＝広島・広陵）が１５３キロ、吉永選手が１４９キロとそれぞれ自己新記録とタイ記録を出されました

スピードガンのスピード表示で相手を抑えられるわけではないのでね。あくまでも数字じゃなくて結果が全てですから、数字は関係ないです。

――守備では２つの失策がありました

まだまだ練習が足りないな、もっと練習しないといけないなという気がしますね。

――次戦に向けて

あしたもまた、初回から集中して９回まで頑張りたいと思います。

東條航主将（文構４＝神奈川・桐光学園）

――明大相手に大量得点での勝利となりました

予想外な展開だったんですけど勝ったことは本当に良かったです。ただ試合前に監督から前半の３回と後半の３回が勝負になってくると言われていて、前半３回は良かったんですけど後半３回だけで見たら１－１でエラーもあって流れを持ってこれなかったので、そこはしっかり反省してあすにむけていきたいと思います。

――打線全体で何か徹底していたことはあったのですか

そう簡単にヒットは出ないということは打線の中で話していたので、四球もヒットと同じと考えて、とにかく簡単に打ち取られないということを徹底してやっていました。

――山崎福也選手の対策というのは何かありましたか

とにかく速い球なので入られないということと、あと気持ちは負けないということですかね。

――有原投手の好投を後ろから見ていていかがでしたか

とにかく先制できたのがすごく大きくて、有原自身も調子がいいと言っていたので、安心して見ることができました。

――明大戦にはチーム全体でどのような意識で臨まれましたか

この明大戦のためにこの冬やってきたようなものなので、一番苦労するかなと思いますし、きょう勝ったからと言ってあした負ける、勝てるということはないのであしたも一戦必勝で戦っていきたいと思います。

――宿敵相手に圧勝となってチームの雰囲気も良いのではないですか

そうですね、ただ２勝しないと圧勝とは言えないので、２試合ともこういう試合だったら圧勝だと思うんですけどまだ１試合終わっただけなので、あしたも頑張ろうと思います。

――ご自身の打席も１２球粘っての四球とヒットと、クリーンアップにつながる出塁だったと思われますが

前半は良かったんですけど後半は少し集中力を欠いたという部分もあって、そこを反省して、やっぱり３つ出塁したいのでもう１個できるようにしたいと思います。

――９回に点を取られ惜しくも完封勝ちは逃しましたが

さっきも言ったんですけど後半の３回というのがうまくいかなかったんで、あしたそこに付け込まれないようにしっかり立て直して、話し合って隙のない試合をやっていきたいと思います。

――その中で江塚諭選手（スポ４＝静岡・掛川西）のファインプレーは大きかったですね

そうですね、風がある中で本当によく捕ってくれたなと思います。

――最後にあしたへの意気込みをお願いします

最初の隙を付け込まれないように、流れをもってきて前半の３回、後半の３回というのをしっかり入って最終的に１点でも多く取れればなと思います。

有原航平（スポ３＝広島・広陵）

――きょうの試合を振り返って

野手がたくさん点をとってくれたので、気楽に投げることができました。

――明大戦にはどのような気持ちで臨みましたか

初回に味方が点を取ってくれたので、０点で終われるようにと思って投げました。

――きょうの試合の出来は何点くらいですか

７０点くらいです。フォアボールとデッドボールがあったので、そこがもったいなかったです。

――ピッチングで良かったところはありますか

やっぱり点を取られなかったことが良かったです。

――自己最速の１５３キロを計測しましたが

スピードよりは打ち取ることを意識していました。でも、とりあえず１５３キロを出すことができて良かったと思います。

――５回のピンチではどのような気持ちで投げていましたか

余裕はあったんですけど、０点で抑えられるように力を入れて投げました。

――ほとんど初球はストライクが取れていましたが

初球にストライクを取ることは意識していることなので、それができて良かったです。

――バッティングではタイムリーも放ちましたが、どう振り返りますか

あれはもう、たまたまです（笑）

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

次も初回から気合を入れて頑張ります！

小野田俊介（社３ ＝東京・早実）

――どのような意気込みで明大戦に臨みましたか

メイジは実力もありますし接戦を制して乗っているチームだったので、その勢いに負けてはいけないなと思っていました。

――先制の場面で打席が回りましたが、心境は

最初は外野フライを狙っていたんですが、追い込まれてしまってなんとか叩きつけようと思いました。その結果、セカンドゴロで点が入って良かったです。

――３回には追加点となる適時三塁打を放ちました。振り返って

狙い球を絞って打席に立てているので、ボールに強く当てられているということが全てだと思います。中村（奨吾、スポ３＝奈良・天理）の出塁率がすごく高くて、中村を塁に置いた場面で一本で返すというのが自分の役割だと思うので、目標としている結果を残せて良かったです。

――得点圏に走者を置いた打席が多い中で３打点と、好調さがうかがえますが

オープン戦のときは得点圏で打てていなくて、神宮になって（走者を）返せているということは大きいことだと思います。これからはもっと接戦の場面も出てくると思うので、そこでの一本を自分の中で目標としていきたいです。

――好調の要因はどこにあると考えていますか

オープン戦が良くなかったのでバットを振る量を増やしているということがあります。学生コーチの直原（大典、人３＝高知・土佐）に付き合ってもらってハーフバッティングなどをやっています。

――次戦へ向けて意気込みをお願いします

やはりメイジは粘り強いチームで次は最後まで食らいついてくると思うので、あしたで決めるという強い気持ちを持って試合に臨みたいと思います。

茂木栄五郎（文構２＝神奈川・桐蔭学園）

――東大戦では本調子とはいかない内容でしたが、気持ちの面はどうでしたか

明大戦が始まる前も、気持ちは切り替えられていなかったです。でも、チームのみんなが
「１本出れば変わるから、切り替えていこう」と声をかけてくれて、それで思い切って試合に
臨むことができました。そこで１本が出て、少し変わったかなと思います。

――一塁手として試合に出るというのは、どのような気持ちですか

慣れていない分、不安な部分が多いですが、しっかりこなしていかなければいけないのでがんばりたいです。試合に出られれば、ポジションは気にしません。

――きょうは打撃も復活したように感じましたが、明大戦に向けて何か修正した部分はありますか

特に変えたところはないです。スイング自体は悪くなかったので、あとはタイミングだけかなと思っていました。タイミングをしっかりとって、合わせて振ろうと気持ちを切り替えて打席に立ちました。

――昨春の明大戦は一番印象に残った試合と言われていましたが、今季はどうですか

ことしも長い試合になると思うので、できればチャンスを生かしてあしたで決めたいですね。

吉永健太朗（スポ２＝東京・日大三）

――きょうの試合はリーグ戦初登板でした、感想をお願いします

東大戦で投げることができず、久々の登板ということで力んでしまって四球を出したのが反省点です。そういうことがあると、監督としても使いづらくなってしまうと思うので直していきたいです。

――東大戦で投げられなかったことについてはやはり悔しい思いはありますか

そうですね。やはり試合で投げることがチームへの貢献だと思うので、それができなかったことは悔しかったです。

――直球で空振りを取る場面が多くありました。球速も安定していたように見えましたが

球速自体はあまり意識していなかったのですが、直球で押していくということは考えていたので、四球を出してしまったことを除けばそれが達成できてうれしいです。体のキレ、という意味でも球速が出るようになった実感はありますが、まだ制球できていない面もあるので、そこは修正したいと思います。

――オープン戦ではセットポジションから投球していましたが、きょうの試合では従来のノーワインドアップに戻していました。投球フォームについて何か試行錯誤はありましたか

以前のフォームで投げていた時に重心が前に突っ込んでしまっていたので、セットポジションで投げていました。いまはそこのバランスを上手くとれるようになったので、元のフォームに戻しています。

――次の試合への意気込みをお願いします

どこで投げるかは分かりませんが、いつでも行けるようにしっかり準備をしておきたいと思います。