関東大学春季リーグが閉幕した。4日目となる5月4日、女子は法大、男子は中大と対戦した。女子は好機を活かせず、ゲームカウント0-5で敗北してしまう。男子は意地を見せ、マッチカウント3-2で勝利した。5日間ある日程の最終日となる5月5日に女子は明大、男子は筑波大と対戦した。女子はあと一歩が届かず惜しくも敗れ、またも0―5で負けてしまう。今大会の成績としては1勝4敗で5位となった。一方男子は最終戦にもつれ込むがし、2-3で惜敗、成績としては3勝2敗で3位となった。
初勝利を挙げた前日の勢いに乗りたい女子は吉田瑠美(スポ4=埼玉栄)にシングルス1を託す。第1ゲームでは相手の強いショットに序盤は押されるも終盤で逆転し、修正力を発揮する。6ー11で前半を折り返したが、デュースに持ち込み、22ー20で第1ゲームを取る。しかし第2ゲームでは形勢が逆転してしまい13-21、ファイナルゲームも16ー21と反撃することができず、敗北した。吉田はこのあとのダブルス2に石橋結子(社1=茨城・常総)とともに出場するが、こちらでも3ゲーム目までもつれ込むも敗戦してしまい、「このような結果となってしまって不甲斐ない」(吉田主将)と悔しさをにじませた。続くシングルス2では宇都智加(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)がストレート負けを喫した。丁寧にフォア奥を狙い、すきを見てバック前にうちこむ。デュースに持ち込んだが詰め切れず、21-23で第1ゲームを落としてしまう。第2ゲームでも好機を生かせずに勝ちきれなかった。ダブルス2も敗れると、シングルス3では今大会初出場となる岩崎真帆(社1=栃木・作新)が10ー21、9ー21と連続で落としてしまう。結果、1試合も取れることができずに惨敗となった。
(記事 大日結貴)
4日目に見事ストレート勝ちを収めた池端・清水ペア
前日に初敗北を喫し、嫌な流れを断ち切りたい男子は池端元哉(スポ3=熊本学園大付)がシングルス1で意地を見せる。シングルス2連勝中と好調の池端は一度もリードを許さずに21ー15で1ゲーム目を終える。相手の強いスマッシュに苦戦するも、負けじとスマッシュで応戦する。第2ゲームでは終盤に粘られ決めきれずにいたが、最後はプッシュで決め、ストレート勝ちを収めた。シングルス2の清水皓基(社3=滋賀・比叡山)はライン際にスマッシュを集められ、体勢を崩される場面が多く、涙の敗北となった。ダブルス1の1ゲーム目も落とし、このまま終戦かと思われた。だが、2ゲーム目でデュースに持ち込み、執念の白星を挙げると状況は一変、完全に早大のペースとなった。ダブルス1が立て続けにファイナルゲームを取ると、ダブルス2の池端清水ペアも21ー7、21ー13と圧勝し、早大の勝ちを決めた。勝利が確定したため、シングルス3ではメンバーチェンジで富田剣斗(創理1=茨城・茗渓)が出場する。しかし力及ばずストレート負けをしてしまい、3ー2で中大との戦いを終えた。
(記事 大日結貴、吉本朱里 写真 山田真由)
数々の激闘を繰り広げた吉田・石橋ペア
1勝3敗で最終日を迎えた女子は同じく1勝3敗でこの日を迎えた明大との対戦となる。まず第1シングルスに佐原穂香(人科4=近畿大付和歌山)が登場する。しかし、相手の丁寧な配球にシャトルを拾いきれず、17ー21で第1ゲームを取られると、自分のペースに持ち込めず。第2ゲームも9ー21で敗れてしまう。ダブルス1も相手のコンビネーションに苦しめられ完敗。その後のダブルス2は2ゲームともデュースにもつれ込む大激戦となったが、相手が一枚上手であった。5試合目の宇都はポイントを連取し、1ゲーム目は21―12と圧勝した。2ゲーム目も序盤はリードし、16―13までゲームを進めたが、急に流れが変わってしまう。ライン際を狙ったショットがアウトになってしまい、19―21で惜しくもゲームを献上する。3ゲーム目も12―3と一時大量リードをするが、またもや潮目が変わってしまった。終盤で9点連取など一気に追いつかれてしまい、21―23で悔しい敗戦となってしまった。結果女子は1勝4敗で今大会を5位で終えた。
(記事 大日結貴、髙田凜太郎 写真 大日結貴)
ハイタッチをかわす緑川・町田ペア
3勝1敗、優勝の可能性を残して早大バドミントン部男子は、筑波大と対戦した。第1シングルスに登場した清水は、スマッシュを軸に攻め続ける。しかし相手の粘り強いレシーブでスマッシュを決めきれずに苦しみ、敗戦となった。第2シングルスの緑川大輝主将(スポ4=埼玉栄)は緩急をつけたショットで相手を動かし、ストレートで勝利。勝負を振り出しに戻した。続く第1ダブルスの清水・池端ペア、ミスが重なり失点するとそのまま相手に主導権を握られてしまう。その後も自分たちのペースに持ち込むことができず、敗北となった。あとがなくなった早大、ここで確実に勝ち星をあげたいところで、第2ダブルスの緑川・町田脩太(スポ2=長崎・瓊浦)ペアが出場した。町田と緑川のコンビネーションで連続スマッシュを打ち込み、猛攻する。また町田の強打で相手を崩し、甘くなったレシーブを緑川がコートに叩き込む。この形で得点を重ね、フルゲームを制した緑川・町田ペア。優勝への望みを第5シングルスの池端へとつないだ。勝敗が決まる最終シングルス、壮絶なラリー戦が繰り広げられた。第1ゲームは相手に強打を決められ12-21で奪われる。第2ゲームでは、四隅に相手を動かし相手のミスを誘うと21-10でゲームを取り返した。勝負の第3ゲーム、お互い一歩も譲らない拮抗(きっこう)した展開となる。ラインギリギリのショットや、前に落とすショットで相手の足を止める。しかしミスも目立ち、気づけば点数は21-21に。デュースにもつれこみ、お互いマッチポイントを握るが決めきれず。苦しい時間を我慢し続けたものの最後はショットがネットにかかり26-28で試合終了。優勝まであと少し手が届かなかったが、春季リーグ戦3位に輝いた。
(記事 山田彩愛 写真 安岡隼人)
今回の春季リーグでは男女ともに一部リーグに残ることができ、降格はなく、選手たちの健闘が実るかたちとなった。女子は1勝4敗と悔しい結果に終わったが、試合後のインタビューでは、自らを分析しながらも「次の大会に向けて頑張りたい」(石橋)と先を見据えている選手が多かった。次回はもっと素晴らしい戦いを見せてくれるに違いない。男子は3勝2敗と優勝を取り逃がしてしまったが、まだまだ伸びしろを感じさせる結果となった。今後の早大バドミントン部が楽しみである。
(記事 大日結貴 )
※掲載が遅れて申し訳ございません
結果
▽4日目女子団体●0-5法大
シングルス1 吉田瑠美(スポ4=埼玉栄)●1ー2(20ー22、21ー13、16ー21)宮﨑淳美
シングルス2 宇都智加(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)●0ー2(21-23、19ー21)内田美羽
ダブルス1 石橋結子(社1=茨城・常総)、吉田●1ー2(6-21、22-20、14ー21)海老原香澄 、宮澪里
ダブルス2 宇都、佐原穂香(人科4=近畿大学付和歌山)●0ー2(16-21、11-21)八角実侑、堤みほろ
シングルス3 岩崎真帆(社1=栃木・作新)●0ー2(10ー21、9ー21)山田楓
▽4日目男子団体◯3ー2日体大
シングルス1 池端元哉(スポ3=熊本学園大学付属)◯2ー0(21ー15、21ー17)石澤樹
シングルス2 清水皓基(社3=滋賀・比叡山)●0ー2(16ー21、11ー21)小野泰平
ダブルス1 緑川大輝(スポ4=埼玉栄)、町田脩太(スポ2=長崎・瓊浦)●2ー1(14ー21、23ー21、21ー16)滝口友士、川島直也
ダブルス2 池端、清水◯2ー0(21ー16、21ー11)池田智哉、山崎諒羽
シングルス3 富田剣斗(創理1=茨城・茗渓)●0ー2(7ー21、13ー21)小林遥輝
▽5日目女子団体●0ー5明大
シングルス1 佐原●0ー2(17ー21、9ー21)上杉杏
シングルス2 石橋●0ー2(17ー21、12ー21)高橋千夏
ダブルス1 佐原、宇都●0ー2(13ー21、4ー21)上杉杏、木村早希
ダブルス2 吉田、石橋●0ー2(20ー22、22ー24)千葉美采、関野里真
シングルス3 宇都●1ー2(21ー19、19ー21、21ー23)吉田菜摘
▽5日目男子団体●2ー3日本大
シングルス1 清水●0ー2(17ー21、14ー21)中村舜
シングルス2 緑川◯2ー0(21ー15、21ー19)野口翔平
ダブルス1 清水、池端●0ー2(12ー21、13ー21)藤澤佳史、永渕雄大
ダブルス2 緑川、町田○2ー1(21ー15、18ー21、21ー16)中村舜、野口翔平
シングルス3 池端●1ー2(12ー21、21ー10、26ー28)小川航汰
緑川大輝主将(スポ4=埼玉栄)
――今日はダブルスのみの出場となりましたが、振り返ってみていかがですか
1ゲーム目はあまり調子が良くなくて出だしが悪くなってしまったので、全体としてはあまり良くなかったのかなと思います。ですが最後しっかり勝ち切れたので、それは良かったと思います。
――どうしてシングルスに出なかったのですか
一応3シンには置いていましたが、もう勝ちが決まっていたので、1年生に経験させてあげたくて。
――リーグ優勝が見えてきたと思いますが、いかがですか
見えていますかね? 自分たちが明日4-1とかで勝たないとキツいのかな。勝率が多分並んでしまうので、後はもうゲーム数や得失点の話になってくると思います。そこで昨日自分たちが4-1で負けているので、分が悪くなってしまっています。勝つことはそうですが、何本とるかというのも自分たちのなかにしっかり入れながら頑張っていきたいです。
――最終戦に向けての意気込みをお願いします
優勝できるように頑張りたいなとは思っていますが、個々がしっかり力を出していけば、それに自ずと結果もついてくると思います。勝つことよりは、自分や他の人たちが力を出せるように頑張っていきたいです。
池端元哉(スポ3=熊本学園大付)
――今日の試合の全体を振り返ってみていかがですか
シングルスはトップシンということで試合の流れを決める立場で出たのですが、序盤から自分のペースでできていたのでそんなに悪くはなかったかなと思います。ダブルスは、負けが積み重なっていて、もう思いっきりやるだけだったので。とりあえず一勝しようという感じで(プレーをして)、相手が(それに対して)逆に引いてくれて、攻めに行くことができたので良かったです。
――今日の試合を振り返ってみて良かったところはどんなところだと思われますか
試合が始まる前に、勝率的なものを見ると、今回のリーグで優勝を狙えるというかたちだったので、その中で自分たちは挑戦者という気持ちで優勝を狙いに行って、今日も勝つことができたので、(今日は)雰囲気が良かったのかなと思います。
――課題はどんなところだと思われますか
自分たちは勝ちが積み重なると気が緩んだりしていたので、そこで気を引き締めてやることが課題です。
――ご自身の強みはどんなところだと分析されていますか
ラリー中でも、相手のことを見ながら分析して、相手に良いプレーをさせないということを心がけてやっているので、そこが強みかなと思います。
――明日の最終戦に向けて意気込みをお願いします
最終戦を勝てば優勝が見えてくるということで、とりあえず勝って優勝したいです。
佐原穂香主務(人4=和歌山・近大附和歌山)
――今大会を振り返ってください
全体的には、私は1年生のころからあまりレギュラーメンバーという位置ではなく、主務としてやっていました。今日も含め(試合に)勝てるという位置ではなかったんですが、その中でもチームに良い流れを持っていけるように良い試合ができればなだったり、1勝できればなと思っていました。結果ファイナル(ゲーム)とかはあったんですけど、1勝もできなかったというのは、反省点です。
――本日のシングルス、ダブルスの試合をそれぞれ振り返っていかがですか
どっちも1シン、1ダブって相手の一番強い人がいたんですよ、だから思いっきりやろうというのは、宇都とも話しながら思いっきりひたすらやったという感じです。
――今大会実践できたことは何かありますか
ダブルで青学戦の時に、そこも(相手の)1ダブと当たったのですが、組み立てとしては、ちょっと良い感じに回れたというのは手ごたえとしてあったなと思っています。
――逆に今大会で出た課題はどのようなものがありますか
今は吉田と宇都が、(試合に)何回も出て頑張っている状況なので、そこに頼りすぎず、私たちも1勝をあげれたりとか、ちょっとでもチームに貢献できるように頑張りたいと思います。
――ご自身としてもっと試合で出したいプレーなどはありますか
プレー的には私技術はそんなにないので、粘って粘ってみたいな感じなので、そこは体力をもっと持ちながら、技術面でダブルスのレシーブとかは差し込まれたりすると、レシーブができなかったりするので、そこから攻めにもっていけるようにしたいと思います。
――最高学年となった今年はチームをどのように引っ張っていきたいですか
(チームの)みんな本当に強いんですよ、私は強豪校出身じゃないし、主務もしてるような感じなので、けど、だからこそ見えることもあると思うので、チームのメンタル面かもしれないし、5日間戦う中でどうしたらチームとして頑張れるのかというのを私の視点で(引っ張っていけるように)頑張りたいと思います。
吉田瑠実主将(スポ4=埼玉栄)
――今日の試合を振り返っていかがですか
上で争っているわけではないので、気持ちが全体的に入らなかったです。やはり最終日ということで、みんな足が動かないなどのフィジカル面がまだ足りないかなと感じました。
――人数が少ない中で試合をこなすのは大変では
そうですね。でも他の大学でも人数がいても(試合を)兼ねている人はいるので、そういう人たちが頑張っている以上、自分たちが(出場を)兼ねているから、人数が少ないからと言いにくいので。頑張ろうと思います。
――主将として今大会を振り返っていかがですか
自分が勝たないとということもありますし、変な試合をしてしまった時に周りにも影響が出てしまうことを昨日、今日で感じました。自分がしっかりして、チームを引っ張るというよりかは底上げする感じで頑張っていきたいと思います。
――新しいペアとなりますが、今の状態はいかがですか
一からペアを作り上げるのが3回目ということで、最初は正直きついなと思いました。でも1年生のペアの子が自分が落ちていても、声をかけてくれたり、積極的に来てくれたりするので自分も頑張らなきゃいけないなという影響は受けています。
――今後の目標をお願いします
団体戦での優勝を目標にしているのですが、個々が自分のできることをこれから試合に向けてやって、その全部を出し切れるのが一番良い結果なのかなと思います。数字で見るというよりかは、これから自分たちの力をどう発揮しているのかが目標です。
――個人としての目標はありますか
1年生と3年生どちらもインカレ(全日本学生選手権)3位なので、今年は優勝できるように頑張りたいです。
宇都智香(スポ3=宮城・聖ウルスラ学園英知)
――今日の試合振り返っていかがですか
リーグ(春季関東大学リーグ戦)通して初めて、1試合で2回出場する経験をしました。最後の試合はキツかったのですが、そこでキツいなりにもっとできることがあったのかなと思います。最後リードしていたのに、気持ちが切れてしまって負けたので、最後まで集中して試合できるようにしないといけないなと思います。
――シングルスの第3セットの終盤、ミスをしてしまっていましたがどんなことを考えてプレーしていましたか
あの時は体がキツかったので、決まると思って強く打ちすぎてしまいました。焦りとかが全部ミスにつながってしまって何をしていいかわからなくなってしまいました。
――春季リーグ戦を通して何か収穫はありましたか
勝ち負けは負けの方が多いのですが、自分のプレーで通用するところや課題は見つかったかなと思います。
石橋結子(社1=茨城・常総)
――今大会をふりかえってみていかがですか
自分としてはもっと準備できたかなって思っています。チームとしては1部に残ることが出来て良かったです。
――今日の試合をふりかえってみていかがですか
先輩方が最優秀新人賞を取れるようにオーダーを組んでくださったんですけど、今日に試合とも勝てなくて、その期待に応えられなかったので悔しいです。自分の課題が見つかったのは良かったと思います。
――その課題というのはなんですか
シングルスではコートを広く使うようにしたいので、練習でもそれを心がけていきたいと思います。
――今後の目標についてお願いします
まだまだだなっていうのを感じたので、次の大会まで3ヶ月ほどあるんですけど、それに向けて頑張っていきたいと思います。
岩崎真帆(社1=栃木・作新)
――4日目の最終シングルスに出場されましたが、ご自身でふりかえってみていかがですか
メンバーチェンジして出場という形にはなったんですけれど、試合に出させてもらって、結構緊張していました。自分の力を出せなかった訳では無いんですけれど、あまり点が取れなかったので、そこは悔しかったです。団体メンバーは少ないので、勝利に貢献したいと思っているのですが、体力的にも技術的にもまだまだ足りないので、そこは高めていきたいなと思っています。
――今大会をチームとして振り返ってみていかがですか
人数が少ない中で試合を兼ねる人が出てきて、技術的には劣っていなくても、4日目や5日目では気持ち的な面でも体力的な面でも疲れが見え始めたなと感じたので、そこを強化していきたいと思います。
――次回以降に向けての意気込みをおねがいします
練習と本番の意識を近づけて、本番を意識して練習して、試合の時に練習のとおりにやればいいと思えるように練習の質を高めていきたいと思います。
緑川大輝主将(スポ4=埼玉・埼玉栄)
――シングルスとダブルスそれぞれ振り返っていただけますか
シングルもダブルスも(対戦相手が)自分の後輩だったので、負けられないなという思いがありました。それ以上に相手がおそらくだいぶビビってました。今日は点数こそ取られたのですが、気持ち的には余裕を持ってできたかなと思います。
――ダブルスで2セット目を取られてからどのように切り替えましたか
特に考えてはいなかったのですが、自分のパートナーがすごく焦っていたので、焦らずしっかり自分たちのプレーを出していこうと声掛けをしました。
――主将として春季リーグを終えてみていかがでしたか
思った以上にみんなできていて。自分的には勝てなかったのは悔しいですけど、みんな成長しているなというか、それぞれが良かったなと思います。
――逆に課題などはありましたか
チームとしてはどうしても毎回3-2とかギリギリの試合になるので、もっとチームの底上げというか、4-1や5-0で勝てるようになるくらい、チームを上手くまとめてやっていけたらと思います。
――次の試合への個人の目標を教えてください
インカレ優勝目指してチームとしてもやっているので、まずは団体戦優勝を目指してやるのと、個人戦でもダブルスは優勝目指してやっていけたらと思います。
――大学のカテゴリーを超えた目標は
今(ミックスダブルスでの世界)ランキングが60位くらいなので、これから海外遠征にも行き、もう少しそこで(順位を)上げられたら世界選手権とかに出れたりします。まずは一個一個の海外の試合というのを大事にして、A代表に上がることを目指して頑張っていきたいと思います。
池端元哉(スポ3=熊本・熊本学園大附属)
――まずはダブルスの試合を振り返っていかがですか
相手はアタック力が弱いという話を聞いていたので、レシーブをしっかりやって、リズム作っていこうかなと思っていました。しかし相手が手堅くミスなく打ってきたので、そこで我慢できずに負けてしまいました。
――シングルスはいかがですか
4回くらい対戦したことのある相手だったので、いつもと同じようにゆっくり回していく展開でいこうかなと思っていました。しかし相手がそれに合わせて早く動いてきていたので、1ゲーム目を取られてしまって。2ゲーム目からは逆にペースをあげて、相手のタッチを遅らせるようなプレーがいい感じにハマりました。ただ3ゲーム目はもう駆け引きに負けました。
――3ゲーム目のデュースで競っている間はどのようなことを考えていましたか
とりあえず簡単なミスをしないように、しっかり(相手のコートに)入れていくのを一番にして、我慢して相手の甘い球を打っていくような感じでやりました。
――今後のシーズンに向けて意気込みをお願いします
この負けを無駄にしないように、個人戦であったり団体戦で、自分はシングルスに一番力を入れているので、そこで結果を残して、団体戦でも貴重な一本になれたらいいなと思います。