男子部は要所で勝ち切れず… 女子部はリーグ1勝目に

バドミントン

 関東大学秋季リーグ戦(秋リーグ)は2日目を迎えた。昨日辛勝した男子部は、法大相手に要所で勝ち切れずきょうは一転悔しい結果に。女子部は鈴木ゆうき(社2=宮城・聖ウルスラ学院英知)と吉田瑠実(スポ1=埼玉栄)が大車輪の働きを見せる。明大戦は二人で3本を制し、2日目にしてリーグ戦1勝目を手にした。

 第2シングルスの渡辺俊和主将(スポ4=埼玉栄)、第1ダブルスの小野寺雅之(スポ3=埼玉栄)・友金利玖斗(スポ2=兵庫・村野工)ペアが接戦をものにしたが、そのあとが続かなかった。渡辺は昨日に引き続きファイナルの最後まで粘り、16−19の場面から24−22で逆転勝ち。小野寺・友金ペアも白星を挙げ、この流れで第2ダブルスも取りたいところだったが、浅原大輔(スポ4=宮城・聖ウルスラ学院英知)・吉村徳仁(スポ4=富山・高岡第一)ペアが要所でサーブミスをするなど精彩を欠いてしまう。結果は22−20、12−21、19−21で終わってしまった。続く小野寺は疲れが見え、相手に圧倒されてしまった。

惜敗した浅原(左)・吉村ペア

 女子は若い二人が躍動した。昨日とオーダーを変更し臨んだ明大との一戦。鈴木ゆも快勝、吉田も高校同期相手を2ゲーム目から圧倒し2勝を挙げると、二人で組んだ第2ダブルスでは東日本学生選手権(東日本)ベスト8のペアにまた快勝。息の合った攻撃で安定感を見せつけチームの勝ち越しを決めた。東日本優勝ペアと当たった第1ダブルスの吾妻咲弥(スポ3=福島・富岡)・平野紗妃(スポ2=福岡・九州国際大付)ペアはストレートで負け越してしまうも収穫ある内容になったことだろう。

二人で3勝を挙げた吉田(左)と鈴木ゆ

 現在男女ともに1勝1敗。アベック優勝の可能性を残すには、ここから先は絶対に落とすことができない。また、きょうのようにそれぞれの試合で確実に勝利することがかなり重要になってくる。まずは前半最終日のあすの対戦を勝ち切り、いい形で後半戦へと持ち越すことが理想だ。

(記事・写真 石名遥)

結果

▽男子団体●2−3法大

シングルス1 吉村●0―2(12-21,11-21)

シングルス2 渡辺○2-1(17-21,21-17,24-22)

ダブルス1 小野寺・友金○2-1(21-16,17-21,21-17)

ダブルス2 浅原大輔・吉村徳仁●1―2(22-20,12-21,19-21)

シングルス3 小野寺●0−2(8-21,13-21)


▽女子団体○3−2明大

シングルス1 鈴木ゆ○2-0(21-17,21-17)

シングルス2 吉田○2―1(13-21,21-9,21-17)

ダブルス1 吾妻・平野●0−2(17-21,18-21)

ダブルス2 鈴木・吉田○2−1(11-21,21-15,21-17)

シングルス3 松本茜(社4=福岡・九州国際大付)●0−2(21-18,13-21,18-21)

※試合終了時刻が遅かったため、コメントはあすまとめて掲載いたします