男女ともに完全優勝を成し遂げた全関東ダートトライアル選手権(全関東ダート)から約1カ月、全日本ダートトライアル選手権(全日本ダート)が開催された。会場は全関東ダートと同じく栃木・つくるまサーキット那須。早大の選手たちは慣れ親しんだサーキットで、全国から集まったライバルたちと熱い戦いを繰り広げた。1本目、男女ともに着実にタイムを残し、個人・団体で首位につけた。2本目では全選手がタイムアップを果たし、今年度全日本初戦となった全日本ダートで2大会連続の完全優勝を成し遂げた。
※この取材は7月31日、8月3日に行われたものです。
個人優勝を掴み取った最上佳樹(社4=東京・攻玉社)
大会前日に行われた練習会の際に、女子車両・早稲田大学スターレット(82)にトラブルが発生した。アクセルを踏んでも思い通りに車が進まないというトラブルだった。3年生の車両担当を中心に整備を進め、本番までに出走できる状態へと仕上げた。
圧倒的な速さを見せた小林眞緒(創理3=福岡雙葉)
翌日、うだるような暑さの中で大会は始まった。早大からは最上佳樹(社4=東京・攻玉社)、石山萌乃(文構3=神奈川・日女大付)、小林眞緒(創理3=福岡雙葉)、安達悠人(社2=早稲田渋谷シンガポール)、大矢根洋(文2=東京・和光)の5名が出場。完全優勝を果たした全関東ダートと同じメンバーで全日本初戦に挑んだ。男子第1走者の安達は、コース中の360度ターンの経験がなく、慎重な走りとなった。「自分の中で思った走りはできなかった」と振り返ったが、1分40秒を切るタイムで、第1走者としては2番手の記録を出した。女子第1走者・石山は前の走者にトラブルが発生し、車中で待機することとなった。試合車両にエアコンはもちろん搭載されていない。灼熱の中、車中で待機したことによる影響が心配されたが、そのことを全く感じさせない安定した走りを見せた。男子第2走者・大矢根は「1本目は悩んだところは抑え目に」走行したと振り返った。落ち着いた走りで、1本目の全体3位という好記録を出した。女子第2走者の小林は「6、7割の力で走ることを意識し」た、と振り返った。2位以下に約4秒差をつける圧倒的な速さで、ゴールした。ここまでのトップタイムは慶大の第1走者が記録した1分36秒25。午前の最終走者となった男子第3走者の最上は、気負うことなくスタートした。他大の選手に大きな差をつける走りで、1分34秒37を記録。1本目から早大の実力が遺憾なく発揮されるレースとなった。午前の走行を終え、男女ともに個人・団体で首位につけ、2大会連続の完全優勝に大きく近づいた。
安定した走りを見せた石山萌乃(文構3=神奈川・日女大付)
慣熟歩行をする選手たち
2本目の走行を前に、コースには散水が行われた。砂利がはけ路面状態が良くなる2本目の走行では、各大学のタイムがアップすることが予想される。男子第1走者の安達は、1本目にミスをしたポイントを、「絶対に落とさないようにということだけを意識して」走り、1分36秒03を記録。見事全日本初入賞を果たした。女子第1走者の石山は「今までダートトライアルをやってきた中で、いちばん自分的にはいい走りだったかなという走りができた」と振り返った。1本目での修正点はすべて改善し、3秒以上のタイムアップを決めた。男子第2走者の大矢根は、「2本目は1本目と走らせ方を変えた」と、攻めの姿勢を見せた。結果的に「失敗した」と振り返ったが、着実なタイムアップを決めた。他大の女子・第2走者が走行を終え女子最終走者・小林の走行を前に小林の女子個人優勝が決まった。1本目のタイムで個人優勝を決めた小林は、2本目は「8、9割(の力)で走ることを意識」し、1分40秒60という驚異的な記録で、2位以下に約4秒の差をつけた。この結果から女子団体は、他大を大きく離す圧倒的な速さで優勝を果たした。残るは男子個人優勝と団体優勝。男子・最終走者の最上を前に、他大の男子選手が続々とタイムアップを決め、中大の第2走者、第3走者が最上の1本目の記録を抜き、最上の個人順位は3位に。また団体も慶大に抜かれ2位に順位を落とした。早大が完全優勝を成し遂げるには、最上がトップタイムを更新することが絶対条件。会場中が最上の走りに注目する中、最上は走り出した。意外にも最上は「リラックスして」いたという。コース中盤の360度ターンでも、タイヤのぎりぎりを攻める圧巻の走りを見せた。最上がゴールし、コールされたタイムは1分32秒54。この瞬間早大の完全優勝が決まり、部員たちは歓喜に沸いた。
全日本戦初入賞を果たした安達悠人(社2=早稲田渋谷シンガポール)
攻めの走りをした大矢根洋(文2=東京・和光)
今年度、全日本初戦となった今大会。それと同時に早大のエース・最上はダートトライアル、ラストレースだった。昨年度、全日本戦での個人最高順位は2位であった最上は、今大会自らの圧倒的な走りで男子団体優勝を引き寄せ、個人として初の全日本制覇となった。チームとしても全日本での完全優勝を達成し、早大の実力を十分に見せつけた。次戦は8月21日に三重・鈴鹿サーキットで開催される全日本学生ジムカーナ選手権。全日本ジムカーナで勝利することは簡単ではないが、早大自動車部は短い時間の中で練習を重ね、鈴鹿ですばらしい戦いを見せてくれるだろう。早大自動車部は全日本総合杯の獲得に向け、走り続ける。
全日本初戦で完全優勝を果たした早大自動車部
(記事、写真 堀内まさみ)
※掲載が遅くなり、申し訳ございません。
結果
▽男子団体の部
優勝 早大
▽男子個人の部
優勝 最上 1分32秒54(2本目)
6位 安達 1分36秒03(2本目)
9位 大矢根 1分36秒57(2本目)
▽女子団体の部
優勝 早大
▽女子個人の部
優勝 小林 1分40秒60(2本目)
3位 石山 1分44秒57(2本目)
コメント
神林崇亮主将(人4=埼玉・早大本庄)
――前日の車両トラブルはどういったものでしたか
女子車両の早稲田大学スターレット(82)がアクセルを踏んでも、あまり前に進まなくなってしまうというような、状態がよくない状況でした。自分は前日練習にいなくて、大会当日からの参加になりましたが、3年生の車両委員を中心にいろいろ原因を探りながらどうにか本番までには直すことができました。
――選手がスタートする前にどんな声かけをされていますか
「頑張って」とか、そういう声掛けをしています。昨年自分が選手だったとき、出走前はめちゃくちゃ緊張していましたが、そういうときに先輩方が声をかけてくださっていました。緊張が和らぐような声掛けをしています。
――今大会の成績は神林主将から見ていかがですか
もう言うことなしという感じです。本当に良かった、という一言につきますね。
――次回の全日本学生ジムカーナ選手権(全日本ジムカーナ)の目標をお願いします
ジムカーナに関しては全関東(全関東学生ジムカーナ選手権)のときに、少し悔いの残る結果になってしまったので、本番に向けて全員が悔いの残らないように練習をしっかりと重ねていきたいです。また車のトラブルもいくつかあったので、100パーセント走ることのできる状態にして、選手たちも全日本で何があっても悔いの残らない練習を重ねていけたらいいなと思います。
最上佳樹(社4=東京・攻玉社)
――1本目は振り返っていかがでしたか
大会の1、2週間前に他大が練習できていない中練習して、他大よりもタイムがいいので余裕があるかなと考えていました。前日練習で走ってみるとあまりタイムが出なくて、他大の選手にタイムを抜かれることもありました。(大会当日の1本目では)他大の1走目、2走目の選手がいいタイムを出し、うちの大矢根、安達も離されるくらいの状態になっていて、結構きつそうだけど気楽にいくかという感じで、本番の割にかなり気楽に走って帰ってきたら、思ったよりもタイムが出ていて、「あ、まじか」という感じでした。大会ラストだとか、他がタイムきついからあげなきゃいけない、とかそういうことは一切考えないで走ったら結果的にいいタイムが出て良かったです。
――慣熟歩行の際は何を確認されていましたか
試走でいらっしゃっていた先輩、ミラージュに乗っている平川(慶一、平30創理卒)さんが一緒に歩いてくださりました。前日に同じところを走ったので、前日走り終わってから重機が砂をまいてコース清掃が行われ、それがどのくらいやられているかを確認しました。それがきちんと行われていないと路面の砂利がすぐにはけてくるか、こないか、午後にタイヤを変えるか変えないかということに関わってきます。(コースを)通ったことは何度もあるので、走り方はある程度分かっているうえで、路面がどうなっているのか、この後どうなりそうかというのを場所ごとに見て、どのタイヤをはくかなどを考えていました。
――2本目は振り返っていかがでしたか
ドライタイヤというコンクリートを走るタイヤに近いもので、砂利がなくなってくるとタイムが出る、砂利があるとタイムが出ないというタイヤがあります。一般的に走行を重ねて午後になると路面の砂利がはけて、各校2走目、3走目あたりからウエットタイヤからドライタイヤに変えてタイムを上げにかかってくるのですが、他大のタイムが意外と自分の1本目のタイムとほぼ変わらないか少し抜かれるくらいで、2位、3位の中大の選手が34秒台でほぼタイム差がありませんでした。それだったら1本目と同じタイヤ使った方がいいし、新しいタイヤを自分の1本だけで使うのはもったいないなと思って、74Rというウエットタイヤをそのまま使い、走りました。1本目の記録から抜かれたのはコンマ数秒だったので、コンマ3、4秒上げれば個人も団体も勝てるだろうと思っていて、状況的に意識しなくても普通に帰ってくれば大丈夫だろうと考えていました。1本目よりもリラックスして、絶対にミスをしたら大崩れしてしまうというところは安全にいこうと意識しました。帰ってきたらそれなりにタイムが上がって、良かったなと感じました。
――他大に団体順位を抜かれましたが、出走前は落ち着いていましたか
確かに出走前にドアを開けていたら聞こえてきました。個人優勝を狙っていて中大の選手にタイムを抜かれ、慶大に団体順位も抜かれ、自分がタイムを出せないと個人で勝てないという気持ちがあり、自分がタイムを出せば団体も優勝できるので、団体を上げるというプレッシャーよりも自分の順位を上げることを考えていました。ダートトライアルは今大会で引退で最後の1本だったので、自分が最後にタイムを出して優勝するということを意識していました。
――走っている際に自分で好タイムが出たという感触はありましたか
前半走っていて1本目より明らかに路面の状態がよく、同じように走っていてもタイムが上がるという感じはあり、後半のタイヤのターンをしたところくらいでこのまま帰れば上がっただろうとは思っていました。最後の舗装にのって戻ってくる手前のポイントでは無理に攻めないで、そこで突っ込み過ぎて回ってしまうといけないので、後は帰ってこようという感じでした。
――全日本大会での個人初優勝でしたが、いかがですか
昨年の全日本大会はすべて2位でした。昨年の(アウェーコースとなる)広島で行われた全日本ダートで2位になってよかったですが、0.048秒足りなくて2位でした。今年は(たくさん走行経験のある)つくるまサーキットだから勝ちたいなと思っていましたが、他大の選手が昨年以上に練習してタイムを上げてきて、うちの後輩も速くて部活の練習でたまにタイムを抜かれることもあり、どうなるかなと思っていました。結果的にタイムが出たというのは昨年や普段の練習を通して、大会に対する慣れが以前よりあった分落ち着いて走ることができたのかなと思います。
――全日本ジムカーナに向けての意気込みをお願いします
もともとジムカーナが本職だと自分は思っていて、ダートトライアルは車のセッティングや走り方に関して感覚で走っていましたが、ジムカーナはいろいろ考えて2年間、3年間試合車両を頑張って作ってきました。ジムカーナはダートトライアル以上に参加校がいて、競技全体としてのレベルも高いと思うので、勝つのは簡単ではないと思いますが、車も走りも万全な状態でいきたいなと思います。全関東(学生ジムカーナ選手権)のときのように、天気に左右されること、昨年のように簡単なコースにならないことを祈って、楽しいコースでいい天気で車も人もいい状態で勝ちたいなと思います。そこが自分の引退試合になるので頑張ろうと思います。
石山萌乃(文構3=神奈川・日女大付)
――1本目を走る前に待機時間が長かったですが、何を考えられていましたか
とにかく暑くて、気を失わないようにする方が必死でした(笑)。スーツ着てヘルメット被ってドア閉めてという状態だと本当に暑くて、まずは呼吸をを整えるために、ヘルメット外したり、ドア開けたりしている内に仲間が来てくれたのでよかったです。そろそろ出走かなというときにもう1回やり直すつもりでリセットしてから臨めたので、意外と落ち着いて準備ができたかなと思います。
――1本目の走りはいかがでしたか
自分としてはやりたいことができたかなと感じます。そんなに大きな後悔はなかったと思います。ただもうちょっと踏めるなというところがあったので、午後はそれを直そうというつもりだったのですが、車が前日のトラブルの後にぎりぎり直り速くなって、その状態で前日に練習ができてなかったので、直ってからは1発という感じでした。小林から「速くなった気がする」と聞いていて、実際に自分が走り終わったときもこれくらいのタイムかなと思っていたよりも10秒くらい速かったので、それは攻めたというよりは車が速くなってくれたという感じでした。
――慣熟歩行の際は何を確認されていましたか
ここはもっと攻められるなというところを確認していたのと、ずっと砂利で土手が高い奥の方のセクションで、ギアを変えるのを1本目のときに迷っていたところが会ったので、そこをいろんなOBの方や先輩方に意見を聞いて、そこをどうするかをいちばん考えていました。
――2本目は振り返っていかがでしたか
後から車載動画や車外動画を見るといろいろつっこみどころはありますが、その瞬間は自分的には出せるものは全部出せたかなという気持ちです。今までダートトライアルをやってきた中で、いちばん自分的にはいい走りだったかなという走りができたので、走り終わった後は達成感がありました。走っている途中も「いいぞいいぞ」みたいな気持ちで走っていました。1本目から直したいところが4点ほどありましたが、それはもちろん全部うまくいっていいぞ、という感じでした。
――前日の車両トラブルはどのようなものでしたか
プラグコードというところが不良だったのですが、状況としては全関東ダートの前日に82が動かなくなってしまったトラブルにすごく似ていて、回転数が上がらないという状況になってしまいました。自分はその状態で1回走行をしましたが、アクセルを踏んでいるのにのろのろ進む状態での走行みたいな感じでした。前日の時間で同期を中心に車両の人が直してくださり、結果的にすごく速くなったのでありがたかったです。
――全日本ジムカーナの目標をお願いします
全日本ジムカーナは参加校的にもダートトライアルに比べて、内容としては厳しさが増すと思いますが、女子団体に関しては小林と一緒に絶対に優勝することがいちばんの目標です。個人としては表彰台にのれたらなと思っています。
小林眞緒(創理3=福岡雙葉)
――大会を終えての率直な感想をお願いします
3競技出場させていただいていますが、ダートトライアルがいちばん力を入れていたので、男子、女子と団体・個人で優勝できたのはかなり嬉しかったです。昨年自分は5位入賞だったので、リベンジができ優勝できて嬉しかったです。
――1本目は何を意識されていましたか
頻繫に指導していただいている方に「6から7割で走る」と言われていたので、6、7割の力で走ることを意識して、あまり無理しないようにしようと走りました。
――6から7割で走るというのは失敗しないために、タイムを残すためにという感じですか
そうです。いつも自分が張り切ってしまうとすぐダメになっちゃうので、1本目は2本目で可能性を残すためにも安全策をとって、6、7割で走りました。
――2本目は何を意識されていましたか
全関東ダートのときに自分が最後にスピンをしてしまって記録が残らなかったのですが、自分と同時出走している選手や自分の前に走っている選手の記録が私は聞こえないので、自分のタイムが更新される可能性があることを認知しないまま10割で走って、失敗してしまいました。(今大会では)タイムは残しつつもタイムアップできるように、1本目の時点で自分が分かっているところ、得意なところと失敗したところを直すように8、9割で走ることを意識しました。
――今回のタイムに自分で点数をつけるとしたら何点くらいですか
点数をつけるとしたら85点くらいです。
――満足はしていないということですか
自分の苦手なところで悪い走りになってしまい、全然タイムが出なくて、逆に得意なところでは意外とタイムアップできたのかなと感じていて、苦手なところをもっと練習会などでカバーしてということができたらもっといいタイムで帰ってこられたのかな、40秒切れたのかなと思います。
――全日本ジムカーナの意気込みをお願いします
全関東ジムカーナで負け、準優勝に終わってしまいましたので、全日本ジムカーナではいい結果が出せるように頑張りたいと思います。
安達悠人(社2=早稲田渋谷シンガポール)
――1本目は振り返っていかがでしたか
今回の全日本ダートのコースは360度1周回るというセクションが途中にあり、それを経験したことがなかったので、自分はかなり様子を見ながらで、一応タイムは出ましたが、自分の中で思った走りはできなかったかなと思います。
――慣熟歩行の際は何を意識されていましたか
慣熟歩行のときは路面の状況、どこが走りやすいかというのを見極め、どこまでだったら攻めて走ることができるかなということを重点的に気をつけて、慣熟しました。
――2本目は何を考えて走行されていましたか
1本目の走行でミスをしてどこでミスをしたのかが明確だったので、そこを絶対に落とさないようにということだけを意識して走りました。
――今大会が全日本初入賞ですか
そうです、全日本で初入賞ですね。
――初入賞の感想をお願いします
まさか初めて出場して入賞できるとは思ってなかったので、素直にうれしかったです。
――全日本ジムカーナの目標をお願いします
僕は選手としては出場しませんが、選手が優勝できるようにサポートできたらいいかなと思っています。
大矢根洋(文2=東京・和光)
――1本目は振り返っていかがでしたか
1本目は悩んだところは抑え目にして、2本目に上げられるような走りをイメージしました。
――慣熟歩行の際は何を意識されていましたか
コース自体は何度も行ったことがあり、ダートトライアルは路面の状況が日によっても走るタイミングによっても違うので、路面の状況を確認しながら走りのイメージを思い出しながら、という感じです。
――他の選手の走行を見ていた際は何を確認されていましたか
僕は奥の速度が落ちるところを見ていたのですが、車がコントロールを失いやすそうな場所でどういう風なミスが起こるのかなと見て、自分が走ることを想定し見ていました。
――2本目は振り返っていかがでしたか
2本目は1本目と走らせ方を変えたのですが、1本目で走ったように走れば2本目タイムが上がるというのは分かっていた上で、もう少しタイムを出さないと、思った以上に周りが上げてきていたので、そう考えて走りました。失敗はしてしまいましたが、失敗した後は取り返そうとかチャレンジしようということを考えずに落ち着いて走り、タイムを残そうと切り替えて走りました。
――全日本ジムカーナに向けての目標をお願いします
ジムカーナでも個人優勝を狙ったうえで、今回は本番で結果が出せなかったので確実に表彰台圏内を狙っていけるような走りをしていきたいです。