いざ決戦へ、甲子園球場で最終調整

米式蹴球

 今年の早大のチーム目標は『学生日本一』。その座をを懸けて争う一年に一度の大舞台・甲子園ボウルがいよいよあす12月15日(日)13:05よりキックオフ。前日のきょうは、試合会場となる阪神甲子園球場にて早大の記者会見と前日練習が行われた。

記者会見に臨む高岡監督

 記者会見を行なったのは、高岡勝監督(平4人卒=静岡聖光学院)、LB池田直人主将(法4=東京・早大学院)、DL二村康介副将(文構4=東京・獨協)、QB柴崎哲平副将(政経4=東京・早大学院)、K/P髙坂將太(創理3=東京・国立)、WRブレナン翼(国教4=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)の6名。高岡監督はあすの試合について「先行逃げ切り」のゲームプランで挑むと宣言。「関学大のファーストシリーズをスリーアンドアウトに抑えられるかが鍵になってくる」と語った。また、池田主将も「関学大学さんには何度も負けてきたので、ここでしっかり勝って終わるのが目標」と、あすの一戦へ向けた意気込みを口にした。

 記者会見ではやや緊張姿を見せた選手たちであったが、グラウンドでの公開練習ではリラックスしたムードで身体を動かし、あすの決戦へ向けた最終調整を行った。池田主将を中心にはドルを組み気合を入れた早大は打倒関学大へ向け準備は万端。創部史上初の日本一向け、今年一年間の集大成をぶつける時が来た。

(記事、写真 涌井統矢)