【連載】日大戦直前特集『超越』 第4回 1年生対談 LB杉田直人×LB池田直人×WRブレナン翼×K長谷川絢也

米式蹴球

 K長谷川絢也(社1=東京・早実)、LB池田直人(法1=東京・早大学院)、LB杉田直人(法1=東京・早大学院)、WRブレナン翼(国教1=米国・ユニバーシティラボラトリースクール)。BIG BEARSの一員となって早7か月。上級生に混ざって活躍する実力と、計り知れない伸びしろを併せ持つ期待の1年生だ。シーズンを通して、大学の高いレベルを体感してきた4人のルーキーの素顔とは。様々なお話をうかがった。

※この取材は11月19日に行われたものです。

アメフトと出会い、そして魅了された 

1年生ながら重要なポジションを担う

――まずアメフトを始めた理由を教えてください

長谷川 高校までずっとサッカーをやっていたんですけど、大学から新しいスポーツを始めたいなと思って、1番大学から始める人が多そうなアメリカンフットボールを選びました。

池田 僕は早大学院出身なんですけど、早大学院はアメフト部の勧誘がすごくて勧誘で押されたというのと、1個上の先輩に村田啓生さん(WR、社2=東京・早大学院)という人がいて、その人が中学からずっと同じ部活で入りやすかったこと、あとは雰囲気を見てよかったのでアメフト部に入りました。

杉田 僕も早大学院出身なんですけど、中学まではずっとサッカーをやっていたので高校でもサッカーを続けようかなと思っていました。でも高校のサッカー部の印象があまり良くなくて。対照的にアメフト部は雰囲気も良かったし、日本一という実績もあったので日本一になってみたいなと思って入りました。

ブレナン 僕は小学校のときからアメフトをやっていて、日本に来た理由もアメフトをやるためだったのでワセダのアメフト部に入りました。

――池田選手、杉田選手も高校からアメフトをやっていたということですが、大学でも続けようと思った理由は何かありますか

池田 僕は小さいころから空手をやっていたので、LBとしてはそんなに優秀なLBではないし、大学では空手をやろうかなと思っていたんですけど、きょねんから大学がちょうど2DLを始めてポジションができたり、その時期にU-19の選考もあったりして。入るつもりはなかったんですけどU-19を受けたあとにやらないかと言われて考えた結果、サークルをするよりも自分のためにもなるしアメフトが好きだったので、続けてもいいかなと思って続けることにしました。

杉田 僕は3年間高校で日本一を目指してやってきて、結果的には全国大会決勝で負けてしまって。僕も最初はそんなにやる気があったわけじゃないんですけど、日本一になれなかったのでもう一度日本一を目指そうかなと思って大学でもアメフト部に入りました。

――それぞれいまのポジションに就いた理由と、ご自身が思う各ポジションの魅力を教えてください

長谷川 自分はもともとサッカーをやっていたんですけど、初めて練習に行ったときに蹴ってみないかと言われて、蹴ったら結構良い感じで。それでやろうかなと思いました。他のポジションとの兼任も考えたんですけど、やるならキッカーだけに集中して一筋でやりたいなと思いました。キッカーは試合によって出場頻度が変わるんですけど、決めるとすごい歓声が上がって良い感じなんですよ。でも外すと逆にすごくいろいろ言われて(笑)。そのプレッシャーがいいかなと。決めるとすごく気持ちいいので。

池田 僕はラインバッカ―をやっています。始めたきっかけとしては高校に入ったとき、最初アメフトが何かわからなくてとりあえず先輩についていったらLBっぽいねと言われて。最初に体験に行って結構楽しかったのでその流れでLBになった感じです。LBの良いところは、僕はフリーマンというLBにしては前のほうにいるDLのようなポジションなんですけど、プレーに絡むことが多いです。特に今シーズンだと2DLがラッシュして、僕がパスを仕留めたり、OLとヒットをしてRBをタックルできたりしたら楽しいです。パスカバーとかはないんですけど、そういうところが楽しいですね。

杉田 僕もLBをやっています。僕は高1の頃はレシーバーをやっていたんですけど、あんまり足も速くなかったし、キャッチもあまり上手くなかったので同じ学年の他の上手い奴に勝てないなと思って。そこで頑張って練習していたんですけどきつくなったのでLBにコンバートしたのがきっかけですね。LBにしようと思った理由としては後ろにセーフティとかがいるのでミスしてもカバーしてもらえて思い切りできるかなと(笑)。僕は池田と違ってパスカバーとかもするので、ラン、パス両方参加できるのが一番の魅力かなと思っています。いろいろな種類のタックルとか、パスカットインターもできるし、ディフェンスの中核なので責任も大きいと思いますがそこも魅力かなと思っています。

ブレナン 僕はレシーバーをやっています。小学校のときにOLをやっていたんですけど楽しくなくて。レシーバーの友だちがいて、すごく楽しそうだったんです。中学に入ってからはレシーバーの方がモテそうだなと思ってコンバートしました(笑)。レシーバーは試合中にQBとのタイミングが合って、このパスが絶対来るなと感じているときにパスが来て、それを確実にキャッチしてDBを圧倒できたときが楽しいなと思います。

――大学に入学して7か月ほど経ちましたが、大学のアメフト部の練習はいかがですか

長谷川 最初痛いことに驚きました(笑)。サッカーも体は当たるんですけど、肩どうしだったり仕方なく転んだりっていう感じなので。大学に入ってタックルとかヒットを受けたときにめっちゃ痛いなと思いました(笑)。そこがびっくりしましたね。

池田 早大学院でも濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)に教わっていたので、練習内容としてはそんなに変わらなくて。大学の方が高校に比べて授業数も少なくて学校が圧倒的に楽なので、その点で言えば、高校に比べると練習自体は楽かなと思います。でも、高校のときになかった無酸素運動などが入ったり、OLが強かったり、そういったところで強度の違いは感じました。

杉田 僕も早大学院だったので練習内容にそんなに違いはないんですけど、一番感じるのはウェイトの違いです。スキルポジションとかでもすごく強い人がいます。高校だとスキルポジションだとそんなにウェイトが強くなかったりするんですけど、大学はそんなの関係なくみんな強くてそこが一番の違いかなと思いました。

ブレナン 僕が一番驚いたのは練習時間の長さです。ハワイではフィールドが長い時間使えないこともあって2時間以上練習していなくて、その2時間でやるべきことを全部やって帰らされるという感じだったんです。遠いところから来ている人もいて、ハワイは渋滞がすごくて道が混むので帰る時間も考慮されていました。それと…土日に練習があると思わなくてびっくりしました(笑)。

杉田 土日ないの?

ブレナン 金曜日に試合があって、土日オフで月曜からまた練習、という感じだったのでびっくりしました。

――1年生はどんな学年ですか

杉田 めっちゃ個性が強いと思います。面白い人がたくさんいますね。仲も良いです。

――先輩の印象はいかがですか

池田 先輩は優しいです。きょうもご飯をおごってくれました。練習中もすごく優しく指摘してくれて、ベンチで座っているときもフレンドリーな感じで話しかけてくれるので。

各々の強みを生かして

――ご自身の強み、ここは負けないという部分を教えてください

長谷川 強みか…。キッカーとしてだったら、キック力はあるほうかなと思います。あとプレッシャーにも弱くはないかなと。試合の最後の最後、キックで終わるという場面が割とあるのですが、大学入って最初の試合でそれを外しちゃって結構メンタルやられて(笑)。

池田 メンタル弱いじゃん(笑)。

長谷川 まあ最初だったから(笑)。そのあとから根拠のない自信を持つようにしています。先輩のキッカーの方もそう言っていたので。法大戦もそういう場面があったんですけど、何も考えずに振り切ったらいつも通りにできました。だんだん慣れてきましたね。

池田 僕は全然緊張しないメンタルと、LBの中ではフィジカルは強いというかOLと当たったり顔を出したりというのが得意な方かなと思います。

杉田 僕は特出したところはないんですけど、逆に幅広くまあまあできるかなと。ランディフェンスもパスディフェンスもそんなに上手くはないですけど、少しはできているかなと思います。オールマイティにまあまあって感じですかね(笑)。

ブレナン 僕の強みは雰囲気というか。試合中の僕を見ていたら楽しんでやっているのがわかると思うんですけど、とりあえずアメフトを楽しんでやって自分からポジティブなオーラを出して、他のチームメートにもそれを伝えていくことができるかなと思います。

――お互いのすごいと思うところを教えてください。アメフト面でもプライベートでもどちらでもかまいません

ブレナン はい! 絢也はキックがすごい。足の強さが半端なくて、ハワイの高校でも絢也みたいに遠くに蹴れる人はいなかったので本当に驚いています。あとはプレッシャーに負けていないというか。キックって一本外したらそれで負けるかもしれない、というプレッシャーは絶対あって、先輩とかコーチからも言われていると思うんですけど、ミスなく成功させるのはすごいなと思います。池田はLBの中でそんなに身長がある方ではないのに、タックルをいっぱいして、自分より大きい相手に対しても怖がらずにちゃんと当たっていっています。池田がフィールドに立っていると安心します。タックルをしてくれるっていうのがわかるので。杉田はLBにしては池田みたいに大きくもないのに、ちゃんとスマートにプレーができます。さっき言っていたようにパスも読めるし、ランも読めるし、サポートも上手くて。あとプライベートではかっこいい!(笑)

杉田 僕、昔キッカーをやったことがあって長谷川の気持ちわかるんですけど、キッカーって全然キックが入らなくなったりとか伸び悩むことがあるんです。でもこいつはコンスタントにずっと成長しているので、未経験なのにこの成長率はすごいなと思います。池田は高校のときからずっと一緒にやっているんですけど、相変わらずOLとの駆け引きがめちゃめちゃ上手いです。一対一でOLが来たときに僕だったらかわしたり処理したりするのに時間がかかるんですけど、池田は一瞬で処理できるしタックルもすごく上手いので。池田はタックルで奥に相手を倒せるんですよ。僕だとタックルしても前に倒れちゃったりして、結局2ヤードくらいボールを進められちゃったりするんですけど、奥にタックルできればそこから先に進まないので。そのタックルはすごいなと思います。翼は身長がめちゃくちゃ高くて、DBじゃないので細かくはわからないんですけど、他のレシーバーと比べてストライドが大きい分カットがすごい脅威だなと思います。パスコースを走っているだけで他のレシーバーよりも脅威に感じます。この前の法大戦でも40ヤードくらいのロングパスをディフェンダー2人と競り合いながらも取っていたので。身長でかいっていいなって思います(笑)。

池田 長谷川はみんな言っているんですけど、キックがすごいと思います。僕、高校のときにたまに遊びでトライフォーとか蹴ったりしたんですけど、ほぼ飛ばなかったので。未経験なのにすごいなと。50ヤード決めたっけ?

長谷川 1回だけ。

池田 それくらいの長距離を決められたりもしますし。あとはKCとかでも最近オンサイドとかいろいろやっていて5ヤード以内から蹴っているのに他のキッカーと遜色ないくらい飛ぶし、10ヤードとるともっと飛ぶのですごいなと思います。杉田はフィジカルはないんですけど、高校時代から抜けてきたキャリアーをタックルミスせずに仕留めますし、元レシーバーっていうこともあってLBの中ではキャッチが上手いかなと思います。翼は見ていればわかると思うんですけど、ムードメーカーです。練習中とかたまにキャッチ落としてやっぱり普通の日本人だなと思うこともあるんですけど(笑)。試合でめちゃくちゃ強いなと思うことが多いです。試合で球際しっかり取るし、関大戦で翼のタッチダウンを見たときはカットがめっちゃ上手いなと思いました。ジャパンでもKR持っていったよね?明大戦でも持っていったり、試合で翼なら何か起こしてくれそうというか、持ってる感じがすごいなと思います。

長谷川 池田は真面目なところがあります。きょうもここに結構早く来ていて椅子をそろえていたんですよ(笑)。そういうところまで気をつかえるんだなと。あと春とか練習がないときに走ってたよね?

池田 あ、あれはダイエット(笑)。

長谷川 (笑)。そういうストイックなところがあります。キッカーはあまり他のポジションに混ざらず外から見ることが多いんですけど、杉田はそこから見ていてもパスとかランとかに対して、自分でも言っていたように何でもできています。僕は新人期間のときにLBもやっていたんですけど、そのときに結構アドバイスもくれたりして本当に優しいなと思いました。翼は勝負強いイメージがあります。よく試合を見るんですけど、翼がキャッチするときは絶対チャンスになっているので。本当に勝負強いなと思います。

身をもって感じた大学のレベル。すべてを糧に成長する

――春シーズンと新人戦を振り返って、印象に残っている試合はありましたか

長谷川 アメフトを始めて初の試合が日体大戦だったんですけど、LBとかフルバックをやらせてもらって、そこで初めてタックルとかしてみて、タックルするのはすごく気持ちよかったです(笑)。あとはフルバックでボールを持ってランをしたときは、ボールを扱って走るのって楽しいなと思いました。キッカーとして出た試合だったら、法大戦です。法大戦はキックをする機会が3回くらいあったんですけど、1年生ということで何も考えずに蹴ったら全部決まったのでそれが結構自信になりました。

ブレナン 僕は春の早慶戦と法大戦です。リターナーとして出ていたんですけど、ボールが1回も来なくて。すごくアメフトをやりたくてチャンスもあったのに何もできなくて。何でオフェンスで出られなかったのかなと自分で考えたらアサイメントをまったく覚えていなかった自分のせいだったんです。そこから試合に出たいし、出られないのはすごく悔しいから秋に向けて頑張ってアサイメントを覚えていこうと思うようになりました。

――夏合宿や夏の練習期間で強化した点はありますか

ブレナン 僕はアサイメントを覚えることです。

一同 (笑)。

長谷川 僕はキックのフォームを改善しました。ずっとサッカーの蹴り方だったので、夏の間に変えました。

池田 そんなに変えたことはないんですけど、大学に入ってフィジカルが通用しないなと思ったので合宿期間以外はウェイトを強化していました。

杉田 僕もウェイトはやりましたね。合宿ではOLに対応できるようにヒットのフォームを改善したりしました。

――ではここまでの秋のリーグ戦を振り返っていかがですか。印象深かった試合があれば教えてください

杉田 僕は日体大戦と中大戦が印象に残っています。先輩がケガしていてマイクをやったりしていたんですけど、全然仕留められなくて。OL1枚来られたら全然対応できなくなってタックルもできなくなったり、ミスディレクションのようなプレーをしてしまったりして結果的に両試合とも僅差の試合になってしまって、自分の力不足を痛感しました。

ブレナン 僕は法大戦です。慶大に負けた次の試合だったので、ここは絶対に勝たないといけない、という気持ちをみんな持っていました。試合に出る機会もあって、アサイメントを学んできた甲斐があったなと思いました。いつ何が起こるかわからないし、自分に与えられたチャンスをどうやって最大限生かすかを考えさせられた試合でしたね。

長谷川 僕も法大戦です。法大戦のキックの成功率が4分の3で、外したのがトライフォーポイントだったんですけど、ビデオを見返したらフォームが全体的にだめで。そのときにどれだけ練習通り蹴れるかが大切だと言われました。あと1試合ですが、練習通りに蹴ることができれば入ると思うのでそこを意識したいと思います。

池田 僕は最初の立大戦と慶大戦です。立大戦が初のトップの試合で、OL強いな、頑張らないとなと体で感じました。慶大戦は第1クオーターでケガしてしまったせいで、それ以降左手が使えなくてタックルミスを連発してしまって。僕がタックルミスしたせいでゲインされてしまった場面が結構あったので、どんなケガをしても、試合に出ているからには絶対に相手を離さない覚悟を持ってやらないといけないと思わされました。

――それでは日大戦に向けての意気込みを教えてください

長谷川 日大はすごく強いので、キックで決まると思います。キックは準備が一番大切なので、前日までに何ができるかをよく考えて日大戦では絶対決めます!

池田 前の試合がどんな状況でも絶対に僕らは日大に勝たないといけないので、ディフェンスとしてコンセプト通りやりたいです。僕はことし個人記録が伸びているのですが、ここ2試合はタックルミスが結構あったので日大戦はタックルミスなしで、ロスタックルなどのビッグプレーが出せるようにしたいと思います。

杉田 僕は出られるかわからないんですけど、出られたらLBの誰がケガをしてもフレキシブルに対応できるように、複雑で難しいアサイメントの理解度を高くして準備を万端にしていきたいなと思います。

ブレナン 日大戦の前に慶大と法大が試合をしていて、その結果が僕たちの試合前に絶対わかるのですが、みんなそれは関係なく自分たちの試合にフォーカスすると思います。ただちょっとどこかで気になって集中が切れたりすると思うので、そこで僕がムードメーカーとして日大の試合だけに集中できるような雰囲気を作りたいです。絶対日大に勝ちたいし、4年生とまだまだアメフトを続けたいので。何が何でも勝ちたいです。

――先日のRB対談で、須貝和弘(創理4=東京・早大学院)選手、北條淳士(社4=東京・佼成学園)選手から日大戦のキーマンとしてブレナン選手の名前が挙がりました

ブレナン 僕がもし日大にも目がつけられているなら、それは良いことだと思います。こちらのオフェンスは11人全員が上手いので、もし僕がディフェンスの数人でも引き付けられたら、他の須貝さんとか北條さん、隆貴さん、大地さん(西川、商4=東京・早大学院)にチャンスができてビッグゲインができるようになると思うので。

――最後に日本一に懸ける思いを教えてください

長谷川 僕はキックでしか貢献できませんが、そのキックが試合を決める重要な戦力だと思うので。KCでどれだけ相手のリターンを止められるか決まるし、FGも得点源になってそれで全国に行けるか決まることもあると思うので、キックを極めたいと思っています。

池田 僕は高校のとき、1年生では試合に出ていなくて、2・3年生はクリスマスボウルで負けて2位という結果で終わっているので、大学では東日本決定戦も甲子園ボウルもライスボウルも全部勝って、何としても日本一になりたいです。来年以降ももちろん目指しますが、特にことしは目の前にある状態なので、自分のスキルとかウェイトはこれからそんなに伸びるものではないですが、それを掴みにいくためにアサイメントの理解度を深めたり、スカウティングをしっかりしたりして、少しでも相手の何かに気づいて、ビッグプレーを起こして貢献していきたいです。

杉田 僕も高校で日本一になれていないので、日本一にはなりたいと思っています。いまはスタメンに入れていないので、誰かがケガをしたときにそこで代わりを務められるだけじゃなくて、入ってすぐに良いプレーを起こせるようになりたいです。あと、代わって入ってすぐだと試合に慣れていないと思うんですけど、そういうことに関係なく順応できるように、スカウティングとか準備をしっかりしておきたいです。

ブレナン 僕は高校が32試合中10試合くらいしか勝ったことがないようなあまり強いチームではなくて、いままでこうやって強くて勝てるチームに入ったことがありませんでした。いま日本一になれるチャンスがあるので自分ができることを精一杯やって毎回フィールドに悔いを残さないように全部出し切りたいと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 太田萌枝)

これからの活躍に注目です!

◆長谷川絢也(はせがわ・けんや)(※写真中央左)

1997年(平9)5月18日生まれ。身長180センチ、体重80キロ。東京・早実高出身。社会科学部1年。K。サッカーで培ったキック力をいかんなく発揮し、活躍している長谷川選手。最初は緊張していた様子でしたが、徐々に慣れて笑顔で質問に答えてくださいました!

◆池田直人(いけだ・なおと)(※写真左)

1997年(平9)7月24日生まれ。身長168センチ、体重85キロ。東京・早大高等学院出身。法学部1年。LB。フィジカルの強さと、物怖じしないメンタル面の強さを兼ね備えているという池田選手。この対談でも堂々と、丁寧な受け答えをしてくださいました!

◆杉田直人(すぎた・なおと)(※写真右)

1998年(平10)1月4日生まれ。身長177センチ、体重79キロ。東京・早大高等学院出身。法学部1年。LB。オールマイティにプレーできることが自他ともに認める強みだという杉田選手。途中ブレナン選手に日本語が合っているか聞かれたとき、教えてあげる優しい一面も見せてくれました!

◆ブレナン翼(ぶれなん・つばさ)(※写真中央右)

1997年(平9)7月29日生まれ。身長184センチ、体重84キロ。米国・ユニバーシティラボラトリースクール出身。国際教養学部1年。WR。圧倒的な跳躍力と大きなストライドが武器のブレナン選手。終始笑顔で楽しそうに話してくれました!集合写真のポーズもブレナン選手考案のものです!