毎年行われる米式蹴球部の新入生歓迎行事、BIG BEARS FESTA2016がことしも行われた。甲子園ボウル出場の効果もあってか、昨年を上回る男女約250人の新入生が集まり大いに盛り上がる中、フラッグフットボールなどを実際に体験。選手らと共にフィールドで存分に体を動かした。
フットボールの基礎を簡単に練習した後、グラウンドを4つに分けフラッグフットボールの試合を行った。フラッグフットボールはタックルの代わりに腰に付けたフラッグを取るもので、危険度が低く誰でも楽しむことができる。それぞれのコートでドラマが生まれ、笑いあり涙ありの劇的な試合展開を見せる。遠慮がちな新入生もすぐに打ち解けられるのが、BIG BEARSならではの雰囲気だ。
フラッグフットボールでは男女問わず誰でも活躍できる
フィールドではスピードコンテストも開かれ、予選を勝ち抜いた新入生が自称部内最速の選手と競争した。また、昨年にはない試みとして綱引きが追加され、マネジャーや選手も交ざり「本気で綱引きをやるのは大学ではもうありません。BIG BEARSに入ればできますけど」(栗田嵩大、教4=神奈川・鎌倉)と、多少の勧誘を折り込みながら楽しんだ。その後の部員によるフットボールのデモンストレーションを終えると、懇親会が開かれフェスタは幕を閉じた。
初の試みである綱引きも盛り上がりを見せた
米式蹴球部は新入生の勧誘に多くの力を注いでいる。理由は単純で明快。多くの人を入れることが日本一に繋がるからだ。フットボールに無駄な人員は存在しない。多くの人がそれぞれの活躍の場所を持ちチームを支えている。やりたいことが見つからない新入生には、BIG BEARSで日本一を目指すことをおすすめする。充実した学生生活になるのは言うまでもないだろう。
(記事・写真 高橋団)