関西屈指の強豪に惜敗

米式蹴球
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 14 21
立命大 PANTHERS 10 24

 新生BIG BEARSの初陣から一週間。慶大に快勝し絶好のスタートを切った早大は舞台を関西に移し、立命大との定期戦に臨んだ。前半で大差をつけられた早大は後半に奮起。RB向山優士(先理2=東京・早大学院)のTDを皮切りに計3つのTDで一時リードを奪ったものの、試合終了直前に逆転を許し惜敗を喫した。

TDを決めた諸口

 試合前半は完全に相手のペース。開始直後、正確なパス攻撃でまたたく間に自陣深くに攻め込まれると、最後もパスを通されTD。あっさり先制を許してしまう。続く第2クオーター(2Q)では素早いランプレーに対応しきれず追加点を献上。一度攻撃側に回れば得点するまで終わることのない相手の攻めに圧倒され、前半で17点を奪われる。何とかして反撃に転じたいオフェンス陣だったが、相手の洗練されたプレーと戦略を前に攻撃の糸口をつかむことができない。1Q,2Qと合わせてファーストダウンを更新したのはわずかに3度のみ。攻撃がことごとくシャットアウトされ、再び長い守りに耐える。防戦一方の嫌な雰囲気が漂う中、試合は後半を迎えた。

 「東伏見でやってきたことをしっかりやろう」(QB内村竜也=法3、東京・早実)。ハーフタイム中、オフェンス陣は再度確認を行った。共有した強い意志は、チーム全体に浸透した。迎えた後半、まずは早大ディフェンス陣が奮闘。相手オフェンスの動きに冷静に対応し、3Qを無得点に封じ込める。「自分たちから攻めていこう」(DB末吉裕一=商4、東京・早大学院)との言葉通りディフェンス陣が攻めの姿勢を保ち、徐々に攻守がかみ合っていく。3Q終了直前、WR金澤秀明(教3=東京・早大学院)がパントのファンブルリカバーに成功。敵陣深くの攻撃権を得た早大はRB向山がTDを獲得。「ビハインドの状況だったので、何が何でも決めようと思った」と気合のランで反撃の狼煙(のろし)を上げた。

流れを引き寄せた森のインターセプト

 迎えた最終4Q。WR諸口貴則(政経2=東京・早大学院)のTDで追加点を奪い、3点差にまで迫った早大は、ここでも攻めの姿勢を崩さない。直後のプレーでDB/K/P森翔平(文構4=愛知・豊橋東)が相手のパスをインターセプトし、そのままリターン。一気に相手陣地に攻め込んでいく。絶好の好機を得て徐々に詰め寄りエンドラインを挟んで対峙する両陣営。運命のフォースダウン。球を受けたQB内村は、勝負に出た。相手ディフェンスのわずかな隙をついて飛び込み、腕に抱えた球はエンドラインの中へ。スニークで奪った逆転のTDだった。スコアは4点のリードに変わり、試合はそのまま終了するかに思われた。しかし試合終了直前、主力メンバーを登場させた立命大の一瞬の猛攻にあいTDを献上。意地の攻撃を止められず再逆転を許し、悔しい一敗を喫した。

 この試合のスコアは21-24。点差だけ見れば関西屈指の強豪を相手に善戦したように見える。しかし試合後、選手や監督の口からは自らを戒める言葉が相次いだ。「内容的に圧倒的な差があった」(濱部昇監督代行=昭62教卒、東京・早大学院)。後半は奮闘したものの、前半や終了間際での主力メンバーとの攻防は納得のいくものではなかった。ミスのない正確なパスに隙をつく素早いラン。点差以上に大きな差を感じた。しかし同時に、この試合を通して得られるものもあった。選手や監督が同様に強調したのはメンタル面。フットボールに対する姿勢だった。「日本一を目指すのであれば、選手にはそれなりの自覚や責任を持ってしっかりやってほしい」(濱部監督代行)。新たな早大のシーズンは、まだ始まったばかり。目指すところはただ一つ。頂点をつかみ取るその時まで、BIG BEARSは歩みを止めない。

(記事 鈴木皓、写真 巖千咲、加藤千暁) 

得点経過
TEAM PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
立命大 PASS #9山口→#3岡久 #16佐伯 0-7
立命大 FG #16佐伯 0-10
立命大 RUSH #21井上 #16佐伯 0-17
早大 RUSH #27向山 #16佐藤 7-17
早大 PASS #18内村→#88諸口 #16佐藤 14-17
早大 RUSH #18内村 #16佐藤 21-17
慶大 PASS #9山口→#11頓花 #16佐伯 21-24
コメント

濱部昇監督代行(昭62教卒=東京・早大学院)

――試合の感想をお願いします

スコアだけ見れば惜しかった試合だとは思いますが、内容はもう完敗なので、東京でまた一から作り直しかなと思います。

――今日の収穫はありましたか

そういう意味ではこの遠征の始めからフットボールに取り組む姿勢、試合に取り組む姿勢から準備において甘さが見られたので、そこが収穫ですね。そこを修正できればこのチームも次のステップに行けるかもしれないし、できなければ毎年のそこそこのチームで終わると思います。

――相手のターンオーバーを上手く得点に繋げたように見えましたが

そうですね、相手のミスからの得点というのはできました。そこだけとれば良かったのですが、前半の1、2Qが全てだったと思います。ディフェンスは止められない、オフェンスはファーストダウン獲得もできないという状況で前半が終わり、後半は相手の気の緩みもあり、メンバーも落としてきたりもあり、その中ででターンオーバーというチャンスを得点に結びつけてスコア上は絡んだということなので、内容的にも圧倒的な差があったと思います。

――先週の早慶戦に比べてどうでしたか

厳しい評価になると思います。僕自身のチームのハンドリングの悪さというのもあると思います。やはり不安をもちながら今シーズンを臨んで、早慶戦では自分達のやりたいことができて、良いかたちでできたことから来る慢心や気の緩みが全てこの遠征に出たということです。もうちょっと自分達の力を認識して、緊張感を持って臨んでいれば、前半はまた違った結果になっていたと思います。この遠征に来る前にこの試合を甲子園ボウルと想定していました。しかし、その状況とはほど遠かったと感じました。

――関西の大学と対戦して何が必要だと感じましたか

まずフィジカル、メンタル双方のタフさですね。フットボールの戦術的な部分というのはそんなに大差はないと思います。それから、フットボールは試合の場面だけではなくて、試合に向けてのトレーニング、練習も含めて一人一人の役割が決まっているので、それを自分達自身がどれだけ責任を持ってやりきれるかというところですね。立命大は高校のトップレベルの選手を集めてチーム作りをしているので、スタートの部分である程度のアドバンテージがあります。だからこそ、地味なトレーニングはしんどいのは分かりますが、(ワセダが)日本一を目指すのであれば、選手にはそれなりの自覚や責任を持ってしっかりやってほしいです。そういう意味ではこのチームはまだ甘いです。

――来週は昨シーズン敗れた専大との対戦ですが

ただ試合をやるだけではなく、目的を持ち、得るものを得られるような準備をしっかりして、次の試合に臨みたいと思います。

OL小笠原知也主将(スポ4=東京・戸山)

――今日の試合を振り返って

結果だけみれば惜しかった試合だと思われるのですが、自分達の中ではやりたいこともできなかったですし、全然ダメでした。

――試合で得られたものはありましたか

フィジカルが強い相手やスピードが速い相手にも臆さない覚悟があれば良いプレーができるということが収穫でしたが、それに気づくのが遅すぎました。

――立命大の守備ラインの印象は

考えていたよりも思いっきりは良くなかったので、自分達のことをすれば対応できるという印象がありましたが、集中力が切れていたりするとすぐに上回られるという印象です。

――逆転に成功したドライブについては

キックやディフェンスが良いプレーをしてくれて、モノにできたことは良いと思いますが細かい所はまだまだでした。

――試合中や試合後にはどのような言葉をかけましたか

試合前から負けていたのかなと。宿舎での雰囲気であったり、言動などですね。もっと試合に向けて準備できたなというところは主将の責任ですし、後輩にも伝えていかねばいけないと思いました。甘さがあったと思います。

――専大戦へ向けて

一つの対戦相手として過去のことを引きずるのではなく、一戦必勝という目標を達成するためにやっていきます。

LB岩井康祐(商4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って

点数だけ見れば拮抗した試合だったんですけど、ディフェンスとしては試合早々に点を取られてしまって、その後に相手が2軍のメンバーを出してきてそこには何とか対抗しましたが、その後に1軍が出てきたところでまたやられてしまったので結局立命大の中核となるプレーヤーには対応しきれてなかったという印象ですね。

――相手のOLに対抗するために試合前に心掛けていたことは

OLが大きいと後ろのRBが他の大学よりも小さくてキャリアーが見にくいということがあるので、対策するというよりはいつも通りしっかり当たってキャリアーを探してタックルするというLBの基本動作が大切になると思いました。

――前半よりも後半の方が動きが良かったと思いますが、ハーフタイム中に反省などはしましたか

多少、特別な体系が来たらアジャストするというのはありました。

――それはアンバランスとかですか

その体系だとランプレーが非常に多くなるので、それに合ったコールも入れるようにしました。

――課題は見つかりましたか

来週以降は下級生中心の試合になるんですけど、競争意識があった方がチーム全体としてはいい波をつくっていけるので、下級生がしっかり普段やっている成果を出して結果を残してくれれば上級生の刺激になるので期待しています。その後の明大戦で、いままで出ていたメンバーと下級生中心の試合からピックアップしていったメンバーが上手くマッチして勝てればいいなと思います。

――下級生中心になるとは思いますが、昨季敗れた専大戦への意気込みをお願いします

ディフェンスからすれば、かなりいやらしいプレーをしてくる印象があります。もちろん専大もこちらに対して得意な意識があると思います。それに対して特別なことをしようとは特に思っていませんし、下級生も充分な力を持っていると思うので、彼らがしっかり能力を発揮できればいい試合になると思います。

DL河田洋一(創理4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

立命館は最初から強かったことは分かっていたのですが、力の差を見せつけられました。それがまたいい刺激にもなりました。

――守備全体として

結果的に点数を取られてしまって、目標はあくまでも完封なので、まだまだ努力をしていかなければいけないと思います。

――日本随一の重いOL相手にロスタックルも多く決まっていましたが

スピードを生かして、相手をかわしてうまくタックルを決められたかなと思います。

――キックカバーについてはいかがですか

キッカーのK/P佐藤敏基(社2=東京・早大学院)が最初の2本はミスキックであまり飛んでいませんでしたが、そのあとのキックではいいタックルができて、ギリギリ合格点を出せるかどうかですね。

――関西の大学から収穫を得ることはできましたか

フィジカルとスピードに関しては、関西のチームには学ばなければいけないことがいっぱいあって、今後のトレーニングをしていかなくてはいけないですね。

――もう1試合関西の大学、関大との定期戦もありますが

フィジカルもスピードもユニットとしての精度をもう一段上げていかなくては、またきょうのような結果を繰り返してしまうと思うのでしっかり練習に励みたいと思います。

――来週は昨シーズン負けている専大ですが

勝たないといけないですね。去年の敗戦を意識して今週練習に取り組み、専大をあっとうしたいと思います。

DB末吉裕一(商4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って

前半は自分たちのやりたいことが思うようにできなくて、立て続けに点数を取られてしまいましたが、途中からしっかりアジャストできました。やはりサイズの差がすごくあると思うので、そこを今後課題としてフィジカルアップだったり、理解度の部分をしっかり上げていきたいと思います。

――試合前のプレー構想は

立命大は強いチームで僕たちはチャレンジャーなので、まず自分たちからアクションを起こさないといけないと考えていました。そのことをDBの中でも声をかけて、自分たちから攻めていこう、仕掛けていこうということを掲げていました。

――ディフェンス全体を振り返って

せっかくシステムやギャザーがまとまっていたのに、タックルミスが多くてロングゲインにつながってしまいました。飛び込みタックルだったりグラブだったりができていなかったことなどが課題として挙がっています。こういった課題は初戦の国士大戦や先週の慶大戦でもすでに挙がっているものなのでしっかりつぶしていかなければならないと思います。

――4Qにパントフェイクが成功しましたがどうですか

雰囲気がいいところで回ってきたので決めないといけないという思いが自分の中にありました。相手がスペシャルをケアした隊形できたので少し焦った部分もあって、最初はパスを投げようかと思ったんですが、自分で判断して走ろうと決めました。フレッシュとなるとオフェンスに回さないとコールされた意味がないので、そういうことも考えて自分で判断したことが結果につながって良かったです。

――次戦の専大戦に向けて意気込みをお願いします

きょねんのシーズンで負けてしまっているので、その借りを返すといった意味でもこの1週間しっかり気持ちを引き締めてやっていきたいです。きょう出た課題をしっかりつぶして、全員で止めにいきたいと思います。

DB/K/P森翔平(文構4=愛知・豊橋東)

――きょうの試合を振り返って

個人的にはミスが多かったのでまだまだ練習でやってきたものが出せていないなというのが一番大きな反省です。

――立命大のオフェンスの印象は

すごくテンポが良くて、ランアフターキャッチという取った後の走りも良くてRBもすごく良くて、僕達のファンダメンタルがまだまだ甘かったなというふうに感じました。

――第4Qの終盤レギュラーの選手が出て来て立命館大学のオフェンスがどのように変わったと感じましたか

正直に言うとレギュラーを引きずり出せたというのはいい面だと思いました。でもまだまだあの場面で止められない僕達のディフェンスだったりチームというのは日頃の練習や態度が出た部分だったかなと思います。まだまだ細部にまで注意が足りていなかったかなという感じです。

――終盤のパスインターは狙っていましたか

ワンが伸びてツーでQBがこっちを向いたのでこっちに投げるなと思って、奪い取れたらいいなと思いました。あれだけは上手くいきましたね。

――その後のリターンは

僕はあまりインターセプトをしたことがないのでどう走ろうかなと一瞬緩めたりもしてみましたが、QBもパシュートがうまくてそれなりにゲインできればいいと思って最後あのような感じになりました。

――チーム全体の雰囲気は

僕の印象ではまだまだ細かい部分が甘いなというのがあります。それはやっぱり4年生である僕達がまとめきれていないというか引っ張りきれていない部分だと思います。やはり細かいところが至っていないなという印象が強いです。

――次戦は昨季黒星を喫している専大です

そうですね、またひとつひとつ準備をして今日の反省を次はきちんと潰して挑めるようにまた一週間やるだけですね。

QB内村竜也(法3=東京・早実)

――きょうの試合を振り返って、率直な感想を

最後に持っていけなくて負けてしまい、完全に僕の責任なので、ただ単純に悔しいです。

――立命大戦へ臨むにあたっての意気込みとは

今年は、春の時から全勝というのを目標にしていて準備もちゃんとしていたのですけど、結果がついてこなくて悔しいです。

――前半は立命大の流れでしたが、後半で巻き返すために話し合われたことなどは

(立命大は)フロント、DLが強いチームなので、オフェンスはDLをかわすようにしていたのですけど、オフェンスとしては自分たちのできることをやっていこうということを話して、東伏見でやってきたことをちゃんとやろうということを確認して後半へ入りました。

――逆転のTDを決められましたが、その時の気持ちを

最初は押し返されて、やばいと思ったんですけど、ちゃんとTDできて良かったです。

――ことしは立命大に僅差で敗れましたが、きょねんから成長した点とは

一番は、オフェンスコーディネーターが濱部昇監督代行(昭62教卒=東京・早大学院)に代わったことで、オフェンスが去年よりもっと変わったという感じです。そうですね、オフェンスコーディネーターが代わったというのが一番大きいです。

――これからのオープン戦へ向けての目標を

立命大には負けてしまったんですけど、それ以外のすべての春の試合では全勝を掲げていくので。そうですね、それが目標です。

WR諸口貴則(政経2=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って

前半はオフェンスが全く機能せず、ディフェンス頼りの流れになってしまった点を反省しています。試合の入りからオフェンスで流れを作っていくことが課題だと思います。後半は得点が入って自分たちのペースでできたので、あの流れを前半からできればいいと思います。

――早慶戦の勝利から1週間、どのような準備をしてきましたか

早慶戦が終わってからフットボールの練習は1回しかなくて、その代わりに立命大のビデオを見て試合をイメージして気持ちを作ってきました。でもこの試合でまだ甘いということを思い知らされたのでいい経験になったかなと思います。

――どんなことを意識して試合に入りましたか

まずはやらなければいけないことを明確にして、それを完璧にこなそうと思っていました。最初は少し怖いという気持ちがありましたが、実際にやってみてそこまで差はないと感じたので今後はもっと練習を頑張っていきたいと思います。

――手応えとは具体的に

相手にぶつかった感じはあまり強いなと思わなかったですし、スピードでも圧倒されることはなかったので、まだまだ上を目指せるかなと感じました。

――逆に立命大に劣っていた点は

僕は中盤でLBやDLなどの大きい人たちとぶつかるポジションなので、まだまだフィジカルが足りないなと思いました。

――逆転のTDの場面を振り返って

キッキングで流れがこちらに傾きだしていた時でさらにファーストダウンの場面だったので、自分にボールを投げてくると思っていました。絶対に取るという気持ちでセットしてファーストカットで相手を置き去りにできたので、あとはしっかりと取って走るだけでした。

――勝利まで後一歩でしたが敗因は

相手の方が一枚上手だったというのと、自分たちのペースを作れたのが後半からだったからだと思います。はじめからエンジンがかかっていればこのようなギリギリの展開にはならなかったと思いますし、試合までの準備とスタートで負けたかなと感じています。

――来週の專大戦への意気込みをお願いします

早慶戦と立命大戦という2つの大きい試合が終わって自分たちの実力がわかったので、さらに上に行けるように今後の春のオープン戦も頑張っていきたいと思います。

RB向山優士(先理2=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って

TDを決められたことはよかったのですが、その他の部分でもっとできることがあったので、少し後悔しています。

――試合前のプレー構想は何かありましたか

(相手の)DLとLBがとても強く、また特殊な守備をしてくるという情報があったので、それに対してしっかりアジャストできるように対策をしていました。その上で、しっかりと自分たちのプレーをしようと思っていました。

――3QでのTDは振り返ってみていかがですか

あの時は外のプレーで、そちら側にディフェンスが多くついていたのでカットバックが欲しいと思っていたのですが、その通りにラインが動かしてくれて、うまく連携がとれたと思います。
ビハインドの状況ということもあったので何が何でも決めようと思っていました。

――相手ディフェンスの印象はどうでしたか

やはりDLやLBがとても強かったです。最初はランプレーも出ずオフェンスの雰囲気もよくなかったのですが、後半以降相手のミスなどを境に持ち直せたのはよかったと思います。

――今後について一言お願いします

自分は大学に入ってからTBを始めたのですが、きょうは細かい部分でミスが多くチームに迷惑をかけてしまいました。今後はそういった細かい部分をつきつめて練習し、チームに必要とされるようなTBになりたいと思います。