今年で10回目を迎えるNPO法人ワセダクラブ主催のアメリカンフットボール体験イベントが行われた。参加者は未就学時から大人までと年齢は幅広く、部員にルールを教えてもらいながらフラッグフットボールを行なった。フラッグフットボールとはタックルなどの激しいコンタクトの代わりに腰に付けたフラッグを取るとプレーが止まる安全なスポーツである。またグラウンド横では日本赤十字社の協力の下、献血が行われた。
イベントではフラッグフットボールが行われた
イベント参加者はチームを組み、現役部員と共に作戦を考えてフラッグフットボールをプレーをする。トリックプレーやスペシャルプレーも多く繰り出すなどフットボールを楽しんだ。小さな子供たちは実際に選手にタックルをしたり、パスを投げてもらうなど貴重な体験に目を輝かせていた。
途中では現役選手がデモンストレーションとして実際にフットボールが行われ、大きな歓声があがった。その後もボールを持って走る現役選手を捕まえるゲームが行われるなど和やかな雰囲気であった。
子どもと触れ合う部員
最後はOL小笠原知也主将(スポ3=東京・戸山)を中心に参加者全員でハドルを組んでイベントを締めくくった。小笠原主将は「本当にフラッグフットボールを楽しんでくれていて良かった」と語るなど非常に嬉しそうな様子。参加者の中から未来のワセダを担う選手が生まれることに期待だ。
(記事 田中竣、写真 巖千咲、加藤千暁)
OL小笠原知也主将(スポ3=東京・戸山)
――今日の感想は
予想以上にお客さんが来てくれて、僕らの力よりも皆さんの力の方が出ていて、とてもいい機会になりました。本当によかったです。
――小さな子どもたちとの触れ合いは
皆良い子で、こちらが言ったプレーの意図を思ったより理解してくれました。本当にフラッグフットボールを楽しんでくれていて良かったと思います