女子決勝でワセダ対決

合気道

 新緑に輝くこの季節、第22回関東学生新人大会が開催された。多くの2年生にとって初の公式戦となる今大会。乱取競技個人戦では、男子の準決勝進出がかなわなかった一方、女子の活躍が目立つ大会となった。女子乱取決勝は、三田眞貴子(法2=東京・早実)と大久保華子(文構2=東京・雙葉)の同門対決。三田が接戦を制し、優勝を飾った。演武競技でも、三田・大久保組が見事な演技をみせ、優勝。混合団体戦は、決勝で惜しくも帝京大に敗れ、準優勝に終わった。

 1年間積み重ねてきた鍛錬の成果を試すべく、ワセダからは8人の合気道部員が挑んだ。まず行われたのは、乱取競技個人戦。男子は結果がふるわずベスト8にとどまる。不安がよぎる中、健闘をみせたのは女子だった。三田と大久保はそれぞれ準決勝で1ポイントも奪われることなく、共に決勝に勝ち上がる。しかし決勝では、「他大の選手とやるよりは、お互いを知っているので技がかかりにくい」(三田)と語るように、なかなか点数が入らない。試合が動いたのは、後半残りわずか13秒。一瞬の隙をついた三田が技ありを奪い、2-0。そのまま試合は終了し、僅差ながら三田がワセダ対決を制した。

乱取競技個人戦で見事優勝した三田

 もうひとつの種目が、混合団体戦。演武競技2戦と乱取競技3戦の計5戦の勝ち星を競う。シード校のワセダは、初戦で明大と対戦し1戦も落とすことなく、決勝へと駒を進める。決勝で迎える相手は、この日男子乱取競技個人戦でめざましい結果を残した帝京大。ワセダは3戦を終えて、1勝2敗という苦しい展開。「自分の前で負けが続いていると緊張した」と語る三田だったが、華麗な一本を決め、8-1で圧勝する。2勝2敗に持ち込み、団体戦優勝に望みをつないだ。最後に登場したのは、開会式にて選手宣誓を行った谷本彬徳(文構2=大阪・高槻)。1-0とリードして前半を終えるも、終盤立て続けに短刀突き有りを奪われてしまう。その後、一矢報いることはできず、悔しい敗戦。結果は、帝京大に続く準優勝であった。

混合団体戦で果敢に攻める谷本

 演武競技では、三田、大久保組が女子優勝。男子も石橋彬斗(商2=東京・早実)、岡本拓夢(商2=神奈川・聖光学院)組が第2位と上々の結果を残した。きょねんまでは、女子部員が全部で3人だった合気道部。大会中も学年を超えて声を掛け合うなど、仲の良さがうかがえた。今後のさらなる躍進に期待がかかる。次なる大会は、6月に行われる春季関東学生競技大会。全国大会制覇へ向けて、2年生たちの挑戦は始まったばかりだ。

(記事、写真 吉原もとこ)

コメント

三田眞貴子(法2=東京・早実)

――ワセダ対決となった決勝でのお気持ちは

決勝を同門同士でできたのはよかったです。技などは知っているので、あまりかからなかったですね。気持ちとしては、他大の選手とやるよりは、楽に、のびのびとできたかなとは思います。

――演武競技での優勝もおめでとうございます

最後に少し失敗してしまって、大丈夫かなと思っていたんですけれど、他の技は、普段の練習通りにできたので、それがよかったのかなと思います。

――混合団体戦を振り返って

連続して出場することもあるので、疲れや焦りが出てきてしまうこともありましたが、今回個人的には負けがなかったことが、よかったです。もう少し技をだせればというのは今後の課題ですね。

――具体的に見つかった課題は

足が動かなかったので、足を動かして、相手を崩せるようになりたいです。演武は今回は緊張せずにできたので、あとは失敗しないようにして、今後もこの調子でやりたいです。

――これからの目標をお願いします

きょう怪我をしてしまったんですけれど、怪我をしないで、また怪我をさせないような選手になりたいなと思っています。それで、上手く技をかけられるようになれればいいなというのが今の課題です。