早稲田スポーツ・アニバーサリーステージ 10月21日 早稲田キャンパス・會津八一記念博物館前
10月11日から始まっていた早稲田化芸術週間の最終日、10月21日は早大の創立記念日だ。これを祝して、早稲田キャンパス・會津八一記念博物館前にて早稲田スポーツ・アニバーサリーステージが行われた。このステージには体育各部44部が出演し、学生や地域の方々など多くの人が行き交う中で、それぞれの部が今後の抱負を語った。
始まりは応援部による紺碧の空のパフォーマンスだった。センターリーダーを務めたのは、今年度体育各部実行委員長を務めている地本大晴(社4=愛知・東海)。この曲を合図に、2限終わりの学生たちも足を止め、3号館と會津八一記念博物館前の間の道は、多くの人で埋め尽くされた。
その後は空手部、ラグビー蹴球部、バトミントン部、ウエイトリフティング部、射撃部、ホッケー部、柔道部、少林寺拳法部の8つの部の主将、副将などの代表者が、今後の大会の予定やそれぞれの目標を語った。今年100周年を迎える早慶戦を11月24日(日)に開催するホッケー部など、各部は早慶戦に関する宣伝も行い、集まった人々に応援をお願いした。
さらにステージの終盤には、剣道部、ボクシング部、フェンシング部の3つの部が、大隈講堂を背景に、競技の実演を行なった。8月に行われたパリオリンピックで金メダルを獲得した加納虹輝(令2スポ卒=山口・岩国工)、松山恭助(令2スポ卒=東京・東亜学園)の2人の選手を輩出したフェンシング部は、観客に種目の違いを簡単に説明し、応援を煽りながら実演を行い、会場を盛り上げた。
最後は応援部による早稲田大学校歌のパフォーマンスで幕を閉じた早稲田スポーツ・アニバーサリーステージ。10月も後半に入り体育各部が今年度の集大成を迎える今、このステージが、体育各部に所属していない学生が早大体育各部の活躍の一端を知るきっかけになっていて欲しい。数多くの学生が早慶戦をはじめとする大会に足を運び、声援を送ってくれることを期待したい。
(記事 濵嶋彩加、取材 小島大典、土橋俊介、石澤直幸)