9月7日〜9日 全日本個人選手権 愛知・豊田自動織機 海陽ヨットハーバー
各地方の予選を勝ち抜いた組が争う全日本個人選手権。
中でも、飯田澪(スポ4=山口・光)・長屋明彦(先理2=東京・
レースに臨む藤村勇斗(社3=香川・高松商業)・植屋日志(スポ3=静岡・浜松西)組
今大会は2日間で全8レースが行われた。470級の第1レースからを見せたのは、関東個人戦6位の飯田・長屋組。最初のレースを1位で終えると、その後も第7レース終了時点で首位に。最終レースの結果で総合2位となり「優勝が見えていただけに悔しさが残った」(飯田)ものの、準優勝で大会を締めくくった。
スナイプ級では昨年の全日本個人戦で3位となった桔川翔・
レースに臨む桔川翔・中尾組(左)と重松駿(社2=茨城・霞ヶ浦)・大野誠真(社4=東京・國學院久我山) 組(右)
表彰式後の集合写真
10月には、全日本選手権(全日本インカレ)
(記事 太田さくら、写真 ヨット部提供)
※掲載が遅くなり、大変申し訳ございません。
◆コメント
470級クルー 飯田澪(スポ4=山口・光)
ーーまず2日間のご自身のレースを振り返っていかがですか
優勝が見えていただけに悔しさが残ります。しかしながらペアとしての成長を感じられるレースになりました。特に軽風域でのスピードは大きな自信となりました。その中でも課題が明確になり、スタートの部分は今後より一層注力して取り組んでいきたいと思います。
ーー夏合宿の期間に取り組んだことを教えていただけますか
夏合宿はまずは動作の見直しから始めました。春のレースシーズンを終えて、チーム全体の課題として大きく挙がったもので、土台となる基礎的な部分を強化しました。また、レース直前にはスピードの向上に努め、その成果は今大会でも出たのではないかと感じています。個人的には、ペアとしてのコンビネーション、レース中の役割分担についても、夏合宿前半で再度取り組みました。
ーー今後に向けて意気込みをお願いします
いよいよ1年間目標にしてきた全日本インカレが近づいてきました。上級生として、またクラスリーダーとして、チーム全員が日々進化し続けられるよう、やるべきことに徹底して取り組んでいきたいと思います。
スナイプ級クルー 服部陸太(スポ4=神奈川・鎌倉学園)
ーーまず2日間のご自身のレースを振り返っていかがですか
レースを振り返って自身の課題、そして伸び代が浮き彫りになり、結果的に良いレガッタとなりました。チームと自分という違った単位で、常に現状の把握と課題設定はとても困難で、スナイプリーダーとしてそれが担うことができているかは自信がありません。ですが、残り2ヶ月を切った段階で改めて考え直すことができ、今ポジティブに夏合宿後半に臨むことができています。優勝を持って帰ることができなかったのは、サポートしてくれた人や一緒に練習を盛り上げてきてくれた下級生には申し訳ないですが、必ず団体戦でリベンジを果たします。
ーー夏合宿で取り組んだことを教えていただけますか
夏合宿で取り組んだこととしては、練習時間の増加と基礎動作の反復練習です。今までの合宿生活を見直し、極力無駄を省いて海上での練習時間を最大化したことにより、一日の練習の中でトライする機会が多くなりました。それによってできた時間を利用して、基本に立ち返り動作練習を行ってきました。特に下級生が盛り上げてくれて、活気よく練習ができているので、とても助かっています。
ーー今後に向けて意気込みをお願いします
(秋関東インカレまで)残り1ヶ月半になりましたが、チームは良い状態にあると思います。私たちはチームにとっての最適解を模索し続け、探求し、進化します。そして全日本の場で総合優勝を果たし、チーム全員でその喜びを分かち合いたいです。みんなが胸を張って誇れる早稲田大学ヨット部に少しでも近づけるよう、全力を尽くします。
◆結果
▽470級
飯田・長屋組 34点 2位
藤村・植屋組 80点 8位
青山知央(スポ4=神奈川・鎌倉)・高田澪(社4=カナダ・Elgin Park Secondary) /尾崎健人(スポ1・湘南学園=神奈川)組 93点 13位
安永昂生(スポ3=上智福岡)・松山大祐(創理3=神奈川・逗子開成)組 126点 18位
桔川慶次郎(創理2=神奈川・逗子開成)・トムソンティモシー啓太(基理1=東京・早大学院)組 154点 25位
▽スナイプ級
桔川翔・中尾組 37点 3位
服部・畠山組 44点 4位
重松・大野組 57点 5位