関東学生個人選手権 6月22日、23日 神奈川県・江ノ島ヨットハーバー
先月、早大ヨット部は今年度初戦となる関東学生春季選手権(春関東インカレ)を総合優勝で終えた。今回は470、スナイプ各級上位18人に全日本個人選手権の出場資格が与えられる関東学生個人選手権。今年入部した1年生も含めた12組が臨み、7組が全日本個人選手権へ駒を進めた。
初日は日差しの強い中で4レースが行われた。470級では3レース目に飯田澪(スポ4=山口・光)・長屋明彦(先理2=東京・学習院)組がトップでフィニッシュ。同レースでは青山知央(スポ3=神奈川・鎌倉)・尾﨑健人(スポ1=神奈川・湘南学園)も2位に入った。第4レースでは安永昂生(スポ3=上智福岡)・松山大祐(創理3=神奈川・逗子開成)/徳田瞳(教2=神奈川・青山学院横浜英和)組が2位に。藤村勇斗(社3=香川・高松商業)・トムソンティモシー啓太(基理1=東京・早大学院)もこの日の総合成績を3位にまとめ、翌日に弾みをつけた。
1日目に出艇する飯田・長屋組
そしてこの日、スナイプ級で抜群の安定感を見せたのが服部陸太(スポ4=神奈川・鎌倉学園)・中井皓太(創理2=愛知・菊里)組。4レースのうち3レースで首位を走ると、大会初日の総合成績を1位で終えた。桔川翔太郎(政経3=イギリス・ACS Hillingdon)・中尾桃子(商4=広島大学附属福山)組は4位、重松駿(社2=茨城・霞ヶ浦)・大野誠真(社4=東京・國學院久我山)組も6位と上位を狙える位置につけた。
1日目に出艇する服部・中井組
2日目は朝から雨風ともに強まり、出艇が一時延期に。この日は1レースのみの開催となったが、早大は前日に続き安定したレース運びを展開。前日から好調を維持したスナイプ級の服部・中井組が優勝を飾り、大会を締めくくった。
今年度初の個人戦となった今大会、早大からは各クラス18位までに入った7組が全日本個人選手権への切符を手にした。
表彰式後の集合写真
次戦は8月に滋賀・琵琶湖で行われる同志社大との定期戦。続いて早慶戦も控える中、宿敵打破へ優位にレースを展開できるか。
(記事・写真 太田さくら)
◆結果
▽470級
安永・松山/徳田組 17点 2位
青山・尾﨑組 21点 4位
飯田・長屋組 24点 6位
藤村・トムソン組 25点 7位
桔川慶次郎(創理2=神奈川・逗子開成)・山本育海(スポ1=神奈川・逗子開成)組 63点 16位
岩永燎汰(スポ1=茨城・霞ヶ浦)・植屋日志(スポ3=静岡・浜松西)/高田澪(社4=カナダ・Elgin Park Secondary)組 113点 31位
▽スナイプ級
服部・中井組 6点 1位
桔川・中尾組 18点 3位
重松・大野組 25点 5位
河田大智(法3=神奈川・逗子開成)・諸橋歩夢(創理2=神奈川・湘南)組 81点 20位
中川芹香(社2=佐賀・唐津東)・吉見有理(創理2=茨城・土浦一)組 109点 29位
向井真太郎(スポ2=広島学院)・畠山翔(教3=神奈川・桐光学園)・成宮杏(政経2=大阪・早稲田摂陵)組 112点 30位