【連載】野球部 新体制始動特集『臥薪嘗胆』第5回 岡西佑弥×德丸快晴

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 共にここぞという場面で代打を任され、結果を残してきた岡西佑弥(スポ3=智弁和歌山)と德丸快晴(スポ1=大阪桐蔭)。来年はレギュラー定着が期待される2人に新チームでの意気込みを伺った。

※この取材は12月20日に行われたものです。

「チームの中心となり天皇杯奪還へ」(岡西)

――まず、お互い他己紹介をお願いします。

岡西 徳丸快晴、中学時代からすごく有名でバッティングが持ち味で左投げ左打ちの外野手で、基本的には先輩を舐めてるなという印象です。(笑)

徳丸 岡西佑弥3年で、中学の時から有名で高校は自分のお兄ちゃんとチームメイトで見てました。あとスマブラがとても弱い印象です(笑)。

――お互いの印象を教えてください

岡西 今の印象はバッティングのことだけはすごく考えてていて、自分で意識して練習しているなという印象です。

徳丸 小学校の時から岡西という名前は知ってて、同じ左打ちで、副キャンプなんでいろいろ考えてやっているなという印象です。

――お互い同じ左バッターとして尊敬している面は

岡西 すごく体が大きいわけではないんですけど、簡単にボールを飛ばす技術を持っているので、それはすごく羨ましいです。

徳丸 同じ左バッターなのにボールの見え方が自分とは違ってすごいと思います。

――今シーズンを振り返っていかがですか

岡西 自分的には法政戦での代打を打てたことが非常によかったと思います。あのような場面を想像して練習してきましたし、試合の後半に出てくるピッチャー相手にしっかり結果を出せてよかったと思います。

徳丸 春は代打で結果が残せてよかったんですけど、夏から秋にかけてなかなか調子が上がらなくて、春のような感覚でできたらいいなと思います。

――野手陣の中でも打撃を引っ張っていく存在でですが、打撃についてはどのような意識ですか

岡西 そうですね、バッティングは難しいので(笑)。ピッチャーもすごいですし。その中でいかに自分のバッティングをできるか。相手は自分のバッティングをさせないように抑えたいと思って投げてくるので、その中で自分のバッティングをできるようにバットを振って振って振りまくるしかないと思うので。金森さん(金森栄治助監督 昭54教卒=大阪・PL学園)といろいろ相談しながら、やっていきたいです。

德丸 自分もとにかくバッティングはスイングスピードを上げて、対応力をつけるしかないと思うので、冬の期間で力をつけるしかないと思います。

――ここからは岡西選手への質問に移ります。岡西選手は副将に就任されたと思ういますが、これからチームをどのように引っ張りたいですか

岡西 主将になった香西(一希、スポ3=福岡・九州国際大付属)がピッチャーなので、野手の副将3人で天皇杯奪還に向けてよいチームにできるように頑張ります。

――内野手は経験の浅い選手たちとなります

岡西 経験は浅いですけど、練習から神宮を意識していけば少しでも補えるかなと思いますし、全員が経験がないのでお互い言い合いながらやっていけたらなと思います。

――一塁から三塁へコンバートしましたがその経緯は

岡西 監督さんの指示に従ったという感じなので経緯は自分でもわからないですが、全日本(全日本大学選手権)でミスをしてしまってチームが負けてしまったので、その経験を活かして、ひとつもエラーしないんだという気持ちで今は練習しています。

(DHは)楽だなと思いました(德丸

――ここからは德丸選手に伺います。昨季は大学に入って1年目という点で、適応できた点や収穫などはありましたか

德丸 高校野球から大きく変わったのはバットしかなくて。それとバットが木になって苦労したってことはないんです。ジャパン(侍ジャパンU-18アジア選手権)の時でも木製(バット)で打つことができていたので、そこはうまく適応できたのかとは思います。けど、夏秋にかけて調子が良くなかったのはやっぱり、バッティングのかたちが崩れていってたので。ずっと同じかたちで打てるようになれば結果もついてくると思うので、そういった面ではもっとこの冬に力をつけなきゃいけないと思いました。

――かたちが崩れるとは具体的にどのようなことになるのでしょうか

徳丸 抜けている時のスイングが一番良い状態のスイングだとしたら、よくないときは体が前に進んだり、どこかでずれていて、打てないってなっていると思うので。再現性高くやっていければもっとよくなるんじゃないかていう風に思います。

――来シーズンから六大学リーグ戦でDH制が導入されます。德丸選手は(全日本大学野球選手権)ではDHで出場されていましたが、DHで出場されることはご自身にとってどういった印象ですか

德丸 DHで試合に出るというのは、練習や高校時代にあった練習試合ではあったのですが、公式戦では初めてだったので、楽だなと思いました。ですが、守備もしっかりやらないと上の世界ではやっていけないと思うので、DHがいいからDHで出たいと(いった感情)はないです。

――守備で出ずにバッティングだけで出場するとリズムが崩れる選手もいますが、德丸選手はそういった事はありましたか

德丸 全く(ないです)。

――德丸選手は半袖がトレードマークというイメージがありますが、何か意識していることはありますか

德丸 長袖だとすごいやりずらいというか、極力動くときは半袖でやりたいと思っていて。後から寒いので長袖を着たり、試合とかはある程度アップなどで体も温まるので、半袖を着ます。長袖が嫌いっていうのはあります。

――再度お二人の質問に移りたいと思います。来年に向けて立てている個人の目標を教えてください。

岡西 ベストナインをとることですね。まだ分からないですけど、一番上として出る可能性がやはりあるので。そこでベストナインを絶対に取って、チームに勢いをつけられたら。頑張ります。

德丸 自分も来年の春は試合に出る可能性があるので、そういった面ではベストナインとその他の賞も取れればいいなと思いますし、法政の境(亮陽、1年)とか、1年から出てていいなと思うので、彼よりは打ちたいです。 

――天皇杯奪還に向け、来年の意気込みについて聞かせてください

岡西 チームがゴロッと変わる中でも自分がしっかり責任を持って引っ張っていって、言動で同級生、下の後輩たちからついていきたいと思ってもらえるようにしたいです。試合もしっかり頑張って結果を出して、天皇杯奪還できるように頑張ります。

德丸 自分も試合に出て、しっかり結果を残して、チームに貢献できるようにやっていければいいと思います。

ーーありがとうございました!

(取材・編集 藤井一成、石黒周次郎)

◆德丸快晴(とくまる・かいせい)※写真左
2006(平18)年5月3日生まれ。178センチ、84キロ。大阪桐蔭高出身。スポーツ科学部1年。春季リーグ戦では初打席でいきなり適時三塁打を放つなど、確かな存在感を示した德丸選手。豪快な打撃で観客を魅了する德丸選手の更なる飛躍に期待です!

◆岡西佑弥(おかにし・ゆうや)
2004(平16)年6月22日生まれ。176センチ、85キロ。智辯和歌山高出身。スポーツ科学部3年。今シーズンは主に代打で出場し、勝負強さを発揮した岡西選手。副将として迎えるラストイヤー。岡西選手のさらなる活躍に期待です!