【連載】フィギュア部門新体制特集 新入生インタビュー 第10回 野上しおん

特集中面

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 今年度、早大スケート部フィギュア部門には10人の新入生が入部した。そこで一人一人にインタビューを行い、競技歴やスケートへの想いだけでなく、大学生活や今後についても話を聞かせてもらった。今後10回にわたり連載する。最終回は、野上しおん(人1=茨城・水戸二)。

※この取材は9月12日に行われたものです。

競技について

――スケートを始めた時期ときっかけを教えてください

 小学1年生からスポーツ少年団でスケートをはじめて、小学3年生からクラブに入りました。幼稚園の時に母がリンクに連れて行ってくれてそこから興味を持ち始めました。

――Instagramの部員紹介欄によると、大学でスケートを再開されたそうですが、久しぶりに滑ってみてどうですか

 楽しいです!1回スケートから離れたことで、今まで気がつけなかった楽しさに気がつくことができました。

――競技の魅力は何だと思いますか

 普段過ごすことがない氷の上で、滑ったり回ったり跳んだりできることだと思います。

――ご自身の強みと、逆に強化したいところを教えてください

 スピンの姿勢が綺麗だと言っていただくことがあるので、スピンが自分の強みだと思います。強化したいところは、技を安定してできるようにすることです。できるようになってもすぐに崩してしまうので、1回できるようになった技は安定してできるようにしたいです。

――どんな選手になりたいか、選手としての理想はありますか

 諦めないで練習できる選手になりたいです。

――早稲田大学のスケート部に入部した理由、経緯を教えてください

 高校では特に力をいれて取り組んだ活動がなかったので、最後の学生生活で何か一生懸命取り組んでみたいと思ったからです。

――フィギュア部門主催のアイスショーWASEDA ON ICEをご覧になったことはありますか

 ユーチューブでですが見ました。テーマに合わせた衣装や振り付けで見ていて楽しかったです。

――早稲田の先輩や同期ともう交流しましたか。あるいはもともとお知り合いの方などいらっしゃいましたか

 部練や合宿で交流しました。知り合いはいなかったのですが、リンクで会った時に話したり合宿で一緒に過ごしたり仲良くなれました。

――早稲田大学フィギュア部門への印象は

 みんなレベルが高いなという印象です。自分も頑張ろうという気持ちになります。

大学生活について

――趣味は何ですか

 エレクトーンと散歩です。

――大学生活には慣れましたか。大学に入って今までと変わったことはありますか

 慣れました。実家住みではなくなったので、掃除や洗濯などの家事をするようになりました。実家にいる時よりてきぱき動けるようになりました。

――人間科学部ですが、何を勉強しているのですか

 今は必修でExcelの使い方や英語などを学んでいます。心理学の授業もとっています。

――面白かった授業などはありますか

 感情・人格心理学という授業が面白かったです。先生の話は分かりやすくて、講義の内容はMBTIなど身近なものと関連していて面白かったです。

――学業とスケートの両立は大変ですか

 私はまだそんなに練習に行っていないのであまり大変だと感じたことはありません。練習にいく回数が増えたら大変だと感じると思います。大学に入って自由な時間が増えたので両立できるように頑張っていきたいです。

――スケート以外で、大学4年間でやってみたいことはありますか

 今のところ特にないですが、友達とたくさん遊びたいです。やってみたいと思ったら行動に移せる4年間にしたいです。

今後について

――今シーズンの目標を教えてください

 3級を取得することです。

――今シーズンのプログラムを教えてください。また、どんなところに注目してほしいですか

 『パート・オブ・ユア・ワールド』です。アリエルを連想させる振り付けがはいっているので注目してほしいです。

――大学4年間の目標、ビジョンを教えてください

 目標はなるべく多くのダブルジャンプを跳べるようにすることです。中学・高校で辞めていた分も滑って後悔なくスケートをしたいです。

――ありがとうございました!

(取材・編集 荘司紗奈)

◆野上しおん(のがみ・しおん)

 水戸第二高等学校出身。人文科学部1年。所持級はシングル2級。