【連載】ハンドボール部 インカレ前対談「Rise Beyond」第1回 後藤明香里×井橋萌奈×倉持愛泉

特集中面

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一一自己紹介をお願いします
後藤 スポーツ科学部4年の後藤明香里です。ポジションはサイドをやらせてもらっているのですが、1月に膝の怪我をしてしまって今シーズンはリハビリをしています。
井橋 スポーツ科学部3年の井橋萌奈です。ポジションは右バックをやっています。
倉持 スポーツ科学部1年の倉持愛泉です。ポジションはセンターです。

一一右隣の人の他己紹介をお願いします
後藤 倉持愛泉さんです。愛泉は1年生ながらスタメンでほぼフル出場で今春リーグ、秋リーグをこなしてくれた将来有望でチームを引っ張ってくれるような選手です。ただハンドボール以外では愛嬌が多くて少し抜けているという、すごく可愛らしい一面があって、1年生らしく可愛くチームに良い雰囲気をもたらしてくれるような子です。
井橋 後藤明香里さんです。3人姉妹の長女で、部活内でもすごく優しいお姉さんです。自分が何を言っても肯定してくれて、絶対に否定から入らないです!褒め上手だし、自己肯定感を爆上げしてくれる方で、でも明香里さんの同期との会話を聞いているとふざけている一面も見られるので、自分にも出してほしいなと思っています(笑)。今は、4年生で最後で大事な時期に足を怪我してしまっているけど、人一倍ランとか頑張っている姿が見えて、インカレや早慶戦で一緒にプレーしたいです!
後藤 ありがとう!
倉持 萌奈さんはプレーが力強くて、、、
井橋 怖がってる?(笑)
倉持 パワフルなプレーをしています。普段は優しくて、笑い声が大きいです(笑)。たまに締めてくる(笑)。
後藤 力が強くてね(笑)。
倉持 成敗してくる。
井橋 やばいやつじゃん(笑)。
倉持 けど、後輩にすごく優しいです。
一同 拍手

対談中の後藤

一一お互いの第一印象を教えてください
後藤 萌奈は出会ってもう3年になりますが、白梅学園の子が来るよというのを聞いて、すごく強くてイケイケな子が来るのかなと思って、初心者の私や彩理(小原彩理、スポ4=東京・成蹊)はビクビクしていたんですけど、すごく良い意味で懐いてくれて、あまり技術に対してのアドバイスだったり、積極的に話しかけてくれるというのが印象的でした。それに加えて学年の壁を超えてフランクにアドバイスをしているところとか萌奈がいると雰囲気が下がっていかない、明るいところが強みなのかなと思いました。でも、こう見えてネガティブな一面もあるけど周りから見たら色んなことで貢献してくれる選手なのでもっともっと自信を持って爆発してほしいです。
井橋 嬉しい(笑)。
後藤 愛泉は、推薦で上手な子が入ってくるというのは萌奈と一緒なんですけど、上手いのに最初ものすごくガチガチに緊張していました。みんながよく言ってたんですけど、貼り付けた笑顔をしていて、すごく緊張していてシャイなのかなという印象がありました。でも今は仲が良い先輩に対してもそうだし、みんなに対しても自分からも絡みに行く子なのですごく可愛いなぁという印象です。
井橋 明香里さんの印象は、最初明香里さんと彩理さんがどっちがどっちか分からなくて、パス練習でも名前を間違えちゃったりして、見た目はそんなに似てるわけではないけど、名前がどっちがどっちか分からなくなっちゃったという印象です。
後藤 それが印象?(笑)
井橋 それは置いておいて、それは私の印象で(笑)。いつもニコニコ笑顔で接しやすいなという印象があります。愛泉は昭和学院のセンターで、見たことあるな、すごい子が来るなと思って、実際に来た時にすごく陽キャそうって思って話してみたら、私が質問しても返ってこなくて、めっちゃ笑顔で会釈してきて、意外だなと思ったけど今はマシンガントーク(笑)。思ったよりも喋るなぁというのが印象です。
倉持 明香里さんは初めての練習で何したらいいか分からなかったけど近くにいたら教えてくれて、
井橋 優しい!
倉持 あ、優しい人だ!と思ったというのが第一印象です。萌奈さんはすごく話しかけてくれるけど緊張していてなんて返せばいいか分からなくて、とにかく最初からすごく話しかけてくれるという印象です。
井橋 話しかけ方が悪かったのかな。
倉持 緊張してて返せなかった(笑)。

一一秋季リーグを振り返って印象に残っている試合や自身のプレーを教えてください
後藤 チームとしてベンチで見てきて思ったのが、今までは厳しかっただろう試合に対して後半諦めずに食らいついて、同点だったり勝ったりしたシーンが多かったなという印象があります。
井橋 東女体大戦です。今回東女体大は東海大に勝っていたし、分析して今までに比べてすごく強そうだな、勝たなきゃいけないけど自分たちは大丈夫かなと正直思っているところもありました。いざ戦ってみるとディフェンスも良くて同点まで持ってこれたのは後半の最後まで勝っている状態でこれたからだし、東女体大相手にここまでできるのかというのを感じられました。ただ、最後に自分のいらない退場があったので、まだまだ自分の中でやるべきことが増えたのでそれをインカレまでに改善していけたらなと思います。
倉持 1番印象に残っている試合は東海大戦です。土曜日に筑波大と試合をして勝てそうだったけど最後負けてしまって、逆に東海大は東女体大と試合をして負けていたので自分たちには気持ちを切り替えて絶対に勝つという気持ちで挑んでくると思っていたので勝手に緊張していました。東海大とは相性があまり良くなくて、春リーグも良いイメージがなかったのでやばいなと思っていたけど、試合が始まってから、自分はあまり点を取らずにどちらかと言えばパスを捌いて打たせる立場だけど、紗由さん(山野紗由、スポ4=北海道・釧路江南)へのマークが厚くて前半から自分が得点できるシーンが多くて、東海大戦で初めて自分の得点がチームに貢献できたと実感できた試合でした。初めてあんなに応援してもらった中での試合だったので印象に残ってます。
井橋 全試合で貢献してるよ。

一一秋季リーグで活躍した選手、成長したと感じた選手を教えてください
後藤 成長したと思う選手は蒔絵(大野薪絵、スポ3=埼玉・市立浦和)です。今年の春からほぼフル出場していて、蒔絵もあまり自分に自信がないタイプだったんですけど、今回春秋を通して本人のなかでもディフェンスが出来るようになったという自信がついたり、サイドシュートも自信を持って思いっきり飛んでくれる場面が増えたので、スキルもそうですがメンタルもすごく成長してチームに安定したディフェンスで貢献してくれたと思うので成長した選手だと思いました。


井橋 分かります!自分は活躍した選手として梨央さん(山田梨央副将、スポ4=千葉・昭和学院)を挙げます。梨央さんは春にアキレス腱を切ってしまって本当に痛いと思うのに全試合フルで出場していたのですごいなと思いました。自分はディフェンスで隣だからこそ分かるんですけど、2枚目は本当に難しくて1対1とかどんどん来るのに全然抜かれないし、自分が良くないプレーをした時に声をかけてくれたり、右利き右サイドは難しいのに秋リーグではシュートを外しているイメージが無くて、自分の悪いパスでも決め切ってくれて、速攻もすごく走ってくれて、自分にとってはとても大きな存在だったので梨央さんは活躍した選手なのかなと思います。
倉持 秋リーグで活躍していた選手は紗由さんです。紗由さんは何しても怒られてしまっていて、私のミスでも紗由さんが怒られる、負けたら全部紗由さんのせいみたいになっていて、でも紗由さんはいい人だから「ごめん」みたいな感じでいつも謝っていました。自分たちはオフェンスにあまり自信がなくて、秋リーグでは前半に点が取れても後半に停滞する時間が多かったんですけど、紗由さんがどんなところからでもとにかく逃げずにミドルシュートなどを狙って、それが最終的にチームの流れを作ってくれてオフェンスをもう一度立て直すことができたのではないかなと思います。

一一3位という好成績でリーグを終えましたが、リーグ全体を振り返っていかがですか
後藤 これまでも高い目標を立てて最善の準備をして来たけど勝てなかったとか、目標を達成できなかったという年を経験したからこそ、春秋に立てた目標をしっかり達成できたというのはすごく嬉しいですし、チームとしてもそこに対して自分たちでも出来るんだという自信に繋がったのではないかなと思います。試合を通してチームで決めた約束事を最後まできちんと守って、良いところを発揮できるようになってきている印象だなと思います。
倉持 早稲田は他の大学と比べてすごく一体感があると感じていて、自分が早稲田に決めた理由もチーム全体が1点取ったら全員で喜ぶ、1点守ったら全員で喜ぶという雰囲気が特徴だったからで、その特徴がもろに出せたリーグだったと思います。苦しい時間帯になった時にいつも4年生が力になってくれていて、タイムアウトをとった時も亜優さんが絶対に前向きな言葉をかけてくれるし、紗由さんとかも強気なプレーでいつも助けてくれて、4年生方の偉大さを秋リーグで知って自分も4年生になった時に先輩方のようになりたい!と思えたリーグでした。
井橋 ハードル上がっちゃったなー。
後藤 すごい良いこと言った。
井橋 4年生泣いちゃいますね!
井橋 私も愛泉が言っていた一体感というのはすごく感じていて、仲が良いだけじゃなくてミスした時もプレー中は強く言えるのが良いなと感じました。練習中とかも亜優さん(杉浦亜優主将、スポ4=愛知・名経大市邨)を筆頭に、きついランメニューでも嫌な顔をしないで1番声を出して引っ張ってくれるのは、リーグで辛い時に亜優さんが引っ張ってくれるのと同じように、練習でそういった声掛けがあるからこそ試合でもそれが出ているし、自分たちもついていきたいという風に思えました。4年生はかっこいい背中を見せてくれているなということを思いつつ、4年生と同じように下級生を引っ張っていかなくてはと反省したのでインカレでは頑張りたいと思います。

一一倉持さんへ質問です。新人賞を受賞されたときの気持ちや受賞につながったのではないかと考えるプレーなどを教えてください
倉持 秋リーグは新人賞が取れるのは1年生だと思っていたので、個人的なリーグでの目標は新人賞を取れるように頑張ろうと思っていました。でも実際は新人賞が取れるのは2年生からで、取れないんだと表彰の時に思いました。試合では自分は点を取るというよりかは取らせる立場なので、あまり目立つような選手ではないんですけど自分が得点することを目標にしていたので、いつもであれば1対1をせずに右バックや左バックにパスを出して任せるところを、自分がいけると思ったら強気で1対1をしてそれが得点に繋がったので新人賞が取れたのではないかなと思います。

対談中の井橋

――4年生と臨む最後と公式戦となります。何か4年生との思い出やエピソードはありますか
井橋 4年生はもうみんな優しいです。一緒に帰っている時も「コンビニ行こう」とかいつもご飯に誘ってくれたりします。あと、いろんなことを計画してくれます。チームビルディングとかもそうですし、仲を深めるためにご飯とかも誘ってくれて、色々計画してくれるから今の仲の良さがあるのかなという風にも思います。
倉持 4年生は1年生からしたらもうめちゃくちゃかっこよくて、尊敬!みたいな感じです。自分が1年生から試合に出させてもらっていることによって出られない人もいるし、同時に自分が1年生だから気を使って合わせてくれている部分もあるのではないかと思います。それでも1年生からのびのびプレーができるように試合前から声をかけてもらって、練習中からも「今のこうした方がいい。」とか、積極的にプレーのことも話しかけてくれて大尊敬しています。あと最初はすごく緊張していたって言ったけど、早くチームに馴染めるようにたくさん話しかけてくれて、本当のお姉ちゃんみたいな感じで、全員優しくて何かできたら「頑張ったね」 って言ってくれます。
井橋 妹みたいな感じです。

――後藤さんは後輩との思い出のエピソードはありますか
後藤 まずみんな可愛いです。練習中はあまりびくびく怯えたりせずに自由にのびのびやってくれているのかなと感じるので学年関係なく本当に頼もしい方たちです。エピソードを学年ごとに分けると、まず1年生は歳が3つ離れているのでとにかく可愛いです。チームに若い、新しいエネルギーを出し続けてくれるのでそのままのんびりやってほしいです。2年生は2人しかいないのですが存在感は強いです(笑)とても面白い2人です。1年生の面倒を見なきゃ、しっかりしなきゃということでどんどん頼もしくなってくれています。でもすごく可愛い2人です。3年生はいい意味で同期みたいな感じで最近は絡んでいます。上級生ということで、3,4年生で1回飲みにいったりしてとても楽しかったです。そういうところで、4年だけじゃなくて、上級生でチームを作ろうねみたいな雰囲気を3年生も感じ取ってくれて一緒にやってくれているのかなって思います。あと4年生のことも結構同期並みに3年生は分かって空気読んでくれているなという感じも見られるのでチームとしてみんなのびのびやってくれているっていうのが下級生はすごくいいなという風に思います。

――インカレが4年生にとっては最後の大会となると思うのですが、インカレにかける思いを教えてください
倉持 初めてのインカレですごく緊張する部分はあるんですけど、春・秋として結構チームに自信を持ててき部分がすごく大きくいです。

夏とかきつい合宿があって、それを乗り越えて自分たちは全国のトップでも戦えるという自信もついてきたので、結構楽しみではあるんですけど、もしそれで失敗したら4年生とできなくなると考えるともう恐ろしいです。だから自分は1年生としてもっと気を引き締めて、4年生たちのかける思いっていうのは自分よりも強いと思うので、それをちゃんと理解して、少しでも勝ちに貢献できるように、1年生なりにフレッシュに頑張りたいなと思います。
井橋 4年生と3年間、1番長い間一緒にハンドボールをしてきたので、その分感謝の気持ちも大きいですし、1試合でも多く勝って、1秒でも長く一緒にプレーしたいなって、1番それは思います。やはり、梨央さん、亜優さん、紗由さんは一緒にプレーをしてきた時間が長いけど、明香里さんとか彩理さんと一緒にプレーをしたいというのがとても大きいので、相手をなめているわけではないですけど、点差を離して明香里さんと彩理さんの出る番を早く作ってあげたいという気持ちがとてもあります。あとインカレまで練習する時間も少ないので、1本のシュートでも大事にしていかなきゃいけないし、インカレが始まっても、3年生も上級生なので、4年生だけに頼るのではなくて、もっと下級生も気にしながら4年生も支えながらでこのインカレはやっていきたいなと思います。
後藤 チームがこの代で始動した時に、同期5人で集まって立てた目標であるメダル獲得というのが、手の届くところにあるかもしれないという状況で、絶対それを達成するんだと言ってはいたけど、どこかですごく高い目標なので、「ほんとに!?」って思っていたところがありました。でもそれが実現しそうなところまでこのチームが来ているというのに対して、ほんとにすごいなと思っています。最後のインカレということで、自分の話をすると今年の初めに大きい怪我をしてしまったので、今年1年はほとんど何もできてなくて、練習とかも参加できずに、リハビリというところでした。怪我した時は3年間自分の中で頑張ってきたっていう自負があったので、そこまで頑張れたなら自分ができるところまでやろうっていうところで、主務とかをやらせてもらった1年でした。でも同期で迎える最後の試合で、もし余裕があって自分が出させてもらえる機会があれば、自分がどういう4年間を過ごしてきたかというのをしっかりコートの中で表現できる準備をしたいなと思っています。あとは、やはり自分が何かできたかって言ったら、何もできていないんですけど、自分の代で作り上げたチームが少しでも長くインカレの舞台で戦って、本当に目標を達成したところを、自分の目で見たいなと思っているので、これからすごく短い期間ですけど、自分ができることを最大限頑張りたいなと思っています。

対談中の倉持(写真右)

――インカレでキープレーヤーになりそうな人はいますか
倉持 自分は亜優さんです。亜優さんは例えば練習で、きついラントレをやった時とかに、自分たちはちょっと嫌な顔をしてしまうんですけど、亜優さんが「これもインカレでメダルを取るためにやっている」と言って、走って、それを背中でちゃんと見せてくれているし、人一倍インカレでメダルを取りたいんだなというのが伝わってくるので、自分もその思いに答えてしっかりプレーができるようにしたいなと思います。あとは、やはりキャプテンでいつもほんとに支えてくれているので、もうキーパーソンであってほしいっていう願いも込めて亜優さんを選びます。
後藤・井橋 間違いない
後藤 私は萌奈です。
井橋 まじか(笑)
後藤 これは本当にみんなという前提で、私は萌奈です。まず、全然違う話かもしれないんですけど、保護者の声で、「萌奈ちゃんのアウトカットが決まるときはチームの流れがいいね」というのがあって、それを聞いて自分たちの中では萌奈のアウトカットは当たり前に決まっているというイメージだったんですけど、やはりあの角度で飛び込むアウトカットってやばいんだなと改めて思いました。秋リーグでもバック陣の3人とも本当にすごくて、(萌奈は)「自分は・・・」みたいな感じで謙遜するんですけど、しれっと大量得点しているタイプだなと思います。気づいたら点数が重なっているというのは、萌奈のカットインとかきつい体制からのシュートが入るというシーンがすごく多くて、結果的にそれが積み重なって戦えているというところはあると思うので、そこは早稲田のすごく大きな武器だと思います。なので期待も込めて選びました。
井橋 ずるいかもしれないですが、4年生全員です。キーパーソンズです。
一同 キーパーソンズ?(笑)
井橋 まず、亜優さん。さっき愛泉が言っていたみたいに、やはりキャプテンで1番きつい時に頑張ってくれる、本当に支えてくれる人です。ポストシュートもかなり得点率が高くて自分はすごく期待しています。梨央さんも、自分がさっき活躍した人で挙げたように、右利き右サイドできついとは思うのですが、ちゃんと決め切って、ディフェンスでも要となって、右側では一切やられないところとかも、インカレで爆発してほしいなという風に思います。紗由さんも秋リーグでミドルとか、決めきる力というのはほんとにすごいと思うので、それが決まったら自分たちも1番喜んでいる気がします。自分の印象なのでチームの中でそうなっているかは分からないのですが、紗由さんのミドルが決まったら、チームが勢いづくなと自分は思います。緊張して萎縮しないか少し心配ですが、紗由さんには本当に期待しているし爆発していけるんじゃないかなという風に思います。明香里さんと彩理さんは、自分が言うのもあれなのですが、秋リーグではあまり出させてあげられませんでしたが、春リーグでは結構出てシュートも決めていました。やはり2人が決めることで、チーム全体がみんなで喜べて、本当に嬉しいし、彩理さんと明香里さんが出た時は、絶対2人に打たせるというような、チームの中でもまとまっている部分もあるので最後のインカレで絶対決めてほしいなと思います。圧をかけているわけではないのですが、ディフェンスを寄せて打たせてあげたいなと思うし、最後に決めて終わってほしいなというところもあります。

――インカレで注目してほしい自分のプレーはありますか
井橋 自分は1枚サイドでそんなディフェンスで活躍する場面はないので、オフェンスにはなるんですけど、誰にも負けないフィジカルはあります。一応フィジカルはあるので、当たられても負けない力とか、力強いカットインを注目ポイントとして挙げます。
倉持 ずっと言っているんですけど、最近は自分で行く力がだいぶ付いていきたのかなと思うので、自分でちゃんと得点できるというところです。また、背が小さいのでみんなよりもすごく不利だと思うんですけど、それを武器に相手のディフェンスが想像してないようなポストパスとか、意表を突いたステップランニングとかで会場を沸かせたいと思います。
後藤 私はもし出させてもらえるタイミングがあれば多分サイドでやらせてもらうんですけど、みんなからすごくいいパスを毎回もらえるので、しっかり角度持って飛び込むというところは頑張りたいなと思います。あとは復帰明けでまだ所々合流させてもらってはいるんですけど、怪我をしてから動作に対して1つ1つに気を付けようと思うところが多くなってきて、ボールが少し手につかないとか、そういうところがあるのでそこはしっかりと戻して、チームの足を引っ張らないように一生懸命頑張りたいと思います。

――最後にインカレに向けた意気込みをお願いします
井橋 4年生とできる最後の大会ということで、やはり1試合でも多く勝って、4年生と一緒にプレーできる時間を長くしたいなと思います。それと同時に、やはり自分もプレーの中で4年生に頼るのではなく支える、自分も引っ張る気持ちでやっていきたいな思います。
倉持いつもは1年生で、みんなからすごくお世話してもらっているんですけど、コートに入ったら1年生とか関係ないと思うので、「1年生だから思いっきりやっていいよ」とか言ってもらえるけど、試合に出ている以上は自分のプレーにしっかり自覚と責任を持って自分らしく、センターなので自分が引っ張ってゲームをコントロールして、勝って必ずメダルを取れるように頑張りたいと思います。
後藤・井橋 立派な1年生だ(笑)
後藤 最後のインカレで、同期とか、みんなともできる最後の試合なので、みんなのかっこいいシーンや色々な瞬間をしっかり目に焼き付けたいなという風に思います。その上でできれば1番最高の瞬間っていうのを見たいので、できる準備は全部やりたいなって思います。あとは自分の役職柄、マネージャーの子とも関わることが多いので、運営としてもスムーズに行えるようにしっかり準備したいなと思います。

ーーありがとうございました!

 

(取材・編集 林朋亜 中井遥音)

後藤明香里(写真中央)

2003(平15)年10月3日生まれ。164センチ。東学大付高出身。スポーツ科学部4年。最近は山田選手とよくカフェラテを飲みに行くそうです。インドアですが最近は最後の学生生活ということでアウトドアに転向中だそうです!復帰を遂げる後藤選手の明るい笑顔とプレーがチームに活気をもたらしてくれるはずです!

 

井橋萌奈(写真右)

2004(平16)年12月12日生まれ。159センチ。東京・白梅学園高出身。スポーツ科学部2年。最近はサウナにハマっているそうでサウナ界隈の部員募集中です!アイスも好きで、アイス食べに行こう!と言われたら絶対に着いて行きます!そんな井橋選手のパワフルなシュートやディフェンスに期待です!

 

倉持愛泉(写真左)

2007(平18)年1月27日生まれ。152センチ。千葉・昭和学院高出身。スポーツ科学部1年。

最近は岩盤浴に行って汗をかいてからカラオケに行くことにハマっているそうです。岩盤浴→カラオケ界隈部員募集中です!そんな倉持選手のフレッシュなプレーと的確な声掛けでチームに貢献することでしょう!