対談第5回は、トップチームで活躍する4年生、FW瀧澤暖(スポ4=北海道コンサドーレ札幌U18)、MF森田大智(スポ4=熊本・大津)、DF増田健昇(スポ4=横浜FCユース)の三人。
ーー昨シーズンを踏まえて、今年はどういう意識を持ってシーズンに入りましたか
瀧澤 僕は去年ベンチに入ることが多かったですけど、実際に試合に絡んで、活躍することができなかったので今年こそはと思って入ったシーズンでした。
森田 自分も去年は全然試合に出ることができなかった中で、最後の年なので毎試合出たいなという思いでのぞみました。
増田 自分が活躍するというよりは、チームがどう勝つかっていうのを考えながらのぞみました。
ーー個人としてシーズン前半戦を振り返ってどうでしたか
瀧澤 自分は、去年ずっとフォワードとして、ベンチに入ってたんですけど、自分の特徴と、プロに行ったときのことっていうのを考えて、サイドハーフにポジションを変更したいということを監督に伝えて、プレシーズン前のギリギリのタイミングで、開幕2ヶ月前とかだったんですけども、そこから慣れないことにもチャレンジしたということで、ポジション変更したっていうのが一番大きな変化だったなと思います。
森田 自分はとりあえず開幕戦スタメンで出場できたけど、そこで腰を痛めたのが自分の中ではすごい痛かったなというのがあって、毎試合出場できましたが、教育実習とかプロの練習参加も重なって、スタメンで出る機会は本当に少なかったし、ゴール・アシストの部分も自分が目標にしてたところには全然届いてないです。チームとしてもアミノバイタルカップも敗退してしまって、満足のいく前期ではなかったです。
増田 自分は最初何試合か出た後に、試合に出場できない試合が続いてきつい時期ではあったんですけど。その時期にビルドアップや自分の課題とするところに向き合ったことで、最後の方は自分の色というかチームの中で存在感を発揮することができたのかなと思います。最近は自信持ってプレーできているので自分と向き合うことができました。その期間がターニングポイントだったなと思います。

対談中の増田
ーー今シーズンは始まって、プレイヤーとして、ここは成長できたなっていう部分とか後期に向けての課題とかっていうのってあったりしますか
瀧澤 サイドハーフになって、自分のもともと持ってるスピードっていうのは活かせている場面が多いかなって思っています。後期に向けては得点とかアシストという目に見える数字を出していくことが必要かなと思ってます。
森田 自分は去年に比べて、試合の中でボールに触る回数が、かなり増えたのは良かった点かなと思っていて、チームとしてもビルドアップの整理とか自分の中の意識が変わったことが繋がってるなと感じます。課題は点を取ることですね。前期も得点することはできたけど、それをもっと増やしていかないといけないです。意識を高めていきたいなと思います。
増田 よくなったところはチームでも重点的に行っているビルドアップのところで、自分はセンターバックなんで、自分が安定してビルドアップできるようになってきたおかげでチーム全体にもいい影響を与えることができたのかなと思います。課題のところは、守備のところでもう一個自分のとこで奪い切ったり、攻撃から守備に移るフェーズのところで、自分がチーム動かしながら、個人としても「奪い切る」ってところを意識してやっていきたいと思います。
ーー次は、お互いのプレーに関して、どのようにお互い見えてますか
瀧澤 森田くんのプレーを僕はシンプルに羨ましいなっていうのがあって、自分にはないそのタッチの柔らかさとか、技術とか、僕はスピードを特徴としてる選手なんで、自分にそういう能力があれば、もっと簡単にサッカーできるなっていうところがあるので、羨ましいです。
増田くんに関しては、基礎技術のところもそうですし、全体的な能力値ってのが高いなという印象があります。増田選手は緊張しやすかったり、メンタルに波があるので自分が増田選手だったらもっといいプレーができるなって思います(笑)
森田 瀧澤選手は、めっちゃ足速いので、そこが羨ましくて、自分が瀧澤選手だったらもっといいプレーできたなって思います(笑)去年サブ組の方で、ほぼ1年間ずっと一緒にやってたんですけど、パス出しやすいというか引き出してくれる選手だなっというのは感じてます。
増田選手に関しては見た目の割にすごい繊細なんです。本当に技術がしっかりしているプレイヤーだなって思っています。あとはリーダーシップというか、自分が調子いい時はすごい声が出るので、そこは助かっています。
増田 自分は守備の選手なので2人と真逆なので、真似したいとかってよりかは、一緒にやっててやりやすいなって感じますね。瀧澤選手に関しては、森田選手もさっき話したんですけどスピードのところで、今サイドやってますけどとりあえず瀧澤選手の裏に蹴ってれば、なんとかしてくれるという安心感はある。ビルドアップする時とかも回避先として、瀧澤選手がいるだけでだいぶやりやすさは感じます。コーナーキックに合わせるのも上手くて、実際チームでそういう選手もなかなかいないので、セッププレーとかそういうところでもチームのために戦ってくれるなと思います。森田選手に関しては一緒にやっててやりやすいとです。もちろん技術のところもそうですけど、サッカーIQは誰よりも高いので、自分がいて欲しいところに常にいてくれるなという印象で、瀧澤選手と同じくとりあえずパス出しておけば一人で相手を交わしてそこから展開とかしてくれるので、真ん中にいてくれてありがとうという感じです。
ーー1年から4年でお互いに性格的な部分で変わったなみたいなことってあったりしますか
森田 瀧澤選手は結構みんなにいじられるキャラですね。だけど、やるときはしっかりやるっていうところで、4年になってもそれは変わってないと思います。増田選手に関してもまとめるところとかオフのところも含めいつも通りであまり変わってないかなっていう印象です。
瀧澤 森田選手に関しては日常生活もサッカーも楽しんでやってるなっていう印象が最初あって、それに関しても全く変わってないなって思っています。僕は追い込んじゃって楽しめないってとこがあるので、そういうところはちょっと羨ましい部分もありつつ変わってはいないなというところが印象です。増田選手に関しても最初のイメージのままというか森田選手が言った通り、サッカーに対して凄い真面目だなっていうのがあって、自分よりも全然真面目だなって思います。気楽にやってるのは自分のいいとこではあるんですけど増田選手は本当に意識高く取り組むところとかは、変わっていなくて、食事制限だったりとか、オフの日のトレーニングとかも一年の頃から意識が高いなって思います。
増田 瀧澤選手に関してはサッカーとかそういう取り組みに関しては、森田選手と全く同じで、他のパーソナリティー的には、誰に対しても優しいなっていうのがあります。自分が好きな人とだけつるむとかでもなく、男女関係ないんですよ。本当に男女もそうですし、学年も下の学年にもすごい優しいんです。ほんとにいろんな人と平等に接することができるのがすごいです。森田選手に関しては逆に、自分が仲いい人とはとことん仲良いっていう感じですね。それは、ずっと変わっていないです。
大学1年の頃っていうか早稲田来る前は、森田選手が大津高校のキャプテンやってたりしていてテレビとか見ている時にすかしてる奴だと思ってたんですけど、いざ接してみると全然そんな感じなくて一番子供でした笑

対談中の森田
ーーー最上級生になったと思うんですけど、心境の変化とか
瀧澤 自分はそういう4年になってどうかとかは特になくて、自分が100パーセントできることをやっていれば、それがチームのためになると思ってます。進路も関わってくるので、そういったところで、ちょっとプレッシャーとかストレスもかかりましたけど、自分ができることを常に100パーセントでやるっていうことを常に考えてプレーしています。下級生の頃は自分がっていうのが強かったですけど、今年は本当にチームとして結果を残したいなという気持ちが強いです。
森田 ア式でサッカーできるのも残り3ヶ月とかになってきてるので、とにかくサッカーを楽しみたいなっていう気持ちがあります。最後、結果を出して2部で優勝して終わりたいなと思っています。そういう意味ではチームのことをより考えるようになったのかもしれません。
増田 自分も新人監督という立場になって、ピッチ内だけでなく、ピッチ外でもチームを引っ張っていかなきゃいけない立場だと思っています。自分も結構3年までは自分のプレーだったりっていうことばかり気にしていて、チームの勝敗とか、そこまで考えられていなかったです。しかし、今年は本当にこの学年で、2部優勝して1部昇格したいという強い思いを持っています。チームについて考える時間が増えたことも自分の心境が変化したからかなと思います。そこは後期も、自分だけじゃなくて、チームをどう引っ張っていくか、どう4年生として引っ張っていくかっていうことを意識してやっていきたいと思います。
ーー前半戦終了後、自分の中で特にこだわって取り組んでいることはありますか
瀧澤 自分は怪我でサッカーができない時期があって、精神的にそこを今乗り越えて純粋にサッカーを楽しもうというところは、常に意識するようにしています。復帰後、それを意識することで、やっぱ自分のプレーも良くなっているし、サッカー好きで始めただけでサッカーを楽しむことって大事だなと改めて思いました。楽しみながらっていうところを一番大事にしています。
森田 自分は普段の練習とか試合の中でゴールってのはすごい意識してて、今日の練習試合でもありましたけど、シュートを打てるシーンでパスばっかり考えてたってところもあって、増田選手から打てよって言われました笑。やっぱビデオとかで振り返ると全然打てたなっていうのもあって、シュートの意識を強く持つことが重要だと思っています。
増田 自分は監督から全体に提示された「準備」っていうところを。すごく意識していて、準備を早くすることを意識してトレーニングに臨んでいます。意識をするだけで、攻撃も守備も自分の中ですごい整理できた感じがして、いくらボールをもらった後に頑張っても、自分はそんな技術があるタイプじゃないので、ボールくる前までにどれだけ優位なポジショニングを取れるか、守備においては先のことを予測くして、仲間を良いポジショニングに配置できるかっていうのが大事になってくると思うので、そういうところは、最近は意識しています。
ーーここまでは個人のことにフォーカスしてきました。次はチーム全体に関して聞いていきたいと思います。前半戦の戦いを振り返ってどうですか
瀧澤 プレシーズンは全然勝つことができず、シーズンを迎えたのですが、最初は調子よくて勝ち続けることができました。しかし、前半戦の終わりに近づくにつれて勝ち切れなくなってしまい、アミノバイタルカップも早期に敗退してしまいました。そんな感じで中断期間に入って、監督がチームに具体的な改善ポイントを提示してくれているので、この期間にみんなで一つの目標に向かって行けているので、後期は勝てそうだなと思っています。
森田 関東の開幕1週間前に流経大に勝てたのが少し自信にはなりました。開幕直前に勝つことができたけど、プレシーズンを振り返るとあまり勝利できなかったので少し不安を抱えてのシーズン開幕でした。最初の頃は勝ち点を伸ばしていて、それでも失点の仕方がプレシーズンから全く変わっていないなっていうのは感じています。アミノバイタルカップで負けて総理大臣杯に進むことができなかったのはすごいショックだったというか、本当に日本一を取れるチャンスをしょうもない試合をしてしまい逃してしまったことを悔やんでいます。後期はここぞという場面で決め切り、守り切ることができれば、サッカーの内容も結果もさらに良くなると思います。
増田 プレシーズンはなかなか勝てない時期が続き、本当にまずいのではという危機感もありました。開幕後、何試合か勝てたことで少し安心感が生まれ、自分たちはやれるという油断が、終盤の敗戦や引き分けに影響してしまったと感じています。ただ、現在はチームで共通認識を持ち、試合をうまく進められるようになってきたのは大きな成長です。一方で、良くなってきたからこその危機感もあり、昨日の練習でも監督から「少しふわっとしている」という指摘を受けました。全力でやっているつもりでも、どこかに満足や慢心が見え隠れしているのではと感じます。そういった部分は下級生からはなかなか指摘しづらいと思うので、自分たち4年生や幹部が監督に言われる前に気づき、修正していく必要があります。このままではシーズン序盤の良さが失われかねません。サッカー面の改善はもちろん、そういった姿勢の部分にも向き合っていきたいです。
ーー今季ここまでで印象に残っている試合はありますか
瀧澤 アミノバイタルカップの国学院大戦です。トップチームのスタメン出場は初めてで、途中まで1得点1アシストと逆転まで持ち込んだ試合が印象的です。しかし、その後チームが崩れて立て直せずに負けてしまい、全国出場が絶たれるという、最悪な試合でした。ただ、この試合があったからこそ、チームを一から見直すことができたとも思っています。後期では「この試合があったから優勝できた」と言えるようにしたいです。
森田 関東リーグ開幕戦(神大戦)が印象に残っています。最初は、初戦ということでチーム全体がワクワクしていましたが、先制点を許し、重い空気になってしまいました。それでもPK獲得とアシストで逆転勝ちでき、今の順位につながる大きな一勝になったと感じています。
増田 瀧澤選手と同じように、アミノバイタルカップの初戦の国学院大戦が印象に残っています。日本一を逃した試合は今でも悔しさが残ります。全国で戦えないような守備の裏の甘さや個人的なミスがあり、試合後に同期から「もっと戦ってくれ」と言われました。自分が出ていない時には出ている選手に対して「もっとやれよ」と思っていたのに、出場した時にそれを実行できず、応援してくれる仲間にも申し訳なく感じました。この悔しさを後期のリーグ戦にぶつけていきたいです。

対談中の瀧澤
――昨年の早慶クラシコではどこで何をしていましたか
瀧澤 前日の練習中にコーナーキックのボールが胸に強く当たり、呼吸もできないほどの痛みでメンバーから外れました。当日は会場にも行けず、寮で1人で過ごしました。翌日病院に行くと肺に穴が空いているねと言われて、そのまま手術をしました。昨年の早慶戦は、2日前までの記憶しかありません。そんなことがあり、一人で『地面師』を一気見しました笑
森田 試合席の案内をやってて、その前に新宿の子供達にサッカーを教えていました(笑)5日前くらいの練習試合では調子が良かったなと思っていました。その次の日にはメンバーから外れてました。自分と増田選手は合宿に参加できず、自分はやむを得ない事情で、増田選手は体調不良で途中で帰ってしまいまいました。合宿に行けなかったことが直接関係しているかは分かりませんが、そもそも自分たちの実力不足ではあるんですけど二人で早慶戦スタメンかもなって増田選手と話してたんですけど、今思うと何やってるんだって感じです。当日は、上から眺めてて増田選手と来年は絶対出場しようなって話してました。
増田 走り合宿の行きのバスで車酔いをしてしまいました。それでも走らないわけにはいかないと思い、吐くまで走ろうと決めて走っていましたが、コーナーを曲がる時に限界を迎えてしまいそのままリタイアしてしまいました。合宿から帰宅後に試合をしたんですけど、その時はスタメンで初の早慶戦だって意気込んでたらメンバーから外れてました。
――昨年の早慶クラシコを外から見て、どう感じましたか
瀧澤 仮に肺にボールが当たらなかったとしても、おそらくメンバーから外れていたと思います。それでもやはり、あの舞台に立ってみたかったという気持ちと、悔しさは強く感じています。今年こそはピッチに立ちたいです。
森田 メンバー外の仕事をしていた時も、瀧澤選手が会場に来ないということを知り「サボりだろ」と思ったのですが、その後様態を知り本当に大丈夫なのかなと思いました。試合を観ている時は羨ましさもありました。もともと「早慶戦に出たい」という強い憧れがあって入部したわけではありませんでしたが、「次こそ絶対に出たい」という思いがありました。
増田 一年の頃から来年こそ出たいという思いを持ちながら過ごしてきました。去年の早慶戦は、会場も規模感も大きくてより一層自分も出たいという気持ちが増しました。外から眺めてて、自分は何やってるんだろうという気持ちで仕事をしてました。最後の年でもあるので、今年こそはという思いが例年以上にあります。
ーー早慶戦は自分にとってどういう舞台ですか
瀧澤 憧れです。1年の頃から来年こそ出たいと思っていましたながらも最後の早慶戦になってしまいました。僕の地元が北海道で、普段親に試合を見せることができないのですが、早慶戦には来てくれるということなので、自分のプレーで恩返しができる場でもあると思うので今年こそは早慶戦でプレーしている姿を親に観せたいなという思いがあります。
森田 思ってたことを全部言われたって感じです笑自分も熊本から来ていて、一回だけ母が熊本から来た試合があるんですけど、その試合の出場時間が今年で一番短かったんです。瀧澤選手が言ったとおり、家族がみんな来るので、スタメンで活躍したいなっていう思いや早稲田といえば早慶戦というところはあると思うので、ここに来たからには出たいななという思いがあります。
増田 自分も言われちゃったんですけど、みんな二人が言ってくれたようなことを思っていると思います。僕は去年、家族はもちろんですけど、中学校の頃の先生とかも会場に呼んでしまいました。家族とか先生がいる方の席案内はしたくないなって思って避けていたんですけど、今年は憧れの舞台なのでしっかりもう一回先生も呼んで胸を張ってプレーしたいです。
ーー早慶戦に出た時に注目してもらいたいプレーとかはありますか
瀧澤 僕はスピードです。4年間、そこを磨いてきたというところもあるので注目してほしいです。特に増田選手からの裏へのボールは注目してほしいです。
森田 僕はボールを持った時は見て欲しいポイントで、攻撃で違いを作るところとかゴール、アシストなどに注目して欲しいです。
増田 自分はビルドアップと対人プレーに注目して欲しいです。ビルドアップに関しては自分のパスから攻撃のスイッチを入れることができればと思っています。対人に関しては、守備での一対一のところは自信があるので相手のいい選手達とバチバチやってる姿を見てほしいです。
ーー早慶戦の見どころや注目選手を教えて欲しいです
瀧澤 本保選手です。自分は本保選手と4年間、同部屋で過ごして、今年1年間怪我で試合に出れなくて苦しんでいるところとか、去年主力として活躍していた姿とか見てきました。彼の4年間で培った力を発揮してくれると思うので、期待してほしいです。
森田 誰というよりも、4年生みんなに注目してほしくて、4年で迎える早慶戦は、他の学年よりも強い思いがあると思っています。最後、ここにかけたいと思っている選手も多くいると思っています。だからこそ、試合に出た時とかベンチにいる時にいつもとの違いが出ると思うので、4年生に注目してほしいです。
増田 自分は森田選手に注目してほしいです。さつきも言ったんですけど、去年二人一緒に外れてました。また、二人とも同じスポーツ推薦で入ったんですけど1、2、3年となかなか思い描くようなシーズンは過ごせなかったので、苦しい時期も共有してきた仲なので、今年こそは二人でという思いが強いです。
ーー最後に早慶戦とこれから始まる後期リーグ戦に関しての意気込みを教えて欲しいです
瀧澤 早慶戦も、リーグ戦も試合に出て、4年間の力を全て出し切って活躍できるように頑張ります!
森田 二部優勝と早慶戦で勝つというとこは、マストだと思ってます。個人としては、この4年間で培ったものが発揮しきれているかと言われたらそうは言えないので、後期で4年間積み上げてきたものを全て出せればなって思ってます。
増田 まずは、目の前の早慶戦勝つっていうところも、二部で絶対に優勝して、一部に昇格して後輩にいい舞台を残せるようにチームのために戦いたいと思います。
♦瀧澤暖(たきざわ・だん) 写真左
2003年(平15)9月2日生まれ。173センチ。北海道コンサドーレ札幌U18出身。スポーツ科学部4年。チーム随一の足の速さの持ち主。スピードをいかした、ドリブルや裏への抜け出しでコールを狙う。
♦森田大智(もりた・だいち) 写真右
2003年(平15)6月18日生まれ。170センチ。熊本・大津高校出身。スポーツ科学部4年。ア式のテクニシャンといえばこの人。巧みな足技を武器に相手を翻弄。ゴールやアシスト量産に期待が高まります。
♦増田健昇(ますだ・けんしょう) 写真中央
2003(平15)9月22日生まれ。182センチ。横浜FCユース出身。スポーツ科学部4年。対人能力に秀でたセンターバック。磨いてきた、守備能力でア式の守備を支える。