第4回に登場するのは、副将を務めるRB安藤慶太郎(社4=東京・早大学院)とOL柳嶋将歩(政経4=東京・早大学院)。昨年からチームの主力として活躍するお二人に、日本一へかける思いや今シーズンの抱負を語ってもらった。
※この取材は、4月22日に行われたものです。
ーーお互いの紹介をお願いします
安藤慶 柳嶋将歩くんは、早大学院出身で4年生です。政治経済学部で、OLのポジションをやっています。僕と同じ副将で、すごく頭の回転が早かったり、言語化の能力が高かったりとハイスペックです。かなりこのチームが始まってから、リーダーシップを発揮してくれている1人かなと思います。
柳嶋 安藤慶太郎くんは、社会科学部でRBです。スーパースターで今年の日本一は彼にかかっているかなと思っています。同じ副将でやっていて細かいところに気が使えて、特に下級性とか、あとモラル面とかについてもしっかり言えて。自分に対してかなりストイックで、ウェートレーニングとか練習とかも自分がどれだけ活躍してもさらに活躍できるように自分自身すごい追い込んでるなというのがいちばんの彼のイメージですね。
ーー柳嶋選手は高校で野球をしていましたが、アメフトを始めたきっかけはありますか
柳嶋 高校の夏まで野球をやって、引退した後に高校でアメフト部に半年間だけ入りました。同じクラスに今ディフェンスリーダーをしている安藤龍生くん(法4=東京・早大学院)が早大学院の主将で、アメフト部の顧問の先生に誘っていただいて、ちょっとやってみようかなと入ったのがきっかけです。そこで野球にはない、本当のチームスポーツみたいなところに触れて、面白いなと思って。最後の試合でめちゃくちゃに負けて、負けた時に大学でも絶対やろうと思いました。見返すためにもう一度やりたいなと思って大学でも続けています。
ーー安藤選手が思うアメフトの魅力を教えてください
安藤慶 役割分担がすごく徹底されているスポーツなので、誰か1人が上手くても勝てないというので、柳嶋も言ったように、本当に真のチームスポーツというところが魅力かなと思います。
ーー昨シーズンについて伺います。昨年の関東大学秋季リーグ戦2位、全日本大学アメリカンフットボール選手権(全日本大学選手権)ベスト4という結果を振り返っていかがですか
柳嶋 一番はやはりベスト4で終わってしまったというのは悔しくて。最後に甲子園行ったのは自分たちが1年生の頃で、そこでも結局勝てなかったですし、やはり日本一になれなかったことがまず悔しかったなというのは、昨シーズンの1つの答えです。ただ印象的だったのは、本当に昨年のチームはすごい雰囲気が良かったんです。それはやはり昨年の4年生が偉大だったなというのがあって。象徴的なこととしては、夏合宿が本当にしんどいんですが、4年生が宿舎でもグラウンドでもめちゃくちゃ盛り上げたり、笑いを起こしてくれたりとかして、めちゃくちゃきつかったんですけど、それ以上に楽しかったという思い出があります。こんなに夏合宿が楽しいと思えるんだと思えて、本当に4年生が引っ張ってくれて、明るい雰囲気を作ってくれたなという印象の代でしたね。
安藤慶 僕も先輩が作ったチームの雰囲気はすごく良くて、きつい場面とかもすごく前向きな感情で取り組めたなという風に思います。昨年までの3年間やってきた中で、いちばん日本一になれるなという自信を持って取り組めたチームだったと思います。僕たちが1年生で甲子園ボウルに行った時も、スター選手はいっぱいいたんですが、なんか勝てない、なんかもう一押し勝てないなというような気持ちで、圧倒的自信はなかったんですけど、昨年は「マジ勝てる」という確信があった中でのベスト4だったので、すごく悔しかったですね。そしてずっと3年間課題だなと思うのは、強い関西と比べると、やはり層が薄くて、スタメンのレベルでいうとかなり高いんですけど、まだまだ下級生まで層が厚くできてないというところがずっと早稲田の課題かなという風に感じています。
ーー個人の成績・パフォーマンスについてはいかがですか
安藤慶 個人の成績としては、多分全国の選手を見てもかなりトップレベルの成績は残したかなっていう風に思っています。ただ、自分が目指した1000ヤードという数字があったんですけど、最終的にそれを達成はできなかったので、自分の中であまり満足できなかった1年間だなと思います。エースというポジションでチームに貢献するという意味では、毎試合得点できたり、決めるべきところで決めたりというところは評価に値するポイントだったかなと思っています。僕の成績があるのはOLとか他のポジションのおかげなので、他のみんなの頑張りをしっかり結果につなげられたのは良かったかなと思います。
柳嶋 自分は、シーズンの前半4試合ぐらいまではスタメンで出させてもらっていましたが、5試合目ぐらいで先輩にスタメンを取られてしまうかたちになって。そこは自分自身悔しいなと思いながら、ただその先輩がFBに入ることもあったので、そのタイミングで出るという感じで、試合には出場しながらも、個人的には悔しかったなという部分がありました。自分のポジションは成績が数字では残らないポジションなので、具体的な数字はないんですけど、印象的だった試合は、最後の立命大戦で自分もちょっと出て、当たった時に衝撃を受けたというか、こんなにも違うんだって。もちろんその前の関大さんもすごい強いチームで、その前の法大にも負けてしまったんですけど、そこでは感じなかった1対1での衝撃があったので、そこは昨シーズン一番印象に残ってるかなと思います。
ーー成績が数字では残らないOLですが、モチベーションはどのようなものですか
柳嶋 本当に彼(安藤慶)がTDを取ってくれるのがモチベーションです。本当に僕らが相手をいくら押そうが、例えばQBをいくら守ろうが数字には残らなくて。ただ、投げる、蹴る、走るという派手なポジションの人が輝いてくれて、その裏には俺たちがあるんだぞという風に思うこととか、TD取った時に「ナイスOL」といわれることがやりがいになっているかなという感じです。
「とにかくやりきった先に日本一がある」(柳嶋)
質問に答える柳嶋
ーー副将に就任した経緯について教えてください
柳嶋 自分は1年生の時から学年幹部を3年生までやっていて、4年生でも幹部をやりたいなと思っていました。ただ、主将の功能誠也(教4=東京・西)と安藤龍生には、人格とか人間性的に僕は勝てないと思っていたので、彼らのサポートや運営の効率化、あとは下級生と立場が近いところでやっていきたいなと思ったので、副将がいいかなと思って立候補しました。厳しい話し合いの中でだったので、色々な指摘をいただきながら、副将になった感じです。ミーティングでは、本当に自分自身見つめ直さなければいけないなと思ったり、逆にこういうところに期待してくれているんだなみたいなところもあったりしたので、そこが今の副将になってからの自分のやるべきことにつながっているかなと思います。
安藤慶 僕が副将になったのは、功能という圧倒的リーダーが僕たちの中にはいたので、功能主将にして自分がサポートするという立場が一番自分の中でチームにとっても貢献できるなという風に思っていたのでまず副将に就きました。あとは、下級生の頃から試合に出ていたこともあって、分かりやすく実力で引っ張るというのは、一つのリーダーシップかなという風に自分も思っていました。そして自分のストイックな性格というか、何事も突き詰めるというのは、結構下級生にとってもチームにとっても良い影響を与えられるかなという風に思ったので、先頭に立ってそれをしっかりみんなに波及していくような役割が副将には必要かなと思ったので副将になりました。
ーー副将として、チーム内ではどのようなところを期待されていると思いますか
柳嶋 高岡GM(高岡勝ゼネラルマネージャー、平4人卒=静岡聖光学院)から委員長の名前を付けていただきました。自分は「運営最善化委員長」で、下級生のチャンスを創出するためとか、スタッフ、選手の働きを最大限生かすとか、最大化するためにチームの運営を最善、効率化していくというところにフォーカスしています。例えば、練習でエラーが起きているせいで止まってしまって、この時間削ったら下級生に1プレーさせてあげられるのではというところを改善するというようなことです。そこの背景には自己紹介で(安藤慶に)言ってもらった頭の回転というところに期待してくれているのかなと思います。
安藤慶 僕は委員長で言うと「ハイスタンダード委員長」という、ちょっと痛めな名前を掲げてるんですけど(笑)。僕の役割としては、スタンダードという1個の基準、認識の当たり前みたいな部分をチーム全体でそろえていくという役割があります。例えば練習内ですと、ここまで走り切るとなった時に、その1歩手前で抜いていないとか、駆け抜けてから抜くみたいな、その1歩の差かもしれないですけど、それが積み重なって、きつい時に1歩踏ん張れるかみたいなところにつながってくると思っています。本当に細かいところなんですけど、そこの認識をなるべく高いものにしてそろえていくというのが僕の役割です。
ーー功能主将についてはどのような印象を持っていますか
柳嶋 BIG BEARSの擬人化というか、彼自身がBIG BEARSなんですよ。何が言いたいかというと、モラル面や練習に対する姿勢、下級生、同級生に対する姿勢とか、一番自分が近くで一緒に学年幹部やって彼を見てきたんですけど、本当に隙がないというか、自分に対してちゃんと厳しくやれるというところが、本当にこんな人間見たことないなと思っていました。ただ、実は鉄道オタクで、2日間オフがあったら在来線で東京から下関まで行って、乗ったり、撮ったりしていて。撮り鉄の中で一番モラルがあるらしいです(笑)。
安藤慶 功能は人格者で、本当に仲間思いですし、自分に対してストイックで、僕にとってもすごく良いお手本だなと思っています。人思いなところが下級生に対しても同期に対しても、すごく満遍なく愛が伝わっているというので、彼のおかげで今かなりチームの雰囲気とかも上下関係とかもすごく良いなと思うので、そういった部分にカリスマ性を感じます。
ーー仲間思いというのはどのようなシーンから伝わってきますか
安藤慶 功能に関してはとにかく性格が明るいので、練習中も練習会の時とかも、色々な後輩に壁を作らず、色々な話をしています。あとは「鉄オタ」というキャラが彼の良さを引き立てているような気もするので、ユーモアのある一面からも伝わってきます。
ーー4年生はどのような代ですか
柳嶋 4年生は、個人の色がすごくはっきり出る代だなと思っています。チームに4つの軸があるのですが、フットボールの中での軸で、とにかく個性を爆発させる、個性を生かすみたいなところにすごく重きを置いていて、そこは自分たちの学年の色なのかなと思います。また、今年ヘッドコーチに荒木さん(荒木延祥ヘッドコーチ、平10スポ卒=大阪・高槻)が入ったところが正直かなり大きいなと思っていて。そこで本当にチームの雰囲気だったりとか、高岡さんがやってくださったモラル面などももちろん残った上で、フットボール面で大きく変わって自分自身もその辺に必死にやっていくということもありますし、そこをとにかくやりきった先に日本一があると思ってやっているので、今年頑張っていくことなのかなという風に思っています。
ーー個性豊かだからこその難しさはありましたか
柳嶋 対立などもありましたが、そこが4年生の最大の意味というか、個性があるからこそ議論で止まることがないというか。一番良くないのは、議論や会話の中で、何も話がなくて止まってしまうことだと思っています。その中で、対立はめちゃくちゃするんですけど、誰かしらがしっかりと意見があって、話し合って良いところ見つけていくことができる学年だと思うので、4年生ミーティングを経て、すごく腹を割って話したのかなと思います。
安藤慶 柳嶋が言った通りです(笑)。他の学年と比較して良いなと思うのは、意見が出るところですね。ミーティングとかで発言している人が偏ったり、意見が全然出なかったりみたいなことが他の学年の話を聞いていてありますが、僕たちの学年に関しては意見が出すぎて結構話し合いが白熱して時間が伸びるみたいなこともあったりするので、そういった意味では自分の意見をしっかりと持っていて、それを発信できる人が多いのはすごく良いことだと思います。一方で裏を返せば、発言だけして行動まで起こす部分がまだちょっと足りないかなと思うので、これから秋に向けてしっかりそういうところができていければ、もっと良い学年になりそうだなと思います。
ーー現在のチームの強みはどのようなところですか
安藤慶 一体感が強いかなと思っています。今年に関しては、僕たち自身もすごく一体感があるように感じていますし、下級生と個人面談をしても「チームの一体感があってついていきやすい、ついてきている実感がある」というような意見が多かったのはすごく良いかなと思います。ただ、その一体感が、僕の役割であったスタンダードの部分で言うと、まだ低いスタンダードである点が良くない点なのですが、どんどん良くなっていければ、みんなで一緒に上がっていけるというのがビジョンとしてあるのですごく楽しみです。
ーーリーグ戦を通して、オフシーズンで強化したことはありますか
柳嶋 チーム全体の取り組みで、自分が今4年間いる中でおそらく一番フィジカルに対してフォーカスしてやれた年かなと思っています。荒木さんとのチームミーティングなどで何回も見ている三角形のピラミッドの図があって、そこの一番下にフィジカルがあって、その上にファンダメンタル、トップにフットボールというのが積み重なっているという話をされるんですけど、要はもうフィジカルがないと上はないという話をよくされています。今までは、フィジカルがない中でどう戦うかみたいな発想で結構やることが多くて、だからこそ作戦を凝って頭を使うというスタンスでやっていましたが、それも良いところだと思うんですけど、それを残しつつも、やはりフィジカルがしっかりしていないとということを、立命大戦で痛いほど分からされて、結局フィジカルで押されたら、結局勝てないということを知ったので、そこのフィジカルの部分を、本当に意識して取り組んでいます。竹内さん(竹内大輔S&Cコーチ、平29スポ卒)がフィジカルのメニューや意識の高さみたいなことを自分たちに発信してくれて、僕らもそれを下級生に伝えてというところで、フィジカルに対しての意識というのは本当に高くなっていて、オフシーズンにしっかりとやれたのかなと思います。
「世間にどちらが強いのかはっきり伝えたい」(安藤慶)
質問に答える安藤慶
ーー早慶戦への意気込みをお願いします
安藤慶 慶大さんは、負けられないライバルだと世間ではなっているので、個人的には、あまり早慶戦ということに意識はしていませんが、1年間通して一番観客の方が来てくださるので、日頃の感謝を家族、OB、友人、そしてサイドにいる仲間たちのために伝えたいです。そのためにも勝って必ず日本一につながる試合ができたらなと思っています。
柳嶋 絶対に負けられないなと。僕は愛校心が強いので。絶対に負けちゃいけないなと思ってやっているので、そこは絶対勝たないといけませんし、慶太郎が言ったように観客の人も集まってくれて、アメフトを知ってもらう、楽しんでもらうためにも盛り上げないといけない、そのためには絶対早稲田が勝たないといけないと自分自身思っています。日本一につながる試合にしたいと思っているので、絶対に負けたくないです。
ーーその後、関西2校との対戦が続きますが、意識している大学はありますか
安藤慶 やはり立命館大学で、昨年一番悔しい大会で、僕たちが日本一を達成できなかった相手ですので、そこに対して秋に勝つのではなく、この春の時点から勝ちたいです。西高東低と言われてきた中で、昨年少しはそれを崩せましたが、優勝は立命館大学というところで、まだ崩しきれてはいないので、この春の段階からしっかり勝って、世間にどちらが強いのかはっきり伝えたいと思います。
柳嶋 やはり自分も立命館大学です。昨年自分たちの弱さというのを体で感じさせられたというところで、そこは絶対返さないといけないなと思います。昨年自分たちが日本一を目指せると確信したのは、昨年の関大戦の引き分けで、春の時点で関西と戦えるんだと思えたところが、自分たちの視座が高くなっていった大きな要因だと思っています。今年は、関西2校ありますが、ここに対して勝つというところまで持っていけないと、日本一というのは見えてこないと思うので、2校対してしっかり勝ち切るというのがこの春一番の目標かなという風に思います。
ーーチームメートで期待している選手はいますか
安藤慶 僕は後輩でいくと大谷(優輝、政経3=東京・早大学院)と長内(一航、文構3=東京・早実)の2人はRBの後輩で期待しています。本当にこの2人は、他の後輩と比べ物にならないぐらい学習意欲が高いというか、僕にたくさん質問にも来ますし、学びの姿勢というのがとにかく強いので、それに自分も応えたいという気持ちもあります。期待も大きいので、けがせずこのシーズン一緒に戦っていきたいなと思います。
柳嶋 まず後輩からOD1人ずつ挙げると、1人目はオフェンスの風間(耕一、基幹3=東京・早大学院)です。自分と同じポジションで一緒の寮住んでいて、僕が本当に大好きなんです。本当によく寮の中で一緒に遊びますし、最近アメフトの技術が本当に上がってきていて。フィジカル面も本当に彼自身がすごい努力して上がってきているというのがあって、成長を本当に一番近くで感じる選手なので、彼に今年一番期待したいなと思います。ディフェンスの選手で言うと、LBの江森くん(壮汰、商3=東京・早実)に期待しています。昨年LBは、層が厚いポジションで、下級生にとってはなかなかチャンスがない中で、今年すごく活躍の兆しが見えていて、練習の中でも良いプレーが見られて、最近目立っている選手なので、このまま乗りに乗ってスタメンを勝ち取りにいくことを彼には期待したいと思います。同級生ではちょっと言いたくないんですが、WRの松野雄太朗(社4=東京・早大学院)です。(笑)彼とはもう高校から3年間、高2、高3同じクラスで、大学でも同じで歴が長いんですが、やはりプレーに花があって、彼のキャッチがチームの流れを変えると思っているので、彼には相当期待していますし、頑張ってもらわないと困るなと思っています。
ーー個人としての目標を教えてください
安藤慶 完璧主義者の部分があるので、1試合を通して良い結果を残しても、1プレーでも良くないプレーがあると満足できないことがあります。春は3試合しかないので、しっかり3試合ともパーフェクトゲームみたいな、僕だけではなくて、出たRB全員が満足いく結果というのは目標にしたいなと思います。
柳嶋 自分は春シーズンで2点目標を掲げています。ひとつは、関西相手に1対1で勝ち切るというところで、1対1でどれだけオフェンスラインが勝てるかということが、彼(安藤慶)が走れるかどうかにも直結してくるので、必ず関西のディフェンスライン相手に1対1で勝ち切りたいと思います。もうひとつは自分のことだけではなくて、OLや縦ユニットに対して、きつくなってくる場面に声かけなどを副将としてやるべきだなと思っています。この2点が春シーズンの自分の中での目標です。
ーーラストイヤーの意気込みをお願いします
安藤慶 3戦3勝というところで、関西の方が試合数が多いので昨年の関大戦のように、関東のチームが関西に勝つという部分をOBやいつも応援してくださっている皆さんにお見せするのと同時に、自分たちが勝って自信につなげることを春の段階でしておきたいので、3戦3勝で春シーズンを終えたいと思います。
柳嶋 春シーズンは3戦3勝で日本一を目指せるという確信を得ることが目標だと思います。早慶戦ももちろん勝って、関西2校に対してしっかり勝ち切る、そこで日本一を目指せることを確信したいです。
ーーありがとうございました!
(取材、編集 大村谷芳、植村皓大)
◆ 安藤慶太郎(あんどう・けいたろう)
東京・早大学院高出身。169センチ。74キロ。社会科学部4年。昨年の勢いそのまま、ラストイヤーも全身全霊でフィールドを駆け抜けます!
◆柳嶋将歩(やなぎしま・しょうほ)
東京・早大学院高出身。180センチ。98キロ。政治経済学部4年。OL。悲願の日本一達成のため、苦しい場面で柳島選手がチームを鼓舞する姿に注目です!