【連載】新体制特集『EXCITE』第2回 LB 功能誠也主将  

特集中面

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第2回に登場するのは、今年早大BIG BEARSの主将を務めるLB功能誠也主将(教4=東京・西)。惜しくも日本一を逃した昨シーズンの悔しさや主将として臨む今年度の覚悟を伺った。

※この取材は、4月16日に行われたものです。

ーー高校生になったタイミングでアメフトを始めたきっかけを教えてください

 父親がアメフトをやっていたのもあって、僕は都立西高校出身なんですけど、自分の父親も都立西高出身で。そこでアメフトをしていたこともあって、父からのアメフトの昔の話を聞いたりしていたことでアメフト愛がありました。高校の試合を見に行ったりはしていたので、高校入ったタイミングで始めようと思って始めました。

ーー大学入学してBIG BEARSに入った当時の印象を教えてください

 最初の印象は、やはり日本一にすごく近い、強い部活という印象がありました。元々早稲田に来たのも、都立西高の時のコーチの人が、都立西高から早稲田に進学してBIG BEARSで活躍されて、都立西高に戻ってきてコーチでやっていた方だったので、高校の時から早稲田のフットボールを、ある程度教えてもらっていました。基礎に忠実なところとか、日本一を目指すチーム作りみたいな話を聞いたり、勉強したりしていたので、入っても変わらず自分が思った通りの良いチームだなという印象を改めて受けました。

ーー加入して印象と変わった部分はありましたか

 大学の体育会は結構ゴリゴリなイメージがあったので、僕自身結構そっち(体育会)のタイプなんですけど、ついていけるかなと思ったこともありました。ですが蓋を開けてみるとすごく大人のチームだなと思いました。もちろん規律とかは結構厳しくて、しっかりしているのもありますけど、みんなで考えてアメフトのチームを作るところとか、そういう意味では学生が結構こういう風にしたいとか、こういうフットボールで勝ちたいというのが結構強かったので、学生がすごく考える作業があって面白いなと思いましたし、そこはすごくいいところかなと思います。

ーーポジションの推移を教えてください

 元々LBをやっていて、昨年はいる人の関係でDBを1年間やっていました。

ーーLBの魅力を教えてください

 魅力はディフェンス全体を支持するのがLBの仕事なので、自分が相手の体勢を見て、ここを狙ってくるだろうか、こういうオフェンスをしてくるだろうなという時に、それをぱっとディフェンス全体に対して指示としてこう出してほしいとか、ここをケアしてほしい、こうすれば止まるというのを、すぐ自分で頭で考えてそれがすぐプレーに出せるのがLBの魅力なのかなと思っています。

ーー昨季のチームを振り返っていかがでしたか

 僕は昨年副将としてチームに関わってきたのでその観点で見ると一番強い印象は、「ここまでして勝てないか(全日本大学選手権 準決勝・立命大戦)」というのがあります。昨年の4年生が戦力として強かったのもありますし、僕らとしても4年生に引っ張られすぎず、どうやって下級生と上級生を一つにつなげて、一体となるチームを作るかを考えて取り組んできて、それが結果として見えてきたところだったので、正直立命大に負けた時は、「いや、これには勝てないか」というのが正直なところでした。でも昨年1年間チームでやっていて、一体感とか、みんながこのチームが好きで勝ちたいと思えるすごく良いチームだったかなと思うので、そこは僕の中でもすごくやりがいがありましたし、副将として関われた事がとすごく良い時間だったなと思っています。

ーー昨季の自身のプレーを振り返っていかがでしたか

 去年は幹部という立場ではありましたけど、プレイヤーとしてはなかなか自分の力を出せなかったなというのはありますね。実力不足で1本目で試合に出ることはできず、リザーブのような形でキッキングのメンバーに入ったりしていました。そういう意味では、昨年のシーズン頭に掲げた自分にしかできないプレーして活躍するというところは全くできなかったなというのはあります。ただ昨年DBを1年間やって、理解度とか、フットボールIQみたいなものはすごく学べましたし、DBはレシーバーと1対1になることが多いので、そこに対してのこだわりはLBであった時以上に感じながらプレーできたので、そういう面を含めたら、今振り返ったら良い経験をできたなと思っています。

ーー今季はLBで

 はい、そうですね。今年はLBに戻ってやりたいなと思っています。LBは結構フィールドの真ん中にいるんですけど、DBは左右に散ってレシーバーと1対1になったりするので、それぞれポジションの特性とか色々考えて、やっぱり自分が中にいて、プレーを色々出したりとか動きをする方が思いきり動けるというのは、自分の中であったので相談して決めました。

ーー昨年の副将としてのご自身を振り返って

 副将としての役割でいうと、下級生の副将として上級生と下級生の一体感を作ろうというのが自分のミッションというか役割だったのかなと思っています。その中で、今までなかった学年とかポジションとか、選手、スタッフ一緒にグループワークみたいなものを作って、今チームはどういう状態だと思いますかとか、こういうところが今足りてないから、練習からこういう風にしていきましょうねというのを話す機会を新しく作ったりして、チームの雰囲気、一体感を作ろうとしていました。秋シーズンであれば、特に4年生は勝ちたいという思いが強くなってくるので、その思いにどうやって自分は貢献できるんですかみたいなところを上級生下級生関係なくみんなで考えるというところをメインにリードしてました。そういう点でいくと、グループワークみたいなのは、今年も少し形は変えましたけど残っていますし、学年関係なくチームで話すとか、相互理解みたいな文化は少しずつできたかなと思うので、昨年の自分に課せられた副将の役割というところでいくと、ある程度手応えがあったなと思っています。

「自分の全てかけて戦いたい」

チームメートを称える功能主将(写真左)

ーー主将に就任した経緯を教えてください

 正直な話をすると、昨年は副将という立場でチームの前に立たせてもらいながらも、プレイヤーとして活躍できなかった事がしんどかったので(主将になるか)悩んだというか、もう副将やっている時は来年のこと考えていられないなと思っていて。立命大に負けた後に、昨年の先輩の方から功能が副将で良かったということを言ってもらった時に、その言葉に勝るものはないなと思いました。自分がやってきたことをそうやって4年生に認めてもらえて一緒に仲間として思ってもらえてたっていうのはすごくありがたかったので、今年は昨年の4年生が達成できなかった目標とか、成し遂げられたことをもう一度達成するために、今年1年間チームのリーダーとして自分の全てかけて戦いたいなという思いが徐々に出てきたことが主将に立候補することを決めた理由です。

ーー前主将の小林亮生(令7先理卒)さんはどのような人でしたか

 ほんとに良くしてもらっていましたね。すごく温かい人なので、色々苦労している時とか、できないことがあっても、励ましてくれていたのでありがたかったですね。自分が主将に立候補するという時に、功能がやってきたことは間違っていないから、自信持ってチームに意見していけということは伝えてもらっていたので、その言葉はだいぶ後押しになったかなという風に思っています。

ーーこのオフシーズンにチームとして強化した部分を教えてください

 チームとして強化した部分だとフィジカル面は間違いなく僕がいる4年間で一番やったかなと思います。今年からヘッドコーチが荒木(延祥ヘッドコーチ、平10スポ卒=大阪・高槻)さんに変わったのもあるんですけど。チームの作り方的にまず丈夫な体があって、その上に基礎があって、その上にフットボールのスキルとかがあって、その後に頭の部分になるという、ピラミッドみたいなのをチームの中でも浸透させてやっていたので、本当にそこの土台の部分である体の部分をとにかく鍛えるというのがチーム全体としてありました。上級生はもちろん下級生もすごく頑張ってくれていたので、それもあって伸びてきたのかなという手応えがあります。

ーーチームを引っ張っていく上で心がけていることを教えてください

 主将は僕の中では王様ではなくリーダーであるべきだと考えています。そのリーダーとは何かというのは、これをやれとかあれをやれと言うのではなくて、みんながこれをやろうとか、ここ頑張ってみようというのを感じられるきっかけを作れる人間であるというのが主将の一番の役割かなと僕は思ってるので、そこのきっかけ作りは結構こだわっています。今年1年間、自発性と全員で成長するという、2点を4年生で決めてチーム作りを始めたので、下級生が自分からうまくなりたいとか、一人じゃなくてみんなで成長しようというのを、どうやってみんなが思えるきっかけを作るかという部分は、すごくこだわって策を練りながらもそうですし、普段から発する言葉も意識しています。副将との違いという点でいくと、明らかに決断の重みや、決定権を持つ範囲がすごく広がったなと思っています。昨年はチームの一体感を作るところに自分の役割があったので、そこをある程度決めたりとかはやっていましたけど、やはり主将になったら全部見渡して、今のチームの状況に応じて、いろんな意見が出て、その中でどこの方向性を持っていくかとか、どういう決断をしてみたいな部分は結構も重みがあるかなと思うので、そこはぶれないようにやってるかなという感じです。

ーー理想の主将像を教えてください

 間違いなくきっかけ作りのリーダーというのが一言であるかなと思ってます。心がけている部分もそうなんですけど、僕が強く意識してるのは、トップではあるんですけどとにかく垣根を低く敷居を低くと言う部分です。もう上級生は下級生も関係なく、シャワーも一緒に浴びますし、遊びに行くとか、飯を食べに行くとかもそうですけど、常に自分が思ってることを言いやすい、選手スタッフが関係なく言ってくれるような、リーダーになれるように意識もしていますし、その意識は忘れずに考えてるとこではあります。あとは、結構感情を表に出すタイプなんですけど、試合中とかは熱い気持ちはありながら、なるべく落ち着いているようにはしてます。特にうまくいかない時とかは、感情的にフラットな状態で、次どうしようとかもっとこうしようというのを、常に自分から発信できるように意識しているので、この2つはリーダーとして意識をしています。

ーー今年も副将は4人いますが、それぞれの方の特徴を教えてください

 1人目はRBの安藤慶太郎(社4=東京・早大学院)です。彼はアメフト界では言わずと知れたエースRBで、あいつが点を取って勝つというのが、僕の今年思い描いてるチームの勝ち方でもありますし、やはりこいつだったらどうにかしてくれるだろうという思いはいつでも持っているので、プレーに関しては本当に信用しきっていますし、本当に尊敬してる部分ではあります。副将としての役割みたいなところでいくと、今年はフットボールのレベルを上げようというのをチームでやっているので、フットボールの基礎の基礎みたいなところをチームとしてどう詰めていくかというのが慶太郎の一番の役割かなと思っています。2人目はDLの伊藤寛太郎(商4=東京・成蹊)です。プレイヤーとしてもうまくいかない時期もありましたけど、1年生の時から期待されてるプレイヤーですし、同じディフェンスとしてもプレイヤーとしてもすごく信頼しているメンバーです。彼の役割は、「お節介ママ」と自分で言ってますけど、例えば倉庫とかグラウンドの清掃とか、あとはけがしている選手を、どうやって一緒にチームとしてやっていくかみたいなところを考えるというのが彼の大きな役割なので、お節介というか色々なところに自由に手を出して、チームを一つにしていくというのは寛太郎の大きな役割かなと思います。3人目のLB原康介(法4=東京・早大学院)は、プレイヤーとしていうと同じLBとしてずっと一緒にやってきましたし、もうお互いに知り尽くしているなと思っています。プレイヤーとしてもオール関東2年連続選出ですし、チームとしても彼がいれば大丈夫だと僕は思ってるのでそこはもう信用してます。役割みたいな点でいくと、ODK(Offense,Defence,Kicker)をつなげるというのが彼の一番の役割なので、オフェンスがこういう課題があって、ディフェンスにはこういう課題があって、キッカーにもこういう課題があって、それを一つにまとめて、ようやくチームなのでそこの横のつながりみたいなのものを作るのが彼の役割なのかなと思っています。最後にOLの柳嶋将歩(政経4=東京・早大学院)ですけど、彼は頭のいい人間なので、練習のより良い運営とか、例えば出欠の連絡が今まで結構複雑だったんですけど、それをシンプルにしてより使いやすくしたらどうするかとか、そういう運営面の改善リーダーみたいなのを担ってもらっていて、そこは彼の知恵の見せどころですし、うまく機能してるかなと思います。

ーー今季のチームスローガンを教えてください

 チームとしては日本一を目標として掲げていて、そのために今年は「熱狂」という2文字をチームスローガンにしました。これの意味としては大きく2つあるんですけど、1つは自分たちが熱いプレーをするとか、熱意を持ってフットボールとかチームの活動に取り組むというところで、単なる熱意だけではなくて、本当に狂うぐらいそれぞれの想いを出したり、取り組みをしようというのがあったのと、あともう一つは、僕らも熱狂しますけど、見てる人とか、応援してくだっさている人とか、関わってくれる全員を熱狂させるようなプレーをしようというのがあります。昨年の関大戦(全日本大学選手権準々決勝)とかはそういう試合だったのかなと思いますし、自分たちにとってはこういう試合ができてよかったなと思う瞬間でした。今年もそういう試合や取り組みをして、人々を熱狂させたいという思いがあって、この言葉を選びました。

ーー新入生も入ってきて新体制となりましたが、ここまでを振り返っていかがですか

 この冬は結構ウエイトに取り組んだりとか、フィールドトレーニングですごくしっかり走ったりとか、自分の体の動きを良くしたりというのをすごく注力して取り組んできました。グラウンドレベルで全員が熱意を持って、盛り上げてやってこれたので、そこはすごくいい流れでここまで来ているかなと思っています。4月からアメフトの練習が本格的に始まりましたけど、まだまだここまで継続してきた熱意とかを、フットボールの動きや技術につなげきれてない部分が今の課題かなと思っています。アメフト未経験の子とか、経験が少ないメンバーがすごく多いので、そういう中でどうやって試合に勝つか、どうやったらみんなでうまくなれるかを今は色々模索しながらやっています。

ーー今年のチームの特徴を教えてください

 今年のチームの強みは大きく2つあるかなと思っています。一つは全員で成長できる環境があるかなと思っていて、昨年のチームは強かったですけど試合経験のある4年生が引っ張ってという感じだったので、3年生とかは実力的にまだまだで実力差がはっきりしていました。今年は実力者がそこまで多くない分、全員にチャンスがあるので学年関係なく全員が試合に出て活躍することをモチベーションに頑張れるというのは、昨年のなかったチームの雰囲気かなと思います。練習の面でいくとテンポ感を意識していて、今までは練習の中でのレストが長かったりとか、意外と練習の中でキリッとしてる時間が短かったりという部分もあったので、そこは内容を切り詰めてより試合に近い状況で練習することで良いフットボールにつながるというのってやっているので、そのテンポ感だったり、雰囲気の締まり方は良いところじゃないかなと思っています。

ーー今一番課題にしている部分を教えてください

 先ほども少し触れましたけど、競技に対しての経験値が少ないところですね。ウエイトとか頑張ってる選手がたくさんいるので、それをどうやってフットボールの動きにつなげるかとか、ファンダメンタルの部分もそうですけど、頭とかIQの部分でもどう上げていくかは間違いなく課題かなと思っています。まだまだ試合を全然詰めてる状況ではないので、自分たちがどこにあるかは正直わからないですけど、周りと比較するのではなくて、あくまで自分たちのレベルを上げてきた先に良い結果があると思うので、フットボールの中での人の動きと、頭の部分を鍛えるのが課題です。

「自分にしか出せないプレーを」

質問に応える功能主将

ーー29日には早慶戦が控えています

 僕らは昨年初めて早慶戦やりましたけど、こんなにお客さんが入って盛り上がる、一種のお祭りみたいな試合なので、そこには絶対勝ちたいという思いはありますし、普段の試合見に来れない方でも、早慶戦だからというので応援しに来てくれる方とか、色々な応援してくれる方が一堂に集まる機会なので、自分たちの結果とかプレーで応援への感謝を体現できる試合にできたらいいなと思います。ただ正直なことを言うと、相手が慶応だろうがどこであろうが、やることは自分たちのやってきた練習を生かすだけでそこは相手がどこだろうと変わらないので、そこはチームにも伝えてますけど、相手は関係なくちゃんとやることをやるということしかできないから、そこに集中しろと言っています。

ーーここからのプレシーズンで意識する相手はいますか

 今年のオープン戦は3試合しかないので、全試合に集中するんですけど、そこの中であげるとすれば立命館かなと思っています。昨年の全日本の準決勝で当たりましたけど、彼らが日本一のチームであることは間違いないので、それに対して自分たちがやってきたこと、どこまでこう戦えるのかとか、どこまでできるのか。もちろんできる可能性もありますから、自分たちがベストを尽くした上で、現在のフットボールのレベルを知る試合ではあるかなと思うので、チームとしても大きなポイントとしてあげています。

ーー今季期待する選手はいますか

 期待してる選手はいっぱいいるんですけど。オフェンスはこの冬の期間の取り組みとか、一緒にやってきた3年間とか考えると、3年のWR野上(拓馬、法3=東京・早大学院)とWR平山(琢生、スポ3=千葉・匝瑳)は期待してますし、この子たちが本当に報われてほしいなと思っています。ウエイトしっかりやりますし、フィールドでもしっかりファイトできる選手だし、アメフトに対して勝ちたい思いを表現する選手なので。この2人は春シーズンもそうですけど、これから1年間で一緒に成長していけたらなというのがあります。ディフェンスで言うと、じゃあそこにいるから(インタビューの近くに座っていた)LB松井(悠大、法2=大阪・早稲田摂陵)にしようかなと思います。彼はLBの後輩ですけど、ウエイト頑張ってて、摂陵でラグビーやっていて大学からアメフト始めたんですけど、わからないことをすぐ聞ける素直さもあるし、一緒にやっていて楽しいので松井くんはすごい今年1年で伸びてくれると思っています。一緒に頑張りましょう。

ーー今季のご自身の目標を教えてください

 プレイヤーという観点としては2つです。一つは間違いなく毎年言ってるんですけど、自分にしか出せないプレーをするというのがあります。早稲田で活躍するだけじゃなくて、日本一のチームを作るにあたっては、強い個がいて初めてそういうチームはできるので、自分にしかできないプレイスピードだったりとか、タックルの鋭さとかっていうのはかなりこだわってやりたいなと思っています。そこを突き詰めた先には絶対いい結果があるので自分で特に意識しています。主将という点でいくと、自分が活躍するしないよりもチームが勝つということが一番なので。そのチームが勝つために、主将として今何をしなきゃいけないかを常に頭に考えながらやり続けるのが必要かなと思っています。結構、僕は色々と自分で抱えたりとかしちゃうタイプなんですけど、副将もいますし、頼れる4年生とか後輩もたくさんいるので、どうやって周りを巻き込みながら、役割を色々判断していきながら、みんなでやっていけるかっていうのがテーマかなと思うので。プレイヤーとしてと主将としてこの2点は特に意識してやっていきたいです。

ーーチームとしての今季への意気込みをお願いします

 まずは今年歴史を変えたいというのが早稲田のアメフトにいる意味なので、間違いなく日本一になるということは決意しています。あとは、本当に色々な方に応援していただいて、多くの皆様方のご支援があって、僕らはアメフトをできているので、自分の家族もそうですけど、いろんな支援者の方の支援とか声援を、結果というかたちで本当に恩返しして、歴史を変えたいと思っています。

ーーありがとうございました!

(取材、編集 大村谷芳、和田昇也)

◆功能誠也(こうの・まさや)

東京・都立西高出身。174センチ。81キロ。教育学部4年。LB。大の鉄道好きという一面を持つ功能主将。グラウンドでは、圧倒的リーダーシップを発揮してチームを日本一に導きます!