第1回はDF木南花菜(スポ4=ちふれASエルフェン埼玉マリ)、DF佐溝愛唯(スポ1=大阪・大商学園)、MF三宅万尋(スポ1=東京・十文字)の3人。今季の振り返りと、全日本大学女子選手権(インカレ)への熱い思いを伺いました。
※この取材は11月19日に行われたものです。
「(佐溝は)チームや自分に対することをすごいしっかり考えている」(木南)
ーー他己紹介をお願いします。木南選手、1年生2人の紹介をお願いします
木南 1年生はみんな人懐っこいなと思うんですが、特に愛唯は学年関係なく普通に喋ります。だから、それは本当にすごいなと思います。私は人見知りして、上の人とかと馴染むような感じで喋れなかったので。愛唯は「この人とも喋ってるし、あの人とも喋ってる」みたいなのが多くて、そういうのはすごいなと思います。あとは責任感が強くて、私だったら1年生の時こんなこと思えないのになっということ、チームや自分に対することをすごいしっかり考えていて、大人だなって思います。
佐溝 ありがとうございます(笑)。
木南 万尋はおちゃらけてる。
一同 (笑)
木南 多分私たちが見えないところでおちゃらけてるというか、ムードメーカーみたいな感じなんだろうなと思います。1年生の中に入ったらもっとすごいんだろうなっていうことは感じます。
ーー次は佐溝選手と三宅選手に木南選手の紹介をお願いします
佐溝 花菜さんは副将というポジションではあるんですが、親しみやすいというか。伝えてくれる時はすごくしっかり言葉にして伝えてくれるし、 フレンドリーにたくさん接してくれるし、1年生にとっても花菜さんは話しかけやすい存在かなというイメージです。
三宅 花菜さんは一言で言うと良い人。すごくチームのことを思ってくれているのが伝わるし、ピッチ外でも後輩からいじられたりして優しい人だなと思います。
ーー初めて会った時はどうでしたか
木南 万尋は怖かったです。
一同 (笑)。
木南 すごくクールそうだなと思って。 今はこんな感じですが、最初は本当に喋んなかったよね。本当に「すん」みたいな感じだったんで、ちょっととっつきにくかった(笑)。愛唯は最初に早稲田に来た時に部室に自分がいて、「サッカー部だよね」って確認するみたいな感じでした。その時の思い出が強い。最初は部室だったなっていう印象が強い。
佐溝 めっちゃ思い出した。部室に入ったら「知ってるア女の人いる」と思って、自分は知ってたけど、向こうは絶対知らないなと思ったからどうしようみたいな。しかも1対1だったからめっちゃ気まずかった(笑)。
木南 ごめん(笑)。
ーー3人がそれぞれ仲が良い部員は誰ですか
三宅 自分は基本的に同期と一緒にいます。
木南 自分は美羽(白井美羽、スポ4=ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ)とさわみ(澤田美海、スポ4=栃木・宇都宮中央女)とは旅行も行っています。熱海行ったり、 夏は沖縄行ったのですが、美羽が国体で行けなくなって、さわみと2人で行ったり。卒業旅行も考えたりしてます。
佐溝 自分は寧々さん(生谷寧々、スポ4=東京・吉祥女)とか。でも同期が1番多いです。
木南 1年生はみんな仲良いよね。
佐溝 1年生のみんな同期で、一緒に仲良くみたいな感じです。ご飯とかすぐ誰か誘ったりします。
木南 よくみんなで集まってるよね。
三宅 うん。他に友達がいない。
一同 (笑)
ーー1年生のお二方から見てア女の上下関係は高校の時と比べてみていかがですか
三宅 高校の頃はもう話さないみたいな。怖すぎて話せないみたいな感じでしたが、大学になってからピッチ外とピッチ内でも話すことが多くなるので、大学になってありがたいなと思ってます。あと十文字の先輩がいるんですが、高校の頃はすごく怖くて。でも大学入ってから何も気にせず話せるようになったので、そこは嬉しいです。
佐溝 自分は、高校では敬語はもっとしっかりとありました。今はよりフレンドリーに話す機会が多いですし、フレンドリーに話しかけやすい雰囲気を作ってくれてるなと感じます。
「自分的には観客がいた方が燃える」(三宅)
ーーそれではサッカーの話に移ります。個人・チームの両面を踏まえて今季をここまで振り返っていかがですか
木南 関カレは3位という結果で、 前期も後期も上位のチームに勝ち切れなくて。最後にインカレで当たるのはそういうチームだと思いますし、そこで勝ち切れなかったのがここまでの自分たちの弱さとかなのかなとチームとして思います。個人的な振り返りだと、なかなか関カレに絡めず関東リーグに出てチームを引っ張っていく必要があった中で、関東リーグでも前期は本当に試合はしてるけどチームとしては戦えてないというか、全員が1つになって戦えない試合もすごく多く、そういうとこに苦しみました。後期はみんなで気持ちを1つにして勝ちに行こうという姿勢が見えたのは良かったなと思いますが、結果が伴ってなかったので、個人としても、チームを勝たせられる選手にならないといけないなと思いました。関東リーグは入れ替え戦がまだありますが、入れ替え戦まで引きずってしまったという責任はすごい感じます。
佐溝 チームとしては、花菜さんも言った通り関東リーグも関カレもうまくいかないことが多かったです。チーム全体で悩んだ時期もありましたし、色々話したり伝えて、4年生が伝えてくれるという場面が多かったです。結果のところで言うと1点の重みといった部分が積み重なっていくこと、一つ一つの試合がこんなにも大きく響くんだなということを年間のリーグ戦を戦う中で感じました。関東リーグに関しては、自分も出させてもらっていたので入れ替え戦までいってしまったというところに悔しさや不甲斐なさを感じます。ただ、本当は自動降格だったかもしれないところでプレーオフに残ったのは、希望が残った状況だと思うので、そこをプラスに捉えて、絶対残留を決めるしかないかなと思ってます。
三宅 チームとしては関カレは、前期は勝てた試合が多かったですが、それはア女のサッカーで勝てたというよりは、個人の能力で1点を勝ち取ったみたいなことが多かったです。それに比べると後期はちゃんとア女らしいサッカーができましたが、実際勝ち切れてない試合が多くて、そこをしっかり修正できる時とできない時があるのが、リーグ戦の難しさだなと感じました。実際強い大学に勝ち切れなかった悔しさが残ってるので、それはこれからの時期で修正して、チームとして成長していきたいなと思います。個人としては、試合に出させてもらってる中で、もっと得点できるシーンや自分から仕掛けてチャンスメイクできるシーンもあったなと後悔してるので、もっと練習して残りの期間で詰めていきたいなと思うところです。関東リーグに関しては、早稲田は2部に落ちちゃいけないチームだと思うので、絶対入れ替え戦を全員で勝ち切って残留を決めたいなと思ってます。
ーー木南選手は副将に選ばれてから、チーム作りでどのようことを意識してきましたか
木南 シーズン前は怪我をして、なかなかピッチ上で声をかけることができなかったので、外から見て思ったことをしっかり伝え続けたりしました。あとは新入生が入ってくる中で、早稲田はこういうチームなんだよというところは4年としてもしっかり示していこうと話してたので、そこを軸に伝えたり、声をかけることは意識してました。
ーー佐溝選手と三宅選手は入学当初難しく思ったことや直面した課題はありましたか
三宅 自分は高校時代にキャプテンをやっていましたが、その立場だったからこそ頑張れてたなと思うことが多くて。大学になってそういった立場がなくなった時に、毎日120パーセントで頑張れたかというと、頑張れてないところもあったかなと。最初はそういう場面も多くて、だんだん時が経つにつれて大学生でア女の一員としての自覚が芽生えてきて、なんか毎日こんなのじゃダメだなと思わされてます。
佐溝 ア女に入ってから、より早稲田という存在の大きさを感じました。外から見てても早稲田ってすごいところだなとか、すごい組織だなとは思っていましたが、自分がその一員になると、責任感やア女の一員として言動に対してやらなきゃいけないこととか、気づけなきゃいけないことがたくさんあるんだなと感じました。正直、最初はわからないことだらけだったから、「1年生だし」とか思ってた部分もありましたが、それだとここでやっていけないなというのを痛感したことが大きかったかなと思います。
ーー最高学年の木南選手から見て1年生の佐溝選手、三宅選手はどう成長したと感じますか
木南 ア女の一員としての責任を感じるプレーは伝わってきます。言語化するのが難しいのですが、ふたりともすごく変わったなとは思います。試合後に良い意味で「万尋ってこんなに落ち込むんだ」と思ったり、チームのことを考えてくれるようになってるなとは思います。
ーーご自身ではどう思いますか
佐溝 自分は関カレにバックとして出させてもらうことが多かった中で1年生だけど、1対1で負けなかったり、球際の部分で負けないというところは、自分の武器にしても良いところなのかなというのを大学入ってからより感じました。自分の武器ってなんだろうと思ってた部分があったので、そこを明確に自分の武器にしていきたいです。
ーー佐溝選手は縦への推進力が印象的ですが、ご自身ではそこは武器だと感じますか
佐溝 そうですね。バックでも上がったり、気づいたら前にいて自分もスローイン投げてそのまま走ってます。気づいたらなんかタッチライン割ったりして、「あれ」と思う時もあります。逆にバックだけど、そういうところで気持ちを見せられるシーンがあったり、後期の最後の方はサイドハーフやウィングとかで出させてもらって攻撃の推進力は、今後ももっと磨いていけたらいいかなというところです。
ーー三宅選手はいかがですか
三宅 大学入ってから1番驚いたのは、キーパーがめっちゃうまいことです。 高校の時はシュート打てば入るみたいな感じだったので、自分も結構点を取ってたんですが、 大学に入ってからシュートも打たせてもらえないし、打っても入らないなって思って。シュートを打つ前の1対1はできてる部分もあったんですが、シュート打ててないなと思いました。そこはもっと上手くなりたいなと思うのと、あと守備で下手くそだなと思ったことがなかったんですが、自分が大学入ってから、守備の部分やヘディングの課題が明確になったので、そこはこれからの4年間で習得できるようになりたいなと思います。
ーー6月まで関カレでは無敗を維持していた中、上位対決を落として以降は一時調子が落ちたように感じました。チームの雰囲気はどうでしたか
木南 それこそ自分ら4年の中で軸が定まってないというか、「翔頂」というスローガンを掲げているけど、言葉だけが先行して、 後輩たちに進むべき方向をしっかりと示せてなかったなと思います。その自分らの詰めの甘さとかがチームにそのまま影響しちゃったと思います。
ーー関カレが中断期間に入った夏場の練習や合宿ではどのようなことをチームとして意識していましたか
木南 合宿は練習では走ってゲームしてという感じでした。あとは後期に向けてアピールしていこうと史さん(後藤史監督、平21教卒=宮城・常盤木学園)から話があったり、学生全員でミーティングをしたりと4年生だけで話し合ってチームの進むべき方向をしっかりとみんなに提示することができたので、良い合宿になったなと思います。
ーー早慶女子クラシコでは大勢の観客の前での試合となりましたが、いかがでしたか
佐溝 いつものリーグ戦とは全く違う雰囲気を感じました。両チームとも自分の大学に誇りを持って戦いに来てるなと感じて、ピッチに立ったらすごく緊張しました。最初の方は動揺しちゃったんですが、やっぱ自分らもやっぱ気持ちが強かったので、まず気持ちのところで負けないことで向こうがチャレンジできてる中でも、自分らの強さを発揮できたかなと。ちょっと苦しんだ場面はありましたし、なかなか点も取れず、このままだと大丈夫かなって思うこともありましたが、しっかり勝ち切ったのは嬉しかったです。それこそ自分の中で1つの心に残る試合だったかなとは思います。
木南 私は早慶戦は高校の時から見に行ったりしてたので、憧れの舞台でした。1年生の時は途中から出ましたが、何もできなくて。2,3年もベンチに入れたけど、出られなかったので、憧れの舞台でもありました。4年になって、無敗という歴史を先輩方が紡いできてるというすごさを感じたので、それを自分たちの代で途切れさせるわけにはいかないし、それを紡いでいく義務があるなと。憧れとかもあったので、ドキドキもありましたが、それ以上に絶対勝たなきゃというプレッシャーが大きかったです。
三宅 自分自身初めての早慶戦だったんですが、あんなに観客が多く応援団も来てくださって、舞台が整ってると感じました。自分的には観客がいた方が燃えるし、やってやろうと思うので、すごい楽しみにしてました。思ってたよりもワクワクした舞台で、無敗のプレッシャーはありましたが、それにしっかり 打ち勝ったのは思い出です。
ーー皇后杯では目標に届かない予選での敗退となりましたが、いかがでしたか
木南 私は4年間やってきた中で皇后杯本選に行けないのが初めてだったので、まずは受け止めることができなかったのが正直な気持ちです。予選の試合には出てなかった分、皇后杯の本戦でしっかり自分の 力でピッチに立ちたいとか、そういう思いもあったからこそ、受け入れられないことが多くて。だけど、それで下を向いてる暇はなかったので、次の練習から少しピリついた雰囲気の中で、質の高い練習とかはできてました。
佐溝 自分らが入りも正直悪かったですし戦えなかったのが真実というか、そこで戦えていれば、0-0で再試合だったかもしれないので。ただ他に矢印を向けちゃう自分もいて、でもそれだと強くなれないし、やっぱり自分たちが負けた原因をつくったという意識があります。相手がボールを折り返したのを自分のところで決められたので、そこに対しては自分自身すごい責めたし、皇后杯本戦に行けない責任を身に染みて感じました。自分の中でももっと強くならないといけないというひとつの分岐点になったと感じます。
三宅 (レギュレーションによる)試合の終わり方になりましたが、負けは負けですし言い訳とかもできないので、その時のチームの状況がどうだったかとか、見つめ直すきっかけになりました。個人としても、全く何もチームに貢献できないプレーばっかりで悔しさは残りました。その後、本戦がもうなくなってしまい、あとはインカレしかないという状況で、もうやるしかないなという気持ちにもなってます。
ーー後藤監督は「堅い守備」を意識しているという発言が多いですが、お三方はどのようなことを求められたりしますか
佐溝 ア女は守備からというのを入ってすぐの時から伝えられ続けてるのは確かです。ただもっと守備をやれないと、自分たちの強みとはまだまだ言えないかなと思いますし、ここからインカレに向けて1ヶ月ある中で攻撃もですが、まずはやっぱ失点が0というところはすごい大事な要素になってくると思います。守備が良いから、攻撃ももっと良くなりますし、そこは練習の1対1などのところでもっとこだわっていきたいと思ってます。
木南 今年は身体操作の練習メニューでしっかり体を入れて取り切るといった部分を、ピッチだけでなく、頭で理解しながらやってこれている部分はあると思います。自分だけじゃなくて、他の選手見て、こんな体の使い方できるんだて思うこともあるので。 わかるよね。
佐溝 わかる(笑)。
木南 練習の中でも1対1を力入れてやったり、それを試合でできるようにする必要があります。守備が良くないと攻撃も良くならないので、そこはインカレに向けてもう一つあげていきたいところです。
三宅 練習の中で戦う部分だったり、 1対1を絶対に負けないというのは試合にも絶対繋がってくることだと思うので、そこは史さんもすごい要求してくれています。 みんなで高め合っていけてる部分なのかなと思うので、花菜さんも言ってたように、もうひとつギアを上げてファウルしない程度のファウルをするぐらいの強度でやっていいと思います。
一同 (笑)
三宅 それくらいもっとボールに貪欲になっていいのかなとは思います。
「最後に西が丘のピッチで笑顔で終わりたい」(佐溝)
ーーインカレにはどのような印象がありますか
木南 1年間やってきたことが本当に出ると思っています。それは技術とかの部分もありますが、やっぱり最後はチームとしての力だったり、今までどれだけみんなと高められてきたかというのが自信に繋がると思うし、チーム力になると思うので、そういうのは大切だなと思います。自分自身も1年時に優勝した時にベンチからその光景を見て、みんなが戦ってるピッチが少し遠く感じたり、一緒に戦ってるけど、ピッチに立ってないことへの悔しさは残ってるので、今年で最後になりますが、インカレでしっかり自分の思いをのせて頑張りたいです。それとやっぱりこのチームで今年一緒に頑張ってきた仲間と一緒に勝ちたい。勝ちたいのもそうですし、本当にもう負けたくないなと思います。
三宅 インカレは負けたらそこで4年生は引退でこのチームでサッカーできなくなるということが条件であって、そこに関しては毎試合毎試合そういった雰囲気とかで臨むための準備が必要ですし、今まで悔しい思いをたくさんしてきた分、全てインカレでぶつけていきたいなと思ってます。
佐溝 大学の1番を決めるのはインカレですし、そこで優勝することが花菜さんも言ってましたが、今まで積み重ねてきたことの答え合わせになってくるのかなと思います。結果が良ければ全て良しではないですが、トーナメントになってくる以上、優勝という結果は求められていて、優勝することで翔頂に近づけられたら良いなと思います。関カレで1位になれなかった分、掲げるスローガンを達成することができれば、それほど嬉しいことはないです。このチームでやれる最後の大会だからこそ1試合1試合全部勝ち切って、みんなで最後に西が丘のピッチで笑顔で終わりたいです。
ーーインカレの注目選手やスタッフを教えてください
木南 まずはりり(千葉梨々花、スポ2=東京・十文字)です。りりは今シーズンスタメンと途中出場を繰り返したり関東リーグの方にも出てくれたりと、いろんな立場を経験してる選手で、積み重ねてきたことを表現してきてくれたなと思います。関カレの途中で変わった次の日とかでも、関東リーグでしっかりチーム引っ張ってくれたり、自分からしても頼もしい存在でしたし、いろんな思いを今シーズンしてきてるからこそ、りりには期待してます。あとは、たがし(田頭花菜主将、スポ4=東京・十文字)と愛叶(大庭愛叶マネージャー、人4=神奈川・桐蔭)です。ピッチ内の部分で言うと、たがしは主将として1年間いろんなところで引っ張ってくれてて、最後まで体を張って守ることや泥臭く戦うのは、たがしが象徴してくれてると思っています。それが今のア女らしさを作ってますし、ふたりとも今シーズン一緒にたくさん話して、一緒にチームをつくってきたふたりだからこそ、一緒に勝ちたいです。愛叶に関しては、自分からは想像つかないぐらいのいろんなことをしていて、愛叶は仕事ができるから、それを表にあんまり出さないけど、本当にずっと頼もしかったです。熱い思いを持ってる彼女だからこそ、インカレでそれをみんなにぶつけてくれると思いますし、愛叶が頑張ってきたことが報われる大会にしたいなと思います。
三宅 自分は育さん(築地育、スポ4=静岡・常葉大橘)です。大学に入ってあんなに言ってくれる人に今まで出会ってこなかったので、すごいなと毎日思います。ずっと10番をつけてきたからこそプレーとかには責任を人一倍感じられるし、育さんがいない試合もあったんですが、いるといないとで全然チームの雰囲気も変わるなと思ってるので、あの人の熱い思いとかを感じて自分も毎日頑張らないとなと思えてます。最後にどう表現してくれるか楽しみです。
佐溝 自分は白井美羽さんに注目してほしいです。自分がちょっと悩んでる時とかに、すごく話を聞いてくれましたし、その話の中でも美羽さんの経験を色々聞いたりした中で、美羽さんも前期の最後出られなかったりといろんな思いがあって、強く言うタイプではないけど、うちに秘めてるものがあると思います。考えてることがたくさんあって、最後の年で華麗にピッチに立ってる姿を見たいですし、一緒に最後まで戦いたいなと思ってます。結構ファイターなところもあるから、そういうところも注目してほしいです。
ーーありがとうございました!
(取材 荒川聡吾)
◆佐溝愛唯(さみぞ・あい)写真左
2005(平17)年7月14日生まれ。158センチ。大阪・大商学園出身。社会科学部1年。オフは基本的にインドアだという佐溝選手。Youtubeやテレビ、ドラマをずっと見ているそうです!
♦木南花菜(きなみ・はな)写真中央
2002(平14)年12月31日生まれ。163センチ。ちふれASエルフェン埼玉マリ出身。スポーツ科学部4年。アニメを見ることが趣味だという木南選手。オフの時間はアニメやNetflixを見て過ごすそうです!
♦三宅万尋(みやけ・まひろ)写真右
2005(平17)年12月27日生まれ。168センチ。東京・十文字高出身。スポーツ科学部1年。ご実家で飼われている犬とサッカーをしたり、遊ぶことが好きだという三宅選手。ご実家を離れた現在でも週に1回は犬に会いに帰るそうです!