【連載】ア式蹴球部 早慶クラシコ&総理大臣杯前対談 第5回 石井玲於奈×笹木大史

特集中面

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対談第5回は早大学院出身商学部のCBコンビ、石井玲於奈(商3=FC東京U18)と笹木大史(商3=東京・早大学院)の二人。

――今シーズンここまでを振り返って、個人として、チームとしてどう振り返りますか
石井 チームとしては、勝てる試合を引き分けにしちゃったりとか、引き分けでいいところを、この前の試合とかもそうですけど、負けちゃったりとか、1点差のところを大事にできなくて、なかなか勝ち点を全然積み上げられないっていうのが、良くない雰囲気にさせてる感じだなっていう風に思います。個人としては、最初ら辺は怪我明けとかで、なかなかっていうか、思うようなアップデートができなくて、体が重いみたいなな感じで動かなかったりとかして、結構苦労する部分はあったんですけど、そのあとは結構コンディションを上げて、スタメンだったりとか、Aチームの試合にしっかり関われるっていう風になれたっていうのが、とても良かったところかなっていう風に思います。
笹木 チームとしては、昇格、2部優勝、日本一っていうのを掲げてる中で、ここまでリーグ戦半分終わって思うような結果が出てないっていうのが現実かなと思います。個人としては、大きな怪我をして、そこからポジションが上がらずに結構苦しい時期が続いたんですけど、チームに迷惑かけた分、今度は自分がプレーでチームに貢献できたらなと思います。

――リーグの順位は7位(取材時点の順位)ですが、自分たちの現在地はどこにあると感じていますか
石井 自分自身、早稲田大学に入ったのは、相馬勇紀(現町田ゼルビア)の代が自分が中3の時に優勝して、それで学院に進んだので、ア式が強いってことで入ったので。もちろん本当に1部にいるべき存在だと思うし、それじゃないと自分が選んだ意味もないと思うので、そこはちょっと今の現状には全然納得はできないですね。
笹木 自分も早稲田は1部にいなきゃいけないチームだと思うので。今年昇格っていうのを目指すためにも、絶対に今の逆境をはね返して昇格しなきゃいけないなっていう思いが強いです。

――うまくいかない原因はピッチ内外からどう見えていますか
石井 うまくいかないところは、ピッチ内のところとかは、自分たちがプレシーズン調子よかった時の、自分たちのサッカーっていうのが貫けてないっていうのが今出てるかなと感じます。 1回負けちゃったりとか、そういうので、なんか自分たちの軸っていうのがブレちゃって、それが試合に影響してるなっていう感じです。チームのところではなかなか勝てないとか、そういう雰囲気がAチーム以外のBチームとかCチームにも伝わって、ちょっと雰囲気とかが良くない感じの方に持ってかれてるなっていう風に思います。
笹木 石井も言ってましたけど、やっぱ自分たちのサッカーをまだ確立できてないっていう部分と、あとやっぱ試合の入りの部分での緩さとか、練習でのちょっとした緩さが試合に出ちゃったりっていうのが重なって今の結果に繋がってるのかな、と思います。

――今季ここまでで特に印象に残ってる試合や出来事はありますか
石井 自分は関東リーグの拓殖大戦が1番ですかね。そこが 怪我明けの復帰戦というか、ちょうど、林(奏太朗、スポ1=サガン鳥栖U18)とかがU19の代表でいなくなって、自分がいくってなった時の、やっぱりアピールの場っていうところでしたし、しっかりアシストもして、っていう自分の良い、ベストのプレーができて、その後のリーグ戦だったりアミノのスタメンとかにも繋げられたっていうのが良かったところなんで、その試合は覚えています。
笹木 自分は第3節の慶應戦で、塩貝にやられたのが印象に残ってて、慶應という絶対負けちゃいけない相手に大敗しちゃったんで、 悔しくて、結構印象に残った試合になっています。

――ここから個人としてこだわっていきたい部分を教えてください
石井 個人としては、誰が見ても石井のことを使いたいって思えるような絶対的なプレーっていうのを目指したいです。選手が良いって言ってても、監督がダメって言ったらそれまでだし、監督も選手も、誰もが認めるようなプレーっていうのを意識していきたいなと思います。
笹木 自分はチームを勝たせられる選手になりたいと思っています。今チームは失点が多くて、試合も試合には出ているので、自分が入ってなんとか2部優勝ってとこに向けて、チームを勝たせられるような選手になりたいです。

アミノ杯産能大戦の石井

――今季ここまでのプレイはお互いにはどのように映っていますか
石井 笹木はまず最初の天皇杯予選、今シーズンの Aチームの1発目の実戦から出てるので、コンディションがいいから出てたわけなんで、続けていくべきだったと思うんですけど、怪我っていうのもあって、ずっと試合出れなかったりとかもしてたんですけど、でも、全然、あの時のプレーができるんだったら、全然、ずっとそういうスタメンっていう立ち位置には、全然入れる能力を持ってると思います。
笹木 1回、慶大戦の時に、石井とCBを組んだんですけど、やっぱ、守備、結構石井の特徴で、 潰してくれたり、裏のカバーとかしてくれて、やりやすいな、っていう印象は受けました。あと、自分が怪我してた時にですけど、アミノで出て、チームの守備を引っ張っている姿を見て結構刺激もらいましたし、自分も負けないようにやんないといけないなって思いました。

――学院から内部進学ということで同じ経歴をお持ちだと思うんですけど、お2人はどういう関係でしたか
石井 全く知らなかったです。全然高校時代は関わりなかったですね。クラス替えがないんで、他のクラスと関わるのはなかなかなかったりするんで、初めて知ったのはア式の練習ででした。

天皇杯予選で活躍を見せた笹木

――お互いどのような人ですか
石井 どういう人、、、面白い人です。
笹木 どういう人か。難しいな。ムードメーカーとかですかね

――笹木選手のどういうところが面白いですか?
石井 いや、でも、天然の面白さなので。誰かが、ギャグとか考えて誰かを笑わすとか、そういうレベルじゃないものの面白さを持ってるんで。これは天性のものなんで、それはもう、やっぱりすごいところだと思います。エピソードはちょっと、ぱっと出てこないんですけど、結構笑わせてもらってます。
笹木 石井は、愛されキャラみたいな感じなんで、チームから、みんなからいじられるみたいな。なので、プレー面だけじゃなくて、チームの場を和ませるとか、そういう面では必要な人かなと思います。

――普段どういうお話をされますか
石井 一緒に家借りたりたりしてるんで。うん、 共通だと全然、旅行とかの話とか。うん。あとは全然。もう遊びの話になってきます。
笹木 マージャンとかね。マージャンとか。
石井 そうですね。遊びの話とかします。
笹木 どっか旅行行きたいなとか、そういう話をしますね。

ーー最近ハマってることはありますか
石井 全然ないなぁ。昔は麻雀って答えられたんですけど。うん。今麻雀。ちょっと離れてるので。全然麻雀かな。実際には。最近はやってないですけど、全然。マージョンやったりとか見たりとかはしてるし。あとはギターですかね。ギターやってるんで、去年は早慶戦前の決起集会とかでギターやったんですけど、ギターをちょっと練習したりとか、そういうのにハマってますかね。
笹木 あんまりなんか最近ハマり出したこととかはないんですけど、でもずっとちょくちょく麻雀やったりはしてるんで。 趣味みたいな感じでやってます。

――ずっと継続してることは他にありますか
笹木 昼寝は毎日してます。昼寝はもう絶対欠かさずしてますね。ずっと朝起きてから夜寝るまで起きてるっていうの、疲れちゃうんで。うん。ちょっと毎日昼寝は自然と。

――どのぐらい寝るんですか
笹木 いや、でも結構いつまでも寝れちゃうんで、もうずっと昼に3、4時間昼寝たとしても、夜もずっと寝れちゃう感じなんで、
石井 どこでも寝れる
笹木 寝すぎても時間がもったいないんで、30分とか1時間とか決めてアラームして寝るようにはしてます。

――石井選手は継続していることはありますか。
石井 自分は地元のスポーツトレーニングジムっていうか、ジムみたいな感じのところはずっと契約して通ってます。プールとか、サウナとか、温泉とか、その器具とかもいっぱいあるんで、練習終わりとかの時間はもったいないので契約しています。こっちで筋トレとかもできるかもしれないんですけど、一応家帰ってそこに行くように続けていますね。

――何をきっかけに契約したんですか
石井 元々そこでスイミングスクールに通ってて、その関係で高校から入りました。

――1番することはなんですか
石井 筋トレですね。あとプール行ったりもします。

対談中の石井

――アミノの戦いをピッチの外から見てることが多かったと思うんですけど、ピッチ外から見てどう振り返りますか
笹木 全国の切符を掴んだんですけど、でもチームとしてやりたいサッカーができてたかっていうと、そうじゃないなと思いましたし。兵藤監督が掲げているサッカー、理想のサッカーには、まだまだほど遠いっていう風には自分を見てて感じました。

――具体的にどういう部分が足りていないでしょうか
笹木 そうですね、基本的には自分たちがボール保持して動かすサッカーっていうのを目指してると思うんですけど、その中でやっぱ相手に攻め込まれる厳しい展開が続いたりとか、自分たちが優位に立って試合をコントロールできない試合が多かったんで、そういう面では、もっともっとなんか練習から変えていかなきゃいけない部分とかが多いのかなと思いました。
石井 自分は明治戦出て、結構力の差を感じたなっていう風にちょっと感じました。やっぱり点差的にもそうだし、内容として、やっぱり明治に何もできなかったっていうのが、やっぱりチームの弱さがもう明らかに出てるっていう。その後とかも全然、なんか、3部のチーム相手ですけど、なかなか苦しんでましたし、延長とかPKとかでギリギリ勝ったっていう試合が続きました。うん、勝ったことは勝ちましたし、全国に進めめられたのはいいことなんですけど、内容としてないのが、なんか残念だなっていう風に感じています。

――明大とのどういう部分に差を感じましたか
石井 やっぱり、その、守備と攻撃の質の高さっていうところです。攻撃はやっぱりシュートが少ない本数でも、しっかり高確率で決めるっていうところと、守備のところもしっかりゴールを守るっていうところだったり、1対1で負けないとか、そういう基礎のところが、早稲田の1人1人よりも全員の能力が上回っていたなっていう風に、思います。

――その後、3部チームとの対戦もありました。なかなか主導権握れない時間もあったと思うんですけど、その要因はどこにあったと思いますか
石井 自分出さないからですかね(笑)。 あと、ちょっと監督がいなくなったりとかもあって、ちょっとそこも関係してくるのかな。と思います。

――総理大臣杯は、日本一をチームとして目指していく中で、どうやってここからその差を埋めていけると考えてますか
石井 まず1人1人の能力を上げる。そこを上げる事ですね。やっぱりなんか自分が1年で入った時とかはチームは負けてましたけど、1人1人の能力と能力自体はみんな高かったんで。もちろんそれだからプロに行ってる人も多かったし。そう考えると、まず土台として全体的にチームの底上げ、だから、Aサブも強くなんなきゃいけないなっていう風に思うし、そこでやっぱその後にチームとして 戦術とかのそっちの関係でまた強くなれると思うんで、まず個人全員の能力を上げるっていうのが大切かなと思います。
笹木 自分はそこに関しては全く同意見で、やっぱまだ選手層の厚いとは言えない状況ですし、 元々チームの底上げだったりとか、チーム内競争の中でやっぱ個っていうのは磨かれてくると思うんで、 やっぱ1人1人がもっと個人の能力を明治に負けないぐらいまであげて、やっと戦える状況になるのかなと思います。

――総理大臣杯は全国大会ってことになりますけど、全国の舞台で何か楽しみにしていることとかはありますか
石井 全国っていう、響きはまずいいんで。しっかり勝ち上がれば日本一に近づけるってことがあって、 強い相手とできるっていうところが魅力かなって思います。
笹木 勝ち上がらないとインカレはないって状況で、伊勢くんも怪我で離脱して、伊勢くんとか4年生のためにもうインカレは行かないといけないぐらいなんで、そのために勝たないといけない大会なのかなと思います。

――個人として、チームとしての総理大臣杯への目標、意気込みをお願いします
石井 チームとしても、さっき言ったようにインカレで出るためにしっかり勝ち上がんなきゃいけないし、個人としては今の段階でスタメンで出るか出ないかっていうそのギリギリのところにずっといるんで、うん、確実に出た時にはしっかりうん、チームを勝たせられるようにしていきたいなと思います。
笹木 分も出るか出ないかの瀬戸際だと思うんで。出たらチームを勝たせる。ずっと継続して出れるのが自分の個人的な目標ですけど。出た時はもうしっかりチームに貢献できるようなプレーをする。 チームの目標は優勝とインカレ出場権獲得になります。

慶大戦に先発出場した石井(左)と笹木

――最後、クラシコの話に移りたいと思うんですけど、まずはお二人とも出場された3節の慶大戦をピッチ内から見て、どう振り返りますか
石井 今までの関東リーグのホームよりもしっかり観客が入っていました。早慶戦だからっていうのもあって多かったんで、そのなかで、1-4っていう大差で負けちゃったっていうのが、とても悔しかったです。今の順位もそうですけど、なんかそういう強さのところがはっきり出ちゃったなっていう印象があります。
笹木 慶應は結構監督、今年から新監督になって、3節だけどやることが徹底されてて、下から繋ぐっていう。それに結構自分たちは苦戦したなっていう覚えはあります。あと、塩貝にやられたっていう印象も強いです。

――今年の慶応のサッカーはどういうサッカーですか
笹木 繋ぐよね。去年は結構ポカ蹴りで、やってきていましたけど、今季は繋ぐな、っていう印象が強いです。
石井 塩貝に渡すまでの工程がしっかりしてるな、今年からしっかりしてるなっていう印象が強いです。
笹木 キーパーからね、キーパーうまくて。キーパーから繋いでいくっていうの結構うまいなって感じですね。
石井 塩貝になるべくゴール前でボールがしっかり渡るように、渡せるようにっていう意識は感じます。今まではなんか塩貝がどうにかして、みたいな感じ、相手コート、ハーフライン付近でもらって、それでどうにかして、みたいな感じだったんですけど、今季は相手コートの深いところまでチームで持って行って、最終的には塩貝に渡すまでの工程がしっかりしてる印象があります。

――相手にエースがいる中で、センターバックとしてどういう対策をしていく必要があると感じましたか
笹木 自分はプレッシャーのかけ方だと思っています。色々今試行錯誤しながらチームでプレスのかけ方っていうのを練習からやってるんですけど、 慶応がビルドアップが上手いなかで、どういうプレッシャーをかけていくのかっていうのは大事だと思っています。うん、今のままだと確実に剥がされて、失点っていうのは目に見えてるんで、こっからどうやってチームとして完成させていくのかっていうのは結構大事な要素だと思います。
石井 去年の早慶クラシコとかでは、早稲田が圧倒してたんで、塩貝だけしか、他の選手は何もできないみたいな感じに出来ていました。今の場合は、塩貝以外の周りの選手にもやられてるっていう感じだと思うんで、そこに渡さなければ、別に最終的には何もやられないんで、その塩貝以外のポジションのところでまず負けないっていうところがまず、うん、1番大事になってくるのかなと思います。

対談中の笹木

――付属校出身のお二人は、早慶クラシコに関して何か思い出とか印象に残ってることはありますか。
石井 等々力の早慶クラシコとかは滅茶苦茶印象に残っています。ああいう場で試合に出たいな、と感じました。
笹木 俺も等々力の試合見てたんですけど、憧れの場っていう気持ちは強く持っていました。

――早慶クラシコっていうのはどういう舞台ですか
笹木 付属なんで、高校時代から早稲田ってことで。今年で6年目なんで、慶応に絶対負けちゃいけないっていう思いは一1倍強いですし、勝たなきゃいけない試合かなと思っています。
石井 自分も内部生なんで、そういう早稲田っていうのを背負ってた時間は周りの人よりも長いんで。そういったところ。その慶應、ライバル関係にあるチームには負けないっていう気持ちは強いです。

――国立競技場開催についてはどういう感じという思いがありますか
石井 ああいう場って、プロになったらちょくちょくあるかもしれないですけど、学生の段階でうん、国立でやるっていう機会はなかなかないと思うんで、とてもいい機会をもらったなっていう風に思います。
笹木 自分も国立は日本サッカーの聖地って言われてるぐらいなんで、モチベーション上がりますし、すごい楽しみです。

――今年の早慶クラシコのなんか注目度の高さとかを実感することはありますか
石井 学生のそのマネージャーだったり、運営の担当の人とかを中心に、いろんな他の部活のキャプテンとかとのコラボとか、色々なイベントを企画したりしてるんで、それは今までの早慶戦とは違って、今年は絶対盛り上げるっていう、感じは伝わります。
笹木 石井も言ってたんですけど、動いてくれる人がすごい多いのが早慶戦なんで。そういう人たちの分も背負って戦わなきゃいけないっていう思いもありますし。今年、監督がマリノス同士っていうことで、より注目度もあると思うんで、絶対勝ちたいです。

――ピッチに立ったら、自分のどこを見てほしいですか
石井 自分は球際。
笹木 縦パスですかね。攻撃のスイッチとなるパス。

――早慶クラシコの90分間で注目してほしい選手がいれば教えてください。
笹木 4年生に注目してほしいなと思ってます。ここまでチーム、練習からずっと声出して引っ張ってきてくれたのが4年生なんで。うん、そういう4年生が輝ける場所、クラシコってそういう場所でもあると思うんで、4年生の選手に注目してほしいなと思います。
石井 自分も4年生ですね、やっぱり。だから、今まで出た人、出てない人も含めて4年生最後の年なんで。うん、やっぱり。しかもそれは自分の代が100周年だったりするんで、かけるなっていうのは全然、出たいっていう気持ちとかは人一倍強かったりすると思うんで、その思いがピッチに出るってなった時に前面に出ると思うんで、そういうところを見てほしいかなと思います。

――試合を通しての見どころだったり、チームとして注目してほしいポイントあれば教えてください
笹木 早慶戦なんで、魂と魂のぶつかり合いってことで。球際だったりとか、ゴール前での攻防っていうのは見て欲しいです。うん。今年、自分たちが切り替えとハードワークっていうところを掲げているので。もちろん、ゴール前での攻防っていうのは、自分たちが掲げているところでも、チームとして目標として掲げてるとこでもあるんで。そういうとこにも、早慶戦ってことで、そこは注目してほしいなと思います。
石井 そうですね、やっぱり応援とかも、今年は国立なので多くなると思っています。ピッチ上でやらない選手は出てこないんで、そういう絶対応援に駆り立てられて、熱くなる選手とかも多く出てくると思うんで、そういう熱くなったプレーをなんか肌で感じてほしいなと思います。

――早慶クラシコに向けての意気込みをお願いします。
笹木・石井 勝つ
笹木 全体で1回負けてるんで、リベンジとしてっていうのもありますけど、勝つってことですね。自分は。
石井 勝つだけじゃなくて、もう内容もついてきたらと思っています。あんな形でやっぱり負けちゃったんで、 全然前期の対戦のリベンジっていうわけじゃないですけど、ただ勝っただけじゃちょっとあれはあんまリベンジって言えないなって思いもあります。内容も圧倒するように勝ちたいです。

今後へ向けての意気込みを書いていただきました!

◆石井玲於奈(いしい・れおな) 写真右
2003(平15)年6月28日生まれ。FC東京U18出身。172センチ。商学部3年。球際の強さを誇るセンターバック。最近のマイブームは心理学とのことです!

◆笹木大史(ささき・だいし) 写真左
2003(平15)年5月5日生まれ。177センチ。東京・早大学院高出身。商学部3年。鋭い縦パスが持ち味のセンターバック。昨年訪れた伊賀にもう一度行きたいとのことです!

 

(取材 和田昇也、編集 林田怜空)