FWとしてチームを牽引する両選手。得点力不足に泣いた昨シーズンを2人はどう見ていたのか。そして今シーズンに懸ける思いとはーー。
※この取材は3月22日に行われたものです。
「点が取れないのは前の責任」(奥田)
前線でボールを運ぶ奥田
――改めて個人として、そしてチームとして昨シーズンの振り返りをお願いします
駒沢 個人としては、全体を通して悪くないシーズンだったかなという印象です。一年生としてまずは試合に絡んで、個人としても結果を残すという目標を掲げた中で、ゴールという形や、何試合かスタメンで出場という形でその目標は達成することができたかなと思います。ただ、前期はメンバー外が多かったり、最終節はベンチスタートだったりして、ユースの三年間はあんまり試合に出られないという経験がなかったので、自分にとっては結構新鮮というか、初めての経験でした。その中でいろいろもがきや葛藤があって、そこは自分にとってすごくいい経験になりました。これからも、大学生活でもそうだし、その先のステージっていうところでも絶対そういう経験はすることになると思うので、その時のために、試合に出るためにじゃあどうしたらいいんだっていう、そういうところでの自分の中での考え方だったり、メンタルの持ち方みたいなところの勉強になったシーズンだったと思います。
奥田 個人的には何も満足できなかったシーズンだったなって思っています。一年目のatarimaeni CUPでの活躍とかで自分的には自信がついていて、やってやろうと、ゴリくん(加藤拓巳、スポ=山梨学院)を越してやろうと意気込んだシーズンでしたが、ゴリくんがほとんどスタメンで出て、自分はサブだったりメンバー外だったりで、まあ何かがうまくいかないというか、なにか歯車が合わないというか、調子が上がりきらないっていうのを感じました。後期はゴリくんがケガをしてしまって、おれがやるぞっていう気持ちで意気込んだにも関わらず調子が上がりきらず、試合にも出れずっていう感じで、まあほんとに自分の描いていたニ年目とはかけ離れたシーズンだったなかなって思います。チーム的にもあんまり良くはなかったと思います。まあそれは、自分含め、点をなかなか取れない中で、前期は1-0で勝ったりしていたんですけど、後期は点を取れないプラスちょっと守備が脆くなってしまったっていう部分で、チームとしてはバランスが悪いというか、なかなか勝ちきれない試合もありましたし、だいぶ苦しんだシーズンだったかなというふうに思います。
――駒沢選手はチームとしてはどういったシーズンだったと感じていますか
駒沢 自分が早稲田に入学してア式に入る時、ここはほんとに日本一を目指せるチーム、日本一になれるチームだと思って入ってきた中で、実際に周りの選手はこれまで自分がやってきた環境より高いレベルの選手が多く、日本一を達成できるメンバーではあったと思うんですが、結果的にはインカレ(全日本大学選手権)二回戦敗退ですごく悔しかったですし、もっと自分が何かできたんじゃないかということもすごく思いました。
――昨シーズンはお二人とも試合に出られる時期と出られない時期がはっきりとしていた印象があります。試合に出られない時期はどういったことを考えていましたか
奥田 自分は前期はゴリくんの控えで、ゴリくんが疲れたらいつでも自分が出て、そこからまたチームとしてパワーを出していけるような声かけだったりとか動き、前からの守備だったりをやろうというのは心がけていました。後期の最初の方は自分が出ていたんですけど、その時は自分が前半で試合を決めて、駒沢だったり後から入ってくる選手のパワーに任せようかなっていうふうに考えていました。最後出られなかった時期としては、そこで不貞腐れる感じを出すのは先輩として、ニ年として、チームとしてもそういう雰囲気は良くないですし、そこで普段と変わらない姿勢で練習に臨んだりとか、全てを本気でやるっていうことは心がけていました。
駒沢 僕は前期のほとんどは出られてなくて、メンバー外や、入ってもベンチであまり出場はできず、というような感じだったんですが、自分のなかで自分が出場するレベルに達していないということは納得できていたので、「じゃあ何が足りないんだ」「何をしなければいけないんだ」っていうことを考えながらやっていました。何回か下のカテゴリーの試合で出るチャンスはもらえていたので、そこでは絶対結果を残そうっていう気持ちでやっていて、実際そこで出た試合では得点を取れていたので、そういったことが後期の出場につながったのかなと思っています。
――駒沢選手は早慶戦でもゴールを決められました。下のカテゴリーも経験した中で、最終的にトップチームの試合に絡んでゴールを決められた要因はどこにあると思いますか
駒沢 自分の中で一番大きかったなと思うのは、自信がついたことです。「自分はできるんだ」「自分がやるしかないんだ」という覚悟ができたというか、それによって受け身のプレーではなく、「自分がチームを動かさなきゃいけないんだ」というくらいの気持ちでプレーできていたことが良かったと思います。
――昨シーズン、チームとして得点力不足に苦しんだ部分もあったと思いますが、FWとしてどのように感じていましたか
奥田 点が取れないというのは前の責任だと思いますし、そこで決めれば勝っていた試合というのは自分的にもあって、筑波戦だったり、駒澤戦だったりは自分がスタメンで、前半のファーストチャンスを決めていれば勝ち点を取れていた試合だったと個人的には思っています。FWは一番チャンスが来る場所ですし、ファーストチャンスを逃さないということ、仕留め切るということはそのチームの勝利につながってくると思うので、そこは責任を感じています。今年はそこを仕留め切れるように頑張りたいです。
駒沢 僕も同じです。サッカーの試合は最後得点を多く取った方が勝ちで、試合の中のスタッツとしてのシュートの本数とかは関係なく、相手にシュートを十本打たれようが、自分たちが一本のシュートチャンスさえ決めれば勝てるっていうスポーツなので、得点というのは一番重要な部分だと思います。だからこそ一つ一つのチャンスにもっとこだわらなければいけない。得点を取ればそのワンプレーで試合が全て変わると思うので、そこに関しては反省しなければいけないと思いますし、今年はそこに一番こだわってやっていこうと思っています。
――駒沢選手は大学サッカー一年目のシーズンだったと思います。高校サッカーとの違いを感じたところはありましたか
駒沢 ア式特有かもしれませんが、チーム運営を選手自治でやっているというか、もちろん監督はいますが、戦術も含め学生自身がチームを運営していくというところが自分がいたユースの環境とは違う部分です。ユースでプロのコーチに教えてもらうときは、言われたことをやるというか、コーチが専門家だからその意見に従ってやっていくという形なんですが、ア式は選手でやるからこそ自分たちの意見がより汲み取られるし、その分結果に対する責任も自分たちに降りかかってくる。選手でやるからこそ難しい部分もあるけれど、そこに面白さや充実感も感じています。
――新しい環境で過ごしたシーズンの中で、成長できた部分、また逆に見えてきた課題などがあれば教えてください
駒沢 ア式では人間性が求められるということを前回の対談でも話したと思いますが、今自分たちの学年はすごいその部分も言われていて。もちろんプロになるためにア式にサッカーをしに来たんですけど、全然それだけでは足りなくて、サッカーをするためには人間性だったり、チームの関係性だったり、学年としてのまとまりだったりも大事になりますし、応援される選手になるためにはどうするべきかということを学年でも考えたりしています。そういったところはプロだったりの次のステージでもほんとに重要になってくるんじゃないかなと思っています。
――奥田選手は去年ニ年目ということで初めて後輩という存在ができたと思いますが、先輩としての自覚などはありましたか
奥田 自分は役職的にも学年リーダーというのをやっていて、半分以上は一年とニ年で仕事をするので、その一番上に立っていたんですが、やっぱり可愛いですね、下は(笑)。下の子達は可愛いんで、あんまり怒れないんですけど、結構いい関係で一年間やれたかなというふうに思います。ピッチ内では、先輩として憧れられる存在になりたいなと思ったので、常に一生懸命にやるっていうのは心がけていました。
――駒沢選手はどういう後輩ですか
奥田 いやー、めちゃくちゃ可愛いです(笑)。同じポジションですし、素直ですし、ピッチ内でいったら負けられないですけど、駒沢がいるから俺ももっと頑張ろうって思いますし、駒沢がスタメンで出たときは、点取れって心から思っています。なので、結構いい関係でやれてたかなと思います。
――駒沢選手にとって奥田選手はどのような先輩ですか
駒沢 これは前回も話したんですが、最初入部する時はちょっと嫌なイメージというか、プレイヤーとして、「一個上にこんなすごいフォワードいるのかよ」みたいな、ゴリくんもいて陽琉くんもいて、「うわまじかよ」っていうちょっとネガティブなイメージだったんですけど、入ってみると、いてくれてほんとにありがたい先輩です。もちろんプレイヤーとしてもライバルになりますし、ピッチ外でもすごく良い影響をもらっています。そこに関して言うと、ユース時代は同じポジションでライバル関係になれるような先輩はいなかったので、陽琉くんの存在はすごくいい刺激で、楽しく充実した生活になっています。
――今の言葉を聞いてどうですか
奥田 いやー、いいですね。素敵な後輩ですね。
――奥田選手はネクストゴリと呼ばれるようになっていますが
奥田 やっぱりゴリくんは憧れです。ゴリくんが高三の時選手権を見て、「あ、この人かっこいい」と思って、その時から憧れていて。早稲田から声がかかった時に「ゴリくんいるんだ」ってなって、そこも早稲田に決めた要因の一つでした。「この人を超えたい」とか、「この人どんなことやってるんだろう」とか、そういうことを個人的には意識して早稲田に来たので、ゴリくんのような活躍はまだできていないと思っていますが、この学生時代にゴリくんよりも活躍すれば自ずとプロになれると思うので、そのゴリくんの数字とかは結構意識しています。
「いつか僕と陽琉くんでツートップを」(駒沢)
試合後に談笑する2人
――ここからは選手としての二人を深掘りする質問をしていきたいと思います。まず初めに、フォワードとしての自分の魅力はなんだと思いますか
駒沢 自分が一番武器としているのは得点力です。それこそどんな形でも点を決められるっていうか、どんな試合、どんな状況でも点を決められるのが自分の強みだと思います。それから、前への推進力、自分にボールが入れば自ずと前へボールを進め、よりチームを前進させられるというところも自分のストロングポイントだと理解しています。
奥田 自分のストロングポイントは、ハードワークとクロスからの得点だと思っています。中学の時にJリーグ選抜っていうのに行ったんですけど、その遠征で自分よりも上手い奴がゴロゴロいて、「俺は何で生きていくんだ」って考えた時に、まず守備から縦横無尽に駆け回るじゃないですけど、前線からプレッシャーをかけようって思ったんですね。そこから守備も怠らずにやるようになっていって、高校時代には今柏レイソルで活躍している細谷真大がいて、彼は攻撃にすごく特化した選手なので、今は守備もできてますけど、彼の分も走るみたいなことは高校時代も結構やっていて。そういった経験で、ハードワークが自分としての武器になったかなと思います。クロスからの得点というのは、自分はプレミアの得点王になったんですが、その得点のうちほとんどがダイレクトでのゴールで、合わせるのが得意なので、クロスの入り方だったり、クロスの時にいる位置だったりとか、そういった嗅覚の部分は自分的には魅力かなと思っています。
――同じフォワードとして、お互いにすごいなと思うところはありますか
奥田 駒沢のすごいところは、まずシュートがえぐい(笑)。
駒沢 ありがとうございます。
奥田 結構練習後にシュート練習するんですけど、えぐい。ほとんど入る。それが一つですね。そして前への推進力っていうのはいいものがあるなって思いますし、使いやすいというか、選手として、スタートからでも途中からでも入れやすいなという印象があります。
駒沢 僕は陽琉くんの破壊力やパワー、それからボールを収める能力がほんとにすごいなと思っています。収める選手って意外と収めるだけになりがちなんですが、陽琉くんの場合は違っていて、例えばボールを収めてからサイドハーフにつけるパスで、僕だったら自分は収める仕事は終わったから、サイドハーフの足元にパスをつけるんですけど、陽琉くんは足元じゃなくて裏に出したりするんですよ。それはいつもすごいなと思っていて、自分も真似したいなと思うポイントです。今早稲田はワントップなんですが、いつか僕と陽琉くんでツートップを組んで、僕が裏に抜けて陽琉くんが下で収めて、みたいなことをやりたいなと思っています。
――ワントップとツートップではどちらの方がやりやすいですか
奥田 ツートップの方がボールは受けやすいですね。ワントップだと自分一人に対してディフェンスが二人つくので、一人剥がしてももう一人いるみたいな状況になりますが、ツートップであれば一対一の状況が作れるので。ツートップにして自分が前を向いて、駒沢が前に走ればそれだけで結構チャンスが増えるかなと思います。
駒沢 僕はツエーゲン金沢ではずっと4-4-2でやってきたので、ツートップには慣れています。今のワントップのフォーメーションだと、中にボランチやシャドウが3枚いて、ビルドアップからその3枚でつくって、フォワードはその次のステージで使う、みたいな感じなんですけど、ツートップは中が2枚になる分フォワード二人の受ける動きや裏へ流れる動きが重要になってきて、そこが僕は好きだったので、ツートップでも一回やってみたいなと思っています。
――奥田選手から、駒沢選手のシュートがすごいという話がありましたが
駒沢 左右両足でどの位置からでも狙えるっていうのがすごく意識しているところです。例えば右利きの選手が、「左足のシュートはそんなに上手くないからやらせても大丈夫だ」って思われると、その分プレーが限定されてしまいますが、全部できると相手の選手にとっては対応が難しくなるというか、例えばキックフェイントでも、両足のキックフェイントが使える、みたいな。なので、両足のシュートだったり、どの角度からでもっていうのはすごく意識しています。
――駒沢選手からは、奥田選手の収める力について話がありましたが、ポストプレーではどのようなことを意識しているのでしょうか
奥田 背負うことに関しては正直感覚というか、当てるタイミングとか、ボールがいつ入るのかとか、相手を外すタイミングみたいなものは感覚でやっていて、スルーパスに関しては、最後まで相手を見て、相手の食いつきを見てボールを出すようにしています。収めた分スピードアップした方がいいと思うので、足元ではなく味方を走らせるパスを出すことは意識しているというか、癖ですね。
――フォワードとしてプレーする上で一番意識していることはなんですか
駒沢 これは監督からもすごく言われていることなんですが、試合のワンプレー目で消極的なプレーをすると相手のセンターバックからも、「こいつそんなに怖くないな」って思われるので、ワンプレー目から多少強引でも強気で前に行くようにしています。相手に怖さを与えるというのはすごく意識していて、センターバックに「あ、こいつ大丈夫だ」って思われるのと、「こいつ危険だぞ」って思われるのとでは全然違って、自分が「こいつ危険だぞ」って思われることで、自分がボールに触れなくても相手のセンターバックの意識が自分に向いて、その分他の選手が自由になったりするので、より相手に怖がられるような選手にっていうのはすごく意識しています。
奥田 自分は常にゴールを目指すことかなと思います。終盤になってくると、最後まで信じて走れないこととかがあると思うんですけど、自分はレイソルでも終盤にゴールを決めることが多くて、最後までチャンスを逃さない、何点とっていようが、最後まで仕留め切るっていうのは意識してやっています。点差が開いて諦めムードになってしまうと、諦めずに走っていれば点を取れるというところに行けないと思うので、最後まで諦めない、最後まで狙い続けるというのは意識しています。どんなゴールでも一点は一点で、決めたやつがヒーローになれると思うので。
――今シーズン他大学で意識している選手はいますか
奥田 太田龍之介選手(明大)ですね。小学校の時に彼がレイソルの練習に参加することがあって、その時からの仲で、結構連絡も取りますし、一年目から出ていたのは自分と彼だったので、彼には負けたくないなっていうか、一緒に代表行こうなっていう話もしていて。なので一番意識している選手です。
駒沢 去年は関東リーグ登録されていなかったんですが、国士舘大学の東川続選手です。ツエーゲン金沢ジュニアユース出身で、去年はIリーグに出場していたんですが、Iリーグの決勝は関東リーグの閉会式と被っていて、閉会式は全員動員だったんですよ。そこで「なんだあのすごい選手は!」って、早稲田の選手もみんな驚いて。自分もまさかいるとは思わなくて、そのあとすぐに連絡しました。今年は順調にトップチームでプレーしているみたいなんですが、彼と自分はジュニアユース時代に苦しい経験を共にした仲で、その二人が今大学サッカーの大舞台で活躍しているというのが嬉しくて、「もっと俺らでやってやろうぜ」みたいな連絡はとっています。
――奥田選手は前回対談で柏レイソルの森海渡選手の名前も挙げられていましたが
奥田 やっぱり意識しますね。レイソルの試合は毎試合見ていて、関東の舞台であれだけ活躍していた彼でもなかなかベンチに入れなかったりするのを見て、やっぱりプロの世界ってすごいなって思いますし、でもその代わりに同期の細谷真大だとか、レイソルの試合を見ると知り合いばっかり出ていて、刺激しかもらわないというか、「早くこいつらに追いつかなきゃ」って思います。彼らに追いつくという意味でもほんとに今年は勝負だと思うので、自分も今年で内定を決めたいです。
――駒沢選手の学年は早稲田でも他大学でもいい選手が揃っている印象を受けますが、意識するところはありますか
駒沢 それこそ、同期で安斎颯馬(社2=青森山田)がいたり、ヒル袈依廉(スポ2=鹿児島城西)がU-22の代表に行ったりして活躍しているのでとても刺激になりますね。身近なところにそういうレベルの人たちがいるっていうのはすごくいい環境だと思いますし、自分も負けていられないなと思います。
――奥田選手は「コツコツが勝つコツ」という座右の銘をお持ちですが、この言葉を選んだ理由は
奥田 中学1年か2年の頃に、東福岡高校に赤木翼選手がいて、俺の同期の中なら(赤木選手のことを)憧れている人も多かったと思うのですが、その人から「コツコツが勝つコツ」と聞いて、その通りだと思って。自分はあまり1つ上の練習とかにも行けず、自分の代でずっと練習をして(試合に)出れていたのですが、結構1つ上の学年に行って練習をする選手もいて、だけど中学生の時はクソガキなので、「なんで俺が行けないんだよ」とか正直思っていて。実力もなく謎の自信だけあって、中学生あるあるだと思うのですが、自信はあるけど他のやつが選ばれるみたいなことが結構あって、それでその言葉に出会って、本当にその通りだと思って、今負けていても最後に笑っているのは俺だぞという意味を込めて、大事なのは今じゃないなと思って、コツコツ積み上げた先に自分が勝つ未来というのをイメージして、本当に自分にぴったりの言葉だなと思って、その時から座右の銘です。
――駒沢選手には座右の銘はありますか
駒沢 ないですが、去年の僕のブログで言ったら「結果論」ということを書いて、FWなので結果にこだわっているというか、過去は変えられないというけど、僕は過去を変えられると思っているという話なのですが、それこそ先ほど言った中学2年生の時に、チームから「お前サッカーできてないよ」と言われて。すごく悲しい扱いというか苦しい経験をしたのですが、もしそこで腐っていたらそれは悪い過去であったけど、今自分が活躍して例えばプロになったら、それも良い過去にできるというか、それがあったからこそ今があるみたいな、どんな結果でも最後にすごい結果を持ってくれば、その過程も悪いものから良いものにできるみたいな、過去でも変えられるということを意識しているというか、だからこそ結果にこだわっている、結果がすべてを証明してくれるというのはすごく感じていて、その信念を持っています。
――では少しプライベートの話をお聞きしたいのですが、お二人は仲が良くて、奥田選手が駒沢選手のことを「こまっぺ」と呼んでいるとお聞きしました
奥田 みんな呼んでるよね。
駒沢 はい。
奥田 こまっぺです。
――他に仲の良い選手はいますか
奥田 森璃太(スポ3=川崎フロンターレU18)と藤本隼斗(スポ3=柏レイソルU18)です。
駒沢 僕は同じ学年の寮生の伊勢航(社2=ガンバ大阪ユース)、石川真丸(スポ2=名古屋グランパスU18)、ヒル袈依廉(スポ2=鹿児島城西)、成定真生也(スポ2=神奈川・日大藤沢)、光田脩人(スポ2=名古屋グランパスU18)、神橋良汰(スポ2=川崎フロンターレU18)、石谷光基(スポ2=名古屋グランパスU18)と自分なのですが、それこそこの前オフに会って、カラオケに行くとか楽しい日々を送っています。
――カラオケでは何を歌うのですか
駒沢 カラオケは色んな歌を、どちらかというと自分たちは誰かが上手いから良い点数を出すというよりは、とりあえず盛り上がる曲というかみんなが歌える曲を歌いまくって喉つぶすみたいな。そんな感じですね。
奥田 楽しいよな。それが一番。
――奥田選手は森選手などとオフにされることはありますか
奥田 昔はよく買い物に行っていたのですが、最近はサウナにめっちゃ行きます。サウナは多分今流行っていると思うのですが、すごくいいです。また明日から頑張ろうと思える。スイッチがまた入るというか、数時間ですけど疲れが吹っ飛んで、何もかもどうでもよくなるというか(笑)。リセットされる。頭がすっきりして、そのまま家着いたら寝ちゃって、頑張ろうと思えるので、璃太もそれこそJ選抜の時に一緒で、その時から(の付き合い)ですけど、一緒にプロを目指していて部屋も同部屋ですし、同じものを掲げている同士として、良いプレーをして一緒に良い練習をして、良いサイクルができているかなと思います。
――駒沢選手はサウナに行きますか
駒沢 たまにで、最近は行ってないです。
――奥田選手と二人でサウナに行くことはないのですか
駒沢 行って無いですね。
奥田 別に行けますよ(笑)。 ただ、今ちょっと大変なので…(笑)
――このオフはどう過ごされましたか
駒沢 僕は実家の石川に帰って、自分の友達というか今でもサッカーやっているやつと集まってサッカーをしたり、普通に遊んだりとかそんな感じでした。そこは普通の大学生活ができたという感じで楽しかったです。
奥田 普通に遊んで、20歳を迎えたので、ちょっとお酒を飲んだりして、成人式があったので楽しんで。でも去年あまり納得がいかなかったので休みすぎず、トレーニングも行って、自主練だったりトレーニングしてくれる人のところに行ったりとかして、過ごしていました。1日オフというのがあまり好きではなくて、午前中に何かをして午後休むというのが好きなので、そういう感じでした。
――トレーニングで中心的に鍛えたところはありますか
奥田 全身の筋トレはするのですが、自分的には下半身の方をメインにというか、結構体が硬かったりするので、乳酸耐性といって、体をわざと疲れさせたときにバランス系のトレーニングをして、疲れている時でも器用な動きができるようにするトレーニングとかを、下半身中心にたくさんやりました。
――駒沢選手も自主トレを行いましたか
駒沢 自主トレは、友達に一人人工芝のコートを持っている友達がいるんですよ。本当にすごいやつなんですけど、石川って雪で全然サッカーができないので、そこに通ってサッカーというか玉蹴りをして、オフは楽しみました。でも、陽琉くんが言っていた、一日オフが嫌というのはすごく分かって、サッカーをこれだけ続けていると、何もしない日が続くと無性に罪悪感にかられるというか、動かなきゃというか。
奥田 マジでそう 。
駒沢 そういった気持ちにかられるのですよね。だから午前中はスポーツセンターとかそいつの家でちょっとサッカーをして、体を動かして、午後は思いっきり遊ぶという生活をしていました。
奥田 めっちゃ分かる。
駒沢 好きで(サッカーを)やっているのですが、どこかやはりやらなければならないというか。
奥田 そうなんですよ。なんかもう2日連続で遊んでいたりすると、罪悪感というか「俺こんなことやっていていいんだっけ」みたいな変な感じなんですよ。だから午前とかは動いて、「今日やったし」という感じで遊ぶと良いのですが、(一日中)遊びだけはダメですね。何なんだろうねあれ。
――朝食を食べることと同じで生活の一部にサッカーがあるという感じですね
駒沢 そんな感じです。
奥田 本当にそうです。ご飯食べるみたいな感じです。
――1人の時にする趣味みたいなものはありますか
奥田 1人の時はカフェが好きです。コーヒーを飲むようになってから、カフェがもっと楽しくなって、読書して。後はNetflix見たりYouTube見たり、結構プレシーズンの時も朝練というか8時から練習があったので、午後丸々空いたりするんですよ。11時には絶対(練習が)終わっているので、午後もオフにやっていた自主トレとかを入れて、二部練とかにしてたんですよ。それで毎日は二部練やらないので、週に2回位午後にオフがあると、めっちゃいい気分になって(笑)。「今日何もねえ!」みたいな(笑)。そうなったらすごく生活が安定したというか、ずっとぐうたらしていると自分的には気持ち悪いので、予定を適度に入れることで、オフの充実感がもっと増すというか、「うわぁ。今日何もねえ。最高!」みたいなのが本当に良くて、結構二部練にハマっていました。二部練をしてたまにオフ(になること)がこのオフの楽しさを倍増させるというか、その時にコーヒー一杯とかYouTubeを見てました。
駒沢 僕もここ1カ月くらい朝練があって、8時~10時で終わるので、午後何も無いみたいな、それで寮なので何もすることがないので、そうなると寝ちゃうんですよ、でも寝ると夜寝れなくなって次の朝練が…みたいになるので、絶対寝ないためにどうするかというのをすごくやっていたのですが、前回の対談では陽琉くんとたまたま同じローランドの本読んでいるとか、僕もちょっとコーヒーにハマりつつあってとか言っていたのですが、僕はあまり続かないので、今はすでに全くそういうことはやっていなくて。一人の趣味というのはそんなにないので、寝ないために寮の誰かとどこかに行くであったり、何かするだったり、筋トレに行くとか誰かの部屋に集まって映画とかを見るとか、そういうことをやっていたのですが、でも2日に1回は爆睡しちゃってみたいな生活をしていました。
――奥田選手は先ほどYouTubeを見るという話がありましたが、どのような動画を見るのですか
奥田 好きなYouTuberはコムドットと東海オンエアで絶対見ます。東海オンエアは昔から好きでコムドットは自粛期間に暇すぎてハマったという感じです。
――サッカーの試合を見たりはしますか
奥田 言い忘れていたのですが、サッカーも最近むちゃくちゃ見るようになったというか、知り合いがいっぱい出ているし、ずっとバルサファンなのですが、バルサ弱かったのであまり見ていなかったのですが、最近強くなったので、見る気も増して、バルサは絶対一試合見て、そんな感じでサッカーも見るようになりました。
――レイソルの試合も見るのですか
奥田 レイソルの試合は絶対見るようにしていて、真大とかが決めたらめっちゃ嬉しいし、「俺も点取りてえ」となるし、なんか上からですけど、こいつこんなに守備できるようになったんだとか、新たな発見というか、レイソルとバルサは絶対見ます。
――駒沢選手はサッカーの試合を見ることはありますか
駒沢 サッカーの試合は、ハイライトはJリーグ、海外の主要なチームの試合は見ます。僕もバルセロナが好きで、バルサは絶対見ています。
――お2人ともFCバルセロナが好きということですが、きっかけはどういうものでしたか
奥田 俺はロナウジーニョに憧れてしまったというか。小さい頃に「うわ、上手すぎる」と思ってもう虜です。そこからはバルサ一筋で、ちょっと(クリスティアーノ・)ロナウドにハマりかけて、マンチェスターユナイテッドにはハマりかけたのですが、レアルマドリードに行ったので、「こいつは裏切り者というか、こいつはそっちか(笑)」となって、バルサになんとかとどまることができました。
駒沢 僕は小さい頃、小学校か幼稚園の時とかに、まだ何も知らないというか、Jリーグとかは知らないけどバルサは知っていたみたいなところから好きになりました。その時むちゃくちゃ強かったので、多分初めて買ったユニフォームがメッシみたいな感じで、昔から好きで、中学3年の時に家族旅行で1回バルセロナに行って、それで(生で)見て改めて好きになったというか、そういう思い出込みでバルセロナが好きです。
「サッカーに対しての熱がすごい」(駒沢)
昨シーズンは早慶戦で得点を決めた駒沢
――リーグ戦が始まるということで、新チームの雰囲気はいかがですか
奥田 去年よりサッカーに対しての熱がすごいというか、4年生がそういった学年なので、サッカーに対する熱とか情熱とかがある学年で、去年がなかったというわけではないですけど、そこを重視する学年なので、サッカーに関して言われることは多くあって、去年だったら声を出すとか、勢いを出すとかがあったのですが、今年は結構ピリッとした雰囲気というか、本当にサッカーに対して本気で全員がやるというのが新チームの特徴かなと思います。
駒沢 僕もそう思っていて、去年すごく感じたのが、組織としてあれだなと思っていたのですが、今年はどちらかというとユースっぽいというかすごくサッカー中心にというか、すごくサッカーを追い求めているというか。メンバーもすごいので、すごい結果を残さなければおかしいチームなのではと思っています。
――新チームのDF柴田徹主将(スポ4=湘南ベルマーレU18)やDF鈴木俊也副将(商4=東京・早実)は新チームにとってどういった存在ですか
奥田 今までとあまり変わらないです。2人とも先頭を切ってというタイプではないので、2人のことを伝えるのは難しいです。俊也は声を出すこととかは意識しているのかなと思います。今俊也はケガをしているので、練習試合とかを見ながら声を張り上げていると思います。俊也はそういったところは意識的に、去年(試合に)ほとんど出ていましたし、ディフェンスリーダーとしての自覚というか今やれることは、上からになっちゃうのですが、自分なりにやっているのかなと思います。結構意識的に声を出しているなと思います。
駒沢 今僕たち2年生は先ほどからも言っているのですが、ちょっと問題があるというかチームに迷惑をかけてしまっていて。俊也くんや徹くんからありがたいお話しをいただく機会があったのですが、その中ですごくチームのことを考えているからこそ、自分たちにそういう言葉を送れるのだろうし、お前たちに期待しているからこそお前たちはこうなってほしいみたいなことを言ってくれるので、自分たちもその主将・副将の思いに乗っかりたいし、そのために貢献したいなと思える素晴らしい人たちです。
――新主将の柴田選手は、主将として色々話しかけながら引っ張っていくタイプですか、それとも少し静観して背中についてこいというタイプですか
奥田 どっちもだよね。結構話しかけてくれるし、でもあまり背中についてこいというかたちでもないか。まだわからないですけど、でもキャプテンはシーズンが始まってからが本性が出るというか、うまくいっていたらそのままだし、うまくいっていなかったら、ちょっと変えなきゃいけないしという、シーズンが始まってからだという感じがするので、まだどういうキャプテンかは答えるのが難しいです。徹君が悪いわけではないですが、昨年・一昨年は分かりやすかったというか、杉(杉山耕二、令3スポ卒=現ファジアーノ岡山)君は圧倒的熱量というか、大リーダーシップみたいな、雄大(田中雄大、令4スポ卒=現ファジアーノ岡山)君は背中で見せる、徹君はその両方の要素を持っているかなと自分的には思うので、シーズン始まってからどうなるかなというのはあります。今はこれと言ってないですが、良くも悪くも良いサイクルを起こせているかなと思います。
――駒沢選手はいかがですか。
駒沢 同じです。ただ去年縦割り班が一緒で、すごくお世話になっていたのですが、考えが深いというか、結構哲学的な話をする面もあるので、そこをチームに落とし込んでくれたら、すごく良い集団になるのかなと思います。
――今シーズン新チームが目指すサッカーはどういったものですか
奥田 パスサッカーです。ゲームを支配するということを第一に掲げているかなと思います。AT(アナライズチーム)の一番上がDF島崎元(スポ4=川崎フロンターレU18)で、フロンターレ出身なので、しかもその代(4年生)はポゼッションサッカーをしてきた人が山下雄大(スポ4=柏レイソルU18)とか丹羽(匠、スポ4=ガンバ大阪ユース)君とかがいるので、その戦術が良いのではないかという感じで始まりました。
――パスサッカーを目指すうえでのチームの完成度はいかがですか
奥田 デンソー(デンソーチャレンジカップ)組も帰ってきて、(去年)やっていたことが違ったので、今は合わせつつですけど、まだまだ課題はあって、やはり2、3カ月でチームが出来上がったら、どのチームも強くなるので、新しいことをやっているので、そこまでうまくいかないこともありますけど、トライアンドエラーで、どんどん詰めていくしかないかなと思います。
――自分も含めて新チームのキーマンになる選手、注目すべき選手は誰ですか
駒沢 僕はMF植村洋斗(スポ3=神奈川・日大藤沢)君です。デンソーでもすごく活躍して、去年も代表での活躍もあって、僕も洋斗君からのパスで、公式戦でも練習試合でも得点することが多いというのが実際にあって、すごくやりやすいというのもあるし、本当に「上手いな」と、試合中も見ていてボソッと言ってしまうくらい上手いので、僕の立場から注目しているみたいなのは上からですけど、ぜひ早稲田を引っ張っていってほしいと思います。
奥田 迷うなあ…。個人的に今サイドバックが大事だと思うので、藤本隼人は渋くて良いのではと思います(笑)。後、もう一人期待しているのは、平瀬大(スポ4=サガン鳥栖U18)。やはり3年間けがをしていて、4年目ということで、ずっとけがをしているのにずっと元気だし、大君のそういう姿勢を見たら、俺も頑張らなければと思いますし、悩んだときとかに俺の話を聞いてくれるので、俺からしたら良い兄貴で、本当に苦しんでいる姿をずっと見てきたので、ピッチ上で元気な姿というか野獣なプレーを見たいなというのは個人的にあります。
――学年が1つ上がったことでの意識や行動の変化は何かありますか
駒沢 早稲田に来て始めて後輩が来て、2年生という立場で、1年生に一番近い学年であるからこそ、すごい仕事を教える立場であったり、1年生から信頼されたり、1年生の見本になる学年だと思うので、自分たちがしっかりしていれば1年生がそれを見て育って、それが早稲田のア式の基準となると思うので、そこはすごく意識していて、自分たちがすごくいい加減だと、1年生もそのいい加減なものをみて育って、それが4年間基準となって育っていくことになってしまうので、1年生のお手本になれるようにということを意識してやっています。
奥田 去年は2年目で、もっと上手くいくと思っていたし、だけど(試合に)出られなかったからといってまだ2年だしという行動の甘えというか、まだあと2、3、4年があるしみたいなふりをしていたけど、4年生になってから追い込まれるのでは遅いし、本当に今年に懸けてじゃないですけど、今年が大学サッカー最後なんだという気持ちを持って、後がないという気持ちで日々を過ごしたいなと思います。
「チームを勝たせるエースストライカーになる」(奥田)
代名詞ともいえるポーズを披露する奥田
――先ほど少しお話にもありましたが、3年目ということでプロ入りに向けても勝負の年になると思います
奥田 今年絶対プロ入りを決めたいなと思っています。自分は五輪世代ですし、そんなに公にはしていないですけど、五輪に出たいという気持ちはもちろんあるので、そのためには3年目でプロ入りを決めるということは必要不可欠というか、絶対に必要な気がしているので、それに向けて今年1年勝負の年にしていきたいなと思います。
――今シーズンの具体的な目標は
奥田 得点王です。具体的な数字は決めていないですけど。複数得点もあると思うので、1試合1点換算というか、何試合中何点で同じ数字になったらいいなと思います。
駒沢 僕は二桁得点とデンソー(のメンバー)入りというのを決めているというか、今シーズンの目標として考えています。
――同期の選手がデンソーに多く選ばれる中、自分が選ばれなかった悔しさはありますか
駒沢 はい。デンソーに出るためには結果もそうですし、試合数とかそういう要素もあって、自チームで本当に活躍している選手しか呼ばれないと思うので、まずはそこに選ばれることが自分の中でプロに選ばれるための基準だと思っているので、次のデンソー入りは絶対にと思ってやっています。
――チームとしての目標は
奥田 今年は駒沢も言っていましたが、メンバーもすごく良いと思いますし、やっていることも少し難しいですけど、マッチしたらすごいチームになると思うので、全タイトルを獲りたいと思いますし、1月1日にインカレ決勝が国立であると思うので、それは意識しちゃうというか、考えるだけでにやけてしまうというか、そこは絶対に行きたいなというのは多分早稲田に関係している人ならみんな思っていると思うので、国立に行きたいなというのはあります。
――では最後に今シーズンの抱負をお願いします
駒沢 自分の今言った目標の達成とチームでの日本一を両方、チームとしても個人としても目標を達成して、1月1日が終わった後に良い気持ちで終われたらなと思います。
奥田 自分はFWなので、チームを勝たせるエースストライカーになって、プロ内定の話をもらって今年1年終われるように、チームとしても本当にタイトルが大事であると思うので、タイトルを獲って終われるようにしたいなと思います。
――ありがとうございました!
(取材・編集 栗田優大、髙田凜太郎、安岡隼人 写真 前田篤宏、内海日和氏、橋口遼太郎氏、永田悠人氏)
※学年は来年度のものを使用しています。
新シーズンへの意気込みを書いていただきました!
◆奥田陽琉(奥田・ひりゅう)(※写真左)
2001(平13)年5月23日生まれ。181センチ。柏レイソルU-18出身。スポーツ科学部3年。20歳を迎えたということでお酒を飲んでみたという奥田選手。ですが、あまりお酒は好きではないそうです。」お酒なくても深い話はできるし、ジュースの方が美味しいと思うので(笑)」。その通りだと思います!
◆駒沢直哉(こまざわ・なおや)(※写真右)
2002(平14)年5月17日生まれ。178センチ。ツエーゲン金沢U-18出身。スポーツ科学部2年。オフの日は映画を見るという駒沢選手。先日は石川真丸選手からおすすめされたというバットマンを一気に3個見たそうです。その時の感想は「ヒーローになりたい」。今シーズンはたくさん点をとって早稲田のヒーローになってほしいです!