【野球】德丸快晴選手インタビュー「いいところはあまりない」2026年秋季早慶戦前特集

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 今春の首位打者、德丸快晴(スポ2=大阪桐蔭)。体調不良で8月の南魚沼キャンプを離脱するも、今季もここまでチームトップの打率.361をマークしている。早大史上初の2季連続首位打者も射程圏内だ。そんな德丸に、今季の振り返りや4年生への思い、早慶戦に向けた意気込みを伺った。

※この取材は10月25日にオンラインで行われました

春のほうが正解というわけでもない

ーー今季を振り返って
 チームとしては春(春季リーグ戦)に比べて良くなっていますし、順位も上がっているんですけど、優勝を逃してしまったので。そこを見ると、全然良くなかったシーズンなのかなと思います。個人としてはあまり調子が良くなかったんですが、その中でも最低限のバッティングはできているんじゃないかと思います。

ーー調子が良くないと感じていた部分は
 8月にキャンプインしてから、トップからスイングに行くまでの動きが春とは違っていて。今もなかなかハマっている感じではないので、そこは良くないところかなと思います。

ーーキャンプでは体調を崩して出遅れました。復帰までに意識したことは
 特にないです。リーグ戦に間に合って、しっかり活躍できるようにと思っていました。

ーー調子が上がらない中でも、チームトップの打率をマークしています。安定感の要因は
 春(のバッティング)とは違うんですけど、違うなりに。春のほうが正解というわけでもないので、自分の打てるかたちを見つけて、今はやっているという感じです。

ーー今、手応えを感じている部分は
 いいなと思っているところは、あまりないですね。

ーー守備や走塁など、打撃以外の面は
 バッティング以外の面は、もっともっとレベルを上げていかないといけないと思っています。

ーー大学日本代表の選考合宿にも参加しました。紅白戦などでアピールしましたが、本選出とはなりませんでした。吸収できたことは
 大学のトップレベルの選手が集まっている中での練習会だったので、プレーの面もそうですし、野球以外のことでもいろいろと学べることが多く、すごくいい経験になりました。

ーー法大・境亮陽(2年)の存在は意識しましたか
 特に意識はしていないですけど、同じ部屋だったので、普通に話したりはしました。

ーー落選の悔しさは
 選出されたら良かったんですけど、落ちてしまったので、来年入れるようにしっかり頑張ろうと思いました。

最後勝って終わることが一番大事

ーー早慶戦に向けて、今のチームの雰囲気は
 優勝はなくなってしまったんですけど、最後の早慶戦はやっぱり特別なので。勝ち切れるかどうかが本当に大事だと、監督(小宮山悟、平2教卒=千葉・芝浦工大柏)からずっと言われています。早慶戦でしっかり勝って秋のシーズンを終われるように、今はチームとしてまとまってきているという感じです。

ーー早慶戦は4年生とともに戦う最後の公式戦です。4年生への思いは
 自分が入ってからの2年間一緒に野球ができて、その最後の試合にもなるので。寮生活も含めて、早慶戦で終わってしまうのはすごく寂しいんですけど、最後に勝って終わることが一番大事かなと思っています。勝てるようにやっていきたいです。

ーー特に仲のいい4年生は
 みんな仲がいいんですけど、井櫻さん(悠人、スポ4=香川・高松商)とマネージャーの千葉さん(海翔、教4=岩手・盛岡第一)とは特に仲がいいです。

ーー思い出のエピソードは
 東伏見に「カリカ」というネパール料理店があって、井櫻さんとはそこによく一緒に行っていました。井櫻さんがその店員さんに似ているという話になって(笑)。

ーー小宮山監督にとっても今年が最終年です。德丸選手にとってどのような存在ですか
 現役時代を知っているわけではないんですけど、プロ野球で活躍された方なので、大学に入る時は「どんな人なんだろう」と思っていました。早稲田大学野球部への思いがすごく強い方なので、最後の特別な早慶戦で勝って終われたら、監督としてもいい終わり方ができるのかなと思っています。

ーー德丸選手にとってプロの世界とは
 野球を続けている以上、プロ野球という厳しい世界で活躍したいという気持ちはあるので、頑張りたいと思います。

(2季連続首位打者を)意識はしている

ーー早慶戦で見せたい活躍は
 個人としてももっと打率を上げて、首位打者を狙えるなら狙いたいです。本塁打も2本打っていますが、もっともっと打ちたいと思っているので、バッティングでしっかり活躍できたらと思います。

ーー2季連続の首位打者は意識していますか
 はい。意識はしているので、取れればいいなという感じです。

ーー最後に早慶戦への意気込みを
 4年生の最後の試合で、小宮山監督にとっても最後の試合になります。しっかり2連勝して、勝ち切って終わるのが一番いい終わり方だと思うので、自分が活躍して勝利に貢献できるようにやっていきたいと思います。

(取材・編集 石黒周次郎)

◆德丸快晴(とくまる・かいせい)
2006(平18)年5月3日生まれ。178センチ、86キロ。大阪桐蔭高出身。スポーツ科学部2年。今後の目標は「大学日本代表に入ること」と德丸選手。進化を続ける若武者のさらなる飛躍に期待です!